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Yamareco

記録ID: 4961043
全員に公開
ハイキング
中国

岡山県赤磐市 験田神社〜倉懸山〜大盛山 紅葉ロード&古墳&動植物

2022年11月27日(日) [日帰り]
 - 拍手
Machapuchare その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:36
距離
11.6km
登り
415m
下り
407m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:38
休憩
0:59
合計
4:37
距離 11.6km 登り 417m 下り 417m
8:44
0
験田神社前の路肩
8:44
8:53
77
験田神社
10:10
18
倉懸山&加山集落分岐
10:28
10:30
5
桜と紅葉の森
10:35
7
紅葉の森
10:42
9
倉懸山北東ベンチ
10:51
6
10:57
11:02
7
倉懸山北東ベンチ
11:09
4
11:13
11:15
1
大盛山東ベンチ
11:16
7
大盛山頂上(2回目)
11:23
6
倉懸山北東ベンチ周辺
11:29
11:49
4
紅葉の森(2回目)
11:53
11:56
16
桜と紅葉の森(2回目)
12:12
29
倉懸山&加山集落分岐(2回目)
12:41
12:45
8
県道254号沿い弥上古墳周辺
12:53
13:04
1
見上神社&見上古墳
13:05
13:08
13
小丸山古墳
13:21
験田神社前の路肩
展望や紅葉など旬の動植物観察を楽しむコース
歩行距離11.5km、歩行時間3時間30分、歩行数17,900歩、消費カロリー2,140Kcal
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
験田(しるしだ)神社<写真01〜04>前のゴミステーションのある広い路肩に自動車を停めました。邪魔にならないのは2,3台くらいだと思います。なお、倉懸(くらかけ)山頂上近くまで舗装道路ですが、駐車スペースはありません。車1台分の幅しかないので、今回のように猟友会の軽トラ?が通るとすれ違えません。
コース状況/
危険箇所等
 危険箇所やヤブコギはありません。大半が舗装道路です。<写真18>撮影地点の少し北で軽トラ10台程とすれ違いました。イノシシ罠の設置だったのかもしれません。道から逸れるとくくり罠がある可能性があります。
 モミジ並木全体では5割程度、「桜と紅葉の森」<写真39>が8割、「紅葉の森」<写真34〜38>が全体的には6割程度の色づき具合でした。ここは北斜面で日陰が多いので元々紅葉が遅く、今年はどこも平年よりも1週間から10日程遅れているようです。

 舗装道路ではないのは以下の4か所です。
 北側の道のモミジ<写真21>撮影地点の舗装道路は倉懸山頂上<写真31>には続いていません。低い草が生えた斜面を適当に登って黄色とオレンジのモミジ<写真22>撮影地点で倉懸山頂上<写真31>に続く舗装道路に出ました。
 倉懸山頂上三角点 「鍛冶屋」<写真31>へは、電波塔の右側(西)の道に入ると、前回ヤブだった箇所が刈られていましたが、そちらから入ると多少トゲに引っかかりました。今回とは逆周りで電波塔の右側(西)の道から電波塔のフェンス沿いに南側をまわってフェンスの東側からアプローチするとヤブなしで行けます。
 倉懸山北東(<写真29>撮影地点)周辺は低い草が茂っています。ここから大盛山頂上<写真32>へは、「花火観覧」などと書かれた看板から土道に入ります。一部はササが足に当たる細道ですが足元は見えます。さらに東に進むと終点に熊山の花火観覧用のベンチ(<写真33>撮影地点)があります。
 「紅葉の森」<写真34〜38>は特に道はなく、低い草が茂っていますがどこでも歩けます。
その他周辺情報 見上(みかみ)神社<写真50,51>からスタート地点の験田(しるしだ)神社<写真01〜04>に戻る途中、「Boulangerie Pinaud」(ブランジェリー ピノ)の前を通りました。フランス人オーナーのおしゃれな民家のようなパン屋です。インスタグラムには祝日を除く木〜土曜11時開店で売切れ御免と書かれていますが、看板には完全予約制とありました。月ごとの営業日などの詳細は、インスタグラムにログインしないと見られません。我々のように下調べなしでふらっと訪問しないほうがよさそうです。
01験田神社鳥居越しに随身門…ゴミステーションのある広い路肩に自動車を停めて右側の細道を上るとすぐに験田(しるしだ)神社の鳥居と随身門がありました。
01験田神社鳥居越しに随身門…ゴミステーションのある広い路肩に自動車を停めて右側の細道を上るとすぐに験田(しるしだ)神社の鳥居と随身門がありました。
02験田神社備前焼の狛犬…2枚の写真をつなげるときにうっかり左右を逆にしてしまいました😅本来は右側(写真では左)が角のない獅子、左側(写真では右)は狛犬で角があります。最近は両方とも角のない獅子のパターンのほうが多いような気がします。
