【塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳・檜洞丸】秋の丹沢主脈〜主稜線縦走☆（大倉尾根より）

2022年11月02日(水) [日帰り]

• GPS: 10:49
• 距離: 23.2km
• 登り: 2,579m
• 下り: 2,322m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:16
• 休憩: 1:31
• 合計: 10:47

距離 23.2km 登り 2,579m 下り 2,324m

5:56 大倉バス停
5:59 大倉山の家
6:12 丹沢ベース
6:20 観音茶屋
6:34 雑事場ノ平
6:39 見晴茶屋
6:55 一本松
7:10 駒止茶屋
7:18 堀山
7:25 7:28 堀山の家
7:44 天神尾根分岐
8:06 8:07 花立山荘
8:15 花立ノ頭
8:19 金冷シ
8:39 8:55 塔ノ岳
8:55 9:01 尊仏山荘
9:19 9:20 日高
9:31 9:32 竜ヶ馬場休憩所
9:35 竜ヶ馬場
9:49 みやま山荘
9:51 9:57 丹沢山
10:09 早戸川乗越
10:20 箒杉沢ノ頭
10:25 10:26 不動ノ峰休憩所
10:33 不動ノ峰
10:41 10:42 棚沢ノ頭
10:53 鬼ヶ岩ノ頭
10:58 鬼ヶ岩
11:17 11:19 蛭ヶ岳山荘
11:20 11:44 蛭ヶ岳
12:20 ミカゲ沢ノ頭
12:44 12:51 臼ヶ岳
13:10 神ノ川乗越
13:35 金山谷乗越
13:39 源蔵尾根下降点
14:17 14:24 青ヶ岳山荘
14:29 14:39 檜洞丸
14:51 ツツジ新道・石棚山稜分岐
15:27 展望台
16:00 ゴーラ沢出合
16:31 16:36 ツツジ新道入口
16:42 西丹沢ビジターセンター
16:43 ゴール地点

天候

　
天候：晴れ
　風：山腹から稜線上まで終日無風〜微風
　

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

　
■アクセス
1、【マイカーで自宅から大倉駐車場へ移動】
・新東名高速/秦野丹沢スマートICより、一般道を利用し
　大倉BSの向かい側にあるコインパーキング”大倉駐車場”へ

＜新東名高速/秦野丹沢スマートICから大倉駐車場まで＞
・距離：約3.3km
・所要時間：渋滞無しの直行で約7〜8分ほど

＊新東名の秦野丹沢スマートICが新たに出来たことで、大倉BS及び
　大倉駐車場への車でのアクセスが驚くほど便利になりました。
・但し、ICから大倉駐車場までの下道は、大人気の塔ノ岳ということで
　土日休日などは短いながらもかなり渋滞しそうな予感がしました。
　さらに秦野丹沢スマートICのゲートは完全な一旦停止のタイプです。
・この間にコンビニは見当たりませんでした。少し離れたところに
　R246が走っており、その道沿いまで行けばあります。

2、【下山後、バス＆電車を利用してクルマの回収へ】
＊西丹沢ビジターセンターに下山後、車を回収に大倉まで戻ります。
（西丹沢VC〜新松田駅〜渋沢駅〜大倉バス停まで）

1）西丹沢VC〜小田急線/新松田駅まで（富士急湘南バスを利用）
・西丹沢VC発〜新松田駅行きのバス最終時間
＊平日・土休日ともに19：00（今回は17：05発を利用）
・運賃：1,210円　・所要時間：約1時間10分ほど
＊富士急湘南バスの時刻表及び運賃表はこちら↓
http://www.syonan-bus.co.jp/rosen/

2）新松田駅〜渋沢駅まで（小田急線を利用）
・運賃（現金）：190円　・所要時間：6分（1駅のみ）

3）渋沢駅〜大倉バス停（神奈中バスを利用）
・渋沢駅北口”2番のりば”より、大倉行きのバスに乗車
（神奈川中央交通 [渋02] 大倉行き）
＊北口を出て一番最初の階段を下りたところに上記の
　「大倉行き」のバス乗り場があります。
・運賃（現金）：210円　・所要時間：約15分〜20分ほど
＊神奈中バスの時刻表はこちら↓↓
https://www.kanachu.co.jp/dia/diagram/timetable01/cs:0000800350-1/nid:00127899

