浅草岳六十里登山口から出発。闇夜の樹林帯を抜けて稜線に出る。途中の小雨は、雲海の中の出来事か…。
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9/3 4:18
浅草岳六十里登山口から出発。闇夜の樹林帯を抜けて稜線に出る。途中の小雨は、雲海の中の出来事か…。
今日は久し振りに星空も撮影しようと、10年前の一眼レフと三脚を背負い登りましたが、夜明け前は雲海の中で軽い霧雨。また何処かに連れ出してあげるよ。
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9/3 4:19
今日は久し振りに星空も撮影しようと、10年前の一眼レフと三脚を背負い登りましたが、夜明け前は雲海の中で軽い霧雨。また何処かに連れ出してあげるよ。
空に夜明けの気配。※デジカメの内蔵時計の時刻が20分は早い。明けの明星はここまで私を導いて消えていきました。
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空に夜明けの気配。※デジカメの内蔵時計の時刻が20分は早い。明けの明星はここまで私を導いて消えていきました。
太陽が昇る前に、もう少し高度を上げよう。浅草岳も見えるかもしれない…駆けるように登ります。
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太陽が昇る前に、もう少し高度を上げよう。浅草岳も見えるかもしれない…駆けるように登ります。
南岳手前の1354Mピークの付近で、御来光。雲海に登る御来光は生まれて初めて見ます。この山域でこの機会を得るとは思いませんでした。
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9/3 4:46
南岳手前の1354Mピークの付近で、御来光。雲海に登る御来光は生まれて初めて見ます。この山域でこの機会を得るとは思いませんでした。
太陽が雲海の上に姿を現しました。私の眼には、光の中に大日如来は見えませんでした。しかし…神々しい。
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太陽が雲海の上に姿を現しました。私の眼には、光の中に大日如来は見えませんでした。しかし…神々しい。
左手(北方)に浅草岳の裾野が少し見えています。
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9/3 4:49
左手(北方)に浅草岳の裾野が少し見えています。
右手(東南)には会津朝日岳の稜線が浮かんでいます。
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9/3 4:49
右手(東南)には会津朝日岳の稜線が浮かんでいます。
南岳に歩を進めると、浅草岳に輝く雲の波が押し寄せていました。
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南岳に歩を進めると、浅草岳に輝く雲の波が押し寄せていました。
雄大な山容…浅草岳。雲の大海原に浮上した、漆黒のクジラの様に見える…。
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9/3 5:03
雄大な山容…浅草岳。雲の大海原に浮上した、漆黒のクジラの様に見える…。
南には毛猛山塊。奥には未丈ケ岳、荒沢岳、越後三山と連なります。お…霧雲が溢れる…滝雲かな。
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9/3 5:07
南には毛猛山塊。奥には未丈ケ岳、荒沢岳、越後三山と連なります。お…霧雲が溢れる…滝雲かな。
雲海が溢れて、滝雲を生む。滝雲は越後駒ヶ岳の枝折峠で有名ですね。
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9/3 5:07
雲海が溢れて、滝雲を生む。滝雲は越後駒ヶ岳の枝折峠で有名ですね。
頭上にも雲の層。束の間、空中散歩の感覚。
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9/3 5:08
頭上にも雲の層。束の間、空中散歩の感覚。
南岳を過ぎて、断崖の際で雲海を見詰める。厚い雲の層は下界の様子を完全に閉ざしています。ただ、耳を澄ますと水の流れる轟音が響いてきました。
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9/3 5:13
南岳を過ぎて、断崖の際で雲海を見詰める。厚い雲の層は下界の様子を完全に閉ざしています。ただ、耳を澄ますと水の流れる轟音が響いてきました。
南岳のシルエット。
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9/3 5:18
南岳のシルエット。
朝焼けが澄んで、涼しげな浅草岳。奥は、方位的には御神楽岳の山稜?
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9/3 5:37
朝焼けが澄んで、涼しげな浅草岳。奥は、方位的には御神楽岳の山稜?
