大朝日岳・古寺鉱泉からアキアカネ舞う尾根を辿る
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- GPS
- 08:27
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 1,601m
- 下り
- 1,600m
コースタイム
- 山行
- 7:48
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 8:22
天候 | 高曇りときどき晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■所々崩落してますが、特に危険な箇所はなし。 ■水場が3か所あるので水はさほど持つ必要はありませんでした。 ■銀玉水は噂通り冷たくて本当に美味しい。 |
その他周辺情報 | ■15:45下山した時点では古寺鉱泉は入浴準備中でした。 ■大井沢温泉"湯ったり館"で汗を流して帰りました。 |
写真
感想
当初お盆休みは白馬の稜線を旅する予定でしたが、天気はダメダメな予報。
この翌日からは雨のようだし何とか日帰りできそうなメジャーな山は・・・
ということで、前から登ってみたかった大朝日岳に登ってきました。
今回姫は体調がいまいちで気分が乗らず家で留守番です。
ちょっと早いけど更年期かなぁ・・・(^^;
古寺鉱泉から静かな登山道を歩き高度を上げると、古寺山から見えた朝日連峰の稜線に大感動。小朝日岳のピークからの景色も素晴らしい。一旦コルへ下りてアキアカネの舞う尾根を辿って大朝日を目指します。この日は快晴ではなかったですが、高曇りで遠くまで視界が利き、大朝日の避難小屋もクッキリと確認できました。マツムシソウが登山道の傍らを飾るようになると小屋に到着。
この日は日帰りなので小屋を素通りしてそのまま大朝日に向かいます。ザレた斜面を登ること15分で大朝日岳の山頂です。山頂からはまさに360°の大展望。朝日連峰の主脈、蔵王〜雁戸山〜笹谷峠〜トンガリ山〜神室山の稜線、月山、葉山、遠く鳥海山もうっすらと、鋭鋒の障子ヶ岳と祝瓶山の独特の山容が目を引きます。いつかそのピークを踏んでみたいところ。そして祝瓶山の背後には飯豊山。残念ながらその稜線は雲に隠れていましたが、飯豊もいずれは・・・の思いを新たにさせてくれました。一通り眺望を楽しんで、紅葉の時期、チャンスがあれば残雪期にも再び訪れることを誓い大朝日の山頂を後にしました。
帰りは小朝日は巻いて、古寺山から朝日連峰の主脈に別れを告げ樹林帯へ突入。ハナヌキ峰との鞍部から山腹を巻いて行きます。もし残雪期に登った場合、この巻いて行くポイントが分かり難くそうですね。再び尾根に合流するとすぐに一服清水。軽く喉を潤したあとは一気に下山しました。・・・疲れました。
車を回収した後は途中の大井沢温泉で汗を流しました。大朝日岳の日帰りはけっこうハードでしたが、朝日連峰の素晴らしさに触れることができて大満足でした。来年の夏は主脈縦走を計画してみたいですね。さて山形の百名山はこれで4座目。今回登った朝日連峰も月山も鳥海山も蔵王もそれぞれに良い山でしたが、朝日連峰には奥深いものを感じました。ちょっと白馬の稜線に似た感もあるしこれから何度か訪れることになりそうです。そしてお盆中というのにそれほど登山者は多くないし、渋滞もなくアクセスも良好。神奈川に住んでいた頃にちょっと丹沢とかちょっと富士山に行く感覚でこんな素晴らしい山に行けるなんて最高です。
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