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02験田神社備前焼の狛犬…2枚の写真をつなげるときにうっかり左右を逆にしてしまいました😅本来は右側(写真では左)が角のない獅子、左側(写真では右)は狛犬で角があります。最近は両方とも角のない獅子のパターンのほうが多いような気がします。
03験田神社本殿&末社…ご祭神は験田明神、あるいは験田乃神と呼ばれるようですが、よくわかりませんでした。産土(うぶすな)神でしょうか。末社にはそれぞれ稲荷、海神、天神をお祀りしています。
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03験田神社本殿&末社…ご祭神は験田明神、あるいは験田乃神と呼ばれるようですが、よくわかりませんでした。産土(うぶすな)神でしょうか。末社にはそれぞれ稲荷、海神、天神をお祀りしています。
04験田神社鯱瓦…末社(<写真03>の中央)の下にありました。屋根に載せる鯱(しゃち)瓦は頭は竜か虎、胴体は魚という想像上の生き物のデザインです。これは虎のようですが、左側のはナマズのひれのような耳?があり、顔の下にちゃんと足が見え、尾が魚ではなく狛犬のようです。こんなデザインは初めて見ました。
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04験田神社鯱瓦…末社(<写真03>の中央)の下にありました。屋根に載せる鯱(しゃち)瓦は頭は竜か虎、胴体は魚という想像上の生き物のデザインです。これは虎のようですが、左側のはナマズのひれのような耳?があり、顔の下にちゃんと足が見え、尾が魚ではなく狛犬のようです。こんなデザインは初めて見ました。
05ペチュニア…直径7冂の大輪が石垣の隙間からこんにちは😊なかなかのド根性さんでした。
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05ペチュニア…直径7冂の大輪が石垣の隙間からこんにちは😊なかなかのド根性さんでした。
06サルビア・ミクロフィラ「ホットリップス」…花色は赤と白のツートンカラーで、割合は1輪ずつ違います。真っ白が多かったです。
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06サルビア・ミクロフィラ「ホットリップス」…花色は赤と白のツートンカラーで、割合は1輪ずつ違います。真っ白が多かったです。
07コマツヨイグサ…花の直径は2冂と、マツヨイグサの仲間では最も小さいのですぐにわかります。我が家の庭に生えてきているのはもう咲き終わっていますが、ここはまだそこそこ花数がありました。
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07コマツヨイグサ…花の直径は2冂と、マツヨイグサの仲間では最も小さいのですぐにわかります。我が家の庭に生えてきているのはもう咲き終わっていますが、ここはまだそこそこ花数がありました。
08キバナコスモス…そろそろ花期も終わりのようで傷みかけた花もありました。
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08キバナコスモス…そろそろ花期も終わりのようで傷みかけた花もありました。
09八重咲きのアジサイ…なぜかこの1枝だけしっかり咲いていました。ちなみに、葉は変色しかけてそろそろ散りそうでした。
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09八重咲きのアジサイ…なぜかこの1枝だけしっかり咲いていました。ちなみに、葉は変色しかけてそろそろ散りそうでした。
10ヒメジョオン…直径2兪宛紊硫屬魯魯襯献ンに似ていますが、花弁のように見える舌状花は少し太めで葉の基部は茎を抱きません。前夜の雨で少し濡れており、キラキラ輝いて見えました😊
10ヒメジョオン…直径2兪宛紊硫屬魯魯襯献ンに似ていますが、花弁のように見える舌状花は少し太めで葉の基部は茎を抱きません。前夜の雨で少し濡れており、キラキラ輝いて見えました😊
11ピンクのコスモス…まだつぼみもありますが、かなり花数は減っていました。
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11ピンクのコスモス…まだつぼみもありますが、かなり花数は減っていました。
12濃いピンクのコスモス…株数は少なかったのですが、きれいに咲いていました。
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12濃いピンクのコスモス…株数は少なかったのですが、きれいに咲いていました。
13ホトケノザじゅうたん…春の七草ではないほうのホトケノザです。長さ1冂のピンク色の花が満開で舗装道路沿いにびっしりと生えていました。ホトケノザじゅうたんを動画にも撮りました。
