岡山市南区 郷内川〜稲荷山〜立石 山納めは八百万の神の地
- GPS
- 02:26
- 距離
- 4.6km
- 登り
- 199m
- 下り
- 187m
コースタイム
- 山行
- 2:10
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 2:24
歩行距離4.5km、歩行時間2時間、歩行数7,200歩、消費カロリー530Kcal
天候 | 晴れ時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所やヤブコギはありませんが、稲荷山南麓神社跡?<写真03>から標高85m辺りで尾根にのるまでと、稲荷山頂上<写真04>北東の標高130m辺りから立石<写真05〜07>を経て標高70m辺りまでの2か所は、道が不明瞭で木を掴んで適当に歩いた箇所があります。ピンクテープ、赤いビニールテープ、白いビニール紐の3種類の目印は、それぞれ微妙にルートが違うのかもしれません。 稲荷山南麓神社跡?<写真03>から稲荷山頂上<写真04>までは、道が不明瞭で適当に歩いた箇所があります。 稲荷山南麓神社跡?<写真03>周辺には明瞭な道は見えませんでした。西側が一番歩けそうだったので、そちらをのぞいてみると、ピンクテープがありました。登山道というには少し不明瞭で西へと逸れていくようにも思えたので、すぐに諦めて木の間の細道のように見える箇所を探しながら、落ち葉で滑りやすい斜面を木を掴みながら登りました。 標高85m辺りで尾根にのると、赤いビニールテープがあり、振り返ると下から道が続いているように見えました。そこからはたまに赤いビニールテープがあり、やはり木の間の細道らしき所を選んで歩きました。 稲荷山頂上<写真04>周辺は展望は効きませんが、東西にはきれいな道が延びており、北にも道があるように見えました。 稲荷山頂上<写真04>から立石<写真05〜07>を経て稲荷山東登山口六地蔵<写真09>までは、道が不明瞭で木を掴んで適当に歩いた箇所があります。 稲荷山頂上<写真04>から北東の標高130m辺りまでは比較的広く明瞭な道でした。 標高130m辺りは低いシダが茂っており、白いビニール紐があったように思います。そこからは急に道が不明瞭になり、たまに下に道らしき平坦な部分が見えるので、それを目指して木を掴みながら下りました。南寄りに下り過ぎたようで、立石<写真05〜07>が見えてくるとそれを目指して少し上りました。 立石<写真05〜07>からは、以前にすぐ下の細枝が積み上がった所の脇を歩いた記憶があったので、無理に下りると赤いビニールテープがありました。立石を見上げて<写真08>、最初は細道がありましたが標高90m辺りから不明瞭になり、いったん北寄りに方向転換して木を掴みながら落ち葉で滑りやすい斜面を東に下りました。帰宅後に確認してみると、東南東に向かえばよかったようです。 標高70m辺りは、過去のルートよりも少し北でしたが、白いビニール紐が見つかりました。そこからは、比較的明瞭な細道があり、たまに白いビニール紐が見えました。最後は見覚えのある竹林に入り、稲荷山東登山口六地蔵<写真09>に出るとそこからは舗装道路でした。 |
その他周辺情報 | 稲荷山の東、備前片岡駅の近くに岡山市サウスヴィレッジがあります。営業時間は9〜17時で定休日は火曜日と奇数月の第2水曜日です。農産物直売所のロードサイドマーケットは年中無休で営業時間は7〜17時30分です。園内では買い物やいちご狩りなどが楽しめます。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下(厚手)
防寒具
手袋(防水加工)
軍手
雨具
日よけ帽子とフード
雨用帽子
登山靴(防水加工)
靴ひも予備
サブザック
ザックカバー
地形図
コンパス
マップケース
筆記用具
タオルハンカチ
カメラ
飲料水(スポドリ&茶)
水筒(保温)
非常食(栄養補助食品)
スマホ(地図アプリ使用)
eTrex22x(GPSナビゲーター)
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感想
年末の記録が年越しとなりました・・・😓
【withoutコロナ稲荷山コース】
秋頃からようやくコロナに対する規制も緩やかになり、外ではマスクを外す人が増えてきたと思ったのも束の間、年末にかけて感染者が八度(やたび)増加基調となりました。当初は年末年始に県外の山を計画していましたが、結局はwithコロナを諦め、withoutコロナ策に転じ、人に会うことがないと思われる岡山市南区彦崎の稲荷山を選びました。「えっ?鳥インフルエンザは大丈夫かって・・・」鳥密度も少ない静かな山でした。
実は、地元彦崎ではこの稲荷山の南にある蟻峰山(ぎほうざん)が稲荷山、こちらの稲荷山は「ホンモノの稲荷山」と呼ばれています。つまり、彦崎には地形図上の稲荷山と、地元の方が通常稲荷山と呼ぶ「ニセモノの稲荷山」(蟻峰山)の二峰があるわけです。したがって、道をおききするときは、「立石があるほうの稲荷山」などと言わないと、まず間違いなく蟻峰山(ぎほうざん)への道を教えられます😅
