記録ID: 5924356
全員に公開
沢登り
甲信越
広谷川御神楽沢
2023年09月09日(土) ~
2023年09月10日(日)
yama_pound
その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 11:23
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,149m
- 下り
- 1,169m
コースタイム
1日目
- 山行
- 3:11
- 休憩
- 1:51
- 合計
- 5:02
天候 | 9/9 薄曇り 9/10 晴れ(雲もちらほらありましたが太陽が雲に隠れることはほとんどなく陽射しが暑かった・・) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
▶ルート状況(2023.09.10現在) ・ルートはネットから拾った遡行図を参照しました。 ・湯沢出合までは林道。 ・湯沢出合〜御神楽沢出合までは水量が少なかった(2人とも初見なので普段の水量がどのくらいなのか分かりませんが・・・)ので沢をさくさく歩いて通過(高巻きや泳ぎは無し。腰まで浸かって歩いた方が早いところはへつらずに入水して突破。) ・御神楽滝30mは左岸から高巻きました。灌木がしっかりしていたので悪くは感じませんでした。(スタンスは薄い踏み跡ぽいものがあり悪く感じませんでした。出だしでその踏み跡の少し上を歩いたら歩き辛かったので高さを調整して踏み跡を歩いたら安定して歩けました。下降は灌木を使って沢床までクライムダウン。) ・中ノ大滝30mは滝左の凹角をフリーで登りました。 ・ロープは下記の2箇所で出し、ザックは歩荷したままリードしました。 ・上部ゴルジュ2段10m滝(6m+CS4m)はロープを出して2段繋げて登りました。(ヤマパンリード)下部6m滝は泳いで左壁に取付き少し登ってから右上ラインで登りました。ガバやカチのホールドは豊富。スタンスの細かいホールドはヌメリ有り。体勢が悪い状態で右足はヌメった細かいスタンスに乗せた状態で次の手を出したら右足が滑って釜まで落ちました・・・。(左壁下部にカム2つで支点取ってました。上のカムはヌメヌメしたクラックにセットしたのでフォールしたら抜けると思ってましたがテンション掛からずに釜まで落ちました。要因は上部の右上部分ではクラックやリスが見つけられずランナウト気味、ビレイ地点は釜手前なのでロープも伸び伸びだったことが挙げられます。)気を取り直して登ったときにスタンスを確実に決め初見で見えてなかったホールドも使って登ったら驚くほど普通に登れました・・・。沢での初見リードの経験不足なんですかねー。(反省。)上部CS4m滝は手前の左壁から登りました。ここでフォールして下の釜まで落ちるのも嫌なのでアングルハーケンを1つ決めて登りました。乗越した先が下から見えないのでリードでは思いきりが付きませんでしたが登ってみるとホールドがあり問題なく登れました。 ・上部ゴルジュ10m滝はロープを出して左から灌木に届くところまで草付を登ってその灌木に支点を取り、左手で灌木を握って右に身体を移動させてから右上ラインで登りました。(ヤマパンリード)特に難しいことはなく問題なく登れました。(多くの記録では御神楽滝以外での核心はこの滝らしいですが・・・。) ・上記以外の滝はフリーで登ったりお助け紐をKRさんに出したり残置ハーケンをスタンスにしたりして登りました。 ・現地では本谷ルンゼがどのルンゼなのか分かりませんでした。(そもそも詳しく調べていってないので分からなくて当然ですねw『簡単な右へ右へと登っていくと本谷ルンゼから逸れていきトラバースで戻るのが微妙に悪い。』ぐらいの情報しか頭に入ってませんでした。)テン場から見上げた時に稜線上の右に小さい峰(左)と大きい峰(右)が見えていて大きい峰を雨乞峰と勘違いしてました。(この峰は雨乞峰からだいぶ右にある稜線上のただの峰でした。)