念仏山・高取山・大山（弘法山と丹沢を繋げ！鶴巻温泉IN大山ケーブルバス停OUT）

2022年12月30日(金) [日帰り]

• GPS: 06:40
• 距離: 17.6km
• 登り: 1,649m
• 下り: 1,352m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:26
• 休憩: 1:14
• 合計: 6:40

距離 17.6km 登り 1,649m 下り 1,362m

6:53 鶴巻温泉駅
7:16 7:17 吾妻山
7:22 7:23 矢倉沢道方面分岐
7:44 7:45 善波峠
7:57 名古木浅間山
8:15 8:16 念仏山
8:36 谷戸ノ頭
8:50 8:51 聖峰分岐
8:56 9:05 高取山
9:21 不動越(イヨリ峠)
9:32 千畳敷山
9:52 9:53 百合ノ台
10:00 浅間山
10:04 10:06 蓑毛越
10:29 西の峠
10:47 10:48 16丁目
10:56 10:57 富士見台
11:01 11:02 天狗沢展望台
11:09 25丁目
11:18 12:10 大山
12:20 不動尻分岐
12:48 見晴台
13:02 大山の二重の滝
13:06 13:07 阿夫利神社下社
13:24 13:25 大山ケーブル駅
13:29 西の茶屋
13:33 大山ケーブルバス停

天候

くもりのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

※帰省ラッシュの渋滞を気にして、今回は電車にしました。

小田急小田原線、鶴巻温泉駅まで。
一部荷物を鶴巻温泉駅のコインロッカーへ預け入れての山行になります。
帰りは大山ケーブルバス停から伊勢原駅までバス（310円）、その後、鶴巻温泉駅まで戻り、荷物をピックアップしました。

コース状況／危険箇所等

■道の状況（危険箇所など）
※善波峠〜蓑毛越、大山見晴台周辺は熊注意。

[鶴巻温泉駅〜吾妻山〜善波峠]
吾妻山・弘法山の登山口までは車道歩きとなります。車の往来に注意。
住宅街を含め、案内に従って進んでいけば問題なく辿り着けると思います。
登山道に入ってからはよく整備されたハイキングコースで目立った危険箇所はありません。
善波峠周辺だけ、若干ザレているので足元注意。

[善波峠〜念仏山〜聖峰分岐〜高取山]
上り基調の縦走路です。道は明瞭、数は多くないものの案内も出ていて快適な感じでした。危険箇所は特にありません。
聖峰分岐の手前が若干急斜面なため、体力勝負になります。

[高取山〜不動越〜浅間山〜蓑毛越]
不動越は車道を跨ぎます。殆ど来ないとは思いますが、車の往来に注意（MTBは見かけました）。
浅間山は南北に分岐が存在するのですが（「浅間山分岐」と書かれている）、浅間山方向への道標はありません。扱いとしてはバリエーションになるかと思います（一般ルートは山頂を巻いています）。鉄塔があるので道もできていて通行は可能ですが、南側斜面はやや崩壊気味、北側斜面は軽い藪漕ぎになります。
上記以外は特に目立った危険箇所はありません。

[蓑毛越〜西の峠〜16丁目〜25丁目〜大山]
蓑毛越〜西の峠までの区間は岩の多い斜面の急登です。落石を起こさないよう注意。
阿夫利神社下社からの合流が2箇所あり、西の峠で少しだけ人が増え、16丁目で爆発的に人が増えます。ヤビツ峠からの合流（25丁目）でも人が増える感じでした。
16丁目から先は渋滞区間になるため、ペース配分に注意。
西の峠から先はメジャーなハイキングコースのため、よく整備された感じだと思います。