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13ホトケノザじゅうたん…春の七草ではないほうのホトケノザです。長さ1冂のピンク色の花が満開で舗装道路沿いにびっしりと生えていました。ホトケノザじゅうたんを動画にも撮りました。
14尾羽を振るルリビタキ♀…青い尾羽と脇腹の山吹色が特徴で、オスの若鳥よりも目の周辺の白いアイリングが目立ちます。尾羽を上下に振っていたので動画を撮りました。
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14尾羽を振るルリビタキ♀…青い尾羽と脇腹の山吹色が特徴で、オスの若鳥よりも目の周辺の白いアイリングが目立ちます。尾羽を上下に振っていたので動画を撮りました。
15ルリビタキ♀…こうして見ると、クリッとしたまん丸な目が可愛いです😍バカビタキと呼ばれることもあるジョウビタキ<写真16>ほどではありませんが、警戒心はあまりないほうです。
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15ルリビタキ♀…こうして見ると、クリッとしたまん丸な目が可愛いです😍バカビタキと呼ばれることもあるジョウビタキ<写真16>ほどではありませんが、警戒心はあまりないほうです。
16ジョウビタキ♂…マニアの間ではオスはジョビ男、メスはジョビ子と呼ばれます。オスは顔が真っ黒なので目がわかりにくいこともありますが、メス同様、つぶらな瞳です。動画撮影中、彼も負けじと?尾羽を小刻みに振っていました。
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16ジョウビタキ♂…マニアの間ではオスはジョビ男、メスはジョビ子と呼ばれます。オスは顔が真っ黒なので目がわかりにくいこともありますが、メス同様、つぶらな瞳です。動画撮影中、彼も負けじと?尾羽を小刻みに振っていました。
17アキノタムラソウ…全体的に毛深く、花の先端に青紫色の筋模様が入ります。夏から咲き始め秋にはほぼ咲き終わりますが、この1株だけ頑張っていました。この西側は地形図と実際の舗装道路が違っており、少し迷いましたが、カーブミラーの下に「加山紅葉桜並木」の道標がありほっとしました。
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17アキノタムラソウ…全体的に毛深く、花の先端に青紫色の筋模様が入ります。夏から咲き始め秋にはほぼ咲き終わりますが、この1株だけ頑張っていました。この西側は地形図と実際の舗装道路が違っており、少し迷いましたが、カーブミラーの下に「加山紅葉桜並木」の道標がありほっとしました。
18舗装道路より北北東方面…この少し北で軽トラ10台程とすれ違いました。イノシシ罠の設置だったのかもしれません。やり過ごして再び歩き始め、振り返ってみたところです。手前にちらっと見えているのが休池、左最奥が金子山、その右奥にポコッと突き出て見えるのが大王山、右端は妙見山です。
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18舗装道路より北北東方面…この少し北で軽トラ10台程とすれ違いました。イノシシ罠の設置だったのかもしれません。やり過ごして再び歩き始め、振り返ってみたところです。手前にちらっと見えているのが休池、左最奥が金子山、その右奥にポコッと突き出て見えるのが大王山、右端は妙見山です。
19オオユウガギク…花の直径は4cm程とヨメナやノコンギクよりも大きく、毛や葉柄がほとんどない葉は鋸歯が粗く大きいです。また、花期が遅いような気がします。
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19オオユウガギク…花の直径は4cm程とヨメナやノコンギクよりも大きく、毛や葉柄がほとんどない葉は鋸歯が粗く大きいです。また、花期が遅いような気がします。
20第一モミジ発見!…ここから断続的にモミジが見られます。少しどす黒い感じがするので、色づき具合は8割程でこれから明るくなるのだと思います。
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20第一モミジ発見!…ここから断続的にモミジが見られます。少しどす黒い感じがするので、色づき具合は8割程でこれから明るくなるのだと思います。
21北側の道のモミジ…この道は倉懸山頂上<写真31>には続いていませんが、モミジを見に行ってみることにしました。赤やオレンジに色づき、日陰の割にはきれいに見えました。
21北側の道のモミジ…この道は倉懸山頂上<写真31>には続いていませんが、モミジを見に行ってみることにしました。赤やオレンジに色づき、日陰の割にはきれいに見えました。
