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Yamareco

記録ID: 497120
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ハイキング
東海

蒲郡 御堂山〜砥神山〜三谷大師

2014年02月22日(土) [日帰り]
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bool その他3人
GPS
--:--
距離
14.8km
登り
573m
下り
576m

コースタイム

日帰り
山行
4:20
休憩
2:50
合計
7:10
9:10
40
9:50
10:00
60
とよおか湖公園
11:00
11:50
20
12:10
12:20
30
御堂山観音堂
12:50
13:00
20
潮見展望台
13:20
14:20
20
14:40
14:50
40
砥神神社里宮
15:30
15:50
30
三谷大師
砥神山山頂から砥神神社里宮への下山道は、農道や生活道路が入り組んでいて大変迷いやすいです。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
S:JR三河三谷(みかわみや)駅から徒歩で登山口へ。
G:徒歩でJR三河大塚(みかわおおつか)駅へ。
コース状況/
危険箇所等
危険箇所はありません。登山ポストなども見当たりませんでした。

とよおか湖から御堂山までのルートは一般的な登山道ではありません。
「さがらの森」までは舗装道路を歩くと道迷いの心配が無いでしょう。
その他周辺情報 三谷大師の近くに三谷温泉がありますが、
宿泊施設がメインの温泉街ですので、立ち寄り湯のお値段はあまり安くありません。
泊まりでこの近辺の低山を縦走してみたい方には有用かもしれません。

なお三河大塚駅の南方、海岸線沿いに「ラグーナ蒲郡」があります。
こちらでも宿泊・入浴ができます。
JR三河三谷(みかわみや)駅からスタート。

豊橋駅から名古屋方面に4駅目、蒲郡駅の1つ手前の駅です。
一部の快速列車は通過してしまいますので、事前に時刻表を確認して下さい。
JR三河三谷(みかわみや)駅からスタート。

豊橋駅から名古屋方面に4駅目、蒲郡駅の1つ手前の駅です。
一部の快速列車は通過してしまいますので、事前に時刻表を確認して下さい。
改札口のある駅南側から、地下道をくぐって北上します。
駅前はコンビニや居酒屋がありますが、山に近づくにつれ、次第に田園風景が広がっていきます。
改札口のある駅南側から、地下道をくぐって北上します。
駅前はコンビニや居酒屋がありますが、山に近づくにつれ、次第に田園風景が広がっていきます。
三河三谷駅から歩くこと約40分で、とよおか湖公園に到着。
とよおか湖は、豊川用水の調整池です。
遊具のある公園が設置されていて、駐車場とトイレを利用することもできます。
この堰堤(えんてい)を登ったところに登山口があります。
三河三谷駅から歩くこと約40分で、とよおか湖公園に到着。
とよおか湖は、豊川用水の調整池です。
遊具のある公園が設置されていて、駐車場とトイレを利用することもできます。
この堰堤(えんてい)を登ったところに登山口があります。
堰堤の上からは、三河湾と蒲郡の町が一望できます。
写真中央やや左に見える島は、八百富(やおとみ)神社が鎮座する竹島です。
堰堤の上からは、三河湾と蒲郡の町が一望できます。
写真中央やや左に見える島は、八百富(やおとみ)神社が鎮座する竹島です。
ここが今回の登山口(?)。
登山道の入口を示すような標識は何もありません。

見落としがち&迷いやすいので、特に理由が無い限りは、
後述する「さがらの森」キャンプ場までの舗装路を登ることをおすすめします。
ここが今回の登山口(?)。
登山道の入口を示すような標識は何もありません。