■駐車場について
・駐車場は上記の通り、大倉BSの向かい側にある24時間営業の
　コインパーキング”大倉駐車場”を利用
・駐車料金：平日=当日最大料金500円（土休日=当日最大料金800円）
・駐車台数：40台程度
・トイレ、水道、自販機などは向かい側の大倉BSに有り
＊詳細はこちら↓
https://tozanguchinavi.com/trailhead/trailhead-205
（サイト内の記述で最寄りインターチェンジの情報が”秦野中井IC”と
　なっていますが、現在は秦野丹沢スマートICの方が近いです）

＊大倉バス停の周辺には営業時間の異なる秦野戸川公園の大倉駐車場も
　あります。詳細はこちら↓
https://tozanguchi-p.com/post-4611/
　

コース状況／危険箇所等

　
【トイレ・山小屋など】　2022/11/02 現在

・トイレは始点の大倉バス停（大倉BT内）、大倉尾根及び丹沢主脈の
　各山小屋、丹沢主稜の青ヶ岳山荘で利用出来ます。
・塔ノ岳〜蛭ヶ岳間の丹沢主脈及び主稜の青ヶ岳山荘も含めて
　今回のルート上の各山小屋は通常営業していました。
＊各山小屋の詳細情報はこちら↓
・尊仏山荘（塔ノ岳山頂）
https://sonbutsusanso.amebaownd.com/
・みやま山荘（丹沢山山頂）
http://miyamasansou.com/
・蛭ヶ岳山荘（蛭ヶ岳山頂）
http://kitatan.com/hirutop.html
・青ヶ岳山荘（檜洞丸山頂直下）
http://www2.tbb.t-com.ne.jp/aogatake/


【ルート状況など】　2022/11/02 現在

＜全般＞
・始点の大倉BSから大倉尾根〜丹沢主脈＆主稜〜ツツジ新道まで、
　一部に鎖場などがあるものの、全線に渡り明瞭な踏み跡がついており
　一般登山道として特に問題なく歩けました。
・11/2現在、今回のルート上に積雪や氷結箇所はありませんでした。
　念のためチェーンスパイクを持参しましたが未使用で終りました。
＊但し、これから冬にかけて積雪や氷結箇所が出てきますので、
　滑り止めの携帯は必須になると思います。

＜各区間の状況＞
1）大倉バス停〜塔ノ岳山頂まで（大倉尾根ルート）
・ここは神奈川でも人気の登山ルートということで整備状況は大変良く
　無問題で不安要素もゼロ、非常に歩きやすい印象でした。
＊但し、始点の大倉から塔ノ岳の山頂まで距離約7km強、高低差は
　約1200mほどあるので、それ相応に登り応えのあるルートです。

2）塔ノ岳〜丹沢山〜蛭ヶ岳まで（丹沢主脈線）
・塔ノ岳〜丹沢山までは、小さなアップダウンが数回あるものの
　ルート自体は踏み跡も明瞭で幅もあり、特に問題なく歩けました。
・丹沢山〜蛭ヶ岳の区間も上記と同様ですが、塔〜丹よりも距離があり
　アップダウンも多めになるので体力的にはややきつくなる印象です。
・一箇所だけ”鬼ヶ岩”からの登降箇所に鎖がかかっていますが
　ここも鎖でしっかり整備されており、安定したホールドとスタンスも
　豊富にあるので、慎重に登降すれば特に問題ない印象です。
（仮に鎖なしで岩を掴んでの登降でもそれほど問題ない印象でした）

