ペツルクォーク欲しくなる!? 盛り沢山の日光白根山東稜!!
- GPS
- 07:18
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 978m
- 下り
- 974m
コースタイム
- 山行
- 6:12
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 7:40
天候 | 晴れかつほぼ無風 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
取り付きの雪壁が中々の難関。最後の大岩は岩の状態がドライなら取っ掛かりが多く問題なし。凍っているといいピッケルが必要らしい。 |
その他周辺情報 | 「露天風呂 白根温泉」のド派手な看板に誘われるも、間違えてすぐ手前の何の変哲もない内湯の「加羅倉」に寄る |
写真
装備
備考 | ペツルクォーク欲しくなる |
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感想
土曜日の天気予報が回復してきた。しかも風が弱そうだ。常に強風の日光白根山ですら、風速20メートルに満たない。満を持して、関東以北の最高峰を目指す。
丸沼高原スキー場の日光白根山ロープウェイはまだ冬季営業が始まっていない。湯元のスキー場もまだオープン前だ。一方で、菅沼登山口は、金精道路が12月26日正午から閉鎖され使えなくなるため、今が旬のようだ。しかし、菅沼登山口からだとかなりライトな山行になってしまうので、物足りなさを感じていた。奥白根山から前白根山、五色山、金精山と周回するルートを作ってはみたが、パッとしない。そんな時、日光白根山のレコを検索していると、ヤマレコでmooreeさんの「日光白根山 東稜」がヒットした。
「東稜ってなんや??」
地図をさらっと見ただけではよく分からない。みんながよくやるちょっとした周回コースと同じに見える。しかし、地図を拡大し「よーく」見ると、五色沼から避難小屋の手前で右に折れ、登山道ではないルートで奥白根山に登頂していた。これが「東稜」のようだ。「日光白根山にもバリエーションルートあるんや!」と、あっても不思議ではないのになぜか驚いた。mooreeさんのレコはかなり詳細かつ簡潔だった。個人装備の欄をみると、「ダブルアックス、ガチャ類、30mロープ」とある。「う〜ん…。ちょっとストレートピッケルレベルの俺には難しいか…」。しかし諦めきれずに、ついついあまり深く考えずmooreeさんに質問してしまった。
「やっぱりこのルートは、ダブルアックスとロープは必須でしたか?」
たった1行の僕の質問に対して、かなりセンシブルで丁寧な返信をいただいた。アドバイスの肝はこうだ。
「行ってみて、登れそうと判断すれば登ればいいし、無理かなと思えば巻けばいいし、巻くルートがわからないなら帰ってくればいい。自分で全て判断出来る能力だけは必要」
とても真摯な回答をじっくり読み、自分の質問の薄っぺらさに恥ずかしくなった。
ヤバい、「僕にも槍ヶ岳登れますか?」的な質問してもうた…
この東稜には、核心が2ヶ所ある。一つは取り付き、もう一つは最後の大岩だ。ギリギリまで「湯元からの一般ルートロング周回」と「菅沼からの東稜」で悩んでいたが、「取り敢えず、この取り付きの核心の難度を自分の目で確かめよう」と菅沼登山口スタートに決めた。もし難しそうだったら、一般ルートに戻ってからの登頂に切り替えればいい。取り付きの核心はこなすも、最後の核心で躓くと最悪の結果になる(エスケープルートがなく、最初の核心を下りなければならない)が、mooreeさんのレコから2つの核心の難度はそれほど大差がないように感じた。「取り付きが問題無さそうなら、大岩も大丈夫なはず」と自分に都合のいい想定をした。しかし、危険なコースに行くときは、ソロでもラペリングくらいは出来るように準備しておくべきなのか。
前日午後11時に寝るのがやっとだったので、少し遅めの6時40分頃、菅沼登山口駐車場に到着した。金精道路にも少しいやらしい積雪があったが、駐車場の積雪量には驚いた。雪のない八ヶ岳とはえらい違いだ。車の台数も多く、既に20台くらいは止まっていた。なぜか手前から埋まっていたので先に進むと、大きなワゴン車が道を塞いでいる。中から人が何人も下りてきて、なぜか車をどかせてくれない。何とかその手前に止めようとしたが、ジムニー一台分のスペースすら空いていなかった。かなりの時間待たされた後、やっとそのワゴン車は駐車して前を開けてくれた。一応その時に頭は下げてくれたが、なぜさっさとどいてくれなかったの分からなかった。もしかしたら、あまりの積雪にスタックしていたのかもしれない。その先にはまだ何台分かスペースが空いていたが、そのスペースはふかふかの新雪だった。切り返してバックで入れようとするも、雪のせいでそれほどすんなりとはいかない。ジムニーを4Lモードに切り替え、ふかし気味にして何とか駐車した。車から降り、足元を見るとかなりの雪の量だった。「すごいな…ここ…」。隣にいたカップルに聞くと、ここはこの時期でもいつもこれくらいの積雪量らしい。どおりで道路が閉鎖されるわけだ。しかも、「今日はあったかいですよ。先週はマイナス10度でした」と言う。なかなか厳しい山域のようだ。