22黄色とオレンジのモミジ…1本北側の道から低い草が生えた斜面を適当に登って倉懸山頂上<写真31>に続く舗装道路に出ると、ちょうどこれが見えました。やさしい色合いです。
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22黄色とオレンジのモミジ…1本北側の道から低い草が生えた斜面を適当に登って倉懸山頂上<写真31>に続く舗装道路に出ると、ちょうどこれが見えました。やさしい色合いです。
23桜越しにモミジ…周辺は桜並木でもあります。桜の幹越しにモミジを望みました。
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23桜越しにモミジ…周辺は桜並木でもあります。桜の幹越しにモミジを望みました。
24モミジ越しに倉懸山頂上携帯電話電波塔…陽に透かしたモミジの葉を撮ろうと見上げると、ちょうどポッカリ空いた隙間から倉懸山頂上にある携帯電話電波塔群の一部が見えました。
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24モミジ越しに倉懸山頂上携帯電話電波塔…陽に透かしたモミジの葉を撮ろうと見上げると、ちょうどポッカリ空いた隙間から倉懸山頂上にある携帯電話電波塔群の一部が見えました。
25カラフルモミジ…<写真24>のモミジです。陽に当たっている葉を裏から撮るとこうなります。午後からは多少陽が当たるだろうと思い、紅葉狩りは復路の楽しみにとっておくことにしました。
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25カラフルモミジ…<写真24>のモミジです。陽に当たっている葉を裏から撮るとこうなります。午後からは多少陽が当たるだろうと思い、紅葉狩りは復路の楽しみにとっておくことにしました。
26シロヨメナ…直径2.5冂の白い花で、葉はヨメナよりも鋸歯が粗く大きいです。また、枝分かれした茎の先端にかたまって咲きます。そろそろ花期も終盤のようで、開花中の株は少なくなってきました。
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26シロヨメナ…直径2.5冂の白い花で、葉はヨメナよりも鋸歯が粗く大きいです。また、枝分かれした茎の先端にかたまって咲きます。そろそろ花期も終盤のようで、開花中の株は少なくなってきました。
27イナバウアーするアカマツ…舗装道路の右側です。思いっきりS字カーブしていました。葉はあまり多くありませんが、頑張っていました。
27イナバウアーするアカマツ…舗装道路の右側です。思いっきりS字カーブしていました。葉はあまり多くありませんが、頑張っていました。
28キヅタに絡まれた大木…葉は上のほうであまりよく見えませんでしたが、キヅタだと思います。大木の葉は枯れており、よくわかりませんでした。
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28キヅタに絡まれた大木…葉は上のほうであまりよく見えませんでしたが、キヅタだと思います。大木の葉は枯れており、よくわかりませんでした。
29倉懸山北東より熊鷹山&熊山…周辺にはベンチがあり、ゆっくり休憩できます。左奧のほうの尖ったのは烏泊山、中央手前の山陽自動車道が貫通している山が熊鷹山、その左は滝尾山、中央最奥が熊山三角点、すぐ右隣が熊山です。
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29倉懸山北東より熊鷹山&熊山…周辺にはベンチがあり、ゆっくり休憩できます。左奧のほうの尖ったのは烏泊山、中央手前の山陽自動車道が貫通している山が熊鷹山、その左は滝尾山、中央最奥が熊山三角点、すぐ右隣が熊山です。
30携帯電話電波塔群…倉懸山頂上周辺にはこのような携帯電話の電波塔が林立しています。
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30携帯電話電波塔群…倉懸山頂上周辺にはこのような携帯電話の電波塔が林立しています。
31倉懸山頂上三角点 「鍛冶屋」…標高350.6mの頂上三角点です。今回は電波塔の右側(西)の道に入ると、前回ヤブだった箇所が刈られていたので、そちらから入ってみました。トゲに引っかかりながら南下するとすぐに到着、帰りは電波塔のフェンス沿いに南側をまわってヤブなしで戻りました。
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31倉懸山頂上三角点 「鍛冶屋」…標高350.6mの頂上三角点です。今回は電波塔の右側(西)の道に入ると、前回ヤブだった箇所が刈られていたので、そちらから入ってみました。トゲに引っかかりながら南下するとすぐに到着、帰りは電波塔のフェンス沿いに南側をまわってヤブなしで戻りました。
32大盛山頂上…倉懸山北東のベンチで休憩した後、「花火観覧」などと書かれた看板から土道に入りました。一部はササが足に当たる細道ですが足元は見えます。周辺は平坦で城跡といいますが、ヤブツバキなどの樹木に囲まれ展望は効きません。
