甲武信ヶ岳〜金峰山 毛木平チャリ周回
- GPS
- 12:23
- 距離
- 40.8km
- 登り
- 2,400m
- 下り
- 2,399m
コースタイム
- 山行
- 10:29
- 休憩
- 1:54
- 合計
- 12:23
天候 | 晴れ&高曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
※全行程チェンスパ未使用(爪はオーバースペック)。 ※登山道の雪の状態は、登山道の立地及び通過時間、当日の日射、気温、風及び登山者の踏圧によって変わる。 ※お守り代わりにチェンスパの携行をお勧め。 【毛木平〜甲武信岳】 ・ナメ滝の先から登山道に雪。E2353分岐までザクザクなので普通に歩けた。 ・E2353分岐から山頂ガレ手前まで雪は凍結気味。 【甲武信岳〜国師ヶ岳】 ・山頂ガレ下からE2353分岐まで雪は凍結気味。岩の間の雪は凍結し滑る。 ・2465ポコ手前は雪が多い。凍結はしていないが踏圧で滑る。 ・約8劼謀呂螢▲奪廛瀬Ε鵑力続。眺望もほぼ無し。 ・登山道は有雪と無雪を繰り返す。 【国師ヶ岳〜大弛峠】 ・前国師岳から降りの木階段+横桟付き斜路は、横桟が露出していない場所は唯の雪(氷)のスロープで凶悪だった。二度スリップ。チェンスパの使用推奨。 【大弛峠〜金峰山】 ・尾根の北側に付けられた登山道の雪は凍結。下山者の半数以上がチェンスパを使用していた(爪はいない)。 ・山頂は岩ゴロ。大岩の間に脚を挟まないよう注意。 【金峰山〜金峰山荘ゲート】 ・山頂から小屋までの雪は凍結。チェンスパの使用推奨。 ・小屋下直下の雪は凍結。二度スリップした。チェンスパの使用推奨。 【金峰山荘ゲート〜毛木平(チャリ)】 ・夜のチャリデポ時、シカの大群にビビる。 ・出だしはダウンヒルで快適。県道に出てから細かなアップダウン。畑地になると地味な登り。駐車場手前はダート。 |
写真
感想
「長く歩きたい」、「チャリを漕ぎたい」と考えて雪の少なそうな(予想より残雪多かった)甲武信ヶ岳〜金峰山をチャリで周回する事とした。
2時30分に家を出発し4時前に金峰山荘のゲート手前にチャリをデポ。4時過ぎに毛木平駐車場から満天の星空のもと元気よくスタート。
1時間ほど歩きナメ滝付近になると雪が出てくる。その先の西沢の木橋は踏板に雪が付き滑りそうだが、カチカチではないので慎重に渡る。
徐々に登山道に雪が増えてくるが、ザクザクの雪なので普通に歩ける。千曲川水源からE2353分岐までは登山道の斜度も増し雪も若干凍結しだしたがチェンスパが無くても登って行けた。今回はチェンスパを装着する事は無かった。分岐を左に折れると右側にMt.Fujiおはよう。山頂直下ガレ手前の北側登山道も凍結気味だが登りは普通に登れる。ガレを登ったら。。。
甲武信ヶ岳登頂〜。
八ヶ岳、浅間連峰、Mt.Fujiも綺麗に見え、目指す金峰山も遠くに確認。エネ補給をしたら国師ヶ岳へ向かう。E2353分岐から先の国師ヶ岳までは倒木が多く、地味なアップダウンの連続、眺望無しと楽しみを見付けるのに苦労する。しかも4時間、8劼眤海のだ。そんな修行の行程をこなしたら。。。
国師ヶ岳登頂〜。
Mt.Fujiはガスがかかり全景は見られず。エネ補給をして大弛峠を目指す。
いきなり立派な木階段が現れびっくり。快適な階段を登ると前国師岳だ。パシャってスルーです。岩場を回り込むと、またしても立派な階段出現。快適に階段を降っていると踏板上に踏圧された雪(氷)が出てくる。
日当たりの良い場所は溶けはじめているが、日陰はカチカチで気が抜けない。横桟付き斜路は横桟の間に雪が詰まり凍結し、横桟が滑り止めの体を成しておらず唯のスロープと化して凶悪な状態。チェンスパを装着していなかったので2度スリップした。
大弛峠の道路を横断して金峰山を目指す。
ここから金峰山ピスの登山者も多いのだろう。多くの登山者とスライドしたが半数以上の方がチェンスパを装着していた。こちらも金峰山山頂付近まで眺望は無いが、アップダウンが少ないのが救いか。
山頂付近になると空が近くなり、樹林帯の終わりを感じると共に風を感じる。のっぺりした稜線を歩き岩ゴロを登ったら。。。
金峰山登頂〜。
昨年11月は早朝に登頂し、山頂ではダウンを着込みマグマカイロを投入するほど寒かったが、今日は風があるもののミドルの上にカッパを着込めば十分でした。五丈岩の前でエネ補給がてらMt.Fujiが顔を出したらパシャる。
チャリ漕ぎの時間もあるしそろそろ降ろう。
山頂直下の岩ゴロの間で雪が凍結して滑るのでスピードは上げられない。金峰山小屋まで降るが、その先の北向き登山道が滑る滑る。チェンスパ装着も考えたが慎重に行けば何とかなる(イケナイ考え)と思いそのまま降る。
結果、二度スリップをしたが尻もちはつかず雪付きを突破。雪が無くなればフカフカの登山道になり早足で降りて行く。中ノ沢出合から沢の水音を聞きながらテクテクし金峰山荘先のゲートを出たら登山パート終了。
お待たせトレッくん。
再びカッパを着込みダウンヒルの風対策をする。県道までは若干の登りがあるが、基本下り基調なので快適ダウンヒル。手袋を代えなかったので手だけ寒かった。
県道に出てから秋山、梓山の集落は細かなアップダウンがあり、梓山バス停付近からは暫く昇り基調。畑地の長い直線の地味な登りが終わると木毛平駐車場へのダートになり駐車地へ無事下山となった。
登山をしていると樹林帯を抜け稜線に飛び出した時の景色に感動する。今回の甲武信〜国師〜金峰の縦走路に眺望は殆ど無く(ピークのみ眺望あり)、花や紅葉も終わっている、アップダウンが多いとなるとこれは修行となり自己との闘いとなる。
「景色を見て元気をもらう」、「山頂が見えてモチベアップ」等々、視覚から得る精神的効果を感じる山行となった。
お疲れ様でした。
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