ほしだ園地〜くろんど園地〜旗振山〜交野山〜国見山〜鳩ヶ峰
- GPS
- 11:14
- 距離
- 42.0km
- 登り
- 1,270m
- 下り
- 1,299m
コースタイム
- 山行
- 9:52
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 11:14
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
京阪電鉄 - 枚方市〜私市 210円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山道全般 良く整備されており、やや分かりにくい気がするけど、標識も豊富です。 特に危険な所はないと思われるけど、交野山の山頂の前後はそれなりに急斜面なので、一定の注意は必要でしょうか。 飯盛小山への登頂する際には、一般のルートから逸れています。 それなりの藪漕ぎとなるので、他のルートを利用するのが良いはず。 ■その他 津田駅以降については、舗装路歩きが長く、参考外でしょうか。 |
写真
感想
寒波の到来で、ある程度以上の標高の山では雪や霧氷を期待できそう。
愛宕山なら程良い積雪になっていそうだけど、そちらは翌週に今年の山納めとして訪れたく、他で考えてみる。
初めての山が良いなと思い、雪や霧氷はなさそうだけど、私市の方へ行ってみる事にする。
準備不足なので、今後の下見も兼ねつつという感じで。
その後、時間や疲労度を見つつ、もう少し足を延ばしてみようと思っていたのだけど、どうなりましたか。
初めてやって来た私市駅からスタートし、まずは住宅地を歩いて行くと、川に出合う。
天の川沿いの道となり、前日の雨で微妙に濁った川の流れを見ながら進んで行きます。
ほしだ園地を示す標識があり、その辺りからだったか、花崗岩らしき岩が多く見られるようになる。
駐車場を経て、少し滑りやすくなっている木道を進むと、案内所に到着。
ここがピトンの小屋で、近くには大きなクライミングウォールがある。
地図を少し確認し、星のブランコ方面へ。
吊り橋の真下を通過し、さらに進んで行くと、星のブランコが目の前に。
軽く撮影して橋へと進むと、何と施錠されており、どうやら営業時間前のよう。
近くの掲示を確認すると、9時半から?
普通にいつでも通行可能かと思っていたのだけど、道の一部ではなく、園地の施設という事なのでしょうね。
認識不足でした。
気分を切り換えて、来た道を引き返し、その先へ。
さえずりの路からつつじの小路へ進み、途中のヤッホーポイントという所からは好展望が広がり、普段とは違う光景が広がっていて、新鮮に感じられる。
愛宕山は白い衣をまとっていて、美しい。
あちらに行っておくべきだったかと少し心が揺らぐ。
稜線に乗ると、すぐに展望デッキがあり、こちらはさらに見晴らしが良い。
眼下には星のブランコが色付いた山肌から浮かび上がっており、この日は見るだけで良いかなと心に言い聞かせる。
すぐにやまびこ広場があり、ここにはトイレがある。
歩きやすいトラバース道が続き、ここかなという辺りから半ば強引に三角点へ。
少し藪漕ぎになったけど、まあ、個人的にはこれぐらいなら。
園地のルートに復帰し、小さな沢沿いの道へ進んでいると、4人組ぐらいの女性のトレイルランのグループとすれ違う。
すぐに写真18の案内板へ至り、ほしだ園地はここまでのよう。
沢沿いの道を下って行くと、ゲートが目に入る。
沢の方から威勢の良い声が聞こえ、どうやら滝行をされているよう。
この日は気温が低いし、大変そう。
写真19の構造物には、ちょっと驚き。
ここで一般道を横断するのだけど、車の往来がそれなりにあり、左側はカーブであまり見通しが利かない。
見計らって横断しようとしたら、左から車が来たので、慌てて走り、やれやれという感じ。
押しボタン式で良いので、横断歩道があれば良いのに。
しばし歩くとゴルフ場内へ至り、左右にコースを見ながら進む。
ゲートを通過し、さらに歩いて行くと、くろんど園地の案内所に到着。
ここでパンを食べつつの休憩にします。
地図を少し確認して歩き始めると、時間の経過もあるのか、ほしだ園地を歩いていた時に比べて、それなりの人出となっています。
賑やかなトレイルランのグループが後ろから来ていて、先頭の2人がこちらを追い抜いて行くのだけど、登り斜面に苦しんでいるのか、スピードが上がらないよう。
結局、走るのを止められ、こちらが先に。
登り斜面を走るのはしんどいですよね、やはり。
何となくの想定通りに進み、三角点へ。
私設の標識があり、普見山とあります。
少し移動すると展望台があり、ここも好展望。
でも、風が冷たく、あまり長居したいと思わせてくれない感じ。
命名された岩を見つつ進むのだけど、名前に対しての共感を生まれず。
位置確認のためには有用だとは思うけど。
どうしようかと迷っていたのだけど、当初の予定通り、くろんど池へ。
沢沿いのルートへ進むと、池へ注いでいるのではなく、池の方から流れているのだけど、水は意外ときれいな感じ。
帰宅後に確認すると、くろんど池からの流れではないよう。
くろんど池に到着、水はそれなりに澄んでいるよう。
三角点へと続くルートが整備されているようなので、そちらへ。
次に来る機会があるかどうか分からないので、その辺りを意識しつつ登頂し、三角点を撮影。
池沿いへと下り、空いているベンチがあったので、ここで昼食にします。
カップ麺を食べ終えて、ふと左を見やると、少し離れた位置で見かけた黒猫がこちらを凝視していて、ちょっと驚かされる。
いつから見ていたんだい?
