三ッ峠山 また次の山々に向けて
- GPS
- 08:22
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,364m
- 下り
- 1,123m
コースタイム
- 山行
- 6:53
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 8:22
天候 | 曇りのち時々晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り 河口湖駅から富士急行で大月、その後「特急かいじ」で新宿へ 河口湖から直通の「特急富士周遊」は満席でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全行程が非常に歩きやすいハイキングコースでした。 三つ峠駅から達磨石までは車道で、1時間強の歩きになりました。 達磨石から大曲り、馬返しと歩きやすいハイキングコースで高度を稼ぎます。 馬返しから八十八躰供養塔の間は急登と思っていましたが、良く整備された歩きやすい道で、ほとんど手も使わず、それほど険しいまでの感じはありませんでした。 供養塔を過ぎ、標高1600mになると屏風岩に向けてのトラバースに入ります。水の流れる場所を中心に時々凍っています。 最後に屏風岩から四季楽園に向けて登りますが、長いトラバースのあと休まず挑んだので、息が切れました。あとは山頂部の広い遊歩道です。 積雪状況は、三つ峠の山頂部(開運山〜木無山)の間は凍結した道になっていました。 屏風岩周辺のトラバースにも一部凍結がありましたが、注意していけば問題はありませんでした。それ以外は、ほぼ土の道が出ていました。 (北側や西側からの登山道はかなり長い区間で凍結しているようです) という訳で、滑り止めが必要です。 |
その他周辺情報 | 前泊 富士見ビジネスホテル 寿駅より徒歩10分 普通にビジネスホテルスタイルです。 |
写真
装備
個人装備 |
アイゼン(6)
ハードシェル
防寒着予備
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感想
今年の締めくくりをどこにしようとさんざん迷った挙句、三つ峠にしました。テーマはいろいろで、
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¬斂技海砲蝋圓辰燭海箸無いので、三つ峠の三つに立っておきたい
その三つ峠に登るのは、やはりこの伝統的なルートが王道なはずである
げ聾湖駅からもロングコースではあるが三つ峠を感じられるだろう
デ末年始はおめでたいのが富士山で、三つ峠は富士山展望の代表である
そんなところです。三つ峠駅からとなると、時間もかかるので、前泊にしました。ひと駅先の寿駅の近くですが、夜明け前に「中央特快東京行」に乗って登山口に向かうというのも非日常な体験で、ちょっと面白かった(笑)。
さて、三つ峠駅で「あおい」以下のメンバーの看板のお出迎えを受けて、下暮地の集落を進みます。正面に三つ峠をしっかり見据えての道なのですね。途中で、山祇神社でお参りし、神鈴の滝遊歩道を通って、堰堤?越しに三つ峠を眺めるという行程はアニメと同じで、パワースポットをこなしていきます。そして、達磨石から山道へ入り、大曲り、馬返しと進んでいきます。しかし、あろうことかずっと曇ったまま。富士山もすっぽりと雲の中。昨日富士山を見たとはいえ、これは残念。二日続けては会ってあげない…と振られた感じです。
ヤマノススメで、あおいはつらくなるといつも「私はなんでこんなところを歩いているんだろう。私は何のために山に登るんだっけ」とマイナス思考になるのですが、最近放映された最終回で、「ただ足を前に出すだけ。一歩づつ。一歩づつ。」と考えながら登り切りました。私もかつては、なかなか到達しない先の、そのまた先のことを考えてしまって、負のスパイラルに陥るということもあったのですが、やはり「一歩づつ」。一歩足を踏み出すこと自体に感謝と喜びを感じながら登ることにして、登るのが何倍も楽しくなったような気がします。いい最終回でした。
三つ峠の山頂からは富士山はダメですが、八ヶ岳が綺麗です。奥秩父もアルプスも。最近八ヶ岳は風雪の中登っていますし、三つ峠に決める前は金峰山小屋に泊まろうかとも計画していたので、複雑な気分。金峰山とか、2回行って2回とも雨とか雪とかなので…。そして、山頂から四季楽園に降りる間に、凍結した道に滑って2回も転倒。痛い。軽アイゼンを持っていたのですが、面倒なのでつけてなかったのでした。昔ながらのベルトで締めるタイプなので、面倒なんです。さすがに四季楽園を出るときに着けたのですが、木無山を過ぎるともう夏道になってしまい、外す羽目になりました(笑)。
あとは河口湖駅に向かって下ります。ピークは巻いていく、快適なハイキングコースです。途中「木山」の三角点峰はルートを外れて、四等三角点を確認してきました。送電鉄塔の下は広々としてきっと富士山の好展望の場所なんでしょうね。残念。そして、林道を横切ってからの天上山への登り返しが、最後の最後で意外ときついのですが、これを過ぎれば喧騒のロープウェイ山頂駅。インバウンドのたくさんの外国人の方々が富士山の方を向いて写真を撮っているではないですか。そう、ここでやっと、今日初めて富士山の山頂が見えたのでした。
ということで、今年もあと一時間。今年の山行はなんとか年内にアップし終わりそうです。明日から新しい年。また次の山頂を目指します。
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