なぜかいつもより更に準備に時間がかかり、7時半前にようやく登山を開始した。登山道はすぐに岩のある急な登りになるらしく、隣のカップルの女性に倣い最初からアイゼンでスタートした。確かにかなり短い平地歩きの後、それなりの斜度の登りになった。歩くたびにどこかしら岩にアイゼンが当たり少し不快だったが、樹林帯の雰囲気はサイコーだった。雪深い静寂に包まれ、シラビソの葉にたっぷりと雪が付きクリスマスの雰囲気を醸し出していた。ゆっくり歩いて1時間半ほどで樹林帯を抜けると、いきなり視界がぱーっと開ける。よくわからない雪原越しに堂々たる奥白根山がそびえていた。「おー!これすごいな。なんちゅうデカさや!」。そこが弥陀ヶ池(みだがいけ)なのだが、完全に凍っていて雪が乗っているのでしばらくそれに気付かなかった。奥白根山の巨大さに驚きながら弥陀ヶ池の上を歩くと、分岐に到達する。右が奥白根山、左が五色沼だ。ここにはベンチが3個ほど用意されていて、ゆっくり休憩することができる。ここでアイゼンを装着しているグループもいた。ベンチの上にザックを下ろし、水を飲みながらピーナツクリームパンをつまみ少し休憩した。
ここからは当たり前かもだが、全員右に折れ奥白根山を目指す。僕は1人左に折れ五色沼方面に進んだ。序盤はワカンのトレースがあり、その上に足を入れるが少しラッセルになる。それでもしばらくは平坦な道でそれほど苦ではなかった。右手にはまた巨大な奥白根山が見え始めた。そこには五色山への分岐の道標がある。ここからが少し大変だった。いったんかなり急な下りになる。しかもかなりモホモホの新雪で、バランスを崩しやすい。一度思い切りつまずき、左ひざを木の根っこに強打してしまう。静寂の中、ひとり悶絶した。ぶつけてしばらくは足がしびれていたが、幸い歩行に影響はなさそうだった。もしぶつけたのが岩だったらここで撤退だったかもしれない。
急坂を下り切ると五色沼の畔に辿り着く。ここから完全にトレースがなくなった。苦しくはない程度だったが、リアルラッセルでやはり歩きにくい。その辺りでふと後ろを振り返ると、五色山を下りている自分と同じ赤色のハードシェルを着た登山者が視界に入った。「おー…俺以外にも変なとこ行っているヤツいるんやな…」と思ったくらいであまり気にしなかった。五色沼の辺りは運が悪いとそれなりに潜り込むので、沼の上を歩いていた。その上にはさらっと積雪があるくらいで、下はカチカチだったからだ。しかし、徐々に「これ、氷が割れて沼に落ちたらそこで撤退やな…」とありえないシチュエーションに恐怖し、右に少し移動した。ここからはダウンロードしてきたmooreeさんの軌跡に注意しながら歩いて行く。基本避難小屋へ向けて進みながら、適当なところで右に折れ東稜に合流しなければならない。沼を越えたところにある道標に従い避難小屋方面に向かう。まだもう少し一般ルート通りに行く軌跡だった。しかし、ここからラッセルが少し深くなる。登山道はラッセルがマシなはずなので、テープに注意しながら歩いていると、「境界線」と書かれたオレンジテープが出て来た。軌跡を確認すると、ここで右に折れて東稜に向かっていた。たまたまかもしれないが、このテープが東稜への目印なのかもしれない。そこからはできるだけ尾根に乗るように適当に歩いて行く。左に沢筋が並行して走っていて、正しく歩けているようだった。雪深く斜度も急になって来たので、装備変更しようと、木の根っこにできた平らな窪地にザックを下ろした。ストックを短くしピッケルと交換しようとしていると、さっきの赤のハードシェルの登山者が追い付いてきた。僕の余計なトレースを誤って辿ってしまったことを心配したが、杞憂だった。「東稜ですか?」と声を掛けられた。手にはかなり厳ついダブルアックスが握られていた。自分の超初心者用のストレートシャフトのピッケルを見ながら、「東稜の…見学だけ。そういうダブルアックスとか持ってないんで」と少し照れ笑いしながら答えた。
Ttm:これって、ダブルアックスが当たり前のコースなんですよね?
