山伏ドームがど〜ん! 御神楽岳 山伏尾根
- GPS
- 11:03
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,297m
- 下り
- 1,260m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山伏ドームとその少し手前の岩壁以外は藪と快適な岩稜で水晶尾根より歩きやすく感じた |
その他周辺情報 | 桃園楼…盛りの良い中華料理 |
写真
装備
個人装備 |
ラバーの沢靴
クライミングシューズ(結局使わなかったが
履き替えた方が快適だったと思う)
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共同装備 |
50mロープ1本
ガチャ類
カム1セット
|
感想
楽しみにしていた関東の山ヤKさんと、生活圏がかなり近かったN君との男3人山行
結果から言うと無事に下山出来て、紅葉の御神楽やブナ林も綺麗できのこも取れて一日満喫出来ました。
暗いうちから取りつきを目指して緊張感のある登山道を歩く
湯沢の出合で少し休憩し、ここから伸びる山伏尾根の末端から取りつく
しばらくは急な藪尾根登りでそのうちに岩壁が見えてくる
第一岩壁?Ⅲ級くらい ロープを付けずに三者三様で壁に取りついたが、ときおり浮石もあったりして、不安な人がいる場合はロープ出した方が安心
天気はくもりがちだが、時折晴れ間見えて湯沢のスラブ帯と紅葉がとても綺麗
そして、みんな紅葉色のウェアを着ていたので映える、というか同化する笑
藪の少ない岩稜区間は概ね快適
そうこうしていると山伏ドームが迫ってきた。間近でみるとかなり立っていて威圧感がある
山伏ドーム 1p目 30mくらい
リード私(今回リードする気なかったのにじゃんけんで勝つとはトホホ)
正面のフェイス〜チムニー〜凹角を抜けた先の大きな木でピッチを切る
N君が見たトポではⅢ級だということだったが、感覚的にはⅣ級はありそう
支点はフェースを抜ければ灌木が豊富 上部の凹角では残置ピトン(ちょっと怪しい)がいくつかそして、残置カムもあった(回収出来ず)
Kさんが持ってきてくれた無線は意思疎通がしやすくて良かった。
2ピッチ目 Kさんリード
直上から若干右上気味で大きなテラス
そんなに距離が無かったのでそこからもKさんがロープを延ばし、正面の垂壁は避け、テラス右端まで行きそこから直上したが、途中でフォール
無線を入れたが、応答がなく心配したがしばらくして声が聞こえて一安心
リード中のロープの流れが悪く、登ってる途中でロープに下から引っ張られるような形になってバランスを崩したとのことだった。
私がビレイしていたが途中でピっとロープが伸びたのでフォールしたというのは分かったが、ビレイヤーには衝撃はほとんどなかった。そのため2、3mくらいのフォールかと思っていたが後できくと7,8mくらいは落ちたとのことだった。(体感的には10mくらい落ちた感じがしたということだった)
尾根の反対側へ落ちたそうでそのときに手を打ったらしいが幸い骨折などはなさそうでテラスまで登り返してピッチを切ったそうだ。だいぶ怖い思いをしただろう。
テラスまではⅡ〜Ⅲ級くらいで10〜15mくらい?
3ピッチ目 選手交代でN君リード 10〜15mくらいだろうか
テラス右端から浮石と泥っぽいい岩壁を直上 支点は木
ホールドは浮いてるし、足は泥っぽくて信用ならないしイヤーな区間だった。だましだまし体を上げていく。
見た目以上の悪さがありグレードを付けるのは難しい感じ Ⅳ級くらい?
無事に山伏尾根を抜けると雨も強くなってきた
水晶を見つけながらスラブ状の岩稜を快適に詰めていく
しばし行くと水晶尾根との合流点、山伏の頭だ
そこからもう少し登ると湯沢の頭 本日の難所はほぼ終わりだ
湯沢の頭から雨乞峰までがすぐだと思っていたため、登りが何気にきつかった。
室谷登山口への分岐がある雨乞峰で休憩 先日青森で仕入れてきたリンゴを皆で食べる。チムニーでザックずりずりやったときに潰れなくて良かった笑
御神楽の山頂へ行ったことが無かったので、1人空身でピストン
下山は車をあらかじめデポしていたので室谷登山口へ
途中で泥で滑るところもあったが、下の方はブナ・ミズナラなどの広葉樹が綺麗でしかも日が射してきて険しい尾根を登りきったあとのなんとも言えない充足感に満たされた。途中、きのこも見つけて他の2人も写真を撮りながらゆっくりと下山した。
下山後はKさんおすすめの桃園楼で食事をして解散
2人ともありがとうございました。また遊んでください。
、、、なかなか記録を見ないつばくろ尾根が気になり始めた今日この頃、、、
御神楽岳 尾根シリーズ続く?
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