シーズン到来の谷川岳 〜師走のスケッチブック〜

2022年12月21日(水) [日帰り]

• GPS: 05:22
• 距離: 7.2km
• 登り: 809m
• 下り: 796m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:38
• 休憩: 0:32
• 合計: 5:10

距離 7.2km 登り 809m 下り 815m

9:41 天神平
9:53 天神尾根・田尻尾根分岐点
10:02 天神平・天神峠分岐点
10:24 10:25 熊穴沢避難小屋
10:58 天狗の留まり場
11:22 11:23 天神ザンゲ岩
11:45 11:52 トマノ耳
12:09 12:10 谷川岳
12:17 12:21 富士浅間神社奥の院
12:27 12:33 谷川岳
12:44 トマノ耳
13:08 13:14 谷川岳・肩の小屋
13:21 天神ザンゲ岩
13:34 天狗の留まり場
13:58 14:03 熊穴沢避難小屋
14:22 14:23 天神平・天神峠分岐点
14:29 天神尾根・田尻尾根分岐点
14:51 天神平

天候

晴れ。ちょうど下山直前に一気にくもり。

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

コース状況／危険箇所等

まだ夏道。途中から冬道になりまた夏道に戻る初めてのルートが切られていた。
全行程アイゼン。ワカンは持って行ったが出番なし。柔らかい雪でチェーンスパイクは利きにくい雪。

写真

トマオキがよく見える！

あっちは白髪門とか朝日とか。

まだ夏道だった。

夏道は急登多い。

初の谷川に興味津々。

急登なので休みながらゆっくり登ります。

この時間はまだ雪が締まっていて歩きやすい。先行者に感謝。

登山者からのお願いです。
スノーシューまでは許すとして、シールスキーで上られる方はどうか踏み跡以外のところを歩いてください。
自分もBCスキーっぽいことをやるので、ここを歩きたくなる気持ちはよ〜くわかりますが、ほんと迷惑です。

いよいよラストの登り。

ここら辺から徐々に風が出てくる。

あそこには登山道がない。
あったら絶対気持ちいいのに。

雪は多いように見えて実際は多分1m程度。

この辺から風が強くなる。

いつものやじるし。

西に延びる稜線。いつもはこっちから風が吹くけど今日は無い。

シュカブラ！

トマ登頂！

風が強く長時間ステイは無理。

足早にオキ耳に向かう。

トマオキ稜線上は南風に煽られて雪が舞い立つ。

まだ雪が少ない。

風を交わしながら歩く感じ。

遠方に浅間。さらにその先に八つ、南ア、奥秩父山塊の先に富士。

オキ耳登頂

この先の祠まで行くのがアドバンテージ。

トマオキをいっぺんに見る。

鳥居。珍しく他の登山者が居た。

祠は埋まっていた。

ここは風が防げて良い場所だったけど、小屋まで戻ってランチタイムにすることに。

それでは戻る。

バラクにゴーグルのフル装備。

フル装備で出発！！

風強そう。

この辺はモフモフです。

エビのしっぽ。エビのしっぽって近くで見るとほんとにエビのしっぽの形している。どうやったらあんなに薄いものができるのだろう。

かなりの強風っぽい。

シュカブラにエビのしっぽにモフモフの雪に加えブリザードまで。
いよいよ厳冬期の様相。

トイレも氷結。

小屋も氷結。

下りはサクサクと。

樹氷。

避難小屋まで戻ってきて見返すと一気に雲が増えていた。急にこんなに変わるなんて。

ロープウェイ乗り場まで戻りピッケルの滑停訓練。

ロープウェイ乗り場から振り返ると完全にガスに没していた。

感想

Beloved Sky

12月の谷川はとにかく晴れ間が少ないうえに天候自体も読みにくい。
やや南に寄った高気圧の背面に入ったこの日。
谷川岳は珍しく南風で気温も上がりました。
登りはロンT+薄手のダウンだと暑い💦でもロンT1枚だとちょっと寒い・・・

しかし肩の小屋から上部は強風。
基本的に北西風の山なので南斜面に吹き溜まっていた粉雪がレアな南風に煽られて尾根を逆走して舞い上がりトマオキ稜線上は軽いブリザード状態。
幸い気温はそれほど低くは無いもののやっぱ風は敵。

モフモフの雪、レアな南風、ブリザード、シュカブラ、エビのしっぽ・・・
師走の谷川はたくさんの景色が描かれていて飽きの来ない山行となった。

近くまたアタック予定！
今冬は3回くらい行きそう！