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32大盛山頂上…倉懸山北東のベンチで休憩した後、「花火観覧」などと書かれた看板から土道に入りました。一部はササが足に当たる細道ですが足元は見えます。周辺は平坦で城跡といいますが、ヤブツバキなどの樹木に囲まれ展望は効きません。
33大盛山東ベンチより北東から南東方面…ササの間の細道をさらに東へ、終点に熊山の花火観覧用のベンチがあります。左のほう、岩で山肌が白っぽく見えるのが外国(そとくに)山、中央には蛇行する吉井川、手前の双耳峰の右側のほうが大谷山ですぐ奧が愛宕山、中央少し右寄り手前にある熊山橋の奧に見えている谷の左が論山、右手前に見える岡山白陵中高の白い校舎の奧で尖ったのが烏泊山です。動画も撮りました。
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33大盛山東ベンチより北東から南東方面…ササの間の細道をさらに東へ、終点に熊山の花火観覧用のベンチがあります。左のほう、岩で山肌が白っぽく見えるのが外国(そとくに)山、中央には蛇行する吉井川、手前の双耳峰の右側のほうが大谷山ですぐ奧が愛宕山、中央少し右寄り手前にある熊山橋の奧に見えている谷の左が論山、右手前に見える岡山白陵中高の白い校舎の奧で尖ったのが烏泊山です。動画も撮りました。
34「紅葉の森」看板&モミジ…舗装道路を引き返していると、11時半頃には、モミジに陽が当たり始めていました。
34「紅葉の森」看板&モミジ…舗装道路を引き返していると、11時半頃には、モミジに陽が当たり始めていました。
35「紅葉の森」三色モミジ…舗装道路から西側の斜面に上る道を少し上がると、赤、オレンジ、黄色に色づいたモミジがありました。さらに南西には小さなテーブルや倒れた椅子があり、完全に日陰で暗いですが休憩できそうでした。
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35「紅葉の森」三色モミジ…舗装道路から西側の斜面に上る道を少し上がると、赤、オレンジ、黄色に色づいたモミジがありました。さらに南西には小さなテーブルや倒れた椅子があり、完全に日陰で暗いですが休憩できそうでした。
36「紅葉の森」真っ赤なモミジ…モミジを見ながらさらに奧へ、ここは日当たりが良く、小さいながらも真っ赤なモミジがありました。動画のBGMは前半がヒヨドリ、後半はエナガです。
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36「紅葉の森」真っ赤なモミジ…モミジを見ながらさらに奧へ、ここは日当たりが良く、小さいながらも真っ赤なモミジがありました。動画のBGMは前半がヒヨドリ、後半はエナガです。
37「紅葉の森」最奥のモミジ…この辺りでモミジはなくなりました。動画を撮って引き返しました。
37「紅葉の森」最奥のモミジ…この辺りでモミジはなくなりました。動画を撮って引き返しました。
38「紅葉の森」モミジじゅうたん越しにモミジ…ほぼ黄色の葉のモミジの下に落ち葉が大量に積もっていました。振り返ると、奥のほうのモミジが見えました。「紅葉の森」のモミジは、南西の陽が当たる辺りは真っ赤で散っている葉も多く、それ以外は黄色からオレンジ、ほとんど青葉の木もあり、全体的には6割程度の色づき具合でした。1週間程早かったようです。
38「紅葉の森」モミジじゅうたん越しにモミジ…ほぼ黄色の葉のモミジの下に落ち葉が大量に積もっていました。振り返ると、奥のほうのモミジが見えました。「紅葉の森」のモミジは、南西の陽が当たる辺りは真っ赤で散っている葉も多く、それ以外は黄色からオレンジ、ほとんど青葉の木もあり、全体的には6割程度の色づき具合でした。1週間程早かったようです。
39「桜と紅葉の森」モミジ越しに大乢上池…「桜と紅葉の森」の看板の横からモミジ越しに大乢上(おおたわかみ)池を望みました。午前中は日陰でしたが、午後からは陽が当たるようです。大乢中池や下池も畔はモミジで囲まれていましたが、全体的にどす黒く見えました。1週間後には明るい赤になっていると思います。
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39「桜と紅葉の森」モミジ越しに大乢上池…「桜と紅葉の森」の看板の横からモミジ越しに大乢上(おおたわかみ)池を望みました。午前中は日陰でしたが、午後からは陽が当たるようです。大乢中池や下池も畔はモミジで囲まれていましたが、全体的にどす黒く見えました。1週間後には明るい赤になっていると思います。
40「桜と紅葉の森」モミジ…舗装道路の東側斜面です。一部ですがいい色になっていました。
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40「桜と紅葉の森」モミジ…舗装道路の東側斜面です。一部ですがいい色になっていました。
