空が白んでくるまで車内でウトウト。5:30をまわったところで装備を整えはじめた。いざスタート。
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10/29 5:50
空が白んでくるまで車内でウトウト。5:30をまわったところで装備を整えはじめた。いざスタート。
中房温泉・有明温泉の周囲はカラマツなどの紅葉があるようだ。下山時にあらためて目を楽しませてもらおう。
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10/29 6:02
中房温泉・有明温泉の周囲はカラマツなどの紅葉があるようだ。下山時にあらためて目を楽しませてもらおう。
裏参道を進む。序盤からなかなかの斜度をもつコースだと感じさせる。
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10/29 6:07
裏参道を進む。序盤からなかなかの斜度をもつコースだと感じさせる。
有明山は北アルプスの前衛峰。樹林帯が山頂まで継続するルートだが、アルプス本峰のモルゲンが垣間見えた。
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10/29 6:09
有明山は北アルプスの前衛峰。樹林帯が山頂まで継続するルートだが、アルプス本峰のモルゲンが垣間見えた。
ロープが備えられている。ここはまだ大した斜度ではないのだが、下りでは前のめりにならないように、これを掴めばより安心ではあるだろう。
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10/29 6:23
ロープが備えられている。ここはまだ大した斜度ではないのだが、下りでは前のめりにならないように、これを掴めばより安心ではあるだろう。
念のためのロープまで整備されているから、裏参道は安心して進める。登頂に至るまで、悩む場面はなかった。
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10/29 6:32
念のためのロープまで整備されているから、裏参道は安心して進める。登頂に至るまで、悩む場面はなかった。
刻まれた文字がやや読みにくいが、四合目だ。
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10/29 6:50
刻まれた文字がやや読みにくいが、四合目だ。
特に切れ落ちているわけではないが、斜めった路面をトラバースする場所には鎖もある。
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10/29 7:03
特に切れ落ちているわけではないが、斜めった路面をトラバースする場所には鎖もある。
周囲の山肌はカラマツが黄色く染まる。
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10/29 7:06
周囲の山肌はカラマツが黄色く染まる。
ひたすら腿上げ運動を繰り返すようなコースだ。パーティー登山する際など、小石の落石を起こさないように歩こう。
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10/29 7:16
ひたすら腿上げ運動を繰り返すようなコースだ。パーティー登山する際など、小石の落石を起こさないように歩こう。
週の前半に来た寒波と降雪だが、有明山ではほぼ溶け消えた。日影にまばらに積雪が残るのみ。
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10/29 7:18
週の前半に来た寒波と降雪だが、有明山ではほぼ溶け消えた。日影にまばらに積雪が残るのみ。
燕岳の山頂部が見えた。その下には雲が大量に湧いている。
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10/29 7:18
燕岳の山頂部が見えた。その下には雲が大量に湧いている。
残雪がひときわ目立つ左手の高峰は、大天井岳であろう。
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10/29 7:18
残雪がひときわ目立つ左手の高峰は、大天井岳であろう。
橋もしっかり整備。
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10/29 7:19
橋もしっかり整備。
ロープ場は各所にある。
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10/29 7:25
ロープ場は各所にある。
頭上はけっこう晴れていて木漏れ日が暖かいぐらいだが、麓は全面的に雲が湧いている状態だ。この後は山頂部も曇っていく天気予報。
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10/29 7:25
頭上はけっこう晴れていて木漏れ日が暖かいぐらいだが、麓は全面的に雲が湧いている状態だ。この後は山頂部も曇っていく天気予報。
表銀座の稜線は現状、好天。
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10/29 7:42
表銀座の稜線は現状、好天。
いちどダウンし、それからハシゴで再びアップしていく。
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10/29 7:44
いちどダウンし、それからハシゴで再びアップしていく。
