比叡山喫「TAカンテを帰り懸垂下降」
- GPS
- 07:38
- 距離
- 1.8km
- 登り
- 654m
- 下り
- 626m
コースタイム
- 山行
- 2:57
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:57
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
懸垂下降での帰りは3ピッチ終了点(3ピッチ開始)に真っすぐ降りること。 |
写真
感想
TAカンテ
アプローチ、はるさんに先行してもらうも谷筋へ入ったので左に戻る、ここのあるあるです。
中腹辺りで見慣れない白いテープをたくさん見た。
今回、コールは基本笛とした。
・ピー、ビレイ解除。
・ピーピー、登ってよし。
・ピピピピピー、ダメ。
【1P】
慣れてきたら、最初の体感の「岩の乗越しが大変」ではなくなってきた。
1P終了点から下山する際の左側の懸垂下降支点を算段して、「無名のラッペルステーション」を目視して二人で共有したが、これが非常に重要な要素だった。
※後述の本文『重要1』を読んで欲しい。
【2P】
登り始めの1P終了点)の真上にハンガーがあった、今まで気がつかなかったが、使い勝手が悪いので使わずに左上した。
【3P】
いつも通りの行く、カムの差し込み場所はやはり見つからずだった。
【4P】
右カンテを行ったり、真ん中気味に行ったり、、、ハンガー少ないね1Pだけ多いは少しアンバランスだ。ここで昼過ぎのご飯にすることにした。
【5P】
最後のリップの手前(枯れた立ち木の手前)で、帰りの懸垂下降で使える松の木を決めた。
終了点についたのは午後2時10分だった。
『帰りの懸垂下降』
様子見に確保しながらリップまで降りてみてみると、次の組の3名が4P終了点にいる感じだったので待つことにした。
午後2時48分、時間が掛かるようだったので、待ちきれずに降りる準備を始めた。岩などを落とさないように細心の注意を払う。
ここからは二人ともジョギングシューズに履き替えている。
【5P】
立ち木の奥のハンガー二枚の終了点にはリングハンガーがないので、残置しない方法でスリングにシングルロープを結んで、なおかつスリングに通してリップ手前の松の木まで降りて、二本目のハーフロープを掛けた。
そこで二人待つことに。
次のリードがラインを外れてやや右寄り(上から見たら左)に来て、唯一のハンガーにプロテクションせずにリップ付近まで来たので、松の木にガースヒッチでナチュラルプロテクションを取ってもらうことになった。120cmスリングかな、ここはセカンド女子が初心者だったので、回収を容易にするなら180か240cmスリングのツーバイト(単純に折り返して)が良いだろう、普通は持ってないが。
午後3時25分、3名最後の組が通過した、やや遅くなったが深呼吸して懸垂を開始した。
【4P】
割愛。
【3P】
次の懸垂下降開始地点を2Pの途中のハンガーに決めたので、3P開始地点から40mほどの距離を、ダブルロープのまま右へ10メートルほど移動してラッペルステーションで待ったが、ロープを大幅に右へ移動させてしまったので、2ndが降りる際に「立ち木に引っ掛かって」降りるのが難しくなったのでこの辺りからロスタイムが発生した。
2ndにはいったんまっすぐ降りるために、先に降りた俺がいったん2P終了点までトラバースで戻ってセルフビレイして、2ndのフォールラインなのでロープを外して、2ndにはロープを上げてもらいながらなんとか2P終了点まで懸垂下降で降りてもらった。
ここ2Pの終了点から懸垂下降で降りることができないので、2P途中のラッペルステーション「3KNルートの2ピッチ終了点」まで戻りのトラバースをして、そこで2ndをガイドモードで確保して来てもらうことにした。ここら辺のトラバースは靴が剛性の低いジョギングシューズなので難儀していた、俺のは新品だったが2ndは古いシューズで剛性がより悪そうだった。足の置き場を見ておけば良いが慣れないと難儀するだろう、日ごろからクライミングシューズではない靴での訓練がものを言う、それは言い過ぎだが。
【2&1P】
なんだかんだで暗くなって来た、太陽と山の稜線の角度から察するにあと30分で稜線に太陽が隠れそうだ、ヘッドライト下山は間違いないだろう。
『重要1』
ここで賭けに出た、初見に近い(正確には過去1度懸垂下降したが)ところだが、50mあれば何とか降り立つであろう目測で2P途中の「3KNルートの2ピッチラッペルステーション終了点」から一気に懸垂下降を始めたが、これは届かず間違いだった。
正解は、
>
1P終了点から下山する際の左側の懸垂下降支点を算段して、「無名のラッペルステーション」を目視して二人で共有したが、これが非常に重要な要素だった。
つまり、最後の懸垂下降は「ピッチを切る」だった。
俺は左下へ降りながら万が一の届かないことを想定して、場所を探りながら降りた。
