ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 48681
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

双六岳・三俣蓮華岳・鷲羽岳・弓折岳・樅沢岳

2009年10月10日(土) ~ 2009年10月12日(月)
 - 拍手
sakura その他1人
GPS
55:23
距離
39.3km
登り
3,192m
下り
3,200m

コースタイム

<10/10>
6:30新穂高温泉-8:00わさび平小屋-11:00鏡平山荘-13:30双六小屋-15:50三俣蓮華岳-16:30三俣山荘
<10/11>
7:00三俣山荘-8:30鷲羽岳-12:30三俣蓮華岳-14:00双六岳-15:20双六小屋-16:40樅沢岳-17:30双六小屋
<10/12>
7:00双六小屋-8:20弓折岳-9:30鏡池-12:00わさび平小屋-14:00新穂高温泉
天候 10/10晴れのち雪、10/11晴れのち曇り、10/12晴れ
過去天気図(気象庁) 2009年10月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
全体がかなり整備された登山道ですので危険箇所はありません。

ただ、積雪がありましたので雪の場合は安全のためアイゼンの携行があると安心(ここでいうことでもありませんが...)

登山ポストは新穂高温泉BT前にあります。あまり出す人いないのかなぁ

双六⇔三俣の巻道は、ピークを通る道よりもアップダウンは少ないですがそれでも結構急勾配のところがあります。巻道だからとたかをくくって歩くと意外と険しくてうんざりさせられます。

新穂高は下山後の温泉が楽しみ。個人的にはBTに近い中崎山荘がお勧めです。
700円ですが、各山小屋で100円OFFの割引券配ってます。ここは簡単な軽食も食べれるので便利。神岡までの国道には適当に食事するところが少ない。
出発時の新穂高温泉
2009年10月10日 06:42撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
10/10 6:42
出発時の新穂高温泉
風穴
2009年10月10日 07:19撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
10/10 7:19
風穴
わさび平小屋
2009年10月10日 07:58撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
10/10 7:58
わさび平小屋
全く視界の効かない鏡池
2009年10月10日 11:04撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
10/10 11:04
全く視界の効かない鏡池
雪が降り始めた鏡平山荘
2009年10月10日 11:06撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
10/10 11:06
雪が降り始めた鏡平山荘
三俣蓮華への登りで雷鳥に遭遇
2009年10月10日 15:37撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
10/10 15:37
三俣蓮華への登りで雷鳥に遭遇
2009年10月10日 15:46撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
10/10 15:46
凍りついた三俣蓮華岳山頂
2009年10月10日 15:48撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
10/10 15:48
凍りついた三俣蓮華岳山頂
翌朝快晴の三俣蓮華岳
2009年10月11日 05:54撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
10/11 5:54
翌朝快晴の三俣蓮華岳
三俣山荘のつらら
2009年10月11日 06:00撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
10/11 6:00
三俣山荘のつらら
三俣山荘前にて
2009年10月11日 06:53撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
10/11 6:53
三俣山荘前にて
双六岳、遠景に笠ケ岳
2009年10月11日 08:11撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
10/11 8:11
双六岳、遠景に笠ケ岳
鷲羽岳山頂
2009年10月11日 08:33撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
10/11 8:33
鷲羽岳山頂
鷲羽岳山頂よりワリモ岳、水晶岳
2009年10月11日 08:37撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
10/11 8:37
鷲羽岳山頂よりワリモ岳、水晶岳
鷲羽池と槍、穂高
2009年10月11日 08:53撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
10/11 8:53
鷲羽池と槍、穂高
三俣山荘前より槍ケ岳
2009年10月11日 10:12撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
10/11 10:12
三俣山荘前より槍ケ岳
三俣山荘のお弁当
2009年10月11日 10:41撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
10/11 10:41
三俣山荘のお弁当
雪の溶けた鷲羽岳、ワリモ岳、水晶岳
2009年10月11日 11:34撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
10/11 11:34
雪の溶けた鷲羽岳、ワリモ岳、水晶岳
三俣蓮華岳山頂
2009年10月11日 12:34撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
10/11 12:34
三俣蓮華岳山頂
双六岳山頂と三角点
2009年10月11日 14:01撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
10/11 14:01
双六岳山頂と三角点
樅沢岳より槍ケ岳北鎌尾根
2009年10月11日 17:01撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
10/11 17:01
樅沢岳より槍ケ岳北鎌尾根
朝焼けの三俣蓮華岳と薬師岳(遠景)
2009年10月12日 06:13撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
10/12 6:13
朝焼けの三俣蓮華岳と薬師岳(遠景)
双六小屋前にて
2009年10月12日 06:29撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
10/12 6:29
双六小屋前にて
双六小屋のお弁当
2009年10月12日 06:35撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
10/12 6:35
双六小屋のお弁当
双六池と鷲羽岳
2009年10月12日 07:27撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
10/12 7:27
双六池と鷲羽岳
くろゆりベンチより白山
2009年10月12日 07:31撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
10/12 7:31
くろゆりベンチより白山
弓折岳山頂
2009年10月12日 08:23撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
10/12 8:23
弓折岳山頂
快晴の鏡池に映る槍ケ岳
2009年10月12日 09:35撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
10/12 9:35
快晴の鏡池に映る槍ケ岳
快晴の鏡平山荘
2009年10月12日 09:40撮影 by  DMC-GH1, Panasonic
10/12 9:40
快晴の鏡平山荘
新穂高温泉に到着
2009年10月12日 13:59撮影 by  D902i, DoCoMo
10/12 13:59
新穂高温泉に到着
撮影機器:

感想

三連休にはロングコースをということで、渋るMさんをむりやり2泊3日コースにお誘い。前から行きたかった水晶岳を計画。

アプローチのしやすさでは新穂高-小池新道。新穂高温泉出発時点では青空も見え、テンションも上がってくる。Mさんもご機嫌。

ところが鏡平近づいてくる頃からなんとなく空模様が怪しい。鏡平山荘ではなんと予想外の雪!!

あわててレインウェアとザックカバーをつける。寒いわ展望利かないわでこれからが思いやられる。

双六山荘へ到着する頃は雪もひどくなってきた。当初は双六、三俣蓮華と縦走する計画でいたが、この雪なので中道を通り、三俣蓮華だけでもピークハントすることに。

しかし中道も結構な積雪。三俣蓮華岳頂上は氷の世界。寒くて寒くて逃げるように下山開始。

やっとの思いで三俣山荘に到着。この頃から本格的な降雪となった。このままだと明日はどうなるんだろう?降り込められて下山不能??

いろいろと不安が募るが明日は明日、なんとかなるさ。

三俣山荘は大型の乾燥機つきの乾燥室で濡れたものもすっかり乾く。この日はつかれて朝まで爆睡。

翌朝起きてみれば一面の銀世界に快晴のブルースカイで別世界。外の空気は刺すように冷たいが、三俣山荘前から見える槍ヶ岳に感動。雪をまとった三俣蓮華岳に朝日があたりピンク色に輝いている。

水晶岳へ向かうか思案したが、この雪では無理はできないと判断し、鷲羽岳のみ登頂することにした。登山道は雪がついていてすべる。アイゼンもっていないので慎重に時間をかけて登った。鷲羽からの展望は周囲の山が白銀に輝き、まぶしいくらい。水晶岳が近くに見えるが、今回はあきらめ。

ゆっくりと下山し、三俣山荘で昼食。ここのお弁当は岩魚の甘露煮に甘納豆とおかずがユニーク。疲れた体に甘納豆は結構いける。

ここからMさんは巻道経由で双六へ、私は双六に登っていないのが気になるので三俣蓮華経由で双六岳へ向かうことに。

しかしこの辺りからだんだんと雲が出始め、双六岳頂上からはお決まりの槍ケ岳を望むことはかなわなかった。双六岳は本当に饅頭みたいな形。ガイドブックとかによくあるなだらかな登山道を快適に進む。ここから槍が見えたら最高なんでしょうけど、あいにく展望は効かない。饅頭型の山でも双六小屋への下りは結構急。午後は日陰になるので凍ってて危ない。

西鎌尾根からの槍ヶ岳が見たくて双六小屋チェックイン後に樅沢岳へ登る。頂上は段階ではあいかわらずガスっていたが、奇跡的にも一瞬晴れ間が見えて、槍ケ岳とそれに続く北鎌尾根が姿を見せた。ちょうど夕映えのタイミングでラッキー。

双六小屋の飯はうまいと聞いていたが、本当にうまい。天ぷら山盛りでこれが山小屋の夕食とは思えないほど。これは大満足。

翌日は下るだけ。初日と違って常時槍ケ岳を見ながらの稜線漫歩。鏡平でも鏡池に映る槍は存在感抜群。ピーカンの天気のもと新穂高温泉へ下山。

到着後は温泉につかってゆっくる汗を流してきた。はからずも初冬の雪山登山となったがこれもいい思い出です。
次回は何とか水晶岳まで足を延ばしたい。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2305人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
技術レベル
4/5
体力レベル
5/5
ハイキング 甲信越 [2日]
双六岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [5日]
笠ヶ岳・水晶岳
利用交通機関:
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
未入力 槍・穂高・乗鞍 [2日]
鏡平往復
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら