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記録ID: 4938771
全員に公開
ハイキング
塩見・赤石・聖

【チャリデポ】そうだ、塩見へ行こう!

2022年11月12日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
11:51
距離
24.2km
登り
2,068m
下り
2,053m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:20
休憩
1:31
合計
11:51
距離 24.2km 登り 2,068m 下り 2,058m
4:02
4:22
44
5:06
5:07
41
5:48
5:49
20
6:30
6:41
14
6:55
42
7:37
7:38
81
8:59
9:12
55
10:07
10:09
3
10:12
10:16
2
10:18
10:26
67
11:33
11:37
67
12:44
12:45
39
13:24
13:31
11
13:42
13:43
16
14:15
14:20
27
14:47
33
15:20
15:22
10
15:34
ゴール地点
天候 終日快晴
過去天気図(気象庁) 2022年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鳥倉林道の越路ゲート前駐車場。
松川インターチェンジから約1時間。
https://goo.gl/maps/KL3xmmbg1HM6TBQc6
コース状況/
危険箇所等
越路ゲートから鳥倉登山口間の3km弱はほぼ舗装路(登山口直前のみダート)。あまりうねっておらず、標高差も少ない。
三伏峠まで、10分割の看板あり。1番の先までは急だが、其処からは結構なだらか。途中、木橋がいくつかあるが、かなり古いので注意。
最近の定番、前夜入りしてテント泊。疲れ少なく入山できるので、良いです。
最近の定番、前夜入りしてテント泊。疲れ少なく入山できるので、良いです。
鳥倉駐車場から登山口まで約2.5kmほど、チャリ。登山口の直前まで舗装路で、おまけに急坂というほどではなく、それほど荒れていないので、走りやすいです。
鳥倉駐車場から登山口まで約2.5kmほど、チャリ。登山口の直前まで舗装路で、おまけに急坂というほどではなく、それほど荒れていないので、走りやすいです。
三伏峠までの番号札。10分割というわけではありません。1まで結構急坂。
三伏峠までの番号札。10分割というわけではありません。1まで結構急坂。
2番の途中まで急ですが、それからはなだからな上りがずっと続きます。
2番の途中まで急ですが、それからはなだからな上りがずっと続きます。
5番。あと半分というわけではありませんが、
5番。あと半分というわけではありませんが、
7番。やっと空が白んできました。
7番。やっと空が白んできました。
8番。ここまで来るとあと少し。
8番。ここまで来るとあと少し。
8番と9番の間に、塩川小屋からのルートとの分岐がありますが、塩川小屋に至る村道が5年以上前に崩落して以来、歩行者含め通行止め。事実上、廃道になっています。
8番と9番の間に、塩川小屋からのルートとの分岐がありますが、塩川小屋に至る村道が5年以上前に崩落して以来、歩行者含め通行止め。事実上、廃道になっています。
看板はそこそこきれいなんですけどね。
看板はそこそこきれいなんですけどね。
9番。最後の看板。
9番。最後の看板。
あと200歩。。。人によって歩幅が違いますが、つまりはあとちょっとということです💦
あと200歩。。。人によって歩幅が違いますが、つまりはあとちょっとということです💦
見えてきました。
見えてきました。
小屋はもう営業終了。
小屋はもう営業終了。
この看板は以前に登った時に見た記憶がある。。。
この看板は以前に登った時に見た記憶がある。。。
これも。相当昔からありそう。
これも。相当昔からありそう。
三伏峠からすぐに荒川岳と塩見岳の分岐。Y字に分岐していますが、荒川岳方面はこのあと、ぐるっとUターンし、南下していきます。
三伏峠からすぐに荒川岳と塩見岳の分岐。Y字に分岐していますが、荒川岳方面はこのあと、ぐるっとUターンし、南下していきます。
ようやく森林を抜けて三伏山。ものすごい存在感の塩見岳が見えます。
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ようやく森林を抜けて三伏山。ものすごい存在感の塩見岳が見えます。
ホシガラス。近づいても逃げもせず、ギャーギャー鳴いていました。
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ホシガラス。近づいても逃げもせず、ギャーギャー鳴いていました。
仙丈、甲斐駒、西農鳥、農鳥かな?