41スギ雄花…長さ3伉の雄花がびっしりついていました。来年には茶色っぽくなり、花粉が飛ぶでしょう。花粉症の方はご注意を。
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41スギ雄花…長さ3伉の雄花がびっしりついていました。来年には茶色っぽくなり、花粉が飛ぶでしょう。花粉症の方はご注意を。
42オレンジ色のモミジ…葉脈がくっきりとしてなかなかきれいでした。
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42オレンジ色のモミジ…葉脈がくっきりとしてなかなかきれいでした。
43イチョウ見下ろして…舗装道路の北側を見下ろすと、ほぼ黄色く色づいたイチョウが見えたのでズームしてみました。
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43イチョウ見下ろして…舗装道路の北側を見下ろすと、ほぼ黄色く色づいたイチョウが見えたのでズームしてみました。
44モミジ並木…断続的にモミジと桜の並木が見られます。ここが一番いい色でした。山の北側なので、午後からでも陽が当たらず、紅葉が遅いようです。完全に青葉の木もあり、並木全体では5割程度の色づき具合でした。12月に入っても十分楽しめそうです。
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44モミジ並木…断続的にモミジと桜の並木が見られます。ここが一番いい色でした。山の北側なので、午後からでも陽が当たらず、紅葉が遅いようです。完全に青葉の木もあり、並木全体では5割程度の色づき具合でした。12月に入っても十分楽しめそうです。
45北側の道の真っ赤なモミジ…第一モミジ<写真20>の隣です。ここは午後から陽が当たるので紅葉が進んでいるようです。動画も撮りました。
45北側の道の真っ赤なモミジ…第一モミジ<写真20>の隣です。ここは午後から陽が当たるので紅葉が進んでいるようです。動画も撮りました。
46センチコガネ?…日陰なので真っ黒に見えました。体長は2冂です。頭楯はよく見えませんでしたが、胸部の中央線がほとんどわからなかったので、オオセンチコガネではなくセンチコガネかもしれません。
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46センチコガネ?…日陰なので真っ黒に見えました。体長は2冂です。頭楯はよく見えませんでしたが、胸部の中央線がほとんどわからなかったので、オオセンチコガネではなくセンチコガネかもしれません。
47タカノツメ…舗装道路の右(北西)側はタカノツメロードでした。長さ8兪宛紊3枚セットの葉が特徴です。コシアブラはこの倍程の長さがあり、5枚セットですが、遠目には似ているように見えます。ここのタカノツメはかなり色が薄く、コシアブラかと思うほどの透明感がありました。
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47タカノツメ…舗装道路の右(北西)側はタカノツメロードでした。長さ8兪宛紊3枚セットの葉が特徴です。コシアブラはこの倍程の長さがあり、5枚セットですが、遠目には似ているように見えます。ここのタカノツメはかなり色が薄く、コシアブラかと思うほどの透明感がありました。
48岡山ネオポリス…西方面に岡山県最大の団地、岡山ネオポリスが見えました。左端手前の小さいのが石山、その奧は上地山、白く大きな桜が丘中学校校舎の左奧が牛神山、その右の平らな山塊は猿谷山の東側部分、右端の奥のほうに双耳峰のように見える左が鳥越山、右が仙高寺山です。
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48岡山ネオポリス…西方面に岡山県最大の団地、岡山ネオポリスが見えました。左端手前の小さいのが石山、その奧は上地山、白く大きな桜が丘中学校校舎の左奧が牛神山、その右の平らな山塊は猿谷山の東側部分、右端の奥のほうに双耳峰のように見える左が鳥越山、右が仙高寺山です。
49モチツツジ…山梨・静岡県から岡山県までの本州と四国に分布します。本州の西端は岡山県の旭川です。葉や萼が毛深くおしべが5本なのが特徴です。よく似たキシツツジは、岡山県では旭川流域の一部と高梁川流域の中・北部に分布し、おしべは10本です。狂い咲きしやすいのか、晩秋や早春にもわずかながら開花していることがよくあります。この後、県道254号沿いにある弥上古墳を見に行きましたが、草が茂っていたので今回は諦めて引き返しました。
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49モチツツジ…山梨・静岡県から岡山県までの本州と四国に分布します。本州の西端は岡山県の旭川です。葉や萼が毛深くおしべが5本なのが特徴です。よく似たキシツツジは、岡山県では旭川流域の一部と高梁川流域の中・北部に分布し、おしべは10本です。狂い咲きしやすいのか、晩秋や早春にもわずかながら開花していることがよくあります。この後、県道254号沿いにある弥上古墳を見に行きましたが、草が茂っていたので今回は諦めて引き返しました。
