爺ヶ岳・新越山荘・スバリ・針ノ木岳〜★好天の翌日は暴風雨
- GPS
- 30:40
- 距離
- 26.6km
- 登り
- 3,009m
- 下り
- 2,997m
コースタイム
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 6:26
天候 | 26日:快晴のち晴れ 27日:くもりのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
■はじめに
土日でも比較的すいているであろう新越山荘に泊まり、ゆっくり稜線散歩するつもりで扇沢からの反時計回りの周回ルートをとりました。
1日目も2日目も歩く距離は短く、ゆとりのあるルートであり、爺が岳、蓮華岳に立ちよる計画です。
■1日目
登山口で計画書を提出してスタートです。柏原新道は2年前にも来ていますが、登りやすく、ぐんぐん高度を上げていきます。途中の富士見坂からは、本当に富士山が見えたのは驚きました。
種池山荘には登山口から2時間37分。前回3時間8分だったので、30分短縮してました。
種池から爺が岳の往復をします。登りながら、とてもすばらしい景色をみることができました。
種池から新越までは、とても静かなルートです。展望に加え、お花も咲いており、気持ちの良い道です。ただし、黒部側は涼しい風ですが、松本側は暑い風で、松本側を歩くときはきつかったです。
11時半には新越山荘に到着。ほかにだれも到着しておらず、1番のりでした。ビールのんだり、昼寝したり、読書したり、散歩したり、ぜいたくな時間を過ごしました。
■2日目
天気予報では雨が降り出す予報でしたが、前日に予想していた以上に雨の降り出し時刻が早まったようです。
5時にスタートするも、しだいにポツポツ、そのうちに暴風雨になりました。針ノ木岳直下では、突風でよろけるぐらいで、とにかく安全に下山することだけを考えました。
針ノ木小屋に着いたときは、本当にほっとしました。 小屋では、お湯をいただき(300ml100円)カップ麺を食べました。(ストーブは持っていましたが、通過客なので使えません。風雨の屋外でお湯をわかすこともできません)
針ノ木雪渓を下りますが、以外と固く、下りはアイゼン必須でしょう。大沢小屋からは長い樹林帯、どろどろの道を下りました。
扇沢に着いたときは、
■おわりに
小屋泊の時の2日目の天候判断については、もっと安全マージンをとるべきだったと思います。通常、雨の時は山行きを中止しており、これほど本格的な雨の中をあるいたのは初めてでしたので、恐怖感は半端ではなかったです。上空の亜熱帯高気圧のおかげで、雷が発生しなかったのは本当に幸いでした。
また、2日目の天候リスクを考えると、時計回り(針ノ木から種池周回)とすべきでした。そうすると2日目の下山が早くできるからです。もうすこし、様々なリスクを考えて計画しようとおもいました。
反省ばっかになってしまいましたが、1日目はすばらしい展望で、やはり高い山、北アルプスは良いところだなと思いました。また行きたいと思います。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
あまりの素晴らしき景色にお気に入り追加・・・
日帰りできる北アは無いものか模索中の我が家です
こんなに素敵に晴れたら日帰りでは勿体無い景色ですけれども
諸事情で・・
じいちゃんまでは頑張れば行けそうですかね〜
駐車場に入るのが大変そう? ですが
sat4さんの二日目、日曜日は私は家のパソコンで雨雲の動きを見てましたけど
雨雲が北アの方から右ナナメ下の関東に向かって通り過ぎていきましたよね!
sat4さんはあの雲の中にいたのですね〜
稜線ではたいへんだったことでしょう・・お疲れ様でした
nyagiさん、こんばんは。
夜叉神から鳳凰の日帰り往復行けるnyagi&gyamiさんなら、爺まで余裕でしょう!
爺からの展望すばらしいです。
柏原新道、歩きやすいですし。
そおいえば、無料駐車場と柏原新道登山口の間に、駐車場の整備が行われていました。秋には完成するのではないでしょうか。もっとも、お金を払えば、扇沢ターミナル前の有料駐車場に余裕でとめられます。
稜線での風雨。怖かったです。
sat4さん、こんばんは
ここは稜線に出れば、ずっと眺望の効くいいルートですね。
特に前半は立山&剱を正面に見ながら歩けるのが最高です。
人があまり多くないのもいいです。
車で無理なく行ける貴重な周回ルートでもありますし。
ぽっこりは間違いなく旭岳ですね。
2年前に登ったので、記憶が鮮明です。
白馬の三角と対照的で、印象に残ります。
2日目の暴風雨は無事で何よりです。
日帰り山行が多いと、猛烈な悪天に会うことはあまりないので、
緊張しますよね。
予約をしていなければ、混雑覚悟でも針ノ木小屋まで行ってしまうという
選択肢もあったかもしれませんが。
hirokさん、こんばんは。
土日でもすいている山小屋。ということで新越山荘にしました。
比較的楽に稜線まで上がれるし、展望はすばらしいし、よいルートだと思います。
ぽっこり山をみて、hirokさんの百高山レコを思い出しました。それで、新越山荘で「旭岳ですよ」とは断言してみたものの、少しだけ不安でした。旭岳で正解でよかったです。
角度的にとても目立っていました。
暴風雨は怖かったです。特に、稜線での突風には参りました。
天候の安全マージンはとるほうなんですが、「北アに泊まりたい」という気持ちが判断を鈍らせてしまいました。
無理してでも日帰りで周回するか、少なくとも下山が容易な時計回りにすべきでした(昼前に小屋に着いてしまい暇で暇で...)。
ルート図見てびっくり
8月の終わり、このコース予定しています。
逆回りで、針ノ木雪渓登ります。
まったくリーダー任せで連れて行ってもらうだけなんですが
いやーこんな本格的な山登れるかしらと心配になってきました。
2日目は降られてしまったようですが1日目は素晴らしい景色でしたね。
これから行く身には目の毒?なので
あまりマジマジ見ないように我慢しておきます。
(山に行った後、景色見れたら思い出を反芻しながら、
見れなかったら慰めのためにじっくり見せていただこうと思ってます。)
mattyanさん、こんばんは。
展望の良い稜線のルートですが、とてもすいているので、いいですよ。
時計回りだと、1日めは、針ノ木のあと、スバリ、赤沢など、アップダウンがありますが、2日めが楽になります。
私も、時計回りにしたらよかったと後悔してます。
晴れるといいですね。楽しんできてください!
sat4さん、こんにちは。
実は私同じ日に同じコースを歩いていました。2日目は危険を感じて新越山荘から来た道を戻りました。針ノ木岳登頂を楽しみにしていたのでとても残念だったのですが、sat4さんの「おわりに」を読んで行かなくてよかったとも思いました。初日が素晴らしい天気だったので「まー、よし」とします。ところで、写真がとても綺麗なのですが、カメラは何を使っているのか教えて頂けないでしょうか。宜しくお願い致します。
ryujobさん、こんばんは。
いまから考えると、1日目は、この夏としては「とても貴重な」晴れだったんだと思います。お互い行ってよかったですよね。
2日めは、針ノ木直下での突風が怖かったです。無事におりられてよかったです。ほんと、日帰りで周回したらよかったと後悔しながら歩いていました。
カメラはペンタックスのK30とカシオのコンデジの2台持ちです。K30には単焦点21mmをつけてます。K30は景色用、コンデジは記録用です。
何も考えずオートで撮っていますが、パソコンに取り込んでから、フォトショップでトリミングし、コントラストを調整してます。
カシオのコンデジですが、2日目の暴風雨で、お亡くなりになってしまいました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する