苗場山（祓川コースからピストン）

2014年08月02日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 13.3km
• 登り: 1,218m
• 下り: 1,211m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:30
• 休憩: 1:55
• 合計: 9:25

7:30 かぐらスキー場第２リフト町営駐車場
7:50 8:00 和田小屋登山口
9:05 9:10 下ノ芝
9:55 10:00 中ノ芝
10:40 10:50 神楽ヶ峰
11:05 11:10 雷清水
12:05 13:05 苗場山
13:55 13:55 雷清水
14:15 14:25 神楽ヶ峰
14:35 14:35 苗場山、小松原分岐
14:45 14:45 中ノ芝
15:25 15:30 下ノ芝
16:25 16:30 和田小屋登山口
16:55 16:55 かぐらスキー場第２リフト町営駐車場
16:55 ゴール地点

天候

曇り一時晴れ、のち雷雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

（アプローチ）関越湯沢ICから国道17号経由、祓川沿いの苗場山林道を町営第2駐車場まで。前日19：30に都内自宅を出発、所用あって新潟市内の義兄宅へ立寄り、そのあと関越道で湯沢ICまで戻りました。途中越後川口SAで2時間くらい仮眠。登山口到着は朝の7時ごろ。

コース状況／危険箇所等

顕著な危険個所なし。概ね整備が行き届いた歩きやすい登山道でした。ただし、前半登山口から下ノ芝、中ノ芝、上ノ芝あたりまで大きな石が露出した登山道（木道以外のところ）で雨にぬれると滑りやすく、下山途中で夕立（雷雨）にあってしまったため、下山の後半は地獄のような？行程になりました。

その他周辺情報

湯沢町の共同浴場の一つである「街道の湯」に下山後、立寄りました。苗場山登山道へ通じる林道の国道17号に面した出入り口の近くにあります（道の駅に隣接）。落ち着いた非常にいい温泉でした。

写真

8/2 7:31

登山口のかぐらスキー場町営第2駐車場。

8/2 7:31

御前7時半の段階でほぼ埋まりました。

8/2 7:31

さあ出発。

8/2 7:46

和田小屋まで車道が通じています。

8/2 8:02

和田小屋前で、再度、荷物を整えます。

8/2 8:08

和田小屋前からゲレンデを横切って登山道が延びています。

8/2 8:08

この表示板をみて、クマ鈴を装着しました。

8/2 9:10

下ノ芝から山頂方面。青空が一時見えていましたが、すぐにガスでおおわれてしまいました。撮影のチャンスは逃してはダメですね？

8/2 9:10

木道で歩きやすいところもありますが、途切れたところはほとんどが、石畳の登山道です。

8/2 9:22

下ノ芝。ベンチがあります。標高は約1700メートル。

8/2 9:22

10分前には青空が見えていたのですが・・・

8/2 10:03

中ノ芝で。

8/2 10:03

中ノ芝は南側の景観が開け、登ってきた方向が見渡せます。遠方は谷川連峰ですが、ガスがかかっています。

8/2 10:08

中ノ芝の標識。

8/2 10:32

小松原の分岐。

8/2 10:33

小松原の分岐から登って来た方向を振り返ります。

8/2 10:33

カッサダムのある田代湖でしょうか？それにしても陰鬱な雲です。

8/2 10:39

股スリ岩。おもしろい名前です。

8/2 10:39

股スリ岩からみる青空と白い入道雲。

8/2 10:39

神楽ヶ峰方面。

8/2 10:50

神楽ヶ峰山頂から進行方向。まだここからは苗場山本峰はみえません。

8/2 10:57

神楽ヶ峰のピークからしばらく進むと、ようやく苗場山本峰が姿を現しました！鞍部まで約100メートル下り、本峰へむけ約200メートル登り返すことになります。

8/2 11:14

雷清水。行きに立寄った時に一口飲みましたが美味でした。先を急ぐので帰りに立ち寄った時にペットボトルに汲み込もうと思いました。しかし、帰りに立ち寄った時は団体さんに占領？され、果たさずじまいとなりました・・・（泣）