仙丈、甲斐駒、西農鳥、農鳥かな?
塩見小屋の手前までは樹林歩きが中心。積雪が始まった北アと同じくらいの標高とは思えない。
塩見小屋の手前までは樹林歩きが中心。積雪が始まった北アと同じくらいの標高とは思えない。
伊那弁ですな。「かや」は松本平でも使うけど、「だに」は使わない。
伊那弁ですな。「かや」は松本平でも使うけど、「だに」は使わない。
ちょろっと凍結。チェンスパ持ってきましたが、使うほどではなし。
ちょろっと凍結。チェンスパ持ってきましたが、使うほどではなし。
三伏峠から先は緩やかなアップダウンの繰り返しですが、塩見小屋の手前だけちょっと急。
三伏峠から先は緩やかなアップダウンの繰り返しですが、塩見小屋の手前だけちょっと急。
塩見新道分岐。
塩見新道は、登山口に至る三峰川林道が崩落で通行止めのため、現在はほぼ使われず。整備予定とはありますが。。。
塩見新道は、登山口に至る三峰川林道が崩落で通行止めのため、現在はほぼ使われず。整備予定とはありますが。。。
「だで」も松本平でも使われます。
「だで」も松本平でも使われます。
南ア北部の全景が一気に開けます。
南ア北部の全景が一気に開けます。
あと1分。
塩見小屋着。冬季小屋だけ空いています。
塩見小屋着。冬季小屋だけ空いています。
畳2畳分くらい。
塩見が目前に。
鎖場あり。様変わり。
鎖場あり。様変わり。
これまでの樹林帯が幻のよう。
これまでの樹林帯が幻のよう。
小屋から1時間弱。三角点があるのが東峰で。。。
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小屋から1時間弱。三角点があるのが東峰で。。。
最高標高点が西峰。
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最高標高点が西峰。
このアングルを撮ってみたかった。
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このアングルを撮ってみたかった。
富士山をバックにもう1枚。
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富士山をバックにもう1枚。
荒々しい稜線の仙塩尾根と白峰三山、広河内岳、奥の白いのは甲斐駒。
荒々しい稜線の仙塩尾根と白峰三山、広河内岳、奥の白いのは甲斐駒。
蝙蝠岳と富士山。
蝙蝠岳と富士山。
中ア一望。
南南ア方面。
奥には北アも。
塩見小屋に戻ってヒルメシ。
塩見小屋に戻ってヒルメシ。
奥の赤石岳。アプローチが悪いながら、その存在感は凄い。
奥の赤石岳。アプローチが悪いながら、その存在感は凄い。
三伏山で塩見納め。
三伏山で塩見納め。
荒川岳、赤石岳方面も見納め。
荒川岳、赤石岳方面も見納め。
下ります。
こんな感じの木橋にありますが、基本的にはとても歩きやすいルート。関係者の努力の賜物ですね。
こんな感じの木橋にありますが、基本的にはとても歩きやすいルート。関係者の努力の賜物ですね。
帰りはほとけの清水で補給。ひやっひやのうまっうま。
帰りはほとけの清水で補給。ひやっひやのうまっうま。
今の時期しか見られない、雪の結晶。
今の時期しか見られない、雪の結晶。
巨大な倒木。
ヒカリゴケ!
里山の雰囲気。とても3000mへのアプローチルートとは思えない。
里山の雰囲気。とても3000mへのアプローチルートとは思えない。
1番まで戻ってきました!
1番まで戻ってきました!
よく見ると、生えているのは全部アレ。
よく見ると、生えているのは全部アレ。
チャリで下ります!林道も登山の一部、という考え方もあると思いますが、チャリで下る開放感もまた醍醐味とも思います。それぞれ楽しければそれで良し!
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チャリで下ります!林道も登山の一部、という考え方もあると思いますが、チャリで下る開放感もまた醍醐味とも思います。それぞれ楽しければそれで良し!
紅葉の林道を気持ちよく下ります。
紅葉の林道を気持ちよく下ります。
10分ほどで駐車場へ帰還!
10分ほどで駐車場へ帰還!
大鹿村のパンフレットにも載る絶景!
大鹿村のパンフレットにも載る絶景!
今年は紅葉が長くて良い秋でした。
今年は紅葉が長くて良い秋でした。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 日焼け止め 保険証 サングラス ツェルト

感想

10月半ばに今年のメイン山行を終え、さて、あと僅かに残った無雪期シーズンはどうしようかな。。。と思案していました。
北アはボチボチ雪景色で、それを楽しむのもいいけれど、せっかくなら泊まりで楽しみたい。しかし、ちょっと時間がない。では、日帰りで3000mを楽しめる場所はどこかあるかな。。。

そうだ!塩見へ行こう!

