磐梯山と櫛ヶ峰（裏磐梯登山口〜）

2014年08月14日(木) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 11.6km
• 登り: 1,171m
• 下り: 1,167m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:10
• 休憩: 2:20
• 合計: 9:30

7:30 スタート地点
8:00 分岐指道標
9:00 9:10 分岐指標
10:00 10:10 川上ルート指標
10:40 11:10 櫛ヶ峰
11:40 11:50 川上ルート指標
12:00 3合目分岐指道標
12:10 三合目天狗岩
12:20 黄金清水
12:20 お花畑分岐指道標
12:30 12:40 弘法清水
13:20 14:10 磐梯山
14:30 弘法清水
14:40 お花畑分岐指道標
14:50 分岐指道標 (お花畑分岐)
15:20 八方台ルート展望台
15:40 分岐指道標
16:10 16:30 銅沼
17:00 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

自家用車

裏磐梯スキー場登山口へはスキー場入口から2キロほどの未舗装路。
所々に穴ボコ、時速20キロ以下を推奨。
道路の終点近くに登山ポストあり、みなさんそこに停めちゃってますが、駐車場はさらに先で100台以上は駐車可。

コース状況／危険箇所等

【コース状況】
爆裂火口から稜線までの火口這い上がりルート・・・破線ルートです。樹林帯、特に夏場は展望のない急登です。曲がった鉄棒を手掛かりに登りますが、けっこうグラグラです。

櫛が峰登山ルート・・・公式には×、コースなし、自己責任です。
途中1/3くらいまではルート明瞭、トラロープあり比較的安全に上がれます。が、ロープがなくなってからは、踏み跡・コースがなくなり、かつ浮石・落石注意、登りやすそうなルートを探りながらの急登になります。別の登山者がいる時は落石には要注意でしょう。

中の湯温泉跡〜銅沼・・・樹林帯、かつ足元ぬかるみです。立ち止まればあっという間に蚊の餌食になりますし、慌てて足元を疎かにすると泥に嵌ります。

【虫情報】
駐車場〜スキー場ゲレンデ・・・大量のバッタ（害はない）
スキー場頂上部〜爆裂火口内樹林帯・・・大量の蚊（要注意！！！）
櫛が峰・磐梯山頂・・・大量のトンボ（害はなし）

写真

8/14 7:27

昨日に引き続き、初の2日連登です。
天気崩れなくてよかった…。

8/14 7:31

スキー場ゲレンデ下の登山ポスト。
駐車場は左方面。

8/14 7:41

大量のバッタがお出迎え！？一歩ごとに大量のバッタが舞い上がる。

8/14 7:41

まずはゲレンデを上がる。初級者ゲレンデ？足には優しい。

8/14 7:49

振り返って桧原湖、残念ながらの曇り空。

8/14 7:52

中級者コース？、少し斜度が増す。

8/14 7:58

今日は周回コース、帰りはこっから降りてくるハズ…。分岐の標識はなし。

8/14 8:03

初の分岐標識、登山者カウンターあり。ここを噴火口方面へ。

8/14 8:04

藪の中に入ります。緑が濃い！

8/14 8:05

深い樹林帯、太古の世界？

8/14 8:06

白亜紀？ジュラ紀？
大きなシダ類の葉がちょっと不気味。

8/14 8:09

ルートは明瞭です。
このへんの樹林帯の中で、一度立ち止まってザックを降ろしたら…
2〜3分？あっという間に足を十数か所、蚊に刺されました…半ズボンは危険です。要長ズボン！