本谷ルンゼは御神楽岳近くの稜線に続くスラブだと勝手に勘違いしていたので当然雨乞峰の左側にあるルンゼだろうと思ってました。小さい峰より左の稜線に出るルンゼと右の稜線に出るルンゼ・・・左のルンゼが本谷ルンゼだろうと思い込みそこを目指して登りました。登っていくと小さい峰へと続くリッジ状の末端に到達、そこから見た左のルンゼへのトラバースは微妙に悪そうに見えたのでここでどうするか協議しました。左へトラバースするか、小さい峰へと続く正面のリッジ状を登るか、右へトラバースするか・・・特に本谷ルンゼにこだわりは無いし悪いトラバースより安全で簡単そうな正面のリッジ状を登って稜線へ出ることにしました。稜線に出てテン場からは見えてなかった峰が雨乞峰だと分かりテン場から見えてた大きい峰が雨乞峰ではないことにそこで気付きました。そして雨乞峰より右の稜線へ出たので『どれが本谷ルンゼかなー?』と雨乞峰より左のルンゼを見てましたが、下山後に日本登山大系で確認したら本谷ルンゼは雨乞峰より右の稜線に出るルンゼで私たちが今回登ったリッジ状の左のルンゼが本谷ルンゼでした。(雨乞峰の峰を間違っていたことや稜線へは雨乞峰より左に出るのが正解だと思っていたことでテン場から見た本谷ルンゼと思ってところが結果的に本谷ルンゼでしたw)ネット記録のログも下山後に確認しましたが皆さん雨乞峰より右の稜線に出てました。そして私たちと同じくリッジ状を登る人もいたしリッジ状の右のルンゼを登る人もいたました。もちろんリッジ状の左の本谷ルンゼを登る人もいました。スラブはどこでも登れる感じなので初見ではルーファイは難しいと思います。 ・アブやブヨはいませんでした。蚊はいました。(夜のタープで1匹うるさかったです。) ・カエデなのかウルシなのか毛虫(チャドクガではないと思います。)なのか・・・左腕と首後ろブツブツがあり痒いです。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
アルパイン用クイックドロー×3
ハーケン×2
ほか泊まり沢登り装備1式
ヤマパン:ラバー沢靴(サワークライマー)
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共同装備 |
50mロープ
カム(#0.1〜0.75)×1セット
アングルハーケン×2
タープ
|
感想
9/9(土)〜10(日)はKRさんと広谷川御神楽沢へ泊りで沢登りに行ってきました。
先週の内ノ倉川七滝沢やその前の湯檜曽川本谷でもそうでしたが、なんとなく沢登りでは満足感や達成感が得られてないなーと思いもう1グレード上の沢を経験してみたくなって『今週末どこか良さそうな4級沢行きましょう!ウェット持ってないので泳ぎ沢以外で。』と水曜にKRさんに無茶振りしました。KRさんはいろいろ提案してくれたのですが私は何処でもいいのでKRさんの行きたい広谷川御神楽沢へ行くことになりました!
Climbing
ヾ響
・初日は問題なく遡行でき予定より早くテン場に着き昼から暇でした(笑)2日目は太陽がギラギラで特に稜線上に出てからは更に暑くなり下山では2人とも軽い熱中症気味でペースダウンしました。
・内ノ倉川七滝沢の時のように『越後の岳人なら・・・』シリーズ?(笑)で御神楽沢を1度は登れて良かったですが、4級沢でも「んーー』な感じでした。ですが、沢専門にやってないのにこれ以上のグレードをやると確実に怪我をすると思うのでこの辺がちょうどいいのかなーとも思いました。(実際滝リード登攀で落ちてるしw)
・評価の高い沢に行ってもそこまでの感動もなく私は沢登りがそれほど好きではないんだなーと気付きました。(切り立ったゴルジュ地形はまだ見ていないのでそれは見てみたいですけど!!)
反省
・沢登りは自由度が高いけれども少しは下調べもしておかないとね!(笑)
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