見落としがち&迷いやすいので、特に理由が無い限りは、
後述する「さがらの森」キャンプ場までの舗装路を登ることをおすすめします。
いきなりの急登。
申し訳程度でロープが張られていますが、おおよそ道とは言えないようなルート。
これ、本当に登山道……なの?
いきなりの急登。
申し訳程度でロープが張られていますが、おおよそ道とは言えないようなルート。
これ、本当に登山道……なの?
尾根まで上がり、そのまま尾根伝いに進みます。
この道(?)は、どうやらこの先にある鉄塔を管理するための、
中部電力の保安ルートのようです。
少なくとも、一般的な登山道ではないハズ。
尾根まで上がり、そのまま尾根伝いに進みます。
この道(?)は、どうやらこの先にある鉄塔を管理するための、
中部電力の保安ルートのようです。
少なくとも、一般的な登山道ではないハズ。
高圧電線の鉄塔の脇を通過。
このあたりは農林業をされている地元の方々が農道として整備しているらしく、歩きやすいです。
高圧電線の鉄塔の脇を通過。
このあたりは農林業をされている地元の方々が農道として整備しているらしく、歩きやすいです。
木漏れ日の里山を歩きます。
一応、地元の方によって手は加えられているようですが、
ところどころで倒れた木がそのままになっているなど、油断は禁物です。
木漏れ日の里山を歩きます。
一応、地元の方によって手は加えられているようですが、
ところどころで倒れた木がそのままになっているなど、油断は禁物です。
ようやく舗装された道に出ました。
御堂山(みどうやま)への一般的な登山ルートに合流したことになります。
奥の白い看板が、御堂山山頂への遊歩道入口です。
撮影地点のすぐ近くに「さがらの森」キャンプ場の駐車場があります。
ようやく舗装された道に出ました。
御堂山(みどうやま)への一般的な登山ルートに合流したことになります。
奥の白い看板が、御堂山山頂への遊歩道入口です。
撮影地点のすぐ近くに「さがらの森」キャンプ場の駐車場があります。
遊歩道、というだけあって歩きやすい道が整備されています。
地元の小学校の遠足やウォーキングで使われていそうな雰囲気。
遊歩道、というだけあって歩きやすい道が整備されています。
地元の小学校の遠足やウォーキングで使われていそうな雰囲気。
御堂山山頂。標高364m。
三河湾を見下ろす景観は抜群で、休憩場所に最適です。
山頂には四等三角点の標石と、丹野城(たんのじょう)の跡地を示す看板があります。

丹野城は室町時代の文明元年(1469)に御堂山の山頂に築かれた山城ですが、わずか1年で落城したとされています。
石積などの遺構が確認されており、蒲郡市の史跡に指定されています。
御堂山山頂。標高364m。
三河湾を見下ろす景観は抜群で、休憩場所に最適です。
山頂には四等三角点の標石と、丹野城(たんのじょう)の跡地を示す看板があります。

丹野城は室町時代の文明元年(1469)に御堂山の山頂に築かれた山城ですが、わずか1年で落城したとされています。
石積などの遺構が確認されており、蒲郡市の史跡に指定されています。
山頂に鎮座する神像。
このほかにも御堂山の山内には往時の山岳信仰を物語る、多数の祠が存在します。
仏教の明王像に通じる意匠のものもあり、神仏習合の名残りも感じられます。
山頂に鎮座する神像。
このほかにも御堂山の山内には往時の山岳信仰を物語る、多数の祠が存在します。
仏教の明王像に通じる意匠のものもあり、神仏習合の名残りも感じられます。
昼食休憩後、今度は隣の砥神山(とがみやま)へ続く縦走路を歩きます。
昼食休憩後、今度は隣の砥神山(とがみやま)へ続く縦走路を歩きます。
御堂山観音堂。
山頂からやや下ったところにあるお堂です。これが御堂山の名前の由来でしょうか?

ご本尊の十一面観音立像は平安時代後期の作と推定され、33年に一度ご開帳される秘仏となっています。
なお、普段は山火事による類焼を防ぐため、隣にある収蔵庫に納められているそうです。
御堂山観音堂。
山頂からやや下ったところにあるお堂です。これが御堂山の名前の由来でしょうか?