8/2 11:14

お花畑！祓川コースの最大の見どころですね？

8/2 11:15

8/2 11:15

8/2 11:21

8/2 11:22

8/2 11:33

苗場山を望む。正直なところ花をめでる気持ちよりも、あの苗場山への急登をこなさなければならないという命題？が重く心にのしかかりました・・・

8/2 11:51

苗場山への登りから神楽ヶ峰を振り返る。

8/2 11:51

苗場山山頂までもう一息！確かに急登ですが、ザレやガレの急登ではなく、足元が安定していて比較的歩きやすかったです。

8/2 13:12

ようやく、山頂の一角に到着。急斜面を登り切り、この光景を目にしたときは感動しました。まさしく”運上の楽園”！

8/2 12:18

山頂周辺は何の変哲もないところです。

8/2 12:18

山頂標識の近くで咲いていたニッコウキスゲ。

8/2 12:27

山頂近くのベンチでしばし、至福のときを・・・

8/2 12:52

のびやかな山頂の湿原。遠方のガスッている山は秋山郷を挟んで苗場山と対峙する鳥甲山でしょうか？

8/2 12:52

苗場山自然体験交流センターの建物が見えています。

8/2 13:06

トイレをお借りしました。

8/2 13:14

幽玄な雰囲気の山頂湿原。白いのはワタスゲ。

8/2 13:52

コバイケイソウ？

8/2 13:52

8/2 13:56

8/2 14:03

苗場山を下り、神楽ヶ峰に向かい途中で、苗場山を振り返る。登ったときはあんなにガスっていたのに私が下山した途端ガスが晴れるなんて・・・（怒）

8/2 14:28

神楽ヶ峰のピークから勇壮な入道雲に感動！（ここで感心している場合ではないということがあとでいやというほどわかりました）

8/2 15:01

中ノ芝から谷川連峰。登りの時はガスっていましたが、このときはよく見えました、

8/2 15:01

それにしてもすごい入道雲です。下ノ芝まで下りたくらいから雷鳴が・・・

8/2 18:50

何とか無事に下山し、「街道の湯」で1日の疲れをとりました。

撮影機器：

EXILIM ZOOM EX-Z1000 カシオ

装備

個人装備

ヘッドランプ(1) 予備電池(1) 1/25 000地形図(1) ガイド地図(1) コンパス(1) 笛(1) 筆記具(1) 保険証(1) 飲料(1) ティッシュ(1) 三角巾(1) バンドエイド(1) タオル(2) 携帯電話(1) 計画書(1) 雨具(1) 防寒着(1) ストック(2) 時計(1) 非常食(1)

共同装備

ツェルト(1) ファーストエイドキット(1) 医薬品(1) カメラ(1) 車(1)

感想

toshishun

コース自体は整備が行き届いた歩きやすい登山道で、（転滑落などの）危険を感じた箇所はほとんどありませんでした。
今回の山行の一番の反省点は日帰りにしては出発時刻が7時半と遅かったということです。（私の現在の脚力では遅くとも5時半）下山時、下ノ芝付近で雷鳴を耳にし、和田小屋まで下る間にスコールのような夕立にあってしまいました。雷が頭上でなっているなか山道を歩くのは、裸の稜線ではないにしろ、本当に生きた心地がしません。もしそばの樹木に落雷していたらと思うと・・・数百メートル先に雷鳴とともに稲妻がはしったのをみたときは思わず、叫び声をあげてしまいました。
夏山の夕立にあったのは今回が初めてではないですが、これほどまともに雷雨の洗礼を受けたのは初めてです。夏山の雷雨を少し甘く見て、対策が甘かったことは否定できません。やはり早立ち早着が鉄則ですね？
今回は無事に生きて下山できました。次回以降はこの教訓を生かしたいと痛切に感じます。