塩見岳は、1998年夏に登頂して以来、実に24年ぶりの来訪。
三伏峠の古い看板と、塩見小屋からの岩場の急登をほんのりと覚えているだけで、それ以外はほとんどまるで覚えていません。追憶の登山、ですらありません。

前日夕方に仕事を終え、2人分のザックとチャリを軽4駆の狭い荷室に無理やり詰め込んで出発。
伊北インターからひたすら一般道で走ります。一度、標高1400mの分杭峠を超えて600mの大鹿村まで降り、そこからまた1600mの越路ゲートまで。うん、人生と同じで起伏が激しいです。
高速道路を使って松川インターまで行けば、すんなりなんですけどね。貧乏根性というか、なんというか。

金曜夜の越路ゲート前の駐車場に停まっている車は、ほんの数台のみ。月明かりが明るい夜、テントを張って前泊です。
自宅で寝てから早起きして夜中に自宅を出発するより、現地に前泊したほうがカラダはうんと楽です。

翌朝、夜明け前に出発して鳥倉登山口までチャリで上がっていきます。
上り基調ではあるものの、登山口の直前まで舗装されていて道もそれほど荒れておらず、徒歩よりもずっと楽です。登山口には先着の1台が停まっていました。

そこから真っ暗な登山道を上がっていきますが、とても歩きやすく、時々崩れているところはあるものの、緩やかな上りが続き、予想していたよりも楽に感じられました。

三伏峠まで7割方上ったあたりで夜明け。天候は快晴。稜線上では、南南アの広く大きい景色を見ることができました。昔の記憶は蘇りませんでした笑。

それにしても、南アは北アよりも森林限界が高いと改めて感じました。
今年、何度も入った北岳でもそう感じましたが、2500mあたりでも高い樹木が生えていて、美ヶ原などとはだいぶ様相が異なります。
三伏峠から塩見小屋に北上する尾根も、ほとんどが森林下で、アップダウンも少ないルートで、アルプス感が希薄ですが、塩見小屋に至って突然木々がなくなり、目前に巨大な塩見の山容が現れるのは、圧巻です。

塩見山頂は、見事な大展望。
南ア北部の甲斐駒、仙丈、白峰三山はもちろんのこと、南部の蝙蝠、小河内、荒川三山、遠くの赤石までくっきり。ただただ唖然です。

きて、よかった。

ピストンで三伏峠経由で鳥倉登山口まで戻り、デポしたチャリで10分ほどで駐車場へ帰還。
歩くと往復で25km近くある長丁場で、体力も要求されますが、歩きやすさは予想以上で、静かで天候が良く、無雪期のアルプス締めとして、最高の登山ができました。

林道をチャリでズルさせてもらいましたが、これもまた一興😄

それにしても、思いつきで塩見に登るなど、信州移住前ならまず考えられない着想ですが、自宅から鳥倉登山口まで高速を使用して2時間半ほど。
所要時間は、東京で例えるなら八王子から雲取山の鴨沢登山口まで行くのと、そう大差ありません。

移住したよかったなあ。

※現在、塩見岳へアプローチ可能とされるルートは鳥倉ルートのみです。こちらも、駐車場のある越路ゲートの約6km手前の冬季ゲートがまもなく閉鎖されると思われます。

【大鹿村 登山道情報:鳥倉ルート、塩川ルート、他】
http://www.vill.ooshika.nagano.jp/2022/04/28/tozandou/

【伊那市 登山道情報:三峰川林道、塩見新道】
https://www.inacity.jp/kankojoho/sangaku_alps/minamialps/minamialps_tozan/tozandoujouhou/shiomishindou.html

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未入力 塩見・赤石・聖 [2日]
塩見岳(鳥倉林道より)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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