赤クライマー:いや…クライミング(のレベル)にいかないって感じですね
Ttm:ぎりぎりロープ出さなくても行けるって感じですか?
赤クライマー:クライミングやってる人だったら要らないけど、普通の登山者だったら怖い…って感じですね
Ttm:なるほど、なので僕もその怖さの度合いを見てから(行くか行かないか決めます)…ハハハ(照れ笑い)。駄目だったら元に戻って、一般道で(奥白根山行きます)
赤クライマー:下の壁(最初の核心)はなんかグズグズの雪壁なんですけど、上にちょっとでかい岩(2番目の核心)があるぐらいで。(その大岩は)登るのは2mくらいなんですけど
Ttm:あー、そうなんですね。それで結局、最初の雪壁を登り切って、上の核心で『無理だ!』ってなった場合は全部下りないといけないんですか?
赤クライマー:いや、その最初のグズグズの雪壁を下りるのは難しいと思います。だから登っちゃった方がいい
Ttm:要は、上の怖いのを我慢して登ると、ハハハ
赤クライマー:の方が…下るのはやめた方がいい
Ttm:…(なるほど、正に背水の陣やな…)
Ttm:夏だとロープ出さないぎりぎりのルートも行ったことがあるんですが、冬は今シーズンから変わった所に行ってみようかなというぐらいの(レベルです)…
赤クライマー:ここはぎりぎりどうかって感じですね。初心者は(ロープを)出した方がいい。(クライミング)経験者は要らない
Ttm:分かりました。ありがとうございます!
僕はまだ荷物の準備にもたついていたので、期せずして彼がそこから先行し、ラッセルを交代してくれた。稀に見るはっきりと自分の意見を言ってくれ、かつ、分かりやすいと思っていたら、後から知ることになるが彼は山岳ガイドだった。30台半ばで、(恐らく登山自体は)20台後半から始めたようだ。ラッセルもそうだが、ここからはルートにも不安があったので、彼が先行してくれたことに感謝しながら歩いて行く。当然のノートレースでかなりの深ラッセルなので、すぐに彼に追い付いた。「もしよければラッセル交替しますので」と声を掛けると「ありがとうございます!」と言ってくれたが、最後まで彼のラッセルで東稜の取り付き「最初の核心」に到達した。前に見えたのは「う〜ん…」と悩む感じの雪壁だった。そんなに激しくもないが、登りにくそうに見えた。細い枝が雪で埋まり切らずに飛び出た雪壁だ。その枝が邪魔っけにルートを塞いでいるように見える。さらにその部分を登った先がどうなっているかは下からは分からない。ソロ登山としては反則だが、「適当に木を掴みながら上がってトラバースしていく感じです」と赤クライマーが教えてくれた。なるほど。確かにそういわれると、掴みどころのある枝は無数にあった。彼は、ここに来る前にもアイスクライミングのルートをラッセルしていたので、ここで少し休憩していくという。雪壁をじっくり観察し、「まあ、何とか行けるかな…」と判断した。ザックを下ろし、ナルゲンボトルに入れた水を飲み準備を整える。「よし、行くか…」と意を決し、一歩を踏み出した。やはり思った通り、枝が邪魔だが同時にそれを掴みながら登れる。しかし自分のせいだが、ヘルメットに取り付けた「ちょんまげ」のようなinsta360 ONE X2が枝に引っかかり登りにくい。ザックにつけたストックもかなり邪魔だった。やはりストックくらいザックの中にしまった方がよさそうだ。左手が切れ落ちている斜面を慎重にトラバースして行く。その後は邪魔な枝はなくなったが、少しハング気味な雪壁に適当にピッケルを引っ掛け、足場を見つけながら登り切った。やはりストレートシャフトのピッケルはこういうシチュエーションでは使いにくかった。