ご本尊の十一面観音立像は平安時代後期の作と推定され、33年に一度ご開帳される秘仏となっています。
なお、普段は山火事による類焼を防ぐため、隣にある収蔵庫に納められているそうです。
「蒲郡さがらの森」キャンプ場まで下りてきました。
さすがにこの季節の駐車場はガラガラです。
「蒲郡さがらの森」キャンプ場まで下りてきました。
さすがにこの季節の駐車場はガラガラです。
砥神山を目指し、キャンプ場を進みます。
キャンプ場なので、トイレと水場があります。
砥神山を目指し、キャンプ場を進みます。
キャンプ場なので、トイレと水場があります。
砥神山山頂まで遊歩道が続いています。
砥神山山頂まで遊歩道が続いています。
途中の潮見展望台からは、三河湾が望めます。
眼下の観覧車はラグ―ナ蒲郡のもの。
思いのほか近い印象。ここから歩いても行けそうかな?
途中の潮見展望台からは、三河湾が望めます。
眼下の観覧車はラグ―ナ蒲郡のもの。
思いのほか近い印象。ここから歩いても行けそうかな?
砥神山山頂。標高252m。
砥神山には2つのピークがありますが、こちらは西側の山頂です。
砥神神社の奥宮が鎮座しています。

山頂手前の潮見展望台に比べると、残念ながらあまり景観は開けてはいません。
砥神山山頂。標高252m。
砥神山には2つのピークがありますが、こちらは西側の山頂です。
砥神神社の奥宮が鎮座しています。

山頂手前の潮見展望台に比べると、残念ながらあまり景観は開けてはいません。
こちらは東側の山頂。近くには修験道の開祖、役行者の像がありました。
この山もまた、山岳信仰の舞台だったのでしょう。

写真中央奥に見えるのが、三谷の弘法大師像です。
こちらは東側の山頂。近くには修験道の開祖、役行者の像がありました。
この山もまた、山岳信仰の舞台だったのでしょう。

写真中央奥に見えるのが、三谷の弘法大師像です。
西山頂から麓の里宮に向かって、長〜〜い階段が続きます。
が、唐突に農道や生活道路に合流してしまい、途中で里宮までの道を見失ってしまいました……。
西山頂から麓の里宮に向かって、長〜〜い階段が続きます。
が、唐突に農道や生活道路に合流してしまい、途中で里宮までの道を見失ってしまいました……。
なんとか、砥神神社里宮が鎮座する山麓まで下りてきました。
とても立派な社殿でしたが、どうやら神職さんは常駐していないようです。
なんとか、砥神神社里宮が鎮座する山麓まで下りてきました。
とても立派な社殿でしたが、どうやら神職さんは常駐していないようです。
ちょっと足を伸ばして、三谷大師こと金剛寺(こんごうじ)へ。
丘の上に子安弘法大師像が立っていて、御堂山や砥神山からもその姿が見えます。
御朱印は本堂にて。ご本尊と奥之院の2種類があります。
ちょっと足を伸ばして、三谷大師こと金剛寺(こんごうじ)へ。
丘の上に子安弘法大師像が立っていて、御堂山や砥神山からもその姿が見えます。
御朱印は本堂にて。ご本尊と奥之院の2種類があります。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 飲料 レジャーシート 筆記用具 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル カメラ
共同装備
調味料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル
備考 付近は生活道路や農道が入り組んでいて道に迷いやすいです。
登山地図を持参することをおすすめします。

感想

当初は砥神山から三河三谷駅に戻るルートを考えていましたが、
山頂から見えたお大師さまの像が気になって、急遽、三谷大師まで足を伸ばすことになりました。
結果、かなりの歩行距離となりました。

低山ですが、直下に蒲郡の町並みや三河湾を眺めることができるため、景観は良いです。
JRの駅からも近くアクセス良好なのも魅力といえます。

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