立山三山 (雷鳥沢テント泊にて周回)
- GPS
- 08:46
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,356m
- 下り
- 1,286m
コースタイム
- 山行
- 5:49
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 7:28
天候 | 8月4日 高曇り 稜線上はガス 8月5日 高曇り 稜線上はガス、強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
・長野自動車道麻績ICで下車し国道403号〜県道55号を経由して扇沢までアクセスしました ・全区間舗装されていましたが、カーブの多い道路です 【駐車場】 ・扇沢駅手前に有る無料駐車場を利用(約300台駐車可能)午前4時頃で駐車率は7割程度でした。 (トイレは有りません) 扇沢駅前には有料駐車場も有ります。 ・マップコード 無料駐車場691 492 756 有料駐車場691 491 628 【アルペンルート】 ・扇沢駅より、トロリーバス→ケーブルカー→ロープウェイ→トロリーバス、と乗り継ぎ、登山口である室堂までアクセスしました。 スムーズに進んだとしても、扇沢から室堂まで2時間弱かかります。 ・料金 扇沢〜室堂まで9050円かかりますが、JAFカード提示で1割引きの8160円にてアクセスできます。 ・詳しくはアルペンルートのHPにてhttp://www.alpen-route.com/で検索してみてください。 ・重量が10キロ以上もしくは50L以上のザックは手回り料金として扇沢〜室堂まで別途料金が加算されます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【室堂〜浄土山】 室堂から浄土山分岐までは石畳の階段のよく整備された登山道を進みます。 浄土山分岐より約100mほどの雪渓をトラバースすると本格的な登山道となります。 登山道はガレてて急坂なので注意が必要です。 急坂を登りきると軍人霊碑が現れます。ここが浄土山のピークです。 【浄土山〜一の越】 なだらかな稜線です。 特に危険個所は無いかと思います。 【一の越〜雄山】 行程差約300メートルの登りとなります。登山道は今までと違いガレ場の急登となります。 登山道はしっかりとしていますが、ガレ場の急登の為落石に注意が必要です。 雄山の山頂は神社となっておりピークを踏むには参拝料500円が必要です。 【雄山〜富士の折立】 これより3000メートルの稜線あるきとなり、ルートが明瞭の為道迷いの心配は少ないと思います。ほどなく進むと、立山の最高地点でもある大汝山に到着です。 さらに進むと富士の折立山直下にたちます。 富士の折立までのピークにはルートが不明瞭の為、殆どの人はスルーしますが登頂可能です。 【富士の折立〜剣御前小舎】 気持ちの良い稜線あるきとなります。標識はしっかりしていますが分岐点が多いため進行方向には注意が必要です。 【剣御前小舎〜室堂】 急激なガレ場の下降となりますが、特に危険個所は有りません。 テント場直前に似て雪渓が現れますがアイゼン不要で通過する事が出来ました。 テント場から室堂までは遊歩道をたどり到着します。 |
写真
感想
前回の山行から4日後にまた連休が…疲れも有るし休もうか、それともどこかテント泊でもしくは車中泊で…と悩んだ末、テント泊の山行に決定。
行先はどうしようかなぁ〜と悩み、たまにはのんびりまったりとした山行でも良いかなぁと考え、立山に行ってきました。
3日仕事を終え、準備をして23時30分に自宅を出発し、登山口である扇沢に4時に到着。すでに登山者や観光客の車が止まっており、何台か車中泊をしている車も有りました。
今回の山行はのんびり山行で8時のバスに乗る予定でしたので、少し仮眠をとります。
しかし、続々と到着する車の音でなかなか眠ることが出来ませんでした。
2時間くらい仮眠をとり準備をして扇沢駅に向かうと観光客と登山者でいっぱいでした。
チケットを購入し、トロリーバスに乗り黒部ダムで観光客に紛れて観光♪
本来ならばここから立山が一望できるはずなのに見れず残念(;´Д`)
一通り、堪能して傾斜30度のケーブルカーに乗り、壮大な景色が堪能できるロープウェイに乗り、最後はトロリーバスで室堂まで。
室堂は富山側からの観光客や登山者も来るのでたくさんの人で溢れていました。
お土産コーナーも有り、ここでしか買えないものもたくさんありました。
今までは観光気分でしたが、ここで登山にスイッチを切り替えます。
整備された石畳をひたすら歩きます。
途中、地獄谷から流れ込むガスのにおいに鼻をやられました。
あっという間にテント場に到着してしまい、テントを立て始めると間違いに気づきました。
今回の山行、前回の山行から機関が短く準備と確認を怠った為、冬用のテントを持ってきてしまう始末"(-"""
まっ、持ってきてしまったものは仕方ありません。
それを使うしかありません。
テントを立て終わり、時間を見るとまだ1時。
とりあえず、雷鳥沢ヒュッテに行き本日のドリンクを購入。
テント場に戻り、ビールで乾杯しご飯を食べると寝不足も有りひと眠りしてしまいました。
ふと目が覚め、起きるとまだ4時で外に出ると、立山の景色が一望できました。
時間もたっぷりあるのと外にいてもそれほど寒くないので暫くボ〜っとしてました。
その後、夕飯をたべまたいつの間にか就寝。
夜は雨が降っていて星空を眺めることは出来ず残念でした。
何度か目は覚めたもののあっという間に起床時間の3時30分。
夜降っていた雨も小雨になり、準備をして4時30分にテント場を出発しまずは今回の目的の立山三山の一つ、浄土山へむけて歩き出します。
途中、日本最古の立山室堂山荘を見学して来ました。とても立派な作りでした。
中には入ることが出来、資料館になってました。
殆どの人が浄土山方面ではなく雄山方面に向かうのでのんびりと歩くことが出来ました。
ガスで景色が見えたり見えなかったり残念でしたが、登山道は歩きやすく整備されていました。
浄土山を過ぎ、一の越へ向かうあたりから風が強くなり一の越から雄山山頂へは途中立っていられないくらいの強風になり、山頂に着いた時には寒さで体が震え先へ行くか戻るかで悩みました。
本日は悪天候のため、参拝と祈祷は山頂ではなく社務所で行われていました。
これからどうするか話し合った結果、行ってダメなら戻るということで歩き出しました。
大汝山・富士の折立まではあっという間でした。
風も先ほどから比べると暖かく歩きやすくなりました。
富士の折立はみなさん登らずに通過する人ばかりでした。可愛い看板が有るのに天気が良ければ景色もいいのだろうに通過しちゃうのはもったいないなぁと思いました。
その後、真砂岳・別山へとピークを踏みました。
これで立山三山と立山の登頂完成です。
下山は剣御前小舎を通り、雷鳥沢源頭部にそって付けられた急坂を一気に下がりテント場へと戻りました。
すぐに片付けの準備をして扇沢へ向けて出発です。テント場から室堂までの石畳の階段には最後やられました(ノД`)・゜・。
きつかったぁ〜。
室堂から黒部ダムまでは順調に進み、黒部ダムで昨日見れなかった展望広場の展示場を見学しました。
黒部ダムにはくろにょんや長野県のアルクマや長野県大町市のおおまぴょんがいました。
意外と大きくてびっくりしました。
十分堪能して扇沢に戻りました。
今回は台風12号のあとで天気が予報とはずれ残念な山行になってしまいましたが、久しぶりにダルダルゆるゆるな2日間になりました。
逆にちょっと疲れましたが、のんびりもたまにはいいですね。
次もどこかでテント泊山行したいです。
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