中津川駅前。
早朝までの雨は上がったが、空は灰色の雲で覆われている。
お昼頃からは晴れ間が出てくるのを期待し出発。
寒さを気にしていたが思いのほか暖かだ。
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11/30 8:22
中津川駅前。
早朝までの雨は上がったが、空は灰色の雲で覆われている。
お昼頃からは晴れ間が出てくるのを期待し出発。
寒さを気にしていたが思いのほか暖かだ。
駅前から南東に延びる通りを300mほど進むと中山道との交差点がありそこを左折し、馬籠方面へ向かう。200-300m進んで崖にぶつかったところに茶屋坂高札場がある。木曽路方面からはここからが中津川宿となる場所で中津川宿の案内板が設置されている。
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11/30 8:29
駅前から南東に延びる通りを300mほど進むと中山道との交差点がありそこを左折し、馬籠方面へ向かう。200-300m進んで崖にぶつかったところに茶屋坂高札場がある。木曽路方面からはここからが中津川宿となる場所で中津川宿の案内板が設置されている。
茶屋坂高札場の横のカエデの紅葉が美しい。
赤いカエデの葉の上に黄色のイチョウの葉がのっている。
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11/30 8:30
茶屋坂高札場の横のカエデの紅葉が美しい。
赤いカエデの葉の上に黄色のイチョウの葉がのっている。
高札場の左手にある中山道案内図に従い階段を登り歩道橋を渡って坂を登っていくと「中山道 歴史の道」の道標があり、そこを右に折れて石畳を登る。舗装路に出たところに芭蕉句塔がある。
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11/30 8:32
高札場の左手にある中山道案内図に従い階段を登り歩道橋を渡って坂を登っていくと「中山道 歴史の道」の道標があり、そこを右に折れて石畳を登る。舗装路に出たところに芭蕉句塔がある。
芭蕉句塔には、「山路来て なにやらゆかし すみれ草」と刻まれている。
ここから道路には黄色と白色の石が混ざった舗装が施され中山道であることを示す。この舗装は馬籠峠まで続くが長野県側にはない。
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11/30 8:33
芭蕉句塔には、「山路来て なにやらゆかし すみれ草」と刻まれている。
ここから道路には黄色と白色の石が混ざった舗装が施され中山道であることを示す。この舗装は馬籠峠まで続くが長野県側にはない。
芭蕉句塔の近くにある経王書写塔。
法華経の経文が墨で一文字ずつ書かれた小石が360個納められているとのこと。
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11/30 8:35
芭蕉句塔の近くにある経王書写塔。
法華経の経文が墨で一文字ずつ書かれた小石が360個納められているとのこと。
国道19号線を地下道で渡り200mほど進むと子野地蔵堂石仏群がある。
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11/30 8:47
国道19号線を地下道で渡り200mほど進むと子野地蔵堂石仏群がある。
幾つもの石仏が並んでいる。
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11/30 8:49
幾つもの石仏が並んでいる。
日本橋から84番目となる子野一里塚。
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11/30 9:00
日本橋から84番目となる子野一里塚。
与坂立場跡は、中津川からも落合からも急坂を登ったところにあり、この辺りは起伏に富む。越前屋という茶屋があり現在の営業している。
中山道は曲がりくねっており、この先で一度渡った国道19号線を再び渡ってまた戻ることになる。
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11/30 9:07
与坂立場跡は、中津川からも落合からも急坂を登ったところにあり、この辺りは起伏に富む。越前屋という茶屋があり現在の営業している。
中山道は曲がりくねっており、この先で一度渡った国道19号線を再び渡ってまた戻ることになる。
3回目に19号線を渡って戻ると直ぐに落合宿だ。
200mほど進むと突き当りに善昌寺の門冠の松が見えてくる。
写真は突き当りを右折した側から撮ったものだ。
ここで中津川駅から落合までバスで来た1名と合流。
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11/30 9:27
3回目に19号線を渡って戻ると直ぐに落合宿だ。
200mほど進むと突き当りに善昌寺の門冠の松が見えてくる。
写真は突き当りを右折した側から撮ったものだ。
ここで中津川駅から落合までバスで来た1名と合流。
落合宿本陣到着。
中津川駅から約1時間、概ね予定通りだ。
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11/30 9:29
落合宿本陣到着。
中津川駅から約1時間、概ね予定通りだ。
落合宿をでて県道7号線(中津川南木曽線)を渡ったところに高札場跡があり、その先の落合川を渡る手前に分岐がある。
石柱の道標には「右飯田 左善光寺」と刻まれている。
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11/30 9:37
落合宿をでて県道7号線(中津川南木曽線)を渡ったところに高札場跡があり、その先の落合川を渡る手前に分岐がある。