3）蛭ヶ岳〜臼ヶ岳〜檜洞丸まで（丹沢主稜線）
・この区間は大倉尾根から蛭ヶ岳までのよく整備された歩き易い道とは
　異なり、かなり様相が変わります。特に蛭ヶ岳の山頂直下から鞍部
　までは高低差約300mほどの激下りの区間となります。（写真70）
・ルートは踏み跡こそ明瞭なものの、急傾斜で踏み面もザレ気味の
　滑りやすい道となり、道幅も狭く木々で遮られている個所もあり、
　非常に歩き辛い印象でした。また途中で鎖の登降箇所も出てきます。
・山頂直下の急斜面を下りきるとザレ気味の歩きづらい区間は終わり、
　少し歩きやすい道になります。暫く小さなアップダウンを繰り返して
　臼ヶ岳に到着。その後は鞍部の金山谷乗越から最後の檜洞丸山頂への
　登り返し（高低差約300m強）となります。
・この檜洞丸への最後の登り返しはここまでの疲労や体力の消耗もあり
　非常にキツイ印象でした。　

4）檜洞丸〜西丹沢ビジターセンターまで（ツツジ新道）
・檜洞丸の山頂から少しの区間（ツツジ新道の上部）は木製階段と
　木道が続いており、安定して歩くことができます。
・木道区間が終わると一般的な登山道となります。ツツジ新道は基本的
　に急傾斜の連続で、一部に鎖や鉄製ハシゴが設置されています。
・ツツジ新道を下り終えるとゴーラ沢出合に着きます。ここで2箇所の
　渡渉がありますが、当日は平水だったので飛び石で難なく渡れました
＊但し降雨後の増水時は状況が一変し、最悪の場合は渡れないことも
　あるかもしれません。（写真81）
＊ツツジ新道が終っても、ゴーラ沢出合からビジターセンターまで
　40分ほどかかるので、最終バスの時間も含めてご注意ください。
　

その他周辺情報

　
【紅葉情報】　2022/11/02 現在
・今回のルート上の紅葉は大倉尾根とツツジ新道の
　標高約1000m〜1100m付近で見られました。
＊今後はこれ以下の地点で見頃になると思います。（写真12、80）
　

写真

11/2 5:45

おはようございます。大倉BTの向かいにあるコインパーキング”大倉駐車場”より
今日は久々となる丹沢山行の日。塔・丹・蛭・洞と繋いで、
秋の丹沢ハイクを目いっぱい楽しもうと思います♪

11/2 5:55

このコインパーキングは大倉発の山行だと立地も良く24h営業で本当に便利
駐車料金も当日最大で500円（平日）と良心的で助かります

11/2 5:56

それでは準備万端でスタートです！まずは始点の大倉BTから
ここに来るのも本当に久しぶり。早朝でもトイレと自販機が利用できます

11/2 6:03

BTから車道を少し歩いて登山口へ。ここから大倉尾根ルートが始まります
画面右下の標識”大倉尾根 No.0”から山頂を目指します

11/2 6:12

登山口から10分ほど登るとご来光が
低山らしい静かな樹間から拝む御来光も中々良いものです

11/2 6:36

黙々と登り続けて”雑事場ノ平”に到着。ここに来るといつも思う
僅かとはいえ、山中でこんなに幅広で真っ平な登山道が他にあるのだろうかと…

11/2 6:38

究極のフラットゾーンを抜けると”見晴茶屋”が出てきます
早朝に大倉を出ると、いつもこの小屋が朝陽に照らされて輝いているんですよね
ちなみのこの裏手から急登区間が始まります

11/2 6:46

写真ではそれほど感じませんが結構な急登が続きます
しかし登山道の整備状況がすこぶる良いので、
余計な疲れを感じずに良いリズムで黙々と登り続けることができる

11/2 6:54

”一本松”に到着。ここまで約1時間、距離3kmなので時速3kmペースを保っている
今日はコロナ禍以来、すっかり落ちてしまった山体力の測定も兼ねているので、
取りあえず塔の山頂まで2時間半を目標に頑張ってみようと思う