[大山〜見晴台〜阿夫利神社下社〜ケーブル駅（男坂）]
大山の山頂直下、しばらくはこの時期の丹沢恒例「どろんこ祭り」です。ゲイターの装着をオススメします。
見晴台まではやや急な下りが続きますが、そこから下社まではほぼ水平移動です。見晴台からは斜面側はしっかりと鎖で保護されているので余程のことでもない限りは滑落のしようがないレベルになっています。
阿夫利神社下社は観光客だらけだったため、パス。観光客が多いのでガチ登山スタイルの方は冷ややかな視線に耐えうるメンタルをご用意ください。
男坂コースは急な石段を山麓まで下り続けますが、過去の記憶を辿ると女坂でもそんなに差はないので、「大山寺に寄りたい」とかいう希望がなければお好みで選択…という感じでしょうか。
最後は完全に観光地です。観光客に紛れて歩くスタイルになります。

その他周辺情報

■温泉
鶴巻温泉 弘法の里湯 10:00〜21:00（最終受付20:00）
https://www.city.hadano.kanagawa.jp/www/contents/1001000001157/index.html
年末年始は営業時間が異なるため、HPを参照。
この日は17:00までの営業になっていました。
（おかげで食事処も早仕舞い（LO15:00）…せっかく電車だったのに生ビールが飲めなかったｗ）