有明山裏参道の全体距離は短い。しかし標高差は大きく、短距離で高度を上げている急登続きの山だ。だいぶ高くなってきた。だが樹林帯は続く。
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10/29 8:09
有明山裏参道の全体距離は短い。しかし標高差は大きく、短距離で高度を上げている急登続きの山だ。だいぶ高くなってきた。だが樹林帯は続く。
急登。ときどき蜘蛛の巣を突き破る。本日、裏参道の先陣をきっているのは我々のようだ。
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10/29 8:09
急登。ときどき蜘蛛の巣を突き破る。本日、裏参道の先陣をきっているのは我々のようだ。
九合目だと思われる。
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10/29 8:12
九合目だと思われる。
斜度がゆるやかになってきた。ラストスパートだ。
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10/29 8:16
斜度がゆるやかになってきた。ラストスパートだ。
燕岳が格好いい。今日も中房温泉の駐車場は満杯の数百台。かなりの数の登山者が登っているはずだ。だいぶ雲が昇ってきてはいるが、今はセーフ。宿泊すれば明日は好天の予報だし、登山日和であろう。
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10/29 8:23
燕岳が格好いい。今日も中房温泉の駐車場は満杯の数百台。かなりの数の登山者が登っているはずだ。だいぶ雲が昇ってきてはいるが、今はセーフ。宿泊すれば明日は好天の予報だし、登山日和であろう。
そして、有明山の北峰に登頂。
避雷針を兼ねた、ピッカピカな鳥居がユニークだ。
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10/29 8:24
そして、有明山の北峰に登頂。
避雷針を兼ねた、ピッカピカな鳥居がユニークだ。
山頂の休憩ベンチにはまだ雪が残っている。
この後、数組がここ有明山に登頂してくる。今日は登山者が多い日みたいだ。
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10/29 8:24
山頂の休憩ベンチにはまだ雪が残っている。
この後、数組がここ有明山に登頂してくる。今日は登山者が多い日みたいだ。
祠にも残雪。
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10/29 8:25
祠にも残雪。
眼下は膨大な雲で覆われていた。クリアな視界であれば、この鳥居を額縁のようにして、安曇野の田園が見渡せるらしい。今日は無理だが、青空に間に合っただけでも、上々な登山日和であろう。
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10/29 8:27
眼下は膨大な雲で覆われていた。クリアな視界であれば、この鳥居を額縁のようにして、安曇野の田園が見渡せるらしい。今日は無理だが、青空に間に合っただけでも、上々な登山日和であろう。
北峰から南峰に向かう。その途中で、最高地点である中岳を通る。ここに三角点がある。山頂標識があるのも、ここ中岳だけだ。
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10/29 8:37
北峰から南峰に向かう。その途中で、最高地点である中岳を通る。ここに三角点がある。山頂標識があるのも、ここ中岳だけだ。
南峰へ。
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10/29 8:39
南峰へ。
途中で立派な祠を通過する。
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10/29 8:43
途中で立派な祠を通過する。
大天井岳など表銀座の稜線は、もうそろそろ雲に覆われてしまいそうだ。
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10/29 8:44
大天井岳など表銀座の稜線は、もうそろそろ雲に覆われてしまいそうだ。
南峰に登頂。ここにも祠が。北、中、南のすべてのピークに奥宮である祠が奉納されていることになる。江戸時代からの有明山修験の信仰深さを具体化していると思う。
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10/29 8:56
南峰に登頂。ここにも祠が。北、中、南のすべてのピークに奥宮である祠が奉納されていることになる。江戸時代からの有明山修験の信仰深さを具体化していると思う。
さてさて、北峰に戻る。と、このタイミングで往路では見落とすアングルに石碑があるのに気付いた。この山の伝承にかかわるものだ。坂上田村麻呂が、八面大王という名の人物(8人いた?)を討伐したという伝説がある。ただし、ここに刻まれているのは八面大「神」の文字だ。悪役もまた、時代とともに神格化されていったというわけなのか?
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10/29 9:20
さてさて、北峰に戻る。と、このタイミングで往路では見落とすアングルに石碑があるのに気付いた。この山の伝承にかかわるものだ。坂上田村麻呂が、八面大王という名の人物(8人いた?)を討伐したという伝説がある。ただし、ここに刻まれているのは八面大「神」の文字だ。悪役もまた、時代とともに神格化されていったというわけなのか?