先の重要な要素以外だと、ハンガー1個にダブルリングのハンガーがあったが、そこでピッチを切るか悩み降りて行くと、結果8〜10mほど足りなかったので、フリクションヒッチで少し登り返して、途中のハンガーでセルフビレイした。
2ndへの指示は
・懸垂下降を始める。(左側へ、これが靴の影響で難しいそうだった)
・途中の「無名のラッペルステーション」でピッチ切って、リングにロープを通し直して俺にロープを渡して欲しい。
その間俺は
・ロープ確保用に240cmスリングをハンガーに掛けてダブルロープに掛ける。
・ヘッドライトの装着。
2ndが何とか来てくれたのでスリングにロープ確保し、程なく2ndが地面に到着してコールされたので最後の懸垂下降で大地に着いた。
ここまでヘッドライトは不要ですが、荷物をまとめて下山するころには辺りは真っ暗でした。
TAカンテからの下山は2回目ですが、ヘッドライトだと辺りは見えにくいし踏み跡も分かりづらい、根子岳のヤカタガウドは基本真っ直ぐ下山だからよっぽどよいなぁ。
一、二回間違えそうになるが、白いテープが見えた。下山では一部が岩場の上に誘導されてしまうので充分気をつけたい、左に回って回避してしばらくしてその岩場を下から見上げる、、、上からからここに落ちたら死ぬな。。。
落ち葉が多くて難易度が高いが幸いつかめる木が多いので助かった。
赤いチカチカランプが見えた、クルマの盗難防止?違った三角ポールか、三人組が心配してるのか?!
近づいたらトイレの窓から漏れるひかりが見えてきた、そろそろだ。
最後の虎テープを握って下山終了、安堵した。
誰も居なかった。
トイレしてたら別のクライマー女性がきた、埼玉から朝霞市から遠征とのことで翌日日曜もとのこと、お菓子のチョコ渡した、YouTube宣伝しなかった。
三人組はコンちゃんの知り合いだった模様。
俺がはるさんにゲキを飛ばしてたように思ったそうだ(笑)
【携帯電波】楽天モバイル格安SIMスマホ(Docomo回線)
【飲料】0.75L消費(水1.0L準備)【食料】:爆弾おにぎり1つ
【ウェア】
サイズメモ:WorldPeace!:SSブログ
https://chu813.blog.ss-blog.jp/2009-09-30
■上半身:
ユニクロ「ドライTシャツ(黒)」「フリースフルジップジャケット(長袖、濃緑)」、「エアリズム UVカットメッシュパーカ(長袖)WOMEN XLバスト92-98cm,51Greenウグイス色」
■下半身:
ワークマン「AERO STRETCH(エアロストレッチ) ウォームクライミングパンツ」税込み1900円
■手袋:
ワークマン「N-360巧3タッチアドバンス(199円)」
ブラックダイヤモンド:クライミング用「トランジション」
■靴下:
アプローチと下山:ユニクロ「中」
クライミング用靴下:キャラバンROCKMASTER「ROCK SOCKS、M24〜26cm、赤灰色」950円
■ブーツ:
・FIVE TEN「スパイア(2019年リソール)」US8、(26.0cm)、EU41
・ナイキ「BQ3204-600/レッド 26.5cm、EU42、US8.5 スニーカー」
■ザック:
マウンテンダックス「CAB25(クライミング用、廃番、ロット1405)」
■帽子:
DUCATI「赤サンバイザー」
■ロープ:懸垂下降で帰るためにハーフロープを持って登った。
ベアール社「ゴールデンドライ(9.6mm×50m)」シングルロープ、ピンク
ベアール社「コブラIIゴールデンドライ(8.6mm×50m)」ハーフロープ、ピンク
■ヘルメット:ブラックダイヤモンド「ハーフドーム」
【体重】0.*Kg減量
【装備】*Kg
【筋肉痛】
当日:全身
翌日:全身、スタッドレスタイヤに交換したのでこれまた筋肉痛
筋肉名称を覚えよう!|筋肉名称,筋肉,名前,筋肉図,イラスト
https://muscle-guide.info/
【山行後の頭痛】いつから、有/無、紫外線は?
過去の比叡山 - まとめ
https://www.yamareco.com/modules/diary/9108-detail-173647
□TAカンテを懸垂下降
後続の別パーティが登ってくるのを待っていたら懸垂開始が遅くなってしまった。
下山が日暮れ近くになったことは反省点。
ロープが枝に絡まったりと幾つかの小さなハプニングに落ち着いて対処でき、無事に下山できたから良しとしよう(^^)
シングル50とハーフ50の2本を使用した。
宙さんが先に降りてロープが引けることを確認したあとに私が降りたが、実際にロープタウンできるかドキドキだった。
奇跡的に暖かい一日で、最高に楽しいTAカンテでした!!
絶景の中に身を置いて食べる昼ごはんは最高。
次はリードします(^^)
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