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Yamareco

記録ID: 501806
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

横沢入(天竺山,唐松山)〜勝峰尾根

2014年08月30日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:51
距離
14.3km
登り
648m
下り
648m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:27
休憩
0:22
合計
5:49
距離 14.3km 登り 668m 下り 655m
12:37
10
12:47
12:48
35
13:23
13:24
20
13:44
10
13:54
13:55
68
15:03
38
15:41
13
大久野中学校 裏
15:54
30
勝峰尾根 末端付近
16:24
16:42
56
勝峰尾根 行き止まり地点
17:38
17:39
40
勝峰尾根 末端付近
18:21
5
18:26
ゴール地点(大悲願寺駐車場)
横沢入 周回尾根は蜘蛛の巣が多く時間がかかる。
勝峰尾根が藪で難易度が増していた挙句、林道工事と相まって勝峰山まで行けなかった。

移動距離 14.28km
移動時間 5時間51分
平均速度 2.44km
累積標高 526m (ほとんど登りなし)
天候 晴れ時々曇り

気温(八王子データで代替:気象庁)
スタート25.5℃(12:40)→最高27.3℃(15:15)℃→ゴール23.6℃(18:30)
過去天気図(気象庁) 2014年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自転車
自転車です

行き 45分
コース状況/
危険箇所等
【横沢入】
中央湿地を取り囲むように尾根が有り、尾根伝いにぐるっと一週回る道や中央を横切る横沢・小机林道やそれらをつなぐ道がいくつも有ります。いずれも道は明瞭ですが、林道以外は道幅が狭くバリエーションルートの様相を呈している。特にこの時期蜘蛛の巣がはびこり、通行には非常に邪魔となる。今回は尾根道をぐるっと一周したが、蜘蛛の巣に引っかからないようにゆっくり歩いたが、それでも引っかかりまくり、蜘蛛の巣を取る作業を幾度となく繰り返した。また立ち止まると 山中ですくすくと育った大きい蚊がすぐに集まってくる。速乾性のシャツだと隙間が多いためシャツの上からでも刺される。はっきりいってこの時期の山中はかなりお薦めしない。中央湿地と林道はのどかな風景が楽しめるのでお薦めだが、これだけだとちょっと物足りない。近くの大悲願寺は建物が立派で石像が88体も有り、こちらも一緒に観光すると良いだろう。更に龍性寺というのも有るが、こちらはパッとしない。

【勝峰尾根】
右往左往したが、勝峰尾根の未踏部分は結局全部歩けた。尾根道は藪の時期なので廃れ気味だった。
尾根の末端まで踏み跡が伸びており、端から端まで歩けそうだった。末端は擁壁だが西側に階段が有ったので、そこから取り付けるのだと思う。東側から末端に登るにはフェンス沿いの急騰を登れば行けるかもしれない。どちらも未確認だが、上から末端に向かった時に踏み跡が有ったので、下りれることは下りれると思う。しかしかなりの急傾斜なので要注意。尾根に乗れば、軽い藪こそ有れ、まっすぐな尾根なので容易に踏み跡は辿れる。クネクネした林道より時間もかからないだろう。
335m圏で採石所側の林道に出る所は激しい藪で通行不可だった。去年は行けたはずなのに…。しかもGPSのログを見るとあと10mもないぐらいなのに激藪過ぎて進めなかった。一応特攻は試みたが、手では切れないぐらいの強度の蔦が縦横無尽に伸びており、それらをくぐりながら進むもトゲの有る植物でひっかき攻撃をされる。たぶん数mぐらいしか進めなかったが、林道らしきものは見えなかった。目と鼻の先にあるはずだが一体どうなっているんだろう。現状こちら側から勝峰山へは登れないことになる。