11/2 7:26

一本松から駒止茶屋を過ぎて”堀山の家”に到着。ここも久しぶりだなぁ…
以前来た時は改装工事中だったけれど、もう終わったみたいですね

11/2 7:27

小屋前の休憩場からは富士山が見えます。すっかり白くなってますね
お正月でも青々としている年もあるけれど、今年は雪つきが早い印象

11/2 7:32

11/2現在の大倉尾根は標高1000m付近で黄葉していました

11/2 8:04

出発から2時間ほどで”花立山荘”に到着
さすがにこの時期に名物のかき氷はやってなかったですね

11/2 8:06

花立山荘から眺める金波に輝く相模湾。これも大倉山行でのド定番の風景ですね

11/2 8:05

江ノ島もよく見えます。その先には三浦半島も
コロナ禍の越境自粛要請が出ていた頃はあの辺の山々をよく歩いたなぁ…
その後方には東京湾、そして房総半島まで見える。今日の素晴らしいお天気に感謝☆

11/2 8:06

いつも思うけど、壮大な相模湾の景観を楽しめることが
大倉尾根から塔へ登る楽しみのひとつなんですよね

11/2 8:15

花立山荘から10分ほど登ると正面に塔の山頂が見えてきました
既に8：15。やはり今の体力で2時間半はちょっと無理だったかな…

11/2 8:35

出発から2時間40分ほどで大快晴の山頂に到着です
「雲ひとつない山頂に…」と、思ったら雲がひとつだけあったよ(笑)
目標の2時間半切りはできなかったけれど、コロナ禍以来の落ち込んだ体力と
1ヶ月のブランク明けの登山としては上出来だったと思う

11/2 8:36

まずは定番の一枚。塔ノ岳からの富士ビューは一級品
絶好のコンディションで気分も上々です♪

11/2 8:37

早速撮っていただきました。ありがとうございました☆
晴れわたる青空と日本一の富士山。やっぱり塔の頂はサイコーだね(*^^)v

11/2 8:39

富士山をアップ。今年は本当に雪つきが早いですね
2018年のお正月に登った時は青々として、雪は山頂の一部にしかついていなかった

11/2 8:40

超ズームで見てみるとブル道がまだハッキリ見える
やはり白いとはいえ、こうしてみると薄いのが分かりますね

11/2 8:42

富士山のお隣（南）には愛鷹山も。ここもいつか登りたいなぁ…
と思いつつ、未だに踏めていないお山のひとつ

11/2 8:43

愛鷹山から左に振ると箱根の峰々。手前に明神ヶ岳、その奥に神山・駒ヶ岳
左奥には伊豆半島の山並みも見える。今冬は久しぶりに箱根にお邪魔してみようかな

11/2 8:43

こちらは手前に小田原の街、画面中央には真鶴半島
その先には東伊豆の海岸線、左には初島も見える

11/2 8:45

南には相模湾を一望。水平線の先に見えるのは伊豆大島ですね
塔の山頂からの大展望はやっぱり良い。素晴らしい景観に改めて感動

11/2 8:45

手前から平塚・茅ヶ崎・藤沢などの市街地
その先には江ノ島、三浦半島、そして房総半島まで見えます

11/2 8:46

江ノ島を拡大。こうして見ると後方の房総半島の山並みが
日本アルプスのような高山の山並みに見えてしまうね

11/2 8:47

こちらは大山方面。あの反対側から大山の姿を毎日眺めている私

11/2 8:47

さらに左へ振って行くと首都圏方面の景色も見える
今日の関東平野は雲ひとつない大快晴♪。で、遥か先に見える山並みはどこだろう…

11/2 8:47

拡大してみる。あれは位置と方角からして筑波山なのかな？
でも、あんなに長大な山並みだったっけ？？

11/2 8:40

こちらは西の方角。画面中央のお山が恐らく本日の最終ピーク・檜洞丸だと思う
その右奥に見えるお山が西丹沢の巨峰・大室山でしょう

11/2 8:41

北西にはこれから行く丹沢主脈の峰々
画面中央が丹沢山、左奥には神奈川最高峰の蛭ヶ岳

11/2 8:41

蛭の山頂を超ズームで捉える。蛭ヶ岳山荘が見えますね
これまで何度も踏んでいるけれど、未だに名物の”ひるカレー”を戴いたことがない私…

11/2 8:48

久々の”猫ベンチ”も確認
そういえば塔クンは今頃どうしているのかな…
元気に暮らしているのかな…

11/11 8:33

この子が標高1491mの塔ノ岳山頂にかつて住んでいた野良猫の”塔クン”
（2015年の11月で今から7年前の様子。この日も同ルートの山行でした）
こんな吹きっさらしの頂上で暮らしていた登山者のアイドル的な猫でした
厳しい環境で暮らしていながらも、多くの登山者に可愛がられていたことで
飢えることもなく、逆に見ての通りかなり肥えていましたネ(笑)