石柱の道標には「右飯田 左善光寺」と刻まれている。
落合川を渡ると長い坂道が続き、大きく右に曲がり坂を登り切ったところに医王寺がある。
本尊の薬師如来は行基の作と伝えられ、三河の鳳来寺、御嵩の蟹薬師と共に日本三大薬師のひとつ。
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11/30 9:53
落合川を渡ると長い坂道が続き、大きく右に曲がり坂を登り切ったところに医王寺がある。
本尊の薬師如来は行基の作と伝えられ、三河の鳳来寺、御嵩の蟹薬師と共に日本三大薬師のひとつ。
医王寺から300m進むと落合の石畳だ。
落合〜馬籠は急な坂道が多く、坂道を大雨から守るために造られたという。
石畳は約840mで、多くは修復されたものだが、当時の雰囲気は残っている。
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11/30 9:57
医王寺から300m進むと落合の石畳だ。
落合〜馬籠は急な坂道が多く、坂道を大雨から守るために造られたという。
石畳は約840mで、多くは修復されたものだが、当時の雰囲気は残っている。
落合の石畳。
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11/30 9:58
落合の石畳。
黒い石畳とカエデの葉のコントラストがきれいだ。
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11/30 10:01
黒い石畳とカエデの葉のコントラストがきれいだ。
濡れていて滑りやすいので、苔の上や石畳の脇を歩く。
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11/30 10:15
濡れていて滑りやすいので、苔の上や石畳の脇を歩く。
石畳を登った先にある島崎藤村の筆による「是より北 木曽路」の碑。
藤村記念館落成10周年を記念して建立。
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11/30 10:25
石畳を登った先にある島崎藤村の筆による「是より北 木曽路」の碑。
藤村記念館落成10周年を記念して建立。
その向かいに建つ新茶屋。
江戸時代から立場茶屋と旅籠を営み、現在は民宿として営業。
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11/30 10:25
その向かいに建つ新茶屋。
江戸時代から立場茶屋と旅籠を営み、現在は民宿として営業。
新茶屋の倉の前の植え込みが美しい。
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11/30 10:26
新茶屋の倉の前の植え込みが美しい。
新茶屋から300-400m登っていくと正岡子規の句碑があり、ここからの眺めは素晴らしいが、曇り空なのが残念だ。
信州サンセットポイント100選のひとつとなっている。
一度夕陽を見てみたいものだ。
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11/30 10:32
新茶屋から300-400m登っていくと正岡子規の句碑があり、ここからの眺めは素晴らしいが、曇り空なのが残念だ。
信州サンセットポイント100選のひとつとなっている。
一度夕陽を見てみたいものだ。
のんびり歩いたので馬籠宿には予定より30分遅れての到着だ。
平日のためか静かで店も閉まっているところがある。
少し早いがここでランチタイムにする。
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11/30 11:01
のんびり歩いたので馬籠宿には予定より30分遅れての到着だ。
平日のためか静かで店も閉まっているところがある。
少し早いがここでランチタイムにする。
馬籠茶屋?で御蕎麦をいただき、馬籠峠に向けて出発。
軒先に吊り下げられた唐辛子の赤が目を引く。
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11/30 11:47
馬籠茶屋?で御蕎麦をいただき、馬籠峠に向けて出発。
軒先に吊り下げられた唐辛子の赤が目を引く。
こちらは干し柿。
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11/30 11:49
こちらは干し柿。
予報に反し相変わらずの曇り空だ。寒くもなく、暑くもなく、歩くにはちょうど良い。
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11/30 11:47
予報に反し相変わらずの曇り空だ。寒くもなく、暑くもなく、歩くにはちょうど良い。
ようやく馬籠峠に到着。
予定より1時間の遅れとなり、この時点で南木曽発14:42の列車に乗ることをあきらめる。
次の列車は15:56発なのでかなり余裕ができた。
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11/30 12:31
ようやく馬籠峠に到着。
予定より1時間の遅れとなり、この時点で南木曽発14:42の列車に乗ることをあきらめる。
次の列車は15:56発なのでかなり余裕ができた。
一石栃立場茶屋。
予定ではここで昼食のつもりであった。
中津川駅で買ったおにぎりをほおばりながら一休み。
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11/30 12:48
一石栃立場茶屋。
予定ではここで昼食のつもりであった。
中津川駅で買ったおにぎりをほおばりながら一休み。
いつもなら何人かの人がいるのだがここも静かだ。
馬籠からここまですれ違った人は2組くらいだったと思う。