50見上神社随身門&拝殿…見上(みかみ)神社拝殿の右に石が見えていますが、これが「花崗岩の大石」でしょうか。金川城(現岡山市北区御津)城主松田元成は、千種山(岡山市東区瀬戸町)の戦いに敗れ自害しましたが、その家臣の「はっぱ弥五郎」はここまで落ち延び、大石に寄りかかって切腹したと伝えられています。
50見上神社随身門&拝殿…見上(みかみ)神社拝殿の右に石が見えていますが、これが「花崗岩の大石」でしょうか。金川城(現岡山市北区御津)城主松田元成は、千種山(岡山市東区瀬戸町)の戦いに敗れ自害しましたが、その家臣の「はっぱ弥五郎」はここまで落ち延び、大石に寄りかかって切腹したと伝えられています。
51見上神社本殿…本殿の右奥(南東側)の斜面に墳丘が見えます。古墳の上に祠や社殿が建てられていることはたまにありますが、古墳の礼拝所として発達した神社は珍しいと思います。
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51見上神社本殿…本殿の右奥(南東側)の斜面に墳丘が見えます。古墳の上に祠や社殿が建てられていることはたまにありますが、古墳の礼拝所として発達した神社は珍しいと思います。
52見上古墳石室開口部…なんとなく細い踏み跡があり、それを辿るとすぐでした。直径14mの円墳です。なお、踏み跡には産卵間近と思しきジョロウグモが巣を作っており、彼女を避けるように二手に分かれていました。氏子さんの優しさが感じられます😊
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52見上古墳石室開口部…なんとなく細い踏み跡があり、それを辿るとすぐでした。直径14mの円墳です。なお、踏み跡には産卵間近と思しきジョロウグモが巣を作っており、彼女を避けるように二手に分かれていました。氏子さんの優しさが感じられます😊
53見上古墳石室内部…石室は広く、全長9.5m、幅1.7m、高さ2mです。周辺は木立に囲まれ薄暗く、石室内部も真っ暗だったので、スマホで照らして動画を撮りながら入りました。
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53見上古墳石室内部…石室は広く、全長9.5m、幅1.7m、高さ2mです。周辺は木立に囲まれ薄暗く、石室内部も真っ暗だったので、スマホで照らして動画を撮りながら入りました。
54見上古墳石室奧壁…割った石を重ねたのでしょうか。石の形はいびつですが隙間はきっちり埋めてあります。
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54見上古墳石室奧壁…割った石を重ねたのでしょうか。石の形はいびつですが隙間はきっちり埋めてあります。
55小丸山古墳後円部…東西に横たわる全長33mの前方後円墳で、南半分が舗装道路で削られなくなっています。西側の前方部に木製の階段があり、墳丘の上を歩いて後円部に向かいました。石碑には題目と僧侶の名前が彫ってあるようです。
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55小丸山古墳後円部…東西に横たわる全長33mの前方後円墳で、南半分が舗装道路で削られなくなっています。西側の前方部に木製の階段があり、墳丘の上を歩いて後円部に向かいました。石碑には題目と僧侶の名前が彫ってあるようです。
56マルバアサガオ?…花の直径は5冂、萼はアメリカアサガオやマルバアメリカアサガオよりも太めで先端が曲がってはいませんでした。葉は見えませんでしたが、マルバアサガオではないかと思います。
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56マルバアサガオ?…花の直径は5冂、萼はアメリカアサガオやマルバアメリカアサガオよりも太めで先端が曲がってはいませんでした。葉は見えませんでしたが、マルバアサガオではないかと思います。
57ブタナ…葉は地面に張り付くように広がり、ひょろひょろと伸びた茎の先端に直径2冂のタンポポに似た花を1輪ずつつけます。周辺に点在していました。
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57ブタナ…葉は地面に張り付くように広がり、ひょろひょろと伸びた茎の先端に直径2冂のタンポポに似た花を1輪ずつつけます。周辺に点在していました。
58白い小菊…最初はリュウノウギクかと思ったのですが、総苞片がどれも同じ幅に見えたので違うようです。ここはこぼれ種で生える可能性がある場所なので、園芸品種の小菊かもしれません。
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58白い小菊…最初はリュウノウギクかと思ったのですが、総苞片がどれも同じ幅に見えたので違うようです。ここはこぼれ種で生える可能性がある場所なので、園芸品種の小菊かもしれません。