11/11 8:34

この時もエサ欲しさ？に私の足元で”ゴロンゴロン”してきた塔クン（＾＾）
ホントにカワイイやつでしたよ。今も元気に生きているのかな…
またどこかで逢えたら嬉しいな…

11/2 8:49

塔クンの思い出に浸りつつ、久々に踏んだ現在の山頂を見て回ります
いつもの石仏・石碑も健在でした

11/2 8:49

尊仏山荘も本当にお久しぶり。綺麗なトイレをお借りしました

11/2 8:50

日時計も健在です。解説板によると昭和四十年に設置されたとのこと
（ということは、57年前に設置されたことになるのか…）

11/2 8:59

最後は南ア北部の峰々。左から間ノ岳〜北岳の主稜線、右奥には仙丈ヶ岳も見える

11/2 8:59

こちらは南ア南部の峰々。左の赤石岳から右の千枚岳＆荒川岳（だと思う）

11/2 9:12

抜けるような青空の下、お次のピーク”丹沢山”へ向かいます
この辺の丹沢主脈の稜線は超快適で気持ち良く歩けます(^^♪

11/2 9:21

お天気サイコーで気分も上々♪開放感もあり素敵な稜線歩きが楽しめます（＾＾）

11/2 9:23

熊木沢とその先には富士山。これも丹沢主脈で定番のショット
いつ見ても素晴らしい景観だと思う

11/2 9:26

木製階段のすき間からひょっこり顔を出すリンドウちゃん
健気に咲くその姿を見ていると、大事にしてあげなきゃと素直に思ってしまう

11/2 9:51

塔から50分ほどで”丹沢山”に到着。あの山頂標は以前と変わらないけれど、
このように富士山バックで一緒に収まるような良い位置関係だったっけ？

11/2 9:52

仏さまも富士山バックで。塔では石碑も含めて結構賑やかだったけれど、
こちらはお一人さまでちょっと寂しいのでは？

11/2 9:53

丹からも富士山がよく見えます。今日は美しい富士ビューの連続でもうお腹いっぱいの私

11/2 9:54

みやま山荘もお久しぶり。屋外に綺麗なトイレがあります

11/2 9:59

富士山を眺めながら丹から蛭へ向かいます。この区間は距離とアップダウンが
それなりにあるけれど、眺望の良いルートなので自然と頑張れますね(*^^)v

11/2 10:22

たまに振り返ってみる。画面右端の突起が塔の山頂
あそこから左へ丹沢主脈の稜線上を辿ってきました

11/2 10:35

不動ノ峰より。この辺も見晴らしの良い爽快な風景が楽しめます
こうして秀麗な富士を眺めながら、快適な稜線歩きができる幸せ♪最高だね（＾＾）

11/2 10:36

前方に神奈川＆丹沢の最高峰・蛭ヶ岳の山頂が見えてきましたが…
丹からここまで40分ほど、ん〜まだまだあるなぁ…(^^;

