谷川岳(土合〜西黒尾根〜谷川岳〜天神平)
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 1,311m
- 下り
- 757m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2008年05月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
谷川岳は天神尾根から登ったことがありますが、日本三大急登に数えられる西黒尾根はどうしても登りたかったので、「馬蹄型縦走」と合わせて行こうと意欲を燃やしていたのですが、今回はパートナーの都合のあるので西黒尾根日帰りに。でもいい山だということは改めて感じたので馬蹄型は後の楽しみに取っておきたいと思います。GWの失敗から積雪が心配でしかたなかったのですが、結局特に準備もせず当日を迎えました。
朝3:40起床。橋本駅近くのコインパーキング(1日500円)に車を止め、駅には4:25頃到着し横浜線の始発に乗ります。八王子から中央線(快速)、西国分寺から武蔵野線に乗り、東所沢で拾ってもらいました。所沢インターから関越を進み、特に渋滞もなく、水上インターから山道を登って登ってロープウェイの駅に到着。駅の駐車場(1日500円)に車を入れ、トイレを済ませて出発。駅から車道をわずかに登るとゲートがあり封鎖されていました。そのわずかに先に登山センター。ここで登山カードを提出。少し車道を歩くと西黒尾根登山口があり、いよいよ本格的に登り始めます。三大急登の名の通り、休むことなく登りは続きます。それでもすごい急というわけではありません。順調に高度を稼げて気持ちいいくらい。1時間も登ることなく雪渓が姿を現しました。踏み跡がいっぱいあるので踏み固められており、踏み抜くところはほとんどなく進んでいけます。傾斜がかなりきつくなってきたため雪渓の真ん中ではなく端を登って行きました。そのうちもとの登山道が見えたので復帰。それからもときどき雪渓が出てきて、正しいコースが見えなくなってるので踏み跡を頼りに進みます。基本尾根をたどっていくので迷うことはないと思います。天気の方はいまいちで下部はときどき晴れて展望もあるのですが、上は真っ白。なんとかならんかと思いながら進んでいくと周りは岩場になり、すごい急なクサリ場が出てきました。三点支持しないと危ないくらいの急な岩場です。ただクサリと手がかりはしっかりしているので、難しいところはありません。それを過ぎて少しアップダウンがあって、巌剛新道分岐。金属製のやけに立派な看板がありました。その後も岩場と雪を交互に登っていきます。クサリもいくつかありますが、最初のよりもきつい岩場はありませんでした。やがて回りは一面雪となり、風も強くなりました。視界も狭くなってしまったのでゆっくり登っていると、左手に肩の小屋が。わずかに登ってトマの耳へ到着。しかし人がかなり多いので最高点のオキの耳へ。前来た時はオキを踏んだか覚えていないので、今日が初登頂かも。しかし展望は残念ながら皆無で、しかもこっちも満員なのでトマの耳へ戻ります。
待ってても全く晴れそうにないのであきらめて下山することにしました。途中肩の小屋で食事休憩。小屋から天神尾根に向かうとすごい雪の斜面になってます。一部踏まれすぎて氷になってるとこがあって結構怖いです。ストック突き刺しながら何とか通過。
少し下ると雪もなくなり、滑りやすい岩場を下って行きます。やがて結構晴れてきて、朝日岳などを望むことができました。
天神平の手前から尾根を外れます。斜面には相当雪が残っています。天神平直上の斜面はまるでスキー場で、年甲斐もなく喜んで走り降りてきました。
ほぼ地図どおりのタイムで天神平へ到着。ロープウェイ(1,200円)で下山。帰りは水上温泉街のふれあい交流館(500円、駐車場有)でお湯を浴びて帰りました。
展望見れたところもあったし、良かったと思います。でも快晴の日にまた来たいと思いました。
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