写真

12/30 6:52

年末の帰省渋滞を気にして、今回は電車でやってきました。
ここから阿夫利神社を目指します。

12/30 7:00

逆向きとはいえ、一度歩いたことのある道なので、この辺りはサクッと。

12/30 7:03

では、ここから山道へ。
まずは吾妻山を目指します。

12/30 7:06

いきなり高度を上げるのですが、稜線に載ってしまえば緩斜面。

12/30 7:07

今日はあちら側へと歩いていきます。

12/30 7:16

吾妻山へ到着。
まだこの時間なので人は誰もいませんねー。

12/30 7:16

予報通りなのですが、雲がちょい多め。
少しだけ朝焼けていました。

12/30 7:16

吾妻山からの展望はこんな感じ。
江ノ島が見えますね。

12/30 7:25

暫くは弘法山の稜線歩きです。

12/30 7:32

鉄塔を通過。

12/30 7:38

冬枯れの間からチラリと大山を眺めたりしつつ。

12/30 7:42

善波峠への分岐…ここを右へ。

12/30 7:44

程なくして善波峠。
以前、曽我丘陵〜渋沢丘陵〜弘法山と縦走した時に実は偵察してあったので、峠の雰囲気は分かっていました（笑）

12/30 7:46

ここからが今回のメイン。
弘法山と丹沢の山々を繋ぐハイキングに行きます！

12/30 7:50

ヤブツバキ
冬の花が咲く季節になりました！

12/30 8:02

害獣避けのネット。
思いのほか頑丈なゲートでした。

12/30 8:11

ネット沿いに暫く進みます。

12/30 8:14

あっという間に念仏山。
初めてのルートのピーク、新鮮な気分です（笑）

12/30 8:13

展望は天城とか箱根とか…という感じですね。
もう少し青空だと良かったのですが、仕方ないです。

12/30 8:26

念仏山を出て先に進んでいくと、根っこトラップゾーン。

12/30 8:37

ミヤマシキミ、蕾。
花が咲くのは年が明けてからですね。

12/30 8:39

木の間から筑波山！
まさかこんなところから見えるとは…という感じです。

12/30 8:39

次のピークが冬枯れの木の向こうに。

12/30 8:43

先ほどまで居た念仏山方向がチラリ。

12/30 8:47

里山にありがちな剥き出しの岩場。
アスレチックですねー。

12/30 8:58

登り切ったところから見えた大山。
いやー、、、結構距離ありますねー。

12/30 9:01

という訳で、高取山。
ベンチが道標…直接書いてしまうスタイルが斬新！w

12/30 9:21

高取山を出て、少し歩くと不動越。
奥の方にチラリと見えているのは…。

12/30 9:21

不動明王でした。
この辺りから、この手のものが増えてきます。

12/30 9:22

おっと…車道を跨ぐんですねー。

12/30 9:26

更に進むと鉄塔。

12/30 9:28

MTBの痕跡が凄い…。

12/30 9:50

無銭の電波塔脇を通過。

12/30 9:53

鉄塔がある関係か、この辺りは車でも入ってこれるように整備されていますね。

12/30 9:56

特に案内は出ていないけど浅間山分岐。
そして、その案内が出ていない右側を進みます。

12/30 9:59

登り切ったら小さな祠。

12/30 10:00

更に進むとまた鉄塔。

12/30 10:01

鉄塔の脇にさりげなく三角点と標識。
という訳で、浅間山に到着。

12/30 10:02

この先は少しだけ藪漕ぎ…。

12/30 10:03

元の道に戻りました。
こちら側も特に浅間山への道標は出ていません。
「分岐」と謳ってはいるんですけどね。

12/30 10:04

あっという間に蓑毛越に到着。
浅間山は休憩するような雰囲気ではないのですが、すぐ近くのここにはベンチが配置されています。

12/30 10:07

阿夫利神社で終わりにしようと思ったのですがあまりにも時間が早いので、大山まで行くことにしました。
なのですが…この先、急に傾斜がキツくなります。

12/30 10:17

頭が壊されたお地蔵様群。

12/30 10:22

急に丹沢の雰囲気。

12/30 10:26

女人禁制の碑。
右側の大きい方の石碑に書かれていました。

12/30 10:29

新旧様々な道標。
岩の道標は割れてしまって判別が難しい…。

12/30 10:44

延々続くこの階段、思いのほかキツかった…。
何故、45分前の自分は大山へ行こうとしてしまったんだろう、、、と自問自答w

12/30 10:45

今回、一番激しかった区間。
普段から歩き慣れていないとちょっと面食らうかも？

12/30 10:47

岩場を越えたら16丁目。
急に人で溢れかえってビックリ。

12/30 10:53

人だらけで道中の写真を撮りづらい感じだったので、急に写真が減りますw
何故1時間前の自分は大山へ（以下ry

12/30 10:56

富士見台からの展望。
見えたのは大野山くらいでした。

12/30 11:06

朝と比べて、少しずつ雲が取れてきた感じがします！

12/30 11:16

人が居ない状態で撮るのは不可能なので諦めて…大山の鳥居。

12/30 11:17

ここからは相模湾一望です。

12/30 11:18

やっぱり開いていない奥ノ院w

12/30 11:19

山頂標識前、撮っていただきました。

12/30 11:21

先日の雪が少しだけ残っています。

12/30 11:21

都心方面。
相変わらず同定は出来ませんw