あなたは高嶺の花です。某焼酎のCM風に。
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9/3 5:37
あなたは高嶺の花です。某焼酎のCM風に。
なんだか可愛らしい花房。今日の山道に無い山頂の釣鐘の代わりに…。
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なんだか可愛らしい花房。今日の山道に無い山頂の釣鐘の代わりに…。
雲海の中に消える浅草岳から伸びる尾根は中先尾根(田子倉只見沢登山道)。去年はここから浅草岳に登頂しました。
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9/3 5:44
雲海の中に消える浅草岳から伸びる尾根は中先尾根(田子倉只見沢登山道)。去年はここから浅草岳に登頂しました。
朝露に濡れる足元の草。時折、アザミの棘が刺さる。
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9/3 5:58
朝露に濡れる足元の草。時折、アザミの棘が刺さる。
ビタミンを撮りたくなる色。これで代用。
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9/3 5:58
ビタミンを撮りたくなる色。これで代用。
浅草岳から鬼ケ面山に連なる断崖の帯。中先尾根は、記憶の中で指折りの急登でした…。
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9/3 6:00
浅草岳から鬼ケ面山に連なる断崖の帯。中先尾根は、記憶の中で指折りの急登でした…。
雨粒のネット。樹林帯の夜間歩行では、嫌と言うほど蜘蛛の巣を払い進みました。
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9/3 6:01
雨粒のネット。樹林帯の夜間歩行では、嫌と言うほど蜘蛛の巣を払い進みました。
良く見るとマッチ棒の先端の様?
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9/3 6:05
良く見るとマッチ棒の先端の様?
今日は笹の葉の露は飲みませんでした。随分と涼やかな早朝。
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9/3 6:06
今日は笹の葉の露は飲みませんでした。随分と涼やかな早朝。
今日は午後に所用が有るので午前10時迄に下山。浅草岳はまだ遠く、北岳を目標とする。
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9/3 6:07
今日は午後に所用が有るので午前10時迄に下山。浅草岳はまだ遠く、北岳を目標とする。
雲の懐に潜む奇岩達…。
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9/3 6:12
雲の懐に潜む奇岩達…。
洞穴の在る奇岩。勿論、中に入り屈んでみました。
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9/3 6:12
洞穴の在る奇岩。勿論、中に入り屈んでみました。
ふと振り返る…荒沢岳の登山からもう二か月・・秋は充実した山行が出来ますように!
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9/3 6:21
ふと振り返る…荒沢岳の登山からもう二か月・・秋は充実した山行が出来ますように!
鬼ケ面山(1465.1M)を過ぎていました。今日は標高以上に高く感じました。山頂標柱は入広瀬村建立の様子にて「越後・」としてみましたが領域は半分、会津ですね。
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9/3 6:24
鬼ケ面山(1465.1M)を過ぎていました。今日は標高以上に高く感じました。山頂標柱は入広瀬村建立の様子にて「越後・」としてみましたが領域は半分、会津ですね。
北岳から浅草岳に至る縦走路にもドラマチックな景観がある事は伺えますが、また今度、誰かと登りに来ます。
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9/3 6:27
北岳から浅草岳に至る縦走路にもドラマチックな景観がある事は伺えますが、また今度、誰かと登りに来ます。
また暫くオヤスミナサイ。星空の下で起こします。
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9/3 6:33
また暫くオヤスミナサイ。星空の下で起こします。
漸くビタミン入りの飴を摘まみだしました。
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9/3 6:45
漸くビタミン入りの飴を摘まみだしました。
ナデシコは、見ると花火をしたくなる。そんな季節も終わりが見えてきました。
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9/3 6:47
ナデシコは、見ると花火をしたくなる。そんな季節も終わりが見えてきました。
ここにも釣鐘ににた花。
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9/3 6:48
ここにも釣鐘ににた花。
花房の内側の繊毛が怪しい気配。名前は分かりません。
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9/3 6:48
花房の内側の繊毛が怪しい気配。名前は分かりません。
先に下れるような足元を見せて誘い込む…安易に近付いてはいけない世界が其処に…。
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9/3 6:52
先に下れるような足元を見せて誘い込む…安易に近付いてはいけない世界が其処に…。
カメムシさん。ここは人に怯えなくていいね。