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11/30 12:59
いつもなら何人かの人がいるのだがここも静かだ。
馬籠からここまですれ違った人は2組くらいだったと思う。
一石栃立場茶屋から500mほど下っていくとサワラの大樹がある。
特異なかたちの枝ぶりで神様が腰掛け休む場所といわれており、そのため神居木(かもいぎ)とよぶ。
推定樹齢300年で樹皮が剥がれかなり弱っている感じがする。
ここから更に下り県道7号線を渡って沢の左岸を進むと公衆トイレがある。中山道はここで再び県道を渡り先に続くのだが崩落により通行止めとなっていたため、案内に従い男滝女滝のところまで県道で迂回する。
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11/30 13:06
一石栃立場茶屋から500mほど下っていくとサワラの大樹がある。
特異なかたちの枝ぶりで神様が腰掛け休む場所といわれており、そのため神居木(かもいぎ)とよぶ。
推定樹齢300年で樹皮が剥がれかなり弱っている感じがする。
ここから更に下り県道7号線を渡って沢の左岸を進むと公衆トイレがある。中山道はここで再び県道を渡り先に続くのだが崩落により通行止めとなっていたため、案内に従い男滝女滝のところまで県道で迂回する。
女滝。
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11/30 13:22
女滝。
男滝。
昨夜の雨で共に水量は多い。
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11/30 13:22
男滝。
昨夜の雨で共に水量は多い。
男滝の左側上部を見上げると崩落個所がブルーシートで覆われている。
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11/30 13:23
男滝の左側上部を見上げると崩落個所がブルーシートで覆われている。
写真右手の道を男滝から上がってくると、左手の中山道は路肩崩落のため通行止めとなっている。
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11/30 13:27
写真右手の道を男滝から上がってくると、左手の中山道は路肩崩落のため通行止めとなっている。
大妻籠の街並みもなかなか風情がある。
大きな冬瓜が幾つも並べられているが何のためだろう?
白くて巨大なリンゴのかたちをものもある。
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11/30 13:44
大妻籠の街並みもなかなか風情がある。
大きな冬瓜が幾つも並べられているが何のためだろう?
白くて巨大なリンゴのかたちをものもある。
大妻籠の宿「まるや」
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11/30 13:45
大妻籠の宿「まるや」
創業300年の旅館「波奈屋」
フジの実が沢山ぶら下がっている。
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11/30 13:47
創業300年の旅館「波奈屋」
フジの実が沢山ぶら下がっている。
妻籠宿は鄙びた感じで、馬籠宿より昔の姿を残しているように思う。道路のアスファルト舗装がちょっと残念である。
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11/30 14:13
妻籠宿は鄙びた感じで、馬籠宿より昔の姿を残しているように思う。道路のアスファルト舗装がちょっと残念である。
古い家屋には花が良く映える。
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11/30 14:14
古い家屋には花が良く映える。
妻籠宿本陣。
妻籠宿も人出は少なく静かだが、外国人(欧米人)の割合が多い感じがする。
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11/30 14:15
妻籠宿本陣。
妻籠宿も人出は少なく静かだが、外国人(欧米人)の割合が多い感じがする。
皮を剥かずに吊り下げられているので色が鮮やかだ。
干し柿にするのではないのだろうか?
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11/30 14:15
皮を剥かずに吊り下げられているので色が鮮やかだ。
干し柿にするのではないのだろうか?
帰りの列車を遅らせ時間に余裕ができたので妻籠城址にも立ち寄る。空堀、帯曲輪などがあり自然の地形を活かしたかなり大きな山城だ。
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11/30 14:41
帰りの列車を遅らせ時間に余裕ができたので妻籠城址にも立ち寄る。空堀、帯曲輪などがあり自然の地形を活かしたかなり大きな山城だ。
城址からは妻籠の街が一望できる。
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11/30 14:39
城址からは妻籠の街が一望できる。
南木曽駅到着。
乗車する列車の時刻まで30分以上あるので、駅前の商店でビールと土産物を購入。
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11/30 15:22
南木曽駅到着。
乗車する列車の時刻まで30分以上あるので、駅前の商店でビールと土産物を購入。
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