「これはクォーク買わんとあかんのちゃうか?(単に欲しいだけ)」
第一の核心をクリアした。僕のあまりの遅さに赤クライマーが追い付いて来ていて、途中から前後を交替していた。ここからはしばらくは特別に難しいところのないリッジで、ラッセルがあるだけだ。そして次のランドマークが「トンガリ岩」だ。しばらく赤クライマーと距離を取りながら歩いていたが、トンガリ岩の少し手前で少し僕を待っていてくれたのか、彼に追い付いた。この東稜登攀を通じて、彼は要所要所で僕にペースを合わせアドバイスしてくれていたんだと思う。まだ登山を始めて2、3年だと伝えていたからもしれない。この高さまで来ると、もう男体山がその巨体を顕にしていた。その左手になにやら二股の双耳峰のような山があり、それを指差しながら、「あれ燧ケ岳とかなんですかね?」と耳を疑うような質問を僕がしても、90度違う方向を指差しながら、「ヒウチはあれです!」と場所を教えてくれる。確かにかなり分かりやすい双耳峰がそこにあった。「じゃあ、こっちの二股は何でしょうね?」と言うとさすがに混乱して、「えっと…」と困っているので、「二股じゃなくて重なってるだけなのかな。その、男体山の横の一番奥の…」と言うと「あ、それは女峰山です」「あ!あれが女峰山ですか!」「それが男体山ですよね!」と唯一知っている山を指差しながら言うと、「でかいのが男体山で、左が大真名子」「え?」「はい、オオマナゴサン、左が小真名子山、で奥が女峰山で、左手前が太郎山」と完璧な説明に、「あ〜!なんか山座同定までしていただいて…」と完全にガイドされていた。「で、あそこに中禅寺湖見えてます」「おー!中禅寺湖!!」と客が喜ぶポイントも心得ている。「そして雲の奥の二股が筑波山です」「あれがつくばさんですか!浅間山かと思ってた」と言うとさすがに吹き出して、ほぼ90度逆を指差し「浅間山はこっちです!ハハハハハ」「ハハハ、方向感覚がまるでなくて」。さらには、恥ずかしながら僕が全く知らなかったセンジョウガハラ(戦場ヶ原)のことも教えてくれた。ラムサール条約にも登録されている有名な湿原のようだ。
トンガリ岩の横を通り、そのすぐ先のナイフリッジにやって来た。そこで、「僕は何回も来ているんで、よかったら先頭をどうぞ、新雪ですよ!」と先頭を譲ってくれる。「確かこういうやつ、完全ソロで中岳から阿弥陀岳に向かってる時あったな…」。そのナイフリッジ自体はそれほど育っていないのだが、右がスパっと切れ落ちていて、しかも足場が岩に雪がかかったような感じで不安定だった。ビビりながら慎重に行く。時たま何もないナイフ部分にピッケルを突き刺し、「スコン」とピッケルが空を切りドキッとした。「そこは何もないですよ!」と後ろから笑いながら声がかかる。
ナイフリッジを渡ってからも、右側はずっと中々の傾斜で切れ落ちていた。赤クライマーは、僕のゆっくりのペースに付き合い、相変わらず先頭を任せてくれていた。慎重にそれなりの斜度の雪壁を登り、2番目のナイフリッジも慎重に渡り、「最後の核心」大岩の取り付きにやって来た。この取り付きは緩やかな斜面の広いスペースになっていて、一呼吸入れる。もう大岩の左に山頂が大きく見える。丸沼高原側から奥白根山を見た時に、ヘッドが3つになっているが、その(丸沼高原側から見て)左が今から取り付く大岩らしい。岩にはほとんど雪がついていない。厳冬期でも雪が付くことはなく、岩が凍っていなければ手で登ることもできるほどとっかかりが豊富だそうだ。しかし、凍っている場合はダブルアックスのドラツー(「K2復活のソロ」で覚えた用語ドライツーリングの略)で行くことになるという。