12/30 11:40

絶対寒いと思い、辛い汁モノが今日のランチ。
たまたま売られていたトムヤムヌードルにしました。
なお、葉物野菜はパクチーではなくミツバです。

12/30 11:53

小倉ドーナツなるものをスイーツに。
コーヒーは壱岐で買ってきたものを開封。

12/30 12:04

裏に回って丹沢方面の展望。
関東平野より、こちらの眺めの方が好きです（笑）

12/30 12:07

開けていれば割と目に入る江ノ島。

12/30 12:08

どんどん人が増えてくるので、早めに離脱します。

12/30 12:13

見晴台方面への道は明るく開けているのがいいですね。
（足元はグチャグチャでしたが…）

12/30 12:18

不動尻方面との分岐を通過。

12/30 12:19

夏に歩いた真鶴半島。

12/30 12:27

どんどん下っていきます。

12/30 12:48

振り向けば、大山。

12/30 12:47

見晴台からの見晴らし…ちょっと木が成長しすぎた感。

12/30 12:48

ここも人がそこそこいますので、休憩は挟まず下社方面へ進みます。

12/30 12:49

ほぼフラットだし、谷側はしっかりガードされているしで、もはや遊歩道。

12/30 12:59

途中の御神木に寄り道。

12/30 13:02

前回、大山に来た時と同じアングルで撮ってしまっていましたw

12/30 13:02

滝の水は涸れ気味なようです。

12/30 13:05

そろそろ阿夫利神社が近いです。

12/30 13:06

ここを登れば神社です…が。

12/30 13:08

どう見ても観光客オンリー、、、ということで、パスw

12/30 13:12

帰りは男坂から。

12/30 13:14

石段を一気に下ります！

12/30 13:17

中腹の駅を見下ろしたりしながらどんどん高度を下げまして。

12/30 13:24

女坂（建物の左後ろ）と再び合流。

12/30 13:25

ジュウガツザクラ

12/30 13:28

ロウバイ…もう咲きだしているんですねー！

12/30 13:29

人が切れたタイミングでこま参道の様子を1枚。

12/30 13:31

車道に出たらあとはバス停まで一直線に進むだけです。

12/30 13:33

13:42発のバスに間に合いました！
という訳で、これで戻ります。

12/30 14:28

コインロッカーに入れておいたお風呂セットをピックアップして、こちらへ。
到着したタイミングでもかなり賑わっていたのですが、更に混雑してきてあっという間に脱衣場の空き待ちが発生する状況。
15:10には離脱致しました、、、

12/30 15:29

食事処がまさかの15:00ラストオーダー。
せっかく電車なのに生ビール飲み損ねたorz
てことで、駅のベンチでビールを開ける、悪いおっさんと化していたのでした。
今日もお疲れさまでしたー！

撮影機器：

iPhone 13 Apple

感想

ジョー🐪

今年の締め山行は近場で。
本当はいつも通り車で向かって適当な駐車場に…と思っていたのですが、前夜のニュースでたまたま見掛けてしまった帰省ラッシュの大渋滞。
23時でこれでは翌朝も場合によっては渋滞してるのでは？？と嫌な予感しかしなかったので、急遽電車で向かう形に変更しました。

実際にどうだったのかまでは未確認なのですが、とりあえずちゃんと朝の電車で現地まで向かえたので良かったです。
普段、車だと細かい時間まで気にしないので、キッチリとしたタイムスケジュールで動かないといけないのはキツイものが…公共の乗り物で毎回山へ出掛ける皆さんの時間管理の凄さにはホント感心です。。。

歩いている時も頭の片隅で時間を気にしながらなので、やはりどことなく落ち着かないんですよね…。
どうしても公共の乗り物を使わないといけない場合は仕方ないのですが、やっぱり自分はこのスタイルで動くのは向いていないなと実感した2022年の終わりでした(--;)

それはさておき。
今回、まだ未踏だった弘法山と丹沢山塊を繋げるという命題を見事達成。
これで…海（国府津）→曽我丘陵→渋沢丘陵→弘法山→丹沢→菰釣→三国山→籠坂峠、とビックリするくらい長距離で繋がりました(笑)
最近、細切れになっていた線がどんどん一筆書きになっていくような感じがしていて、ちょっと面白いです。
今度は何処と何処を繋げましょうかねー。

今年の山はこれでおしまい。
30日に山を歩いて31日にレコを上げている…ということは、年越しは山に居ません。
ここ何年かは1/1が仕事になるパターンでして、今年もまたそれです。
元旦は朝から仕事に行ってきます！

それでは皆様、良いお年をー！

コメント

wildwind

あらためてjoeさんの「全ルート表示」を見て、よく分かりました！(笑)　(→地名だけではイメージできなかった💦)

ちなみにjoeさんのは、関東甲信越＆静岡で(あと島も！)細かい赤線が散らばってる〜、という印象です！　これはこれでなかなかできないことだと思います。繋ぐよりもスバラシイ!?

と、本レコと論点がずれましたが、もうロウバイの季節なんですね〜

ジョー🐪

To：wildwindさん

完全に自己満足の世界な赤線を追いかけていただきありがとうございました（笑）

細かい線が散らばっているのは恐らく車の山行がメインだからじゃないかと思います。
電車を使わないので、スタート／ゴール地点が自由過ぎて何でもアリみたいな感じに…😅

ロウバイ、もう咲いてしまっていますねー。
もう少し季節が進んでから咲くイメージだったのですが、今年はちょっと開花が早そうな予感です✔