8/14 8:12

チラっと第一のターゲットが！

8/14 8:14

こんな色した沼も点在。
温泉成分？鉄分により茶褐色に変色。
生き物は住めない…？

8/14 8:14

最初の樹林帯は傾斜緩く、時折見える遠望に胸が弾む。

8/14 8:14

一人なので孤独＆ちょっと不安。
熊鈴の音だけが大きく響き…。

8/14 8:18

あと2キロ？ホントか？…
標識に励まされ…

8/14 8:28

樹林帯を抜けると絶壁の上に、第一ターゲット・櫛が峰の姿がハッキリと。

8/14 8:49

ザ・爆裂火口！この景色を間近で見たかった！

8/14 8:53

飛行機雲、いただき！

8/14 8:53

あの岩、目立つが名前あるのか？・・・天狗岩だそうで。

8/14 8:53

広い河原のような場所。

8/14 8:55

パノラマ！歪んだな。

8/14 8:56

荒涼感ハンパなし！アメリカ的な…？

8/14 8:58

爆裂！

8/14 9:04

賽の河原…だだっぴろい砂礫の原。

8/14 9:21

爆裂火口を過ぎるといよいよ。

8/14 9:21

火口から這い上がる樹林帯の急登へ。

8/14 9:26

展望なし！…は、この時期ならでは？

8/14 9:26

あまりの急登に、新調したばかりの履き慣れない靴、右足に靴擦れの兆候が…

8/14 9:42

振り返って銅沼。
この時期のこのルートはあまり面白くない…かな？
春と秋がこのルートのおススメ時期のよう。

8/14 9:44

やっと抜けた！

8/14 9:44

間もなく稜線！

8/14 9:47

…がなかなか近づかない。
ので、爆裂を見下ろす！

8/14 9:49

櫛が峰を見上げる！

8/14 9:55

…やっと稜線に出た。。。

8/14 9:55

ここではじめての登山者に出会い、ホッとする。
ここまでは完璧マイナールートです。
体感、八方台ルートの1/100？

8/14 9:55

一服。ここはグランドキャニオンか！？

8/14 9:55

銅沼＆桧原湖

8/14 9:57

爆裂火口〜磐梯山頂へのルートを一望

8/14 9:58

まずは櫛を目指す！

8/14 9:58

曇天が荒涼感に拍車をかける。

8/14 9:59

磐梯山頂、今のとこ雲なし。中腹にかすかに弘法清水小屋が見えます…か？

8/14 10:01

さて、岩には×とありますが…

8/14 10:18

左側は常に絶壁。

8/14 10:46

天空の城？に向けて、登り！

8/14 10:46

…到着！写真撮る余裕なかった…

8/14 10:46

ここは竹田城？

8/14 10:48

マチュピチュ？

8/14 10:49

ラピュタの世界？

8/14 10:49

飛行兵ではなく…トンボ天国でした。

8/14 10:49

言い過ぎか…

8/14 10:50

…トンボ。

8/14 10:50

とにかく、広い頂上には自分だけ…

8/14 10:50

この選民感が堪らない…！

8/14 11:11

下界は雲の中。

8/14 11:11

やっぱ天空の城だわ。

8/14 12:02

下りも写真撮る余裕なし。
この岩、名前なしか？…天狗岩だそうで。

8/14 12:03

三合目。

8/14 12:03

櫛が峰を振り返る。

8/14 12:21

さっきの岩を横から眺める…お名前は？…天狗岩だそうで。

8/14 12:23

お花畑分岐、去年歩いたルート、やっと着いた。
ここまでで体力の八割がたを使い果たす…。

8/14 12:32

弘法清水小屋。

8/14 12:32

磐梯山頂を見上げる。

8/14 12:34

たくさんの人人人！

8/14 12:34

雲がかかってくるが、登らない訳にもいかず…
ここまでで90％体力消費。

8/14 12:34

さっきの岩、見下ろしても存在感あるな。…天狗岩だそうで。

8/14 12:44

さて、山頂に登ります！

8/14 12:56

険しい…足が上がらない！

8/14 12:57

やっぱ急登だ。

8/14 13:02

東側が開ける…絶壁。

8/14 13:16

もうすぐ頂上！

8/14 13:17

…のはず！

8/14 13:17

が、なかなか着かない！

8/14 13:24

しんどい〜！
やっと着いた…

8/14 13:24

櫛が峰を見下ろす！
さっき登った山だぜ！

8/14 13:25