出会ったハイカー
横沢入(中央湿地,林道) 14人ぐらい
その他(横沢入周回尾根,勝峰尾根) 0人

消費飲料水
1.9ℓ
大悲願寺 正門
見応え有り
1
大悲願寺 正門
見応え有り
大悲願寺
八十八体ある石像のうちの一つ
第二十九番 国分寺
2014年08月30日 12:38撮影 by  SH11C, DoCoMo
8/30 12:38
八十八体ある石像のうちの一つ
第二十九番 国分寺
横沢入の中央湿地に有る大きい休憩所の中に有る蛇に関する資料
レアなシロマダラやタカチホヘビの写真も有る。
2014年08月30日 12:49撮影 by  SH11C, DoCoMo
8/30 12:49
横沢入の中央湿地に有る大きい休憩所の中に有る蛇に関する資料
レアなシロマダラやタカチホヘビの写真も有る。
横沢入の案内図
横沢入(中央湿地)に有る休憩所
トイレ,駐車場も有り
横沢入(中央湿地)に有る休憩所
トイレ,駐車場も有り
横沢・小机林道
天竺山(三内神社)
天竺山(三内神社)
天竺山からの展望
サマーランド方面
天竺山からの展望
サマーランド方面
三内神社からの階段を下る(振り返って撮影)
2014年08月30日 13:24撮影 by  SH11C, DoCoMo
8/30 13:24
三内神社からの階段を下る(振り返って撮影)
尾根周回中
木々の隙間から五日市駅が見える
尾根周回中
木々の隙間から五日市駅が見える
祠が有った
道が真直ぐ
2014年08月30日 13:34撮影 by  SH11C, DoCoMo
8/30 13:34
道が真直ぐ
ようやく今年初のホトトギス
2014年08月30日 13:38撮影 by  SH11C, DoCoMo
1
8/30 13:38
ようやく今年初のホトトギス
鞍部
2014年08月30日 13:44撮影 by  SH11C, DoCoMo
8/30 13:44
鞍部
ここから出てきた
大本願寺から続く石像群も有る。
ここから出てきた
大本願寺から続く石像群も有る。
再び横沢入(中央湿地)
さっきは人がいたので撮り直し
休憩所の写真のすぐ右側です。
再び横沢入(中央湿地)
さっきは人がいたので撮り直し
休憩所の写真のすぐ右側です。
シオカラトンボがたくさんいた
シオカラトンボがたくさんいた
龍性寺の方へ歩いている所
生い茂る草木でトンネルが出来ている。
龍性寺の方へ歩いている所
生い茂る草木でトンネルが出来ている。
何だこれ 謎の植物
色んな色の玉が有る
→ヤブミョウガ
2014年08月30日 14:07撮影 by  SH11C, DoCoMo
8/30 14:07
何だこれ 謎の植物
色んな色の玉が有る
→ヤブミョウガ
龍性寺
大悲願寺と比べると迫力に欠ける。わざわざ見に行かなくても良いかも。この寺の裏から尾根に踏み後が伸びてないか期待したが、なかった。奥へ行くと民家に出る。
龍性寺
大悲願寺と比べると迫力に欠ける。わざわざ見に行かなくても良いかも。この寺の裏から尾根に踏み後が伸びてないか期待したが、なかった。奥へ行くと民家に出る。
少し戻って、標識通りに尾根に乗る。
2014年08月30日 14:22撮影 by  SH11C, DoCoMo
8/30 14:22
少し戻って、標識通りに尾根に乗る。
いきなりかなりの急登。ロープが有った。しかし距離は短い。
2014年08月30日 14:23撮影 by  SH11C, DoCoMo
8/30 14:23
いきなりかなりの急登。ロープが有った。しかし距離は短い。
左がシロオニダケで右がタマシロオニダケ?
左がシロオニダケで右がタマシロオニダケ?
これはタマゴダケ
1
これはタマゴダケ
日の出団地の脇に出た。もう少し進むと日の出団地に下りられます。
日の出団地の脇に出た。もう少し進むと日の出団地に下りられます。
日の出団地に下りられる2箇所のうちの一つ
日の出団地に下りられる2箇所のうちの一つ
更にちょっと進むと展望が開ける。
更にちょっと進むと展望が開ける。
唐松山
道すがらで思わず通り過ぎそうだった。
唐松山
道すがらで思わず通り過ぎそうだった。
唐松山の標識
別名:平井ノ頭の標識
2014年08月30日 14:59撮影 by  SH11C, DoCoMo
8/30 14:59
別名:平井ノ頭の標識