11/2 10:56

鬼ヶ岩から見る蛭ヶ岳。ここまで来ればあとひと息
この岩場を慎重に下り、あの尾根筋を登り返せば蛭の山頂です

11/2 10:58

鬼ヶ岩では岩場の登降個所があります。しかし整備された鎖と
ホールド＆スタンスも豊富なので、慎重に登降すればそれほど問題はない印象です

11/2 11:21

大倉から約5時間20分、神奈川＆丹沢の最高峰・蛭ヶ岳に到着
雲隠れ寸前の富士山、ギリ間に合いました〜(*^^)v

11/2 11:23

塔に続いてここでも撮っていただきました。ありがとうございました☆
久々に踏むわが郷土の最高峰。感慨もひとしおです

11/2 11:25

到着から数分で隠れてしまった富士山
右手前の洞ちゃんと一緒に2ショットで見たかったけれど…ちょっと残念。。。

11/2 11:26

こちらは西丹沢の巨峰・大室山。今朝はかなり遠くに見えたけど、だいぶ近くなってきた

11/2 11:27

蛭からも南ア北部の間ノ岳と北岳が見えます
今朝、塔から見た時よりも白いものが薄くなったように見えるのは気のせい？

11/2 11:28

南方には深く落ち込む熊木沢。画面左奥には相模湾と大島も見える

11/2 11:30

相模湾と大島を拡大。丹沢山塊の中心にある蛭からもこのように海が見えます

11/2 11:29

こちらはこれまで辿ってきた稜線
画面中央の少し右奥に見えるピークが塔ノ岳。左の稜線が丹沢主脈

11/2 11:33

今日は蛭ヶ岳山荘でコーラを購入しました（500円）。疲れた身体に沁みわたる〜
ちなみに”ひるカレー”は今回もパス。まぁ、いつか食べてみようかなと…

11/2 11:34

山荘の入口前の広場からは東〜北東方面の景色が見えます
高所から眺める広大な関東平野の眺望。私のお気に入りの風景です☆

11/2 11:34

宮ヶ瀬湖と宮ヶ瀬ダムも見えます。私が子供のころには無かった人口湖です

11/2 11:35

こちらは丹沢山から宮ヶ瀬湖方面へ連なる”丹沢三峰”
あそこも今日のような大快晴の日に気持ち良く歩いたなぁ…

11/2 11:47

蛭の山頂で休憩と景色を堪能したところで、本日最後の大物”檜洞丸”へ向かいます
あの稜線を辿り、画面中央の少し右にあるピークを目指します（まだまだ結構あるね💦）

11/2 12:01

蛭の山頂直下から暫く激下りの区間が続きます
それまでの整備されて歩きやすかった主脈とは異なり、
幅も狭く急傾斜のザレた足場の悪い道で、鎖も出てきて状況は一変します

11/2 12:42

激下りを無事に終えてホッとひと息。臼ヶ岳の少し手前で振り返る
左に見える蛭の山頂から高低差約300mほどを一気に下って来ました
それにしても圧倒的な迫力と存在感の蛭ヶ岳。本当にデッカイお山ですよ

11/2 12:45

蛭から1時間ほどで”臼ヶ岳”に到着。特にこれといったものはありませんが、
樹林に囲まれた静かで雰囲気の良い山頂だったのでひと休みしました

11/2 13:10

こちらは”神ノ川乗越”。少しだけ紅葉していました
このように臼ヶ岳〜檜洞丸間は小さなアップダウンの繰り返しが続きます
（ん〜洞ちゃんに中々着かないんですよね…💦）

11/2 13:30

アップダウンを繰り返し中「あれが洞ちゃんかなぁ…」と思いつつ黙々と歩く
何れにしても、最後は高低差約300mのキツイ登り返しが待っています(^^;

11/2 14:14

洞ちゃんへのキツイ登り返しを経て、青ヶ岳山荘の少し手前で振り返る
右の主脈から左に見える蛭のピークを踏んでここまで来ました
それにしても壮大な景観。ホントによくここまで来たもんだと改めて思う

11/2 14:18

蛭からやっとの思いで青ヶ岳山荘に到着。飲物の購入やトイレも利用できます
いゃ〜最後の高低差約300mの登り返しはホントにシンドかったです。。。
クタクタの身体にコーラ（500円）を充填して生き返りました〜(*^^)v

11/2 14:28

青ヶ岳山荘から5分ほどで本日最後のピーク”檜洞丸”の山頂に着きました
ここは高木に囲まれて景色は望めないものの、木立の雰囲気が良い山頂です

11/2 14:29

おっ、新しめの山頂標柱があったよ。以前は文字の消えかかった古い標柱しかなかったんだよね

11/2 14:41

久々に歩く”ツツジ新道”。基本的に急登続きのルートですが、
上部はこのような木段で快適に歩けます

11/2 15:20

11/2現在、ツツジ新道の紅葉は標高約1000m付近で真っ盛りな感じでした
もう時間的に人とすれ違うこともなく、静かな山中で色鮮やかな紅葉を
ゆっくり楽しみながら悠々と下る。幸せなひと時だったな…