食べる物が欲しいんだろうけど、あげる物がない。
非常時用のブロックミールしかなく、それを少しあげてみたら、においが気に入らなかったようで、近くのベンチで爪を研ぐ仕草で威嚇されてしまう。
おお、前の週に続いての威嚇とは。
ミールの欠片を回収し、撤収です。
来た道を引き返し、再びくろんど園地内へ。
気になる要素があったので、今後も情報を得るようにしておきたい。
くろんど園地は写真37のゲートまでで、少し舗装路を歩いて移動。
写真39の地点から再入山で、次は交野山へ。
などと思っていたのだけど、その手前の三角点があり、ここが旗振山でした。
こちらが交野市の最高峰なのだけど、交野山に比べると地味な存在でしょうか。
天王山と十方山の関係みたいな感じ?
その後、再び舗装路を少し歩き、写真42の地点から再入山。
さっきまでよりも人が多く、人気の山なんでしょうね、交野山は。
大型犬を連れた人達を見たりしつつ進んで行き、山頂直下へ。
小さな鳥居をくぐり、岩っぽい斜面に設置されている梯子を登る。
高まった期待感と共に交野山山頂に到着です。
想像していたのとは少し違っていたけど、巨岩の存在感は十分でそこからの展望は素晴らしく、人気の山なのも納得です。
それなりに急な階段を慎重に下って行き、分岐で右へ。
緩やかに下って行くと登山口へ至り、道を挟んで国見山の登山口のよう。
すぐに右側に池があり、これが白旗池のよう。
いきものふれあいセンターが近くにあり、この辺りでは多くの人を見かけました。
複数のルートがあるようだけど、今回は最も一般的なルートを選択。
歩きやすい道を辿って行き、分岐にて左折し、国見山山頂に到着です。
こちらからも好展望で、ここまでは標高300m前後の山域ながらも所々で素晴らしい見晴らしとなっていて、魅力の一端を感じ取る事ができたのではないかと思う。
引き返して行き、甘南備山への分岐へ向かおうとしたのだけど、立入禁止になっていたルートの分岐がそれだった事に思い至る。
往路で気付いておくべきだったのだけど、ぼ〜っとしていたかな?
戒めとしてではないけど、念のために分岐まで進み、撮影。
甘南備山へ行くのは取り止めにし、とりあえずは下山。
一帯を整備されている方々を見かけ、一定の敬意を抱きつつ、そのまま先へ。
この後の行動をどうするかを考えながら下って行き、登山口へ。
結論は出ないまま進み、津田駅に到着。
ここでゴールすれば楽なのだけど、自宅までは乗り換えが多くて、何だか嫌だなと思ってしまう。
当初の予定では、順調であれば、甘南備山から鳩ヶ峰だったので、鳩ヶ峰へ行くしかないとの結論となり、長い舗装路歩きへ。
結果的には、この選択は間違いだったと思われ、予想よりも距離は長くて時間を要し、心身共に疲れてしまう。
途中からはヤマレコマップのオレンジのドットが示すルートを辿ってみたり。
そんなこんなで舗装路を歩き終え、鳩ヶ峰への山道へ。
一帯は思っていたよりも手が入っており、自然の情緒はあまり感じられず。
舗装路に出合い、その後は諸々を経る事になり、良く分からないままに鳩ヶ峰山頂に到着です。
対岸に住む身として、一定の存在感を感じているものの、これまでは近寄る機会もなく、正に近くて遠い存在でしたが、初めての登頂となり、いくらかの感慨はあったと思う。
でも、今後も近くて遠いままかな?
来た道を引き返し、少し進むと、石清水八幡宮へ。
こちらも初訪問なのです。
じっくりと見て回った上で参詣したいのだけど、疲労は顕著で早く帰宅したいとの思いで頭の中はいっぱいなので、シンプルに本殿へ向かうのみ。
またの機会をとの思いと共に裏参道へ。
階段には落葉したカエデが美しく、薄暗くなりつつある中で名残りの紅葉が淡い佇まいで目を楽しませてくれます。
一般道を進み、木津川と宇治川に架かる橋を順に歩いて行きます。
そのまま桂川へと思っていたら、歩道はそちらの道へ通じていない。
どうなっているんだと軽くパニック状態に陥ってしまう。
辺りが明るかったら、何とかできないかとか探ってみたかも知れないけど、もう暗くて徒労に終わるのが嫌だし、何よりも疲れてしまっているのです。
ここで桂川を渡るのは諦め、次の橋で渡る事にし、淀方面へ。
まだ18時になっていないのだけど、明るさ的にはもう完全な夜で、気分的には深夜ぐらいの感覚になってしまう。
疲労が溜まっており、過去の嫌な記憶とも結びつき、妙な絶望感に襲われてしまう。
孤独な時間が流れて行く。
弱気になった時間が続いたものの、歩き続けていればゴールへは確実に近づくもので、何とか西山天王山駅に到着し、ここでゴールとします。
そんな訳で、今回は初めての山域へ出かけて来ました。
事前の調査不足で星のブランコを目前にしたまま通る事ができなかったり、最後は無駄に長い距離を歩いて心身共に疲労してしまったりで、思うような山行にはならなかったのかも知れません。
そんな苦い側面があったのだけど、要所での展望は素晴らしくて、とても印象深く、人気の山域となっているのも納得で、またの再訪の機会を窺いたいと思う。
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