丹沢(蛭ヶ岳・塔の岳)
- GPS
- 10:01
- 距離
- 22.1km
- 登り
- 1,958m
- 下り
- 1,936m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年05月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
(交通) 往路:東京方面から相模湖まで中央本線。相模湖をバス乗継で焼山登山口まで。 復路:大倉からバスで渋沢駅。渋沢から小田急線で東京方面へ。 焼山登山口から地蔵平までは、だらだらと登りが続く感じですが、危険個所はありません。蛭ヶ岳への登りは、道が多少緩いところや崩落しているところがありますので注意が必要です。蛭ヶ岳から塔の岳へ向かう道は、アップダウンを繰り返しながら気持ちのいい稜線歩きができます。ただ岩場登りやクサリを使い登るところがあり注意必要です。塔の岳から大倉までは、大倉尾根を行きましたが、とにかく長いです。疲れるころなので、石とかに十分注意しましょう。 |
感想
山登りにおいて自分がどこまでできるか、そんなことを試してみたい時があります。その限界への挑戦をしてみたいとつい思ってしまいました。そこでそんな山はどこかというと、神奈川県の背骨にあたる丹沢山塊にすることにしました。丹沢の主峰をいうに及ばず丹沢山です。しかし、最高峰は蛭ヶ岳です。この二つの山を登り日帰りできるコースは、相模原の焼山から登り蛭ヶ岳から丹沢山を抜け塔ノ岳を通り大倉へ抜けるコースにしました。後から分かったことですが、このコースは約22kmある日帰りで行くようなコース出ない事が判明しました。それができたのですから、限界の点はまだ先だということが分かりました。
さて、天気予報は曇りでしたが山頂はとなるとやや不安が残る登山です。焼山登山口へは、相模湖駅からバスを乗り継ぎ登山口へ。バス停から登山口までわかりにくく一度戻り再度探し出し登り始める。しばし、樹林帯の道を通りじわりじわりと登りが続く。すると焼山に到着する。息を整え黍殻山方面へ向かう。この山の特徴はアップダウンが大変多いこと。傾斜が少なくなったと思ったら登りとなる。やっと黍殻山へ。
次のポイントは姫次。5.1kmもある。気を取り直し歩きはじめる。そのうちにやや暗い樹林帯へ。「ヤマビル注意・マムシ注意」の標識が。そんな山かとぞっとして足早に道を歩く。すると姫次に到着。姫次は展望の利く場所でしばし休憩がとれる。ここからいよいよ丹沢最高峰蛭ヶ岳へ。丹沢の中でも屈指の山奥にありそう人を近づけない。一度下りアップダウンの繰り返し。次第に雨足は強くなる。やせた登山道を慎重に通り、幾度と出てくる階段を登ると蛭ヶ岳。天候が悪く証拠写真を撮り丹沢山へ。ここからは、尾根上を通り晴れていると気持ちの良い登山が楽しめるはずであった。強くなる風、雨が降ったりやんだりと嫌気がさしそうになる。丹沢山へ抜ける一番の危険箇所「鬼が岩」に到着。鎖があるが特に道しるべ的なもので岩場を三点確保すれば十分。無事クリアするとしばし稜線を通り途中ヘビにも遭遇。人間にびっくりしてあとづさりしているうちにヘビを横目に道中アップダウンを繰り返しているうち丹沢山に到着。
丹沢山までくると蛭ヶ岳と違い人の多さにビックリ。バッジを手に入れ一旦休憩して塔ノ岳へ。嫌になるほどアップダウンを繰りかさないかと思ったその時、オゴジョが突然道に現れる。写真を撮るまもなく木陰に隠れてしまった。危険箇所はさほどなく、登山道は大変整備されている。そして塔ノ岳に到着。爆風のような山頂で休むもなく大倉へ向け下山を始める。広い山頂で三つの頂の中で一番ゆったりできそうだが、とてもそんな状況ではない。鍋割山への分岐点を後に大倉尾根をひた下る。通称バカ尾根と呼ばれるほど長い尾根で約2時間の下りをしなくてはならない。雨の後の泥濘の道なので非常に慎重にくだらなくてはならない。長い尾根を下りついに大倉へ到着。
この尾根を登らなくてよかったと思った。しばらく丹沢は登らないと思うほど丹沢の大きい山域を肌で感じた。
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