59黄色い小菊…白い小菊<写真58>と同じ場所で、花が黄色い他は同じに見えました。これも園芸品種でしょうか。
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59黄色い小菊…白い小菊<写真58>と同じ場所で、花が黄色い他は同じに見えました。これも園芸品種でしょうか。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下(厚手) 防寒具 手袋(防水加工) 軍手 雨具 日よけ帽子とフード 雨用帽子 登山靴(防水加工) 靴ひも予備 サブザック ザックカバー 地形図 コンパス マップケース 筆記用具 タオルハンカチ カメラ 飲料水(スポドリ&茶) 水筒(保温) 非常食(栄養補助食品) スマホ(地図アプリ使用) eTrex22x(GPSナビゲーター)

感想

【貴重な史跡が遺された岡山ネオポリスの東地域】
 「岡山ネオポリス」は赤磐市にある総面積約509万屬諒譲住宅団地で、昭和51年9月の発売当時は民間最大規模といわれました。現在では、約6,000世帯、人口約16,000人の人々が住む県下最大の団地です。この大きな団地<写真48>を眼前に望む地域で史跡巡りを行いました。

 出発点としたのは験田(しるしだ)神社です。ご祭神は験田明神、あるいは験田乃神と呼ばれるようですが、よくわかりませんでした。産土(うぶすな)神でしょうか。末社には「稲荷」「海神」「天神」の三社を祀り、境内には備前焼の狛犬<写真02>が置かれています。
 最も大きい末社の下にあった鯱(しゃち)瓦<写真04>が気になりました。阿形(あぎょう)と吽形(うんぎょう)があるようで、吽形はひれがあり胴体は魚の形で普通でしたが、阿形は足があり尾が魚ではなく狛犬のように見えました。今まで見てきた他の神社と少し異なる印象でした。

 この神社の南方に見上(みかみ)神社があります。古墳の礼拝所として発達した珍しい神社です。ここ弥上(やがみ)地区は古墳がたくさんあるようです。
 見上神社の本殿の裏には見上古墳<写真52〜54>がありました。直径14mの円墳で片袖型横穴式石室は全長9.5m、幅1.7m、高さ2mです。真っ暗だったのでスマホで照らしながら中に入り、奧壁<写真54>まで進みました。石の形はいびつですが隙間はきっちり埋めてありました。
 さらに古墳とは別に花崗岩の大石があります。金川城(現岡山市北区御津)城主松田元成は、千種山(岡山市東区瀬戸町)の戦いに敗れ自害しましたが、その家臣の「はっぱ弥五郎」はここまで落ち延び、大石に寄りかかって切腹したと伝えられています。

 見上神社の西には小丸山古墳がありました。前方部を西に向け東西に横たわる全長33mの前方後円墳です。墳丘は、道路により南側半分が削平され、横穴式石室も消失しています。前方後円墳のくびれ部が道路で削られた古墳を見た事はありますが、半分なくなった古墳を見るのは初めてです。
 西側の前方部に木製の階段があり、墳丘の上を歩いて後円部に向かうと、後円部墳頂に石碑<写真55>が設置されていました。題目と僧侶の名前が彫ってあるようでした。
 なお、出土品には鏡や陶棺などがあり、吉備考古館、東京国立博物館に保管されているようです。貴重な文化財を取り尽くした後は放置か・・・😩

【倉懸山紅葉(モミジ)ロード】
 今回訪問した山は倉懸(くらかけ)山と大盛(おおもり)山です。昨年の春には桜など花見ツアーを行いました。
2021年4月5日https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3051831.html
その際、途中のプレートには「桜並木、紅葉の森、椿群生地」と書かれていましたので、紅葉の時期に訪問するときれいだろうと思っていました。
 紅葉の森に近づくと、赤やオレンジ、黄色に色づいたモミジが見られました。北斜面なので往路では日陰になり、やや薄暗い印象でしたが、復路ではちょうどお昼頃でしたので、程よく陽が当たっていました。
 モミジ並木全体では5割程度、「桜と紅葉の森」<写真39>が8割、「紅葉の森」<写真34〜38>が全体的には6割程度の色づき具合でした。ここは北斜面で日陰が多いので元々紅葉が遅く、今年はどこも平年よりも1週間から10日程遅れているようです。おそらく、県南では場所を選べば12月上旬まで紅葉を楽しめるでしょう。
 倉懸山と大盛山は頂上近くまで自動車で行けるためか登山者が少ないようですが、春の花見や秋の紅葉狩りに限らず、舗装道路沿いには動植物が見られ、天気が悪くても近くの熊山山系などの展望<写真29,33>が楽しめます。やはり歩いてこそ、その魅力を堪能できる山だと実感しました。桜は遅すぎ、モミジは早すぎたので、また訪問したいと思います。



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