記録ID: 4952580
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無雪期ピークハント/縦走
御在所・鎌ヶ岳
不動滝、仙ヶ岳 ↑坂本棚田駐車場↓ →日本一タイ焼き
2022年11月26日(土) [日帰り]
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 06:15
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,474m
- 下り
- 1,469m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:51
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 6:14
16:02
ゴール地点
天候 | 曇り、気温10〜15℃ 無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・駐車場〜一の滝:沢沿いの登山道や沢へ降りて岩などを越えていく。一の滝の下は危険。一の滝の右岸側には、2箇所、5m位の岩の崖があり、トラロープがたれている。その直下は深い谷となっている。この2つの崖は足場が濡れていて滑る上に手がかりや足場が少なく、どうしてもトラロープに相当の体重を預けることとなる。トラロープが切れた場合は間違いなく死ぬ箇所。自分の技術ではフリーで登れる可能性が9割程度で危険を感じた。また、ある程度荷重をかけてみたがトラロープが信じらなかったうえに、その崖の上が一回りグレードが高かった場合、自分にとってはリスク許容できないと判断したため、登るのを辞めて巻いた。巻道といってもかなり怪しく、自分でルーファイして道なき場所をトラバースしたり直登などした。この区間もかなりの急登で、木々を掴みモンキー登りをしたが、落ちたら死ぬような箇所も結構あった。御在所岳の本谷を余裕を持って上り下りできない方やヴィラフェラータを登るのに苦労する方は行くべきではない。トラロープが切れないという前提で腕力に頼って上るような方もかなり危険だと思う。なお、一の滝のロープを登って行かないとその上の不動下滝には行けないらしい。 ・一の滝〜不動上滝〜仙鶏尾根タカノス分岐:この区間も少し気を付けた方が良い。道は不明瞭で、所々危険な箇所あり。 ・仙鶏尾根タカノス分岐〜仙鶏尾根分岐:難しい道ではないが、幅30cm位の崖沿いのトラバースや崩落している箇所が複数ある。落ちたら死にます。慎重に歩く必要あり。 ・仙鶏尾根分岐〜仙ヶ岳東峰:ザレ場や急登などあるが、整備されている。慎重に行けば特に問題ない。 ・仙ヶ岳東峰〜駐車場:滝谷不動まではバリエーションに近い感じ。それ以降、暫くは同様。中盤からは林道となり、走れる。 当初の計画では、滝谷不動から南につながる稜線をおっぱい山やピーク482.2m、344mを通過して降りて行く予定だったが、滝谷不動からの降り口が高さ3m位の大岩の下に降りるコースか、または急斜面をトラバースして滝谷不動を巻いてその先の稜線へ復帰するルートのようだった。どちらもリスクが高く、さらにその先が同様の箇所があった場合、時間的にも余裕がないため、リスクを許容できないと判断して石谷川の沢沿いの南尾根コースという標識がある登山道を下った。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
モンベルウィックロンクールライト長袖
ミレードライナミックシャツ
モンベルガイドラインパンツ長ズボン中厚手
予備コンタクト1式
温度計
115デジベルホイッスル
大門沢手ぬぐい
帽子
モンベルウィックロンジオサーマルロング
サロモンスピードクロス5
レインウェア上下
ザック(OMM32クラシック2)
カツサンドとコロッケパン(消費)
非常食(柿の種3袋)
ヘッドライト(レッドレンザーMH5を2個と予備電池2個)
GPS(ガーミンmap66sを1個と予備電池3セット)
スマホ(ドコモ)
ココヘリ
JROカード
お金クレジットカードなど
地図
ピコシェルター
お茶1.1L(0.6L消費)
エマージェンシーグッズ1式
塩飴
カメラ
ダウン上
非防寒と防寒テムレス
熊鈴大小各1個
ファイントラックフローティングロープ25m
ヘルメット
トレッキングポール
総重量約7.0kg位
|
---|
感想
