仙丈ケ岳(親子登山17 1年越しの大目標達成)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 1,109m
- 下り
- 1,110m
コースタイム
- 山行
- 5:55
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 6:20
- 山行
- 2:55
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 3:25
天候 | 8日(金)くもり時々晴れ、雨 9日(土)くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
林道バス 6:00仙流荘→6:40北沢峠(大人1,340円 小人670円) 9日 林道バス 10:00北沢峠→10:40仙流荘 ※仙流荘バス停で往復乗車券(5日間有効)の販売あり |
コース状況/ 危険箇所等 |
子どもにとっても特に危険個所はなし(小仙丈ケ岳〜仙丈小屋までの岩場の雨天時スリップは注意) ただし、5合目から小仙丈ヶ岳方面に行くと悪天候時は子連れは特に注意必要(5合目から馬ノ背経由なら小屋あるがこちらは仙丈小屋まで2時間以上退避場所なし) |
その他周辺情報 | 見晴らしの湯…伊那IC付近 大人600円 小人300円、飲食できる施設が隣接 |
予約できる山小屋 |
|
写真
装備
個人装備 |
保険証
トイレットペーパー
ティッシュ・手拭きシート
タオル(1)
携帯電話
レインコート・スパッツ
防寒着
水筒(3ℓ)
時計
行動食
レジャーシート
着替え
ビニール袋
登山靴・靴下
カメラ(2)
手帳・ペン
帽子・手袋
レスキューシート
ホイッスル
ヘッドライト
コンパス・地図
携帯充電池
ザックカバー
予備コンタクト
耳栓
昼食
日焼け止め
皮膚薬
現金
|
---|---|
共同装備 |
車
|
感想
息子の「仙丈ケ岳行きたい」という一言から1年後、小1になった息子と仙丈ケ岳に挑戦した。台風の影響が心配だったが、天気予報を入念にチェック。決行を迷ったが最終的に前日に影響はまだないと判断し、出発した。
今回、昨年利用した芦安経由は通行止めのため、仙流荘経由で北沢峠へ。バスの乗り継ぎがないため、非常に利用しやすかった。お盆前の平日と言うことと天候の影響か駐車場も余裕があったが、好天ならすぐに駐車場がいっぱいになってしまいそう。
霧雨降るも北沢峠から息子の気合も十分にスタート。途中降ったりやんだりするが強雨はなく、天候も比較的安定していた。しかし、なぜか樹林帯歩きが嫌いな息子は1合目、2合目、3合目と進むと急登が続く樹林帯にテンションも↓。それでも5合目まで到着し、天候も持ちそうだし、息子も登る気になっているので、樹林帯が続く馬ノ背経由ではなく、小仙丈ケ岳方面へ。6合目に到着し、開けた視界に息子のテンションも回復。
小仙丈ケ岳への急登に挑むがやはり苦戦、それでも休み休みで到着。しかし、雨風も若干強くなりだしたので、展望楽しむ間(ガスで見えないが)もなく、小屋へと急ぐ。快適な稜線歩きとは行かなかったが息子はそれなりに楽しんでいた。雨で滑りやすい岩場も難なくクリアし、仙丈小屋への分岐点までの最後の急登へ挑む。休み休み、心が折れそうになりながらも登り切る。小屋に向かう途中はガスに完全に覆われるが、小屋が見えると親子で歓声を上げた。(五合目から小仙丈ケ岳に向かうと仙丈小屋まで、2時間30分近く退避する場所ないので、風雨強い時の5合目分岐での判断は重要だと思う。子どもの様子からの判断も。)
小屋に到着すると、宿泊客も少なく、ほかに子どもはいないため、息子は宿泊者からも小屋の方からもアイドル扱い(笑)。今回も軽い高山病で頭痛と吐き気で着くなり寝込む父をよそに、雨で退屈ながらも元気いっぱい山小屋を満喫したようだ。夕方、外に出てみるとガスも取れ、頂上が見える。この時点では「明日は頂上は行かない」と言う息子。その後も体調不良の父とアイドル扱いで気分を良くする息子。ご来光は翌日の予報から諦め、早々に下山する予定にし、就寝するがなかなか寝ようとしなかった。
