冬支度@北横岳・三ッ岳（Ⅱ峰敗退）

2022年12月27日(火) [日帰り]

• GPS: 07:17
• 距離: 10.3km
• 登り: 735m
• 下り: 732m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:36
• 休憩: 2:40
• 合計: 7:16

6:41 坪庭・北横岳・縞枯山 登山道入口
8:13 8:13 北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅
8:26 8:26 坪庭
8:54 8:55 三ツ岳分岐
9:00 9:00 北横岳ヒュッテ
9:19 9:19 北横岳（南峰）
9:24 9:37 北横岳
9:39 9:40 北横岳（南峰）
9:45 9:45 北横岳ヒュッテ
9:49 9:49 三ツ岳分岐
10:08 12:19 三ツ岳
12:37 12:37 三ツ岳分岐
12:55 12:55 坪庭
13:03 13:17 北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅
13:57 坪庭・北横岳・縞枯山 登山道入口

天候

快晴・ほぼ無風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ピラタス駐車場（無料）
アプローチのメルヘン街道・ビーナスラインに今のところ大きな路面障害はありませんが、この時期はいつ悪化するかわからないのでAWS+スタッドレスは必須です。

コース状況／危険箇所等

ピラタス（ロープウェイ山麓駅）〜坪庭（RW山頂駅）：程よい圧雪で歩きやすい。登りはアイゼンでもツボ足でもどちらでもOK。
坪庭〜北横岳：程よい圧雪で歩きやすい。アイゼン推奨。
三ッ岳・雨池峠分岐〜三ッ岳Ⅲ峰：特に問題なし。最後の鎖トラバースはアイゼン引掛注意。
三ッ岳Ⅲ峰〜Ⅱ峰：新雪が岩場を覆っており、岩と岩の隙間がクレバスのように隠れている。一歩一歩慎重な判断が求められる。ワカン歩行には積雪が足りない感じ。
三ッ岳Ⅱ峰〜：積雪が多くトレースもない。進入は慎重に。

写真

12/27 6:14

ピラタス到着。-12℃。

12/27 6:29

なんぷすのみなさん。

12/27 6:30

今日はそれほど寒くないので、ブレスサーモ手袋+テムレスで行きます。もちろんちゃんとしたアルパイングローブもザックに入れてありますよ。

12/27 6:33

いざ入山。ここ1か月、2度の軽い雪かき以外は運動らしい運動を全くしてないので笑、ゆっくり行きましょう！

12/27 6:35

初めてみるアングル。

12/27 6:40

麓は降りませんでしたが、山では昨日も雪降ってたみたいです。とても歩きやすい状況ですね。登りはアイゼンでもツボ足でも全く問題なし。私は面倒なのと復習を兼ねて初めからアイゼンです。