北峰に帰還。ほとんどガスってしまった。
ほぼ無風だが、それでも山シャツでは寒い季節だ。ここで休憩するにあたっては、このあと防寒着をはおった。
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10/29 9:26
北峰に帰還。ほとんどガスってしまった。
ほぼ無風だが、それでも山シャツでは寒い季節だ。ここで休憩するにあたっては、このあと防寒着をはおった。
羊羹をパクつきながら、しばらく北峰で休憩タイム。
ヤマノススメ、あおい&ひなたを撮影するなどして過ごす。新番組『ヤマノススメNest Summit』現在絶賛TV放送中で〜す。よろしく!(番宣)
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10/29 9:56
羊羹をパクつきながら、しばらく北峰で休憩タイム。
ヤマノススメ、あおい&ひなたを撮影するなどして過ごす。新番組『ヤマノススメNest Summit』現在絶賛TV放送中で〜す。よろしく!(番宣)
下山中。予想はしていたわけだが、急降下が続く。体幹が試されてしまう。どうにかこうにか、転ばずに下山できた。
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10/29 11:05
下山中。予想はしていたわけだが、急降下が続く。体幹が試されてしまう。どうにかこうにか、転ばずに下山できた。
下山口の中房温泉が近づくと、紅葉ゾーンだ。この日の日中は高い山に雲がかかってしまう天気予報ではあるが、ここ中房温泉あたりに関しては雲が薄くなっていくはずだ。そして予報通りになってきた。
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10/29 11:35
下山口の中房温泉が近づくと、紅葉ゾーンだ。この日の日中は高い山に雲がかかってしまう天気予報ではあるが、ここ中房温泉あたりに関しては雲が薄くなっていくはずだ。そして予報通りになってきた。
足元に気をつけながらも、目線は上にいってしまう。
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10/29 11:42
足元に気をつけながらも、目線は上にいってしまう。
すでに他の秋山を楽しんでいる他の二人はどんどん先に進んでいくが、私はカラマツの色づきに目を奪われて、遅れがち。多忙ゆえ今季の紅葉は諦めかけていたが、今日のこれでやっと秋らしさを味わっていたというわけ。
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10/29 11:43
すでに他の秋山を楽しんでいる他の二人はどんどん先に進んでいくが、私はカラマツの色づきに目を奪われて、遅れがち。多忙ゆえ今季の紅葉は諦めかけていたが、今日のこれでやっと秋らしさを味わっていたというわけ。
正午前に下山できた。第三駐車場だというのに、いまだに満車状態だった。
さて、今日はまだ時間もたっぷりあるな。安曇野を愉しんでから帰れそうだ。
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10/29 11:50
正午前に下山できた。第三駐車場だというのに、いまだに満車状態だった。
さて、今日はまだ時間もたっぷりあるな。安曇野を愉しんでから帰れそうだ。
紅葉を見上げながら、有明荘へ歩く。
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10/29 12:01
紅葉を見上げながら、有明荘へ歩く。
日帰り温泉をやっている有明荘。露天の岩風呂で紅葉を楽しめた。中房温泉の方ならば入浴したことがあるが、それだって実に十年以上前の話だ。非常に泉質の良い、名湯だったことは覚えている。有明温泉の方ははじめてだが、中房と同等の名湯だった。贅沢な入浴だった。
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10/29 12:02
日帰り温泉をやっている有明荘。露天の岩風呂で紅葉を楽しめた。中房温泉の方ならば入浴したことがあるが、それだって実に十年以上前の話だ。非常に泉質の良い、名湯だったことは覚えている。有明温泉の方ははじめてだが、中房と同等の名湯だった。贅沢な入浴だった。
ちょっとだけ肌寒いこの季節は、ちょっと熱めの源泉をもつ有明温泉に入るのに最高の気温だった。入浴後に微風に吹かれながら、駐車場に戻る散歩も最高に気持ち良いと言いたい。今年もどうにか秋を実感できて幸福だ。
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10/29 12:02
ちょっとだけ肌寒いこの季節は、ちょっと熱めの源泉をもつ有明温泉に入るのに最高の気温だった。入浴後に微風に吹かれながら、駐車場に戻る散歩も最高に気持ち良いと言いたい。今年もどうにか秋を実感できて幸福だ。
駐車場を去る前に、最後に紅葉の山肌を撮る。このあとの安曇野への林道ドライブも色鮮やかだった。
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10/29 12:48
駐車場を去る前に、最後に紅葉の山肌を撮る。このあとの安曇野への林道ドライブも色鮮やかだった。
さて。有明山登山後に必ず見学しておきたかったのが、有明山神社の里宮だ。山頂には複数の奥宮が、祠として建立されているのを間近に見た。その一方で、表参道登山口には、ここ里宮があって信仰を集めている。
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10/29 13:28
さて。有明山登山後に必ず見学しておきたかったのが、有明山神社の里宮だ。山頂には複数の奥宮が、祠として建立されているのを間近に見た。その一方で、表参道登山口には、ここ里宮があって信仰を集めている。
想像していたよりも、ずっと広い境内地をもち、ずっと立派な意匠をもつ有明山神社の里宮。
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10/29 13:30
