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Yamareco

記録ID: 501915
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積雪期ピークハント/縦走
奥秩父

奥秩父(柳平ゲート〜シラベ平〜リタイア)

2008年05月05日(月) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
21.5km
登り
1,029m
下り
1,029m

コースタイム

柳平ゲート(7:35)〜鶏冠山林道分岐(7:55)〜黒金徳和林道分岐(8:05)〜シラベ平(9:15-9:20)〜ギブアップ(11:55)〜シラベ平(13:15)〜柳平ゲート(13:55)
過去天気図(気象庁) 2008年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
シラベ平への林道から富士
2008年05月05日 21:03撮影 by  PENTAX K100D , PENTAX Corporation
5/5 21:03
シラベ平への林道から富士
雪に埋もれる登山道。名誉の撤退
2008年05月06日 00:14撮影 by  PENTAX K100D , PENTAX Corporation
5/6 0:14
雪に埋もれる登山道。名誉の撤退

感想

GWに軽く北奥千丈岳・国師ヶ岳に行くべしとコース選定。雪もあるので、大弛峠からは少し難しいかと、そうすると候補は
 (1)鶏冠山林道〜天狗尾根〜国師〜北奥千丈
 (2)鶏冠山林道〜石楠花新道〜北奥千丈〜国師
(2)→(1)もしくは(1)→(2)の周回が理想ではありますが、どうも雪が多くて大変そうなので(2)石楠花新道のピストンに決定。天気予報では曇だったので6日に延ばそうかと最後まで迷ったのですが、結局強行しました。
自宅を4:40出発。相模湖から中央道に乗り、勝沼ICから「雁坂トンネル」の標示に従って北へ北へ。笛吹川の手前で右へ入ると窪平となり、それからは「クリスタルライン」の標示に沿って山へ入っていきます。杣口の浄水場を過ぎてさらに山の中をぐねぐね進むとやがてダム(乙女湖)が姿を現し、金峰牧場からわずかに登ったところが柳平ゲート。標高は1,550mほどでしょうか。5月30日まではここで閉鎖のようです。5台ほど駐車できるスペースがありましたので、ここに車を置き、自転車を組み立て出発。まず川沿いを進み、大きく折り返してぐんぐん登っていきます。
平坦な道になって鉱山への道を分けると、まもなく鶏冠山林道(西)の分岐です。川上牧丘林道、鶏冠山林道ともに閉鎖されていました。鶏冠山林道の方を進路を取ります。ここからはダートですが状態はかなり良いです。ですがこの路線で熊目撃情報もあったので鈴を鳴らしながら進みました。まもなく黒金徳和林道分岐があり、それからは尾根を進行方向右手に見ながら剣ヶ峰の山腹を巻いていきます。途中曇り空ながら金峰山の姿がきれいに望まれ、これは意外と期待できるかも、と思われました。やがて尾根を乗っ越し、今度は尾根を進行方向左手に見ながら進みます。崩壊地がいくつかあり、こわごわすすみます。
やがて正面に長大な稜線がみえるようになり、あれの一番低いところがシラベ平かな、と思いながら進みます。
すると、それまでほとんどありませんでしたが道路に雪が。これ以上自転車は無理かな、と思ったのでそこで自転車をデポ。そこから10分歩いたところにあずまやがあり、もうボロボロであばら屋になってましたけど。まもなく林道最高地点に。シラベ平ですね。よく見たら森の中は雪だらけです。こら参ったなと思いながらしばらく周囲を散策。ゴトメキ方面の標示はあるのですが、北奥千丈への標示はなし。どうやらピンクのテープのところが入口のようです。
まず一歩入ると・・・。アキレス腱まで雪。ま、すぐなくなるだろ、と思いながら進入しました。ピンクのテープを頼りに進んでいくと雪は減るわけなく、やがて深さは膝になり、股まできて、しかもそこから脱出しようと足を踏みこむともっとずぶずぶ入っていく悲惨な状態に。結局膝をつくとか肘をつくとかして這い出ないと抜け出せないような状況が続出し、ストックを使って懸命に足へかかる負担を減らそうとするのですがどうにもならず、体力をいたずらに消耗。足は擦り傷だらけになるし、空も真っ白になってしまって上まで行ってもまったく期待できなさそうだし、2時間30分奮闘した結果無念の撤退を決断。ピークっぽいところを2つ3つ越えていたのでもう少しだったと思うのですが。
下りは皮肉ですが自分の足跡を忠実にたどれるので安心ですね。途中雨が降り出しさらに悲惨な状況に。雪の斜面をまさに転がるように下ります。シラベ平についたときはホント「たすかったあ」と思いました。自転車で林道を駆け下り、やっとの思いで車へ到着しました。夏ならば少し雨に降られても降りてくれば暑いからすぐ乾きますけど。この時期は降りてきてもそんなに暑くないから車で暖房かけられればいいけど電車では相当きついな、なんてことを考えながら去年も行った「花かげの湯」を訪ねました。

正直雪をなめていました。次までにはかならず必要な装備を用意しておきます。

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