五宗山・天子ヶ岳


- GPS
- 02:56
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 1,457m
- 下り
- 1,421m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
天子ヶ岳:田貫湖から天子の森オートキャンプ場を抜け、少し行くと道が二又に分かれていますのでそこを右に進みます。右の路肩に「天子ヶ岳→」という小さな案内板が立っているのをGoogleマップで確認しました。道は舗装と未舗装が半々ぐらいの林道です。以前春先辺りだったと思いますが、登山口の下見に来た際にはもっと道の状態が悪く、帰るころにはフロントがドロドロになってグリルの中の方まで泥が入ってしまったのですが、そこから結構整備が進んだようで、コンクリートの舗装が結構増えていましたし、未舗装の部分もかなり踏み固めたようで、車が傷つくことを心配するような箇所はぼほありませんでした。こちらも登山口の目の前まで林道が通じていて、というかもっと下から登山道が続いているのですが、地図上で登山口2とあるように、登山道を林道が横切っていて、ここが第2の登山口となっていました。で、登山口の目の前が林道広くなっていましたので、脇に停めさせていただきました。 今回はどちらも周りに民家など見当たらず、気兼ね無く登山口目の前駐車ができたのでラッキーでしたね。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
五宗山:スタートからいきなり急登、しかも尾根の刃渡りです。尾根はすぐにトラバースに変わりますが、ずっと登りが続きます。登り切ったところが猪之頭峠です。ここはこの後登った天子ヶ岳から、長者ヶ岳、熊森山、毛無山、竜ヶ岳と続く縦走路の稜線上になります。 ちなみに今年はコース変更があったようですが本来は、この辺り(天子ヶ岳登山口から縦走して猪之頭峠から市街地に下る)はUTMFのコースのようですね。試走コースとして公式サイトに紹介されていました。 ちなみに2年前の暮れに、長者ヶ岳〜竜ヶ岳までを、いつもの相方氏と一緒に縦走したことが思い出されます。(まだその頃はヤマレコに山行記録書いてませんでした・・・) 今回はその極一部ですが、猪之頭峠から熊森山までを2年前とは逆に通過して、熊森山山頂から稜線を別れて五宗山を目指すこととなります。そしてこの熊森山山頂までが結構な急登です。無茶しなければ特に危険はありませんが、帰りは特に下りですので注意しましょう。 熊森山山頂に着いたら、長者ヶ岳の方を向いて右手、身延側に進みます。山頂看板の少し奥に赤いテープがあります。ここからは一旦下りになります。途中急坂もありますし、落ち葉も多いので無茶はせずに確実に。 下り切った地点、尾根の刃の上ですが、右側が大きく崩落しています。そのすぐ脇を通過しますので、崖に近づきすぎないようにご注意を。崖っぷちはいつ崩れてもおかしくない状態に見えました。 そこから一度軽く登って小ピークを通過したら再度少し下ります。その後が山頂を目指す本格的な最後の登りになります。基本的に山頂まで尾根を登るのですが、特に登り返しの最初の方は尾根が広くて分かりづらいかもしれませんし、それは下りの方がなおさらだと思います。テープも多くはありませんので、アプリでルートをしっかり確認しながら進みましょう。 最後登り切っても山頂表示が中々現れません。山頂は平坦で広く、本当のピークは一番奥の方にあります。 下山は来た道を戻るのですが注意点が1つ。山頂広場から下りに入る際、右手の尾根に目立つピンクリボンがあってそっちに進みそうになりますが、そちらは別のルートになりますのでご注意を。来た道は左の尾根になります。こちらにも一応リボンは付いてます。 熊森山までは再度登り返しがありますし、その先も傾斜がきつかったり、足元悪かったり、道も細いところが多いですので、最後まで気を抜かずに。 天子ヶ岳:こちらもコース図の距離と高低差から結構な急登を覚悟して臨みました。確かに急登はありましたし、石ゴロゴロな路面もあったりはしたのですが、途中に広くて傾斜も緩く、登りでも走れる区間がありました。そしてその際で急登になるのですが、尾根を細かいスイッチバックで登って行く感じで、意外とガンガン登れてしまいました。