パノラマ！

8/14 13:27

西側のアルツ磐梯。

8/14 13:28

すごい人だ。櫛が峰とは大違い。

8/14 13:28

猪苗代、初見参！
見えてよかった。

8/14 13:29

西側の展望。

8/14 13:29

南側の展望

8/14 13:30

東側、トンボ天国

8/14 13:36

略してトン天！

8/14 14:11

また来てやったぜ！
来年も来てやるぜ！

8/14 14:38

櫛！なるほど山頂広いな。

8/14 14:38

遅めの飯食って弘法清水〜お花畑まで降り、磐梯山頂を見上げる。

8/14 14:41

見納め。

8/14 14:48

八方台方面に降ります。
下りは八方台に向かう人の波に合わせて急降下。
オーバーペースが崇り、足が痛い…

8/14 15:54

中の湯温泉跡手前を爆裂火口方面に降ります。
グランドキャニオン的絶壁。

8/14 16:15

時間も圧しており、ろくに写真撮らぬまま一気に銅沼まで。

8/14 16:20

テントのような岩

8/14 16:21

本日最後の絶景ポイント！
写真の真ん中、絶壁に延びるあの樹林帯を、
朝登った…今後の励みにしよう！

8/14 16:22

この写真の真ん中の緑、
なぜ展望のない樹林帯を登らせる？夏場は不快！？

8/14 16:23

磐梯山頂は見えないが、この写真に象徴される磐梯の双頭を踏破できた！大満足！

8/14 16:25

銅沼。

8/14 16:26

拡大。

8/14 16:32

銅沼からスキー場最上部まではすぐ。

8/14 16:32

朝より天気よし。
…がここで疲労度120％、足が痛くてペースが上がらない。

8/14 16:33

スキー場最上部の看板。

8/14 16:33

最後に振り返る、見納め。

8/14 17:12

お疲れさま、で未舗装路を下る。パンク注意！

撮影機器：

iPhone 5s Apple

NIKON 1 S1 NIKON CORPORATION

装備

備考

虫よけ！

感想

Tyarih

夏休み福島シリーズ第二弾！
祝！登山開始一周年、原点の山へ…
この一年で成長したオレの勇姿を見せてやるぜ！のつもりが…
…呆気なく返り討ち！だぜ。

ということで、1年の集大成と思い裏磐梯コースにチャレンジ！
序盤の破線ルートの樹林帯、これまでに経験したことのない大量の蚊の攻撃に心を挫かれつつ、爆裂火口からの絶景！〜櫛が峰登頂まではなんとか意気揚々とこなした。ここまではよかった。
櫛が峰下山から弘法清水小屋までの下り〜登りで体力の大半を使い果たしてしまい、人だらけの磐梯山頂、登るか？スルーか？くらいヘロヘロになってしまったものの、ここまできて登らない訳にもいかず…
…長かった、弘法〜山頂の数百メートルが長かった…体力消費100％。。
そこからの下りは惰性！若者に遅れまいと気力？で降りたら、今度は足が悲鳴！
序盤の靴擦れに加え、体重オーバーによる膝痛に加え、靴紐の締め不足によるつま先痛で、下りが痛い＆怖い！
某ブログの健脚若者が6時間程度でこなした道程を9時間半もかけて、満身創痍でやっと降りてきた…情けない…でもこんなもんか。

日々鍛錬の必要性を痛感、そして新たな目標を明確にできた…磐梯山に感謝！

昨年の夏休み、軽い気持ちで磐梯山に登ったことで、山にハマった。
この一年、たしかにある程度の回数はこなした…
悪天候、冬の雪山、標高差1300以上や、距離15キロ以上の経験もしたし、3000m級の山も踏んだ。
多少は経験も積んだし、道具も充実させたが、日頃の鍛練も特にせず、気が向いた時に階段を使う程度では、日々悪化するパワーウェイトレシオと相殺することなど到底不可、と思い知らされた。

…成長したのは物欲と腹回りだけじゃ！顔洗って出直して来い！調子に乗るな！謙虚になれ！？

原点の山に一喝！され、気を引き締める=身を締める=体を絞る?
この一年の労いとともに、これからの一年、新たな目標を与えられたようで、むしろスッキリした…来年こそ！待ってろよ！みたいな…。

コメント

chokora

櫛が峰は･･･
はじめまして。
ワタシも一昨年、同ルートで櫛が峰に登りました。
ちょっとおっかないですよね、左側の断崖絶壁が･･･。

Tyarih

Re: 櫛が峰は･･･
コメントありがとうございます。

距離的にはわずかですが、高度感、緊張感、ありますよね。
崖側にはなるべく近づかないようコース取りしました。
誰もいなかったのが幸いでした。