前日にbeggioさんのレコを少し見て行ってみましたが、時間がなかったことから情報収集が甘かった。もう少しきちんと見て、情報収集してから行ったほうが良かったです。天気はドライな日が良いコースです。雨後は岩場が滑るので避けた方が良いです。決してお勧めできません。事故のリスク高いので、自己責任を徹底して下さい。
追記:2日後に再検証のため、リトライしています。情報収集されたい方はそちらもご確認いただければ幸いです。
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コメント
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またまた鈴鹿へようこそ。(^^)
不動滝
遠くから見た事はあっても、バリバリルート。行った事なくて。
詳しくアップしてもらえたんで、参考にしてチャレンジしてみます。
ありがとうございます。
不動滝はbeggioさんのレコの方が詳しかったです。このコースは、はっきり言ってお勧めできません。滑る地面ではアイゼン や滑落防止用のガイドライン、ハーネスを持参して、立木を利用するなどしても良いくらいです。昨日のように雨の後ですと岩場はかなりリスキーなところが増えます。
おっぱい山は多分東側の斜面を少し降りてから巻いて登れば尾根に復帰できると思います。もしくは岩の上からザイルで降りるか急斜面をザイル使って滑落防止しながらトラバースです。岩の上からだと振られると復帰できなくなるかもしれません。巻きながらハーネスとガイドラインで立ち木で確保するのが良さそうです。
でも本当にワンミスオサラバな箇所が多いのでソロでは行かない方が良いと思います。それなりの技術でフォローしてもらえる方がいれば、お互い多少は安心だと思います。
ありがとう。
こりゃ、僕には無理やな。(^^)
すいません。shigeさんなら無理なことはないと思いますが、自分のレコで他の方が安易に入られるのが怖いので、いつもよりひとまわり厳しめの感想とさせていただきました。
今から再検証のため、ほぼ同じようなコースで行きます!
そう、今からです(笑)。
不動滝ルート、気になりますね。
でもshigeさんへの返信見て、フリーで行くのは危険そうですね。
本谷よりも何段階かレベル高いでしょうか?晴天続きでもう少し乾いた状態なら行けそうですか?日当たり次第でしょうけどね。
今、不動滝、キレット、仙ヶ岳、おっぱい山経由で下山しました。
時間も余裕あったのでコースの再検証できました。
バリハート、クライミング、ルーファイなどの技術が一定程度ないとやはりかなり危険なルートです。
柔らかい土の上に落ち葉が積み重なっていて、落ちたらアウトの急斜面のトラバースで、掴める立木がない場所なども結構あります。一定の技術や慎重な足捌き、足場の脆さの正確な想定などできる方は比較的安全にフリーで行けますが、それでも危険なトラバース区間などは滑落防止のロープなど欲しい箇所も多々あります。
急登の滑るザレ場、落ち葉も多いです。
本谷よりレベル的には2回り以上危険です。晴れてても落ち葉や土は滑るので危険ですね。滑落距離も結構ありますので、落ちたら高確率で死にます。
正直言って、本当にお勧めできません。
自分はボルダリングやってたので、足場さえ確保できて重心を安全に乗せられるならば、それほど危険とは思いませんが、今回のルートは見た目以上に足場が悪すぎです。ですので、自分なりのリスク判断は、やはり足場によるところが大きく、この辺は他の方とは感覚が違うかもしれません。皆さんがかなり怖い、危ないと思うところでもボルダリング技術で自分的には安全に通過してると思ってますし、逆に皆さんが怖さを感じないところでも、自分は足場の悪さで危険を感じることが多いです。危険箇所のセンサーというか感覚が違うんだと思います。なので、下不動滝の右岸のロープで岩盤を登るところは、足が滑って、どうしてもロープに頼らざる得ない、ロープありきの登りとなるので怖いです。いつもは、ロープある場所でも、ロープなしで登れるという確信があるから怖くないですが、ここはそうではないので、怖いんです。多分、ここはロープ無しだと10%未満の確率で落ちそうです。
mitchroさんが行けるかどうかは、自分のことではないので判断つきませんが、行くからには、それなりの情報収集と装備、時間確保の上、覚悟して、ご自分以上の技術、体力のある方と行かれることをお勧めします。
本当に危ないのでかなり辛口なご返答となり、ご無礼だったかもしれません。申し訳ございません。
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