岩手山〜360°の雲海〜

2014年08月16日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 10.8km
• 登り: 1,431m
• 下り: 1,428m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:20
• 休憩: 1:10
• 合計: 8:30

6:00 馬返しキャンプ場
6:30 0.5合目
7:10 7:20 馬返しコース２．５合目分岐
8:50 9:00 七合目
9:20 9:30 八合目避難小屋
10:20 10:40 岩手山
11:50 12:10 八合目避難小屋
14:20 馬返しキャンプ場
14:30 ゴール地点

天候

曇りのち晴れのち小雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

麓の滝沢市に宿泊。レンタカーで馬返し（柳沢）登山口へ。
時期にもよるとは思いますが、駐車場は広く、満車を気にしなくても良さそうでした。

コース状況／危険箇所等

危険を感じるコースではありませんが、七合目あたりまで樹林帯を歩くので熊鈴は必要です。コースの途中、新道と旧道に分かれる部分がありますが、地元の人に新道を勧められたため、登りも下りも新道を歩きました。

その他周辺情報

焼け走り温泉で汗を流して帰りました。

写真

駐車場から2〜3分。馬返しキャンプ場の鬼又清水。冷たい清水がザーザー流れています。この水場のそばに、駐車場よりもきれいなトイレがあるので、こちらで出発準備をしてもよいかも。靴裏をごしごし洗えるブラシもありました。

結構歩いたところにある0．5合目の道標。わきには太いブナの木。霧がかかっていていい雰囲気ですが、まだ0．5合目？！とがっかりしました。

豆腐岩。名付けられた頃は豆腐のようだったんでしょうか。

2．5合目。右が新道、左が旧道。5合目ぐらいまでこんな雰囲気です。

6合目の手前で頭上に青空が現れました。ハイマツの間を登ります。

新道6合目。ようやく半分以上来たのか・・・と思いながら、黙々と歩きます。

280年前の噴火時の地層でしょうか。

雲の上に出たようです。

7合目から望む山頂部。

8合目の避難小屋。避難小屋という名前ですが、きれいなトイレもあり、休憩ポイントです。

避難小屋の清水。麓で、水量が減って利用できない時期もあるので…と書かれていたので、どんなもんかと思いましたが、この日はたっぷり流れていました。

不動平の分岐

不動平避難小屋

足場が悪い、急な斜面を登ります。山頂手前の踏んばりどころ。

急な斜面がつらくて、振り返りながら休憩

山頂部に出ました！

火口部。

お鉢めぐりのコース上には如意輪観音などの石仏が並んでいます。左下は不動平避難小屋。

鬼ヶ城方向。奥に鳥海山（多分）が雲に浮かんでいるのが見えたんですが、写真ではちょっと見えないかな。

雲海がきれい。

火口。

終わりかけのコマクサ。終わりかけというより、もう終わった？

コマクサの群落。立ち入り禁止の斜面に小さい株がいくつか見えました。

黄色いスミレ

雲海。遠くに島のように浮かんだ月山が印象的でした。

奥が山頂。

火口部にある岩手山神社の奥社。私たちは寄らずに、お鉢めぐりを続けました。

8合目の避難小屋に戻って休憩しているうちに、ガスに包まれました。この後、小雨にも降られたため、カメラはザックにしまい、ひたすら下りました（写真も詳細なタイムもなくてすいません）。

感想

ss-_-aa

○岩手山登山旅行の3日目。前夜に雨の予報が出ていたので、岩手山は登らずに帰ることになるかと思ったら、朝5時に麓からその全貌がくっきり。急いで登山口に向かいました。岩手山は南部片富士と呼ばれるだけあって、登山口と山頂の標高差が大きく、どちらかというとキツイ山ですが、馬返しコースは歩きやすい方だと思います（昔、帰りのバスの都合で、下山時に御神坂コースを使ったことがありましたが、手を使いながら苦労して下りた記憶があります）。

○山頂部では360°の雲海に包まれ、遠くに鳥海山（多分）と月山が島のように浮かんで見えるのがとても印象的でした。

○花期はもう過ぎていましたが、山頂部にコマクサの群落があるのは今回初めて知りました。