謎のキノコ
ホコリダケ系だと思うのだが
謎のキノコ
ホコリダケ系だと思うのだが
300m圏峰
分岐有り
尾根の末端まで来た
大久野中学校の裏
尾根の末端まで来た
大久野中学校の裏
寶鏡寺(宝鏡寺)
シュウカイドウ
2014年08月30日 15:46撮影 by  SH11C, DoCoMo
1
8/30 15:46
シュウカイドウ
幸神神社の脇に幼児園
すっごい古風な雰囲気
幸神神社の脇に幼児園
すっごい古風な雰囲気
幸神神社のシダレアカシデ
2014年08月30日 15:50撮影 by  SH11C, DoCoMo
8/30 15:50
幸神神社のシダレアカシデ
幸神神社のシダレアカシデの説明書き
形が珍しいんですね。国指定天然記念物って凄い。
幸神は『さぢかみ』って読むんだ。
幸神神社のシダレアカシデの説明書き
形が珍しいんですね。国指定天然記念物って凄い。
幸神は『さぢかみ』って読むんだ。
幸神神社
幸神尾根の末端付近からの登り口が見つからず、林道を辿って来た。ここで林道が尾根を横切るので、ここから尾根に入る。
幸神尾根の末端付近からの登り口が見つからず、林道を辿って来た。ここで林道が尾根を横切るので、ここから尾根に入る。
歩き易い林道と併走しつつ尾根伝いに進むが、ここで激藪に突き当たり、進行不可。地形図を見ると、後ほんのちょっとで林道に出るはずだが、本当に激し過ぎる藪で進めない。一旦突っ込んでみたがトゲトゲ植物に返り討ちに会う。家に帰ってからログを見ると林道まで目と鼻の先なんだけどなぁ。一年前は通れたはずなのに。
歩き易い林道と併走しつつ尾根伝いに進むが、ここで激藪に突き当たり、進行不可。地形図を見ると、後ほんのちょっとで林道に出るはずだが、本当に激し過ぎる藪で進めない。一旦突っ込んでみたがトゲトゲ植物に返り討ちに会う。家に帰ってからログを見ると林道まで目と鼻の先なんだけどなぁ。一年前は通れたはずなのに。
左の林道も工事中で通れない。まさかの勝峰山登頂を断念! 一年前に勝峰山に来たときは、山頂がかなり整備されていたのだが、最短ルートが通行不可なんて意味が無さ過ぎる。
左の林道も工事中で通れない。まさかの勝峰山登頂を断念! 一年前に勝峰山に来たときは、山頂がかなり整備されていたのだが、最短ルートが通行不可なんて意味が無さ過ぎる。
幸神尾根の末端付近まで戻ってきたら尾根への踏み跡を発見。踏み跡自体は写真に写してもよく分からないので、目印を撮影。そういえば一年前も戻ってきてから見つけたんだよなぁ。二年続けて同じことをしてしまった。
2014年08月30日 17:04撮影 by  SH11C, DoCoMo
8/30 17:04
幸神尾根の末端付近まで戻ってきたら尾根への踏み跡を発見。踏み跡自体は写真に写してもよく分からないので、目印を撮影。そういえば一年前も戻ってきてから見つけたんだよなぁ。二年続けて同じことをしてしまった。
尾根に乗ると十字に踏み跡が有ったので、まずは尾根末端方面へ行った。踏み跡は有ったが、急だったのでここで引き返した。後で下から見たが、ここは擁壁の上で下りられない。踏み跡はなんだったんだ…、とりあえず無理に下りなくて良かった。行けるとすればここを右(西)へ行くと階段が有ったので、そこへ出るのかな。
尾根に乗ると十字に踏み跡が有ったので、まずは尾根末端方面へ行った。踏み跡は有ったが、急だったのでここで引き返した。後で下から見たが、ここは擁壁の上で下りられない。踏み跡はなんだったんだ…、とりあえず無理に下りなくて良かった。行けるとすればここを右(西)へ行くと階段が有ったので、そこへ出るのかな。
その後尾根の未踏部分を歩き、歩道を通ってスタート地点へ戻る。去年もこの公園を紹介したが、運動部分に屋根の有る公園って珍しいと思う。
その後尾根の未踏部分を歩き、歩道を通ってスタート地点へ戻る。去年もこの公園を紹介したが、運動部分に屋根の有る公園って珍しいと思う。
しばらく道路を歩き、三度横沢入へ。横沢・小机林道に入る。
しばらく道路を歩き、三度横沢入へ。横沢・小机林道に入る。
林道の看板
スタート地点の大悲願寺駐車場に戻ってきました。ちょうど電車が通ったのでパシャリ。
スタート地点の大悲願寺駐車場に戻ってきました。ちょうど電車が通ったのでパシャリ。
撮影機器:

装備

個人装備
GPS用携帯電話1〜2台(使用アプリは山旅ロガーと地図ロイド) 携帯電話(通話と写真用) 携帯電話用バッテリー コンパス 地図 食料 ライター ボールペン 手鏡(コンタクトレンズのため) 眼鏡 ライト タオル ビニール袋 エマージェンシーシート ティッシュペーパー ストック(ダブル)
備考 忘れ物:サングラス(及び伊達メガネ)
家を出たときは曇っていたので持っていかなったら、家を出てすぐに晴れてきた。また自分は登山口まで自転車移動なので、走行中に目にゴミが入る。コンタクトレンズ装着時だとこれが痛いため、まぶしくないときでも伊達メガネ必須だが、今回はどっちも忘れてしまった。案の定目にゴミが入りまくりで大変だった。

感想

天気予報は午前中が雨。当日起きたらすでに止んでいたので、山へ行ってきました。といっても山というにはかなり標高が低いですが。

前々から行こうと思いながらも、十分な距離が取れず後回しになっていた横沢入に行ってきました。標高300m級ですが天竺山と唐松山が有ります。これだけだと距離が短いので、勝峰山にも行く予定にします。勝峰山の有る勝峰尾根(半分ぐらい未踏)と深沢山から南に伸びる幸神尾根(全部未踏)も歩く予定です。

まずは出発地点の大悲願寺。大きな寺で見所が有ります。石像が八十八体も有り、全部巡れば1日かかりそうです。さすがに全部は見ませんでしたが数体見て横沢入へ向かいます。横沢入の中央湿地に着くとなかなかの田舎風景で和みます。そのまま中央のメインストリートを突っ切り、北西側から横沢入を囲む尾根をぐるっと一周します。しかし、これが曲者。踏み跡は分かるのですが軽く藪がはびこり道幅が狭いので蜘蛛の巣天国です。起伏が全然ないのにこの区間の時速は2km/h程しか出ませんでした。たぶん1/3は蜘蛛の巣関係(避けたり,払ったり,取ったり)に時間を費やしたと思います。蜘蛛の巣に辟易しながらもなんとかほぼ一周し勝峰山へ向かいます。途中で幸神神社のシダレアカシデも観光します。アカシデとしては珍しいようですが、その奥に有った幼児園の方が場の雰囲気的にインパクトが有りました。神社の隣という立地条件といい、建物のレトロ感といい『渋い』の一言です。

勝峰尾根の末端まで来ると前回同様尾根に乗る地点が分かりません。藪が酷くて埋まったのかと思い、諦めて林道を進みます。前回来た時とは違う地点から尾根に乗りますが、採石所の林道(作業道?)に合流する手前で藪が酷くなり進めません。しばらく藪と格闘しましたが、やっぱりとてもじゃないが進めません。藪の終わりも見えないし、並走する林道も工事中で通れないし、止むを得ず撤退します(行く予定だった幸神尾根も省略)。勝峰尾根の末端付近まで戻ると尾根に伸びる踏み跡を発見。そういえば思い出した。去年も帰りにこの踏み跡を発見したのだった。1年経ってすっかリ忘れていた。去年は時間切れで行けなかったが今回は時間が有るので登ってみます。

尾根に乗ると踏み跡は十字になっており、まずはより末端の方へ向かいます。下の道路が見える所まで来て引き返します。今度は尾根沿いに登り林道に合流、これで去年歩いた分と合わせて、勝峰尾根は全部踏破しました(厳密には末端から道路へは下りていませんが)。時刻も良い頃合になり、後はスタート地点(大悲願寺)へ戻るだけです。しばらく道路を歩き、序盤で歩いた横沢・小机林道の反対側から三度中央湿地へ向かいます。途中の山中で、沢を挟んだ向かいの斜面から『ヴォ〜ヴォ〜』という動物の鳴き声が聞こえましたが、斜面は草茫々でしかもすでに薄暗いので姿が見えません。たぶん猪かな。逃げずに鳴いていたので威嚇されていたのかもしれません。

その後は大悲願寺に戻って無事本日の旅は終了。高い山に登ってないので山行というより散歩レベルでしたが、大部分が未踏のルートで、風景的にも見所が有ったのでなかなか良かったです。

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