12/27 6:49

いかついなんぷす兄弟。一番のワルは鋸岳？笑

12/27 6:49

そろそろモルゲンタイム。

12/27 6:51

蓼科山で始まりました。

12/27 6:52

槍穂と常念も。

12/27 6:55

最初はしらかばコースの横の尾根を進みます。目指す山頂駅が前方に見えます。

12/27 6:59

中央アルプスと御嶽。

12/27 7:03

クアッドリフトの終点が見えてきました。

12/27 7:06

これは霧氷ではなく「わたぼうし」ですね。

12/27 7:07

人工降雪機が稼働中。

12/27 7:10

しらかばコースより上はまだ営業してないようですね。

12/27 7:10

ひょうたんコースとかもしかコースの合流点を横切ります。

12/27 7:11

ゲレンデから再び林の中へ。

12/27 7:13

ゲレンデのすぐ横ですが、雪山感たっぷり。

12/27 7:37

いつも滑ってるひょうたんコースの上に出ました。スキーで滑り降りると10秒もかからないところを20分以上かけて登る…う〜ん、どうなんでしょう笑。

12/27 7:37

そろそろオープンできそうに見えますが。。。

12/27 7:53

青空がまぶしい！

12/27 8:04

山頂駅到着。

12/27 8:06

始発まで1時間あるので、まだ誰もいない。

12/27 8:06

キョッ！アカゲラくんおはよー。

12/27 8:06

誰もいない坪庭。

12/27 8:08

スノモン。

12/27 8:15

縞枯山からサンライズ。

12/27 8:23

シカさんトレースが続いています。

12/27 8:37

いや〜日が差すと暑い！笑。

12/27 8:52

ヒュッテを通過。

12/27 8:53

ガッテン承知しております。

12/27 9:05

南峰直前の急登。

12/27 9:10

絶景どっかーん！

12/27 9:10

南峰到着。

12/27 9:11

天狗〜西岳まで。

12/27 9:11

鳳凰山。中央にツンとオベリスク。

12/27 9:11

北岳〜仙丈。

12/27 9:12

槍穂高と常念山脈。

12/27 9:12

麓を一望。

12/27 9:15

北峰への道にもシカさんトレース。

12/27 9:17

北峰到着。2か月前は爆風でしたが、今日はなんと無風！

12/27 9:18

蓼科山。

12/27 9:18

双子山と浅間山。2つのJAXAパラボラも見えます。

12/27 9:23

おやつ?は定番の凍らないアンドー。

12/27 9:27

山頂は-10℃。暑い部類です。

12/27 9:32

来月はやっぱ恒例の「行者キャンプ＋赤岳」かな。初の行者小屋泊でもいいな。

12/27 9:42

当初は雨池峠を経て縞枯山まで行く計画でした。

12/27 9:44

歩く人が少ない分、雪は多め。

12/27 9:49

プチスノモンの庭。

12/27 9:54

こういうところ、どこを歩けばいいのか気を遣うよね〜。

12/27 9:59

三ッ岳が見えた。

12/27 10:05

山というより岩峰ですね。クサリのトラバースがあります。

12/27 10:13

この通り高度感はありませんが横岳みたい。まあ「北」の横岳だからねー。

12/27 10:13

坪庭を一望。

12/27 10:14

三ッ岳�景�到着。

12/27 10:15

北横岳と蓼科山。

12/27 10:15

先々月行った大岳。

12/27 10:20

�曲�と�喫�が見えます。

12/27 10:21

いや〜あの�曲�まで行くの大変そう。もう少し積雪が進んで締まってくればワカンで快適に歩けそうですが、この中途半端な状況では私には無理っぽい。。。

12/27 10:21

一面新雪で覆われているので、どこが岩でどこが植物でどこに穴があるかわからない。

12/27 10:26

こういう岩と岩の隙間が雪に隠されたクレバスみたいになってるので、間違って足を置くとズボッと落ちてしまいます。1m以上の深い穴が多いので、もし落ちると相当のダメージを食らいます。

12/27 10:33

神経をすり減らしながらなんとか�曲�まで来ました。

12/27 10:34

�喫�はこっちかな？夏に一度来たことがありますが、すっかり忘れてる笑。たしか緑のロープ沿いに行ったような…。

12/27 10:37

んんんー？？？ホントにルートここで合ってる？

12/27 10:56

こういう時はとりあえず�曲�に戻ってメシ！一旦落ち着こう。とそこへ、このルートを冬に何度も通ったことがあるという方が来られました。救世主登場！

12/27 11:33

飯食ってからリベンジ。ルートはやっぱここで合ってるそうです。よく見ると左の岩に鎖がありますね。これ全部除雪すれば見えてくるでしょうが、これから先ずっと埋まってるかも。救世主の方にも「よし撤退！」と言っていただき、キッパリ諦めました。

12/27 12:47

引き返すのも大変でしたが、自分達の足跡を頼りになんとか無事離脱し、平和な坪庭まで帰ってきました。

12/27 13:03

予想外のことで疲れたので、ロープウェイで下山しようかな？

12/27 13:10

熱いミルクティー飲んだら下山する元気が出ました。

12/27 13:11

よし、スキーで数分の道のりを数十分かけて下りるぞ！

12/27 13:14

赤いゴンドラが映えますね。

12/27 14:20

ゴール！お疲れ〜

12/27 14:20

年明けたらまた滑りに来ますねー！

撮影機器：

iPhone X 64GB SIMフリー Apple

OM-D E-M5 Mark III ボディ オリンパス

装備

MYアイテム

yamazazen

重量：-kg

個人装備

ザック 冬靴 アイゼン ピッケル(リーシュ&スリング&カラビナ) ワカン スノーバスケット付きポール ハードシェル 地獄ゴーグル サングラス ブレスサーモ手袋 アルパイングローブ テムレス02Winter(3L) バラクラバ 防寒着 タイツ ソックス タオル ツエルト エマージェンシーシート LEDヘッドライト ニット帽 ヘルメット 万能ナイフ 日焼け止め 簡易トイレセット 常備薬 ティッシュ ウエットティッシュ 地図 コンパス スマートフォン モバイルバッテリー カメラ COCOHELI子機 ガーミン64scJ 腕時計 ライター ラジオ 行動食 サーモス山専ボトル 非常食

備考

ワカンは未使用。除雪用にショベルを持っていけばよかった。

感想

yamazazen

毎年恒例の「冬支度」ということで、冬装備のチェックと冬山の復習を目的とした軽めの山行のつもりでした。またロープウェイは始発の9:00まで待たされるので、今回はピラタス駐車場から朝一で出発しました。

しかし三ッ岳から先は状況が想像以上に悪く、私のスキルでは全く歯が立たないため、あえなく敗退となりました。復習どころかこれまで経験したことのない状況に身を置くことになり、どっと疲れました。まあ結果的には無事下山できたし、いい勉強にもなりました。