七ッ小屋山〜大源太山(上越のマッターホルン)
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- GPS
- 06:23
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 1,398m
- 下り
- 1,453m
コースタイム
天候 | はれ ときどき くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:体験工房大源太 〜 バス 〜 越後湯沢駅 (バス料金\320) |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト:土樽駅前と旭原駐車場の登山口にありました 道の状況:危険だと思った個所 ※蓬新道:ときどき細い巻道やザレタところがあり、注意が必要だと感じました。 ※蓬峠〜七ッ小屋山:草が足元を隠すような個所があるので、特に下りは注意が必要でした。 ※七ッ小屋山〜大源太山:七ッ小屋山からの下りは、急でかつ足元見えにくい箇所や岩石帯もあり要注意でした。大源太への登りは、最後の鎖場付近はもちろん、息を整えて慎重に登りました。ただし鎖場2か所ありましたが、登りではどちらも鎖に頼らなくてもホールドはあり、登ることができました。 ※大源太山〜旭原駐車場(林道終点) ・下山に移ってから直後の岩稜帯の下りに注意するのはもちろんですが、岩稜帯終わりから、渡渉点までときどき傾斜が緩くなるものの、ほぼ急傾斜一辺倒の下りでした。特に渡渉点に近づくとロープが連続して出現しますが、岩稜帯はともかく、土が露出している箇所が滑ってやっかいでした。特に私は本日のルートの最後がここになり、疲れもあったのでしょうが、渡渉点まで本当に気の抜けない長い道に感じました。ということで申し訳ありませんが、今まで過去何か所しかなかった、私の「二度と下りたくないルート」の一つにリストされました。 ・渡渉個所は、4か所(だったと思います)ありましたが、今日はすべて飛び石で越えられましたが、ぎりぎりだと思う箇所もいくつかありました。したがい水量によっては、渡渉覚悟の上行かれた方がよろしいかと思います。 |
その他周辺情報 | 本日の温泉:ぽんしゅ館 越後湯沢店 ※駅ナカのアクセスの良さ、フェイスタオル、バスタオル付きで¥800はお得だと思います。さらに、割引券を印刷していくと¥100引きでした。駅ビルの中なので露店風呂がないことや、少々狭いことなど、強いてマイナス面を上げればありますが、私には十分なパフォーマンスでした。 |
写真
感想
今日は計画休暇をもらいました。しかしもともと今日のルートは考えておりませんでした。たまたま数日前にsimagawaraさんの大源太のレコ(http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-486965.html)を拝見して、昨夏、谷川岳〜平標を縦走した折に見た大源太を思い出しました。その際、ぜひいつか訪れてみたいと思ったことも思いだして(とても都合が良いですが)急きょ衝動に駆られて訪れてみることにしました。
ルートは、列車ならびにバスの都合上、選択肢は、土樽からしかありませんでした。しかし、結果的には正解であったかな?と思いました。見る角度により、山容を変化させる大源太でしたが、やはり七ッ小屋山からの大源太が最もピラミダルのように思いました。そこに向かう道筋も七ッ小屋山から一度鞍部まで降りて、徐々に迫り、かつ三角峰を見上げる状況になるシチュエーションは、まさに図ったような演出でした。
ただし唯一の難点は、最後の長く険しい下りでした。疲労していたせいもあるかと思いますが、本当にいやになるほど長く感じる下りでした。ただ長いだけではなくかなり注意が必要だったということもあったかと思います。
それにしても今日は本当に暑かったです。登りはじめの時間が遅かったこともあるかと思いますが、汗が止めどもなく流れます。蓬新道は、東俣沢出合いにはじまり、ところどころで沢を跨ぎますが、今日は、すべての沢で、顔を洗い、首筋に水をたらし、タオルも洗い、リフレッシュさせてもらいました。これでかなり気持ちを保つことができました。特に蓬峠手前の水場での水のうまさは、格別でした。これで活きかえったと言っても過言ではありません。
今日は、暑いのは覚悟していたので、半ズボンにするか長ズボンにするか迷いましたが、下草に悩まされる可能性が大と考え、あえて長ズボンで挑みました。結果登りでも下草があるところが、散在したのではじめは「正解、正解」などと思っていたのですが、途中からは、やはり半ズボンだったな?と後悔しました。何しろ初めての経験でしたが、ズボンからしたたり落ちる汗が靴下経由で登山靴の中まで入り込んでしまい、蓬峠に着く頃には、靴の中がちゃぷちゃぷしてました。(後日談として、昨晩は山からの帰宅が遅く、靴を洗うことが出来なかったのですが、これを書いている今日(8/5)の夕方に靴を洗おうとすると表面が白くなった部分が散在しておりました。どうやら一日たって塩分が浮いてきたようでした)。
いろいろありましたが、やはり、谷川岳周辺の山々とその稜線には今日も感動しました。あの稜線美を眺めているだけで疲れも吹き飛ぶ感じです。さらに今日はピラミダルな稜線も克服できて感無量でした。今度は、馬蹄形に挑戦したいなあと思っておりますが、日帰りでは難しいので部分縦走で、未踏の朝日岳からジャンクションピークを経て本日の蓬峠から茂倉岳、一ノ倉岳を経て谷川岳に至る山稜を出来る範囲で歩きたいと思いました。
今日もいろいろてんこ盛りの山行に感謝です。
本日出合った人
※土樽駅〜蓬峠
すれ違った人:4人
※蓬峠〜大源太山
七ッ小屋山頂:1人
※大源太山〜旭原駐車場
すれ違った人:1人
GPS記録から
※時刻 経過時間 6:23:55 / 移動時間 5:01:11 / 停止時間 1:23:44
※スピード 平均 2.78/h / 移動平均 3.55/h
※標高 上り 1493m / 下り 1552m
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