トムラウシ
- GPS
- 56:00
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 1,506m
- 下り
- 1,496m
コースタイム
20日 4:30短縮登山口ー7:30コマドリ沢ー8:50トムラウシ平ー9:40トムラウシ公園ー12:40南沼 休憩の後13:20トムラウシ山頂 南沼テント泊
21日 4:40南沼ー5:30トムラウシ公園ー7:20コマドリ沢ー10:20登山口
天候 | 19日曇り 20日麓からロックガーデンまでガスその上は晴れ 21日快晴麓付近曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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写真
感想
久しぶりに3連休が取れそうだったので今年のメインイベントの一つであるトムラウシに的を絞って約2週間前から計画をたてた。当初は旭岳からの縦走を考えたが、体力の低下を感じる昨今、天人峡からのピストンにし、ヒサゴにテントで泊まろうと決定。急遽テントを購入し、19日の昼過ぎに札幌を出発。車中で相方と話しているうちに天人峡からヒサゴも遠くないか?ということになり、ここは安全策で短縮登山口から登り、南沼でテント泊しゆっくりと頂上を堪能しようということになった。車は一路トムラウシ温泉へ。トムラウシ温泉の指定キャンプ地には18時頃到着。3連休だったため先客がすでにありテント5、6張りが設営されていた。それでもテントスペースは十分にありトイレも水場も完備されている。
20日3時ころ曇り空なかテント撤収、車で更に楽をすべく短縮登山口に向かう。夜の林道は舗装されていない道の凸凹がライトで照らされて余計に悪路に見え、普通の乗用車では可哀想すぎる気持ちになりながら約20分で駐車場に到着。ここも先客が20台位止まっており、我々が出発の準備をしている間にも続々と入ってくる。その中にはバスでやってきた団体さんも、一体何人のパーティだ?
4時30分ころ出発。曇り空のなか森林帯を登っていく。その間にも例のバスの団体さんや日帰りのパーティにどんどん抜かされていく。仕方がないでしょ!こっちは旭岳まで縦走するのだから体力温存なのよ!と妄想話をしながら着実に高度をかせいでいく。途中、団体のリーダー(添乗員?)らしき方の観光説明?ウンチクに耳を傾けながら、ふむふむなるほどそうなのか、と。天気はあまり良くなくガスってる。
コマドリ沢を少し過ぎたあたりで本日一番の下山者と出会う。朝は晴れ渡ってご来光を拝めたそうだ。「ロックガーデンから上は晴れてますよ!」と言ってもらいやる気も倍増。しかし雪渓を黙々と歩くのは辛い・・・雪渓を抜けると今度は岩、あー疲れたと思ったころガスが晴れてきた。この瞬間はいつ味わっても感動ものだ。先ほどの下山者の言うとおり上部は晴だった。
天気は風もなく最高であったのだがここに来て疲れがではじめる。前トム平から南沼まではただただ歩くのみ。空身のおばちゃんが羨ましいゾ。途中、エゾコザクラのお花畑、チングルマのお花畑、コマクサの登場とトムラウシ公園という自然の芸術に励まされながら南沼に到着。
早速テントを張り、一時休憩。イビキをかいて寝てしまいまった。
午後1時すぎ、空身で頂上を目指す。およそ30分弱で登頂。北東方面はガスがかかって見えなかったがまぁ満足。旭岳から来たお嬢さんの(もはや人妻?)披露宴お返しビデオ撮影に協力させていただき頂上は一時「結婚おめでとー」の喝采の嵐が吹き荒れる。嵐は嵐でもこういう嵐なら全然OKだわ。
夜、深夜まではガスってたようだが、2時ころから月も見え快晴になった。相方は苦労の末、天の川撮影に成功。私はカメラの使い方がよく分からず断念!
朝起きると日の出前で、十勝連山が朝焼けに輝く姿を一部始終見ることができた。感動ものです。だから山はやめられない!美しいモノを見て感動し涙することが実際にあるのだと、そんな気持ちになったことのない人たちに見せて教えてあげたいくらいだ。
5時前にはテントを撤収し下山にかかる。最終日も祝日なので日帰り登山者が次々と登ってきた。前トム平の登りで最初の登山者とすれ違う。その後合う方々に、昨日我々が励まされた言葉をかけていくことになる。「上は快晴ですよ!」
午前10時半ころ無事下山。当初山行前の天気予報では雨も覚悟していたが、蓋を開けてみたら絶好の山行日和で、山の神様は我々に(特にわたしに)普段の行いに対するご褒美をくださったのだ。
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