谷川岳(西黒尾根〜天神尾根)
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 1,326m
- 下り
- 757m
コースタイム
天候 | 晴れ→曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
西黒尾根:鎖場設置部がちぐはぐな気がする。背が低く手足が短めの体形のため、掛かりが遠くてリーチが長い人が羨ましかった。このあたり、女性も多く登山するようになってきている中。もう少しどうにかならないかと思ってしまう。 とはいえそれをすると一気に難易度が下がってしまうので反対意見も多そう。どうするのがいいのでしょうね? 天神尾根登山道、意外にもちょっと荒れ気味な気がする。 |
その他周辺情報 | 谷川温泉の日帰り入浴施設利用 いいところでいい湯。 ただ何かの大会にバッティングし、人が余りに多すぎたのは玉に瑕 |
写真
感想
谷川岳に来たのは人生で2度目となります。
1回目は小学生の時に父に連れられてきました。その時は土合駅の地下ホームから這い上がり、ロープウェイ乗り場まで歩き、天神平からさらに歩き、やっとの思いで肩の小屋に到着。疲れ気味でガスっていたこともあり、トマノ耳に到着して引き返しました。
その下山時、「西黒尾根 中級者以上」の文字を見て、こっちで降りようと何も知らずに言った際、父に「こんな状態で行ったら滑り落ちて命ないぞ」と一喝されたことが妙に残っていました。
天神尾根ですら、下山道としては決して足元の状態が宜しいわけではないことを考えると、当時としては妥当だったと思います。実際、天神平までの下山でいっぱいいっぱいだった記憶があります。
今回は土曜に関東に出てくる用があり、日曜に短い時間で、それなりに天候がまともなところでと検討した結果、日本三大急登の一つとして谷川の西黒尾根があることを知り西黒尾根登山を決行しました。
この西黒尾根 傾斜自体は決してぶっ飛んでいるわけではありません。
しかし、ある程度山慣れしていて、高度感に対する耐性や、登るための技術を習得していること。および背丈(手足のリーチ)がないとそれだけで難易度が上がってしまうというのが、岩登りの最中感じたことです。
それと標高が低い分、岩場での気温がどうしても高くなり、更に厳しさを高めます。
結果として、余力を残してやりきったので、これはこれでよいとは思います。
今回 西黒尾根を完登しての谷川岳 トマの耳、および未踏だったオキの耳に登頂でき、谷川からの景観を堪能することができて、素直に嬉しかったです。
「西黒尾根 中級者以上」の看板を今回見た際、上記の大昔の記憶が蘇り、当時の父の意見は最もであり、今なら自分も子連れならそういうかなと感じました。
西黒尾根は中級者以上とありますが、あれは上級者オンリーとかの書き方の方が他の一般縦走路の基準にマッチしている気がします。
現状では中級者以上という表記は、ややザレ気味で踏み跡が悪かったりトラバースで落ち気味な箇所がある程度のところを指すのが一般的だと思うからです。
意図せず20年越しの西黒尾根ルートでの登山ができたこと、眺望が良かった 谷川両ピークハント、これまた懐かしの谷川岳ロープウェイに乗れたこと、最後に谷川温泉から谷川連峰を眺望でき、それぞれ満足できました。
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