ちょうど大岩の中央辺りが凹んでいて、そこがこの大岩の弱点なことを赤クライマーに教えてもらう。確かに、その部分は岩がぼこっと手前に出ていてとっかかりがありそうに見えた。この時、改めて僕のピッケルを見た赤クライマーに、「そのストレートシャフトだとあんまり岩に引っかからないですね」と言われ、「そうなんです。なので岩場行く時はピッケルを岩に掛けて手で登ることが多いです」。「そのピッケルはトリガー(小指をひっかける所)ありますか?」「いえ、何もないです」「そうするとずっと握ってないといけないから辛いんですよね。後、凍ると滑って使えないです」。なるほど。すると彼は「ピッケルしまって、ここは手で登りましょう!」とアドバイスしてくれた。「忍者のように肩から背中とザックの間に引っ掛けるようにしてしまうといいですよ」。おー、そんな技があるのか。言われた通り背中にピッケルを掛け、グローブで登り始めた。見た目通り、かなり普通にとっかかりがあり、特別岩も凍っていないのでかなりイージーだった。少し気持ちの上で「核心を登っている」という気負いがあるくらいで、難なく大岩を登り切った。ただ、岩が脆いのであまり体重を岩に掛け過ぎるのは禁物のようだ。
この岩を登り切ると、普通の登山道と他の登山者たちが視界に入って来た。やっと道なき道が終わりを告げようとしているようだ。完全に独りでやり切れたかは疑問だが、東稜を制覇した喜びに浸りながら歩いていく。ここから日光白根山のセンターヘッドに行くには、いったんそこそこ危険な斜面を下り、また同じような斜度を登り返す。山頂標識が見えて来た。他にも道はあるのだろうが、最後もちょっとした岩場を登り、遂に2人で狭い山頂に立った。山頂くらい強風を覚悟していたが、ほとんど無風で暖かだ。山頂標識を前に赤クライマーとがっちりと握手した。グローブ越しからもはっきりと分る力のこもった握手に、「やっぱりパートナーとの登山もええなぁ〜」とソロとはまた一味違った気持ちの昂ぶりを感じていた。
結構普通の車も多かったので、僕がびびりなだけかもしれません😅僕も冬季バリエーションは今回で2回目なので、当然このコースも知りませんでした🎵
あれから心配で気になっていました😁
私が行った一週間前と比べると、雪付きもあってとてもいい感じですね。美しい東稜の写真堪能させてもらいました。
いい出会いもあったようでよかったですね。
誰でも最初は初心者です。
聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥といいます。
聞いた時に厳しい答えが返ってきたり批判的な答えもありますが、全てを受け入れる心構えで精進すればいつか教えられる立場になれると思います。
山岳会などに入ってないソロの方(私も)などは、バリエーションに足を踏み入れるなら他人の何倍も努力と勉強をしなくてはいけません。
普通の人は行かないような所に行く人は、普通の人がやらないような努力や勉強をしなければいけません。
もちろん他人任せはいけませんし、自分を客観的に見れる視点も必要です。
私もまだまだ精進しなければいけないのに偉そうなコメントお許し下さい。
これからもTtmDerivさんに素晴らしい山旅と出会いがある事を祈っています。
雪の付いた岩稜がとても綺麗ですね👍
ありがとうございます!アドバイスと軌跡にとても感謝しながら歩いていました😃
確かに準備、実行、反省を繰り返してレベルアップしていきたいですね🎵クライミングギアは講習でしか使ったことないですが、もっと触らないとなーと思ってます!
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