11/2 16:04

急登のツツジ新道を下り終えて”ゴーラ沢出合”に着きました
ここで2箇所の渡渉があります。この日は平水だったので問題なく渡れました
現地に案内板がありますが、渡渉個所や取り付き点などに注意が必要です
また、増水時は渡れないことがあるかもしれません

11/2 16:45

ゴーラ沢出合から約40分、無事に西丹沢ビジターセンターに到着しました
（ツツジ新道が終ってもビジターセンターまで40分ほどかかるのでご注意を）
これで今回の山行は全て終了。あとは17：05発のバスと
電車を利用してプリやんの待つ大倉駐車場まで戻ります

11/2 17:00

17：05発の新松田駅行きのバスがやってきました（この日の最終は19：00）
ここから新松田駅まで1時間10分ほど。疲れきっていたので車内では爆睡でした…

11/2 18:36

新松田駅に着くと良さげなそば屋があったので入ってみました
で、こちらの”ミニ海老＆かき揚げ丼セット”を注文（650円）
ところがセットで”そば”を頼んだつもりが、出てきたら”うどん”だった…
バスで爆睡後、半分寝ぼけたまま注文したせいか、まさかのミス…(^^;
まぁ、うどんでもフツーに美味しかったので良しとしましょう（＾＾）

11/2 19:46

小田急線で渋沢駅へ移動し、そこから神奈中バスで大倉BTまで戻りました
もうすぐ20時ですが、ここから自宅まで30分ほどで帰れるので気楽ですね
（もしこれが北アだったら、帰宅までさらに4〜5時間ですよ💦）

11/2 19:48

そして最後はプリやんで〆。今回も遅くまで待っててくれたね（＾＾）
今日は久々に郷土のお山をたっぷり歩いて、心地よい達成感を得られました
そして丹沢の良さや魅力を改めて実感できた充実の一日でした☆

撮影機器：

DSC-WX350 SONY

感想

lifter175

　
このところ仕事に追われてまともに休みが取れず、気づいてみれば10月2日の富士山以来、丸1ヶ月も山へ行けない日が続いていました。
そんな中でようやく休暇の目途が立ち、天気予報も良さげで山に行けそうな日が出てきましたが、肝心の行先を考え始めると、まずはとにかく疲れていたので移動に時間をかけたくない。
さらに未踏の山となると、そこまでの移動行程も含めて新規の計画を練る必要がある。
しかし、そんなことを考える精神的な余裕もなかったので、近場の山であれこれ考えずにサクッと山歩きを楽しみたい。
そんな”過去に経験済みで何も考えることなく気持ち良く歩ける山へ行きたい”と思った時、やはり一番に浮かんできたのは地元の丹沢でした。
「そういえば故郷の山である丹沢もコロナ禍以来、暫く歩いてなかったな…」ということで、今回は2015年の11月以来、約7年ぶりに丹沢主脈と主稜のメインキャストである名峰4座「塔・丹・蛭・洞」を繋いで歩いてきました。

当日は予報通りの好天に恵まれて秋の主脈と主稜の稜線を気持ちよく歩くことができました。
清々しい秋空の下、久しぶりに拝む金波の相模湾が特に印象的で、この日は江ノ島から三浦半島、東京湾、そして房総半島まで見渡せました。
南方に目を向けると水平線に浮かぶ伊豆大島、西には真鶴半島と東伊豆の海岸線、さらに箱根の峰々と愛鷹山、そして早くも雪を纏った美しい富士山も。
丸1ヶ月も山に行けなかった鬱憤を晴らすように、これら大展望のオンパレードを一気食いしてあっという間にお腹いっぱいになってしまうほど。
丹沢からの1ヶ月分のご褒美をゴッソリ貰って大満足の私でした(^^ゞ

また、生まれも育ちも神奈川の私にとって、これらはどれもお馴染みの風景でただ眺めているだけでも心地良さを感じるものです。
久々に踏むわが郷土の山から眺める風景は、やはり格別で感慨深いものがありますね。
こんなに身近に素敵なお山と素晴らしい景色が楽しめる。そんな幸せを改めて実感できた秋の丹沢山行でした。
　