想像していたよりも、ずっと広い境内地をもち、ずっと立派な意匠をもつ有明山神社の里宮。
狛犬。なかなか威厳のある表情が刻まれており、ヌミノーゼ的な畏怖さえ感じさせる作風センスの彫刻だ。
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10/29 13:31
狛犬。なかなか威厳のある表情が刻まれており、ヌミノーゼ的な畏怖さえ感じさせる作風センスの彫刻だ。
本殿。紅葉の秋である。
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10/29 13:33
本殿。紅葉の秋である。
修験道は、おもに神道と密教系仏教と、さらには民間信仰とが混淆されたものだと理解している。現世利益的な傾向のある民間信仰の痕跡はすこしだけ気づくことができたが、意外にも仏教色が希薄な境内地であると私は印象をもった。ほとんど古事記由来の神道の世界観に集中しようとしている外観だ。有明山信仰の言い伝え内容からして、そのような方向付けがなされてきたのか。
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10/29 13:33
修験道は、おもに神道と密教系仏教と、さらには民間信仰とが混淆されたものだと理解している。現世利益的な傾向のある民間信仰の痕跡はすこしだけ気づくことができたが、意外にも仏教色が希薄な境内地であると私は印象をもった。ほとんど古事記由来の神道の世界観に集中しようとしている外観だ。有明山信仰の言い伝え内容からして、そのような方向付けがなされてきたのか。
目立つ石碑が奉られている。東京の現在で言うところの足立区と荒川区内に昔あった元スラム街の地名に、私は気づく。横山源之助『日本之下層社会』の記述以来、明治・大正・昭和それぞれのスラム街の歴史があったわけだが、その昭和前期の地域となる。その苦難のゆえに、現世利益的救済色や登拝という身体的手応えのある神力講の教えに、それらのエリアの信者は惹かれたのだろうか。東京と安曇野は、意外にも結びついていた。
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10/29 13:38
目立つ石碑が奉られている。東京の現在で言うところの足立区と荒川区内に昔あった元スラム街の地名に、私は気づく。横山源之助『日本之下層社会』の記述以来、明治・大正・昭和それぞれのスラム街の歴史があったわけだが、その昭和前期の地域となる。その苦難のゆえに、現世利益的救済色や登拝という身体的手応えのある神力講の教えに、それらのエリアの信者は惹かれたのだろうか。東京と安曇野は、意外にも結びついていた。
里宮の鳥居の前に手打ちそばの行列店があった。「くるまや」という有名店だが、人気がある理由は食べてみて納得する。
まずは馬のモツ煮。新鮮で美味。
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10/29 14:11
里宮の鳥居の前に手打ちそばの行列店があった。「くるまや」という有名店だが、人気がある理由は食べてみて納得する。
まずは馬のモツ煮。新鮮で美味。
ざるそばの大盛り。約1.5人前だが、イメージよりもずっと、たっぷりとした量だ。盛り良し、水良し、味良し。これが手打ちでなければ何が手打ちか、というほどの穀物の恵みを味わわせてくれた。
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10/29 14:19
ざるそばの大盛り。約1.5人前だが、イメージよりもずっと、たっぷりとした量だ。盛り良し、水良し、味良し。これが手打ちでなければ何が手打ちか、というほどの穀物の恵みを味わわせてくれた。
天ぷらも妥協なし。ワサビは、下手に鼻にツンと来るやつではなく、芳香な野菜としての味わいをもつ安曇野産だ。食後の蕎麦湯も白濁のトロトロ。もう今後、半年間は蕎麦はいらないというぐらいに、蕎麦の醍醐味をいただけた。信州そばの名店。
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10/29 14:20
天ぷらも妥協なし。ワサビは、下手に鼻にツンと来るやつではなく、芳香な野菜としての味わいをもつ安曇野産だ。食後の蕎麦湯も白濁のトロトロ。もう今後、半年間は蕎麦はいらないというぐらいに、蕎麦の醍醐味をいただけた。信州そばの名店。
その後も安曇野観光をして過ごす。市内の酒屋などに立ち寄る。私は地ビールや野沢菜を入手。
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10/29 15:13
その後も安曇野観光をして過ごす。市内の酒屋などに立ち寄る。私は地ビールや野沢菜を入手。
キャンプ道具屋の安曇野店。
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10/29 15:40
キャンプ道具屋の安曇野店。
ヘネシーやコクーンのハンモックが展示されていたので、店員と会話する。だが、ハンモック泊をするのは相当な人とのコメント。そんなに出る商品ではないといったニュアンスの説明を受ける。モッカ―のはしくれの一人としては、苦笑。
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10/29 15:41
ヘネシーやコクーンのハンモックが展示されていたので、店員と会話する。だが、ハンモック泊をするのは相当な人とのコメント。そんなに出る商品ではないといったニュアンスの説明を受ける。モッカ―のはしくれの一人としては、苦笑。
キャンプ道具屋の隣には登山道具屋。長野エリア限定のTシャツなんかも扱っていた。さすが安曇野、アウトドア色の強い街並みだった。
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10/29 15:53
キャンプ道具屋の隣には登山道具屋。長野エリア限定のTシャツなんかも扱っていた。さすが安曇野、アウトドア色の強い街並みだった。
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