通常自分の場合、そこそこな急登で元気だと、10分で150m登れるといいペースという目安があります。それ以上に傾斜がきつ過ぎたり、道が悪かったり、逆に緩斜面が多くても登るペースは上がらないので、150m/10分以上のペースで登れるというのは、少々超えることは偶にあったとしても、大きく超えたというのはほぼ記憶にありませんでした。 でもこのコースの終盤、アプリのアナウンスが10分間隔で鳴るのですが、1,051m通過の後、ちょっと頑張ってガンガン攻めて登ったところ、何と次のアナウンスでは1,234m!10分で180m以上も登ってしまいました!いや〜、登りを鍛えるにはいいコースですね!実は下りの途中で下から登ってくる同業の方(トレイルランナー)とすれ違いまして、そしてその方、来ていたTシャツが、以前私も出場して終盤に足全体がつって地獄を見た修行走のものでした。その方もトレーニングでこのコース利用してるんですね。 山頂の少し手前まで来ると傾斜が緩み広い地点に出ます。左手に小さな神社?祠があり、「富士見台」の案内表示が。帰りに寄りましたが、すぐ先に富士山がよく見えそうな展望スポットがあったのですが、残念ながら今回は富士山の上部は雲の中すっぽりでした。 山頂へは富士見台から2分程度で着きます。山頂は木に囲まれて眺望は無し。景色がいいのはやはり富士見台の展望台だけのようですね。 このコースは下りもいい感じに攻めることができました。 途中の平坦区間は結構なハイペースで行けるのはもちろん、それ以外のところも、決して気持ちよく走れる路面ではなく、慣れてないと難しいテクニカルな路面なのですが、集中力を切らす事無く攻め続けることができたので、650mほどを27分で下り切ることができました。トータルタイムが1時間13分ほどでした。登る前は道が険しかったりしたら2時間オーバーを覚悟していましたが、予想以上に速かったですね。いいトレーニングでした! |
写真
感想
久しぶりのハシゴ登山。
調べてみたら7月頭の大烏山・ゴトメキ以来約4か月ぶりでしたね。
その間も複数登頂は何度かありましたが、1つ登って車移動、というのはそれ以来。
もうすっかり秋、というか早朝とかは家の辺りは霜降りたりしててほぼ冬です。
そんな中、遅くなった日の出に合わせて6時スタートを目指して家を出たもののまさかの林道通行止めで大幅遅れ・・・
まぁでも、6時スタートで、山が予想以上に大変だったら天子ヶ岳ゴールは昼頃を想定していましたが、それが11時10分台だったので、特に天子ヶ岳の走りには結構満足しています。
そして、これで甲斐百山の制覇も2座追加して、97座まで来ました!
残り後3座。御殿山、大岩山、大唐松山です。大岩山は甲斐駒経由のルートの下山途中だし、大唐松山は2,500mオーバーでしかもマイナールートの1,700mほどの登りとかなりハードですので、今年中の登頂はちょっと厳しいと思ってます。先週から1週間天気良ければ甲斐駒ワンチャン行けるか?とも考えてたのですが、残念ながら州の始めの方に雪積もってしまいましたので、ひょっとしたら一旦溶けてる可能性も無くはないのですが、無理はしたくないし行く時は黒戸尾根タイムアタック気味にハイペースで行きたいので、来年まで待ちたいと思います。
そして大唐松山は、個人的に甲斐百山のラスボスに位置付けてますので、他の2座制覇した後に満を持してチャレンジしようと思ってます。
ということで、せめて年内に御殿山は登っておきたいなと思っています。ホントならアクセス路さえちゃんとしてれば十谷峠まで車で上がってアップダウン少な目稜線往復であっという間に帰って来れる山なんですが、表の富士川側も、裏の早川側もどっちも林道閉鎖中という最悪の状態で、今登ろうと思ったら林道を走るか、麓から1000m近くを登らなくてはなりません。林道走るなら早川側が近くていいのですが、ゲートが集落のすぐ先で車を置けそうな場所が微妙です。富士川側の林道はゲートから峠まで距離長いのでさすがにそっちを走るのはちょっとやる気が起きません・・・
ということで、来月末には修行走出場も控えていますので、登り鍛える意味でも麓から登ろうかなと今は考えています。最短ルートハンターとしては不本意ですが。
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