コメント

さだお

ご褒美だ〜！
天気もいいし、山のナミナミ・・・そして富士山！
ふらっと？丹沢に行けるなんてなんとうらやましことでしょう。
また丹沢に行きたくなっちゃったじゃないかー！

lifter175

ochadaさん
そう、これほど魅力溢れる山域が思い立ったらすぐに行けるって、本当に幸せだなぁとつくづく思います。
釈迦岳も見させていただきましたよ。丹沢からの相模湾もそうですけど、琵琶湖を眺めながらの山登りも中々良さげですね。豪華な山飯も羨ましい限りです。

sm-vas

こん〇〇わ、クダラン昔話しかできないsm-vasです。
今年の10月は好天続きで、皆さん歓喜のレコを投稿されているのに残念でした。11月も好天になることを願っています。
今回は「懐かしの裏山、我が愛する丹沢」ですね。大山のお姿、私も二子玉川駅のホームから拝んでおります。

リフターさんがココで経験を積み、”北岳”へステップアップされたのであろうと勝手に想像しております。
私もそうでした。高校時代は奥多摩中心でしたが、大学時代は丹沢でした。

まずは春の大倉尾根での歩荷訓練。　キャンプ場の河原で先輩がテキトーに石を選び、それを塔ノ岳の山頂に捨てます。(笑)　毎年恒例の新人歓迎行事でしたから、結構な数のワケの分からぬ石が今でもあるハズなのですが……(笑)……写真３５〜４０に写っているかも。(笑)
30�圓曚匹寮个禄顛瓦�低すぎて腰に最悪です、キツサはもう忘れました。
他にウサギ跳びとか、「the昭和」ですよネ〜　タブン「バテルから水飲むな〜〜」て、言われてた？(笑)

そして沢登り訓練。　水無川の枝沢はアラカタ行ってるはずですが、当然、何も覚えていません。（そう言えば、登山口の茶屋には軒先にワラジがぶら下げられ、売っていました。）
今時の沢レコを拝見すると（見ても思い出すことはありません）、ヒルだの鹿だの遭遇することがよくある様ですが、私は一切、見た事がありません、話題にもならなかった。　昔はいなかったはず無いと思うのですが、フシギです。

このように皆様のレコから、私の「我が青春の一コマ」に耽っております。自己満足だけの失礼なコメ、お許しください。　　　　　かしこ
　　

lifter175

sm-vasさん、こんばんは
仰るとおりで10月は好天続きでしたね。山に行けない状況で皆さんのレコを少し恨めしく拝見しておりましたよ(笑)

私の山歴なんてsm-vasさんの足元にも及びませんよ。所詮は40過ぎから始めた趣味の範疇ですし、学生時代から昔の体育会系にありがちな厳しい上下関係でしごかれた方々のお話しを聞いていると、あまりの壮絶さに私ではとても耐えられないと思ってしまいます。
それにしても石で30kg歩荷なんて相当なキツさでしょうね。今はウサギ跳びなんて全否定で、まずやることはないのにそれでも膝が痛いワタシ。もしやらされていたら完全に壊れていたと思いますよ。
水分補給も「運動中に水を飲むと、筋肉より胃に血液が回る分、パフォーマンスが落ちるからダメ」という訳の分からない理由（ホントは単なるイジメ、もしくは精神根性論なんでしょうけど）で飲ませて貰えなかったり…
まぁ、運動に関しては精神論第一で、非科学的なことが平気でまかり通るトンデモない時代でしたよね(笑)
今も昔もそれぞれに良い部分とそうでない部分がありますが、山に関していえば、今はテン場の利用料も驚くほど高騰し、さらに事前予約が必要だったりと、かなり窮屈な感じで昔ながらの良き登山文化が失われつつあると感じています。そういう意味では様々な点で大らかな時代だった昔の方がよかったような気がします。
登山に関することもそうですが、今は微々たることで騒ぎすぎ、ギスギスして嫌な時代だなぁと思うこともしばしばありますね。
今回もコメントいただきありがとうございました。