夜中は結構強い風が吹いていたが、起きると曇り気味ながら風もなく穏やかな天気で、小屋の前から朝焼けを堪能(息子はそれよりも朝ごはん)出来た。朝食後、宿泊者の方が頂上に行くというので、息子に聞いてみると、「行く」との返事で、早速頂上へ。大人と同じペースで頂上に到着すると、思ったよりも遠くまで見渡せる。富士山、北岳、甲斐駒ケ岳、八ヶ岳、槍穂などなど・・・。頂上からの景色に感動したのかどうかわからないが、なかなか下りたがらない息子。バスの時刻も気になるので、長居出来なかったが、下山時は宿泊者からリーダーと呼ばれ、先頭を引っ張る。小屋に戻ると昨日のアイドル扱いと今日の景色で、「来年もまた来たい」との一言、昨日の登りの辛さは吹き飛んだようである。
当初は小仙丈ケ岳から13:00のバスを目指して下山する予定だったが、天候悪化が心配なため、馬ノ背経由で下山。完全に乗っている(笑)息子は、「今日は休まず歩ける。」と予想以上のハイペース。途中、雪渓の残る沢などを渡り、水分補給で立ち止まる以外は五合目まで一気に、そして、そこからは標識を目標に北沢峠まで小屋から2時間30分で到着。下山時はいつもだれるので、4時間以上かかるかもとみていたが、前回の安達太良と違い涼しく、気分を良くしている息子には関係なかったようである。北沢峠まで雨も降ることなく、若干風が強くなっているようだが無事に降りてこれたが、これから天気悪くなりそうな中、結構登ってくる人とすれ違ったのは驚きだった。
下山中も「また来年登りたい、仙丈小屋泊まりたい」、私が単独で9月に燕岳行くこと伝えると「次は燕岳行ってみたいから、下見しておいて」と話す息子。登りは相当きつかったと思うがそれを上回るを経験できたようである。1年間この日を目標にしてきたが、仙丈ケ岳以外は最近山に行きたがらない息子(熊と蜂が怖い)で、仙丈ケ岳の辛さで完全に行きたがらなくなる心配もあったが、良い方向になったかな。今もこのレコ作成中に、息子はレゴで仙丈ケ岳を作成中(笑)。1年間準備してきた甲斐があった。
最後に小屋の皆さん、宿泊者の方々、騒々しくてご迷惑をおかけしましたが、息子の気分を良くしていただいてありがとうございました(笑)
はじめまして♪
お疲れさまでした。小1の息子さんすごいですね^ ^
僕たち大人には石っころでも、まだ身体の小さな子供には岩石とか大きな岩壁を乗り越えてるのと同じなんですから^ ^
僕もいつの日かそんなカッコイイ登山をしてみたいです^ ^
親バカですが息子は毎回良く頑張っていると思います。
今回も「疲れた」とは言いますが、決して「帰りたい」「嫌だ」とは言いませんでした。
来年もまた仙丈ケ岳に行こうと思います。今度は晴天の日に
はじめまして。
子連れ登山、親も大変ですよね。お疲れ様でした。
8月下旬に小2の息子と仙丈ヶ岳に行こうと計画していましたので、大変参考になりました。5合目分岐の判断気をつけます!
そしてなんと今週末に行こうと思っていた安達太良山にも行かれているとは…。
これからも、息子さんとパパの素晴らしい山行を!
Earth-Seaさん
天候もイマイチなので、余裕が持てなく結構大変でした
今回のレコが参考になるとうれしいです。ちなみに登りのコースタイムには休憩時間含んでいます。かなりバテて、結構小休止しました。馬ノ背方面は何回か沢を横切るので、大雨の後は注意が必要かもです。
あと、安達太良山はとにかく暑かったです。
では、お気をつけて、行ってらっしゃい
はじめまして。と言っても実はすれ違ってるんですよ。小仙丈ヶ岳付近で。男2.女1がいたのを覚えていらっしゃいますか?そのうちの女です。
3人で『あの子すごいなぁ〜』って言ってたんですよ。
お子さん、山が本当に好きなんですね。お父さんも負けられませんね〜。
gachameroさん
あのあたりは、息子のばてばてと天候悪化で余裕ありませんでしたが、小仙丈ケ岳に向かっている途中で、座って休憩していましたか?(違っていたらすいません)
子どものほうが体力の回復が早いですね。あれだけばててたのに小屋で昼寝するとすぐに走り回ってましたよ。その回復力がほしいです
来年も登る気になっているので、今度は好天の日にのんびり登りたいです。
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