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9/3 7:00
カメムシさん。ここは人に怯えなくていいね。
この山の岩石は風化しています。浅草岳、守門岳は太古の火山由来の山であるとか…。
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9/3 7:08
この山の岩石は風化しています。浅草岳、守門岳は太古の火山由来の山であるとか…。
む。ハート型の木の実。
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9/3 7:08
む。ハート型の木の実。
下山時。雲海も漸くほどかれて下界の田子倉湖が姿を見せていました。淡く平ケ岳・燧ケ岳・至仏山も見ることが出来ました。
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9/3 7:52
下山時。雲海も漸くほどかれて下界の田子倉湖が姿を見せていました。淡く平ケ岳・燧ケ岳・至仏山も見ることが出来ました。
今日は鬼ケ面・北岳の往復では誰とも会いませんでした。
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9/3 7:52
今日は鬼ケ面・北岳の往復では誰とも会いませんでした。
元の大きい方の標識板は字が消えてしまい…恐らく最も謙虚な山頂表示。
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9/3 7:53
元の大きい方の標識板は字が消えてしまい…恐らく最も謙虚な山頂表示。
振り返る南岳。ここから登山口までは、なだらかな優しい山。
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9/3 7:58
振り返る南岳。ここから登山口までは、なだらかな優しい山。
一粒味を見てみようかなと思いましたが…今度にしました。
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9/3 8:02
一粒味を見てみようかなと思いましたが…今度にしました。
二足歩行で挨拶してくるようなバッタ氏。
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9/3 8:10
二足歩行で挨拶してくるようなバッタ氏。
季節柄?キノコが結構生えてました。
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9/3 8:16
季節柄?キノコが結構生えてました。
マイクロ中継局。未明に通過した時には不気味な場所でした。
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9/3 8:29
マイクロ中継局。未明に通過した時には不気味な場所でした。
さて、まだ浮かび残る雲海の領域に入ります。霧の世界。
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9/3 8:32
さて、まだ浮かび残る雲海の領域に入ります。霧の世界。
途端に日射が遮られて涼しくなり助かります。
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途端に日射が遮られて涼しくなり助かります。
一本気な頑固ブナ。機転の利く、利口なブナ。
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9/3 8:37
一本気な頑固ブナ。機転の利く、利口なブナ。
六十里登山道からの登り始めは幾つかの沢を飛び越えます。森に水の瀬の音。夜以外は、心地の良い樹林です。
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9/3 8:55
六十里登山道からの登り始めは幾つかの沢を飛び越えます。森に水の瀬の音。夜以外は、心地の良い樹林です。
下山後は田子倉只見沢登山口まで移動して、去年と同様、清流に頬を浸しました。
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9/3 9:33
下山後は田子倉只見沢登山口まで移動して、去年と同様、清流に頬を浸しました。
さて帰宅…とクルマを走らせると、窓にバッタ氏が。家に連れていけないので、ここでサヨナラ。
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9/3 9:51
さて帰宅…とクルマを走らせると、窓にバッタ氏が。家に連れていけないので、ここでサヨナラ。
只見線は、なかなか秘境的な景観を縫って走る。のんびり車窓を眺めながら一度乗ってみたい路線です。
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9/3 10:14
只見線は、なかなか秘境的な景観を縫って走る。のんびり車窓を眺めながら一度乗ってみたい路線です。
すばらしい山行記録です。
夜明けの写真や、浅草岳の姿はうっとりするほどです。
特にyama-junさんの記録は写真のコメントがとても優しい感じがして、見ていて気持ちいいです。
良いものを見せていただきました。ありがとうございました。
お言葉、有難うございます!実は、私も予期しないで出会えた風景なので、驚いて息を飲み、暫く無心で立ち尽くして見詰めてしまいました…。また新潟の山が好きになる…そんな山行でした。※登山中とレコ中(写真のコメント?)は、童心になれますので…。
大日如来の微笑みの如き御来光!
きっと、めったにないですよね。希少です。御馳走様です。
二枚目の写真が朝日に礼する登山者に見えます^^:
礼する登山者!?…ホントだ。見えますね〜背負っているのは、登山者なら古風なキスリング。修験者なら、箱笈だね。今度は、hunnno様レコの七ツ小屋山に見る、迫る滝雲にも遭遇してみたいですね。
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