今回は「ホンモノの稲荷山」だけ登ることにしました。初めて登った2018年3月18日には、地元でも登山道をご存じない方が多かったのですが、現在はたまに記録が上がるようになっています。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1405456.html
今回は、まだ登ったことのない南麓の鳥居<写真02>から立石<写真05〜07>を経て東登山口六地蔵<写真09>に下山することにしました。
【やはり迷いやすい稲荷山登山道&絶景の立石】
稲荷山南麓の鳥居<写真02>から稲荷山南麓神社跡?<写真03>までは、2018年11月25日に歩いたことがあります。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1662545.html
そのときは神社跡?<写真03>で行き止まりと判断し引き返しました。その後、そちらに下山した記録を何度か見たので、明瞭な登山道があるものと期待していました。
いざ鳥居<写真02>をくぐり神社跡?<写真03>までたどり着くと、周辺には明瞭な道は見えませんでした。西側が一番歩けそうだったので、そちらをのぞいてみると、ピンクテープがありました。ほっとしましたが、登山道というには少し不明瞭でした。西へと逸れていくようにも思えたので、すぐに諦めて木の間の細道のように見える箇所を探しながら、落ち葉で滑りやすい斜面を木を掴みながら登りました。
標高85m辺りで尾根にのると、たまに赤いビニールテープがあり、やはり木の間の細道らしき所を選んで歩きました。稲荷山頂上<写真04>周辺は展望は効きませんが、東西にはきれいな道が延びており、北にも道があるように見えました。
稲荷山頂上<写真04>から北東の標高130m辺りまでは比較的広く明瞭な道でした。標高130m辺りからは急に道が不明瞭になり、立石<写真05〜07>が見えてくるとそれを目指して少し上りました。
立石はやはり磐座(いわくら)のような神々しさと存在感があります。途中までは足場もしっかりしていますが、そこからは岩の側面をまたいで足場を選びながら登ります。連れは今回も途中で待機していました。てっぺんは平らではないので、立っているのも大変ですが、東から南方面が一望できます。周辺は縦走コースですが、展望はほとんど効かないので、この立石は貴重な展望地です。スリルを味わいながら展望を楽しみ、連れにカメラを渡して用心しながら下りました。
立石<写真05〜07>からは、無理に下りると赤いビニールテープがありました。最初は細道がありましたが標高90m辺りから不明瞭になり、木を掴みながら落ち葉で滑りやすい斜面を東に下りました。帰宅後に確認してみると、東南東に向かえばよかったようです。
標高70m辺りは、過去のルートよりも少し北でしたが、白いビニール紐が見つかりました。そこからは、比較的明瞭な細道があり、たまに白いビニール紐が見えました。最後は見覚えのある竹林に入り、稲荷山東登山口六地蔵<写真09>に出るとそこからは舗装道路でした。
【春、秋、冬の花】
出発点はJR植松駅西の郷内(ごうない)川の河川敷です。自動車から降りると、白っぽい花が咲き始めているのが目に入りました。最初は「もう梅の花が開花した?」と思ったのですが、近づいてみると、桜の花<写真01>でした。「子福桜(コブクザクラ)」でしょうか?1つの花にめしべが複数あるのが特徴で、八重咲きの花弁がとても可愛いです😄
稲荷山から下りてきて、馬場地区を歩いていると、今度は1輪だけまだ咲き残っているコスモスの花<写真12>を見つけました。さらには「冬知らず」の花<写真14>が現れました。一重咲きのキンセンカで、真冬でも次々に花を咲かせることからこの名がついたとされており、我が家の庭でも文字通り、冬中咲いていました。
この時期はほとんど花は咲いていないのですが、この日は数は少ないものの、春、秋、冬が一気にやってきたようなフラワーデーでした。
【今年最初で最後のカワセミとの出会い】
2022年の野鳥観察はオシドリに始まり、カワセミで終わりました。オシドリについては1月3日の記録に記しています。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3887211.html
実は、2022年は大晦日のこの日までカワセミに出会えていなかったのです。これまでも、「ここに行けばカワセミに会えるのでは・・・」という期待を持って訪問した場所がいくつかありましたが、すべて空振りに終わりました。
逆にこの日はカワセミスポットという認識がなく、たまたま連れが用水路から飛び去る姿を目にしました。低空飛行であまり遠くには行っていないだろうと思い、用水路の縁沿いに奥へと視線を移していくと、無事に見つけ、カメラでロックオンすることができました。その可愛らしい姿と美しい色彩は写真<23〜25>や動画でも紹介しています。この年最初で最後のカワセミとの出会いとなり、ラッキーでした😍
【山納めは八百万の神の地で】
この日は、稲荷山の南東にある熊山にも登る予定でしたが、早めに切り上げて代わりに郷内(ごうない)川沿いを歩くことにしました。
しばらく進むと神社が見えてきたのでスズメ<写真17,18>に誘われるように境内に入りました。なんとなく見覚えがあるような気がしていましたが、最後に確信が持てました。出たっ、八百萬神碑<写真22>😄実は、初めて稲荷山に登った2018年3月18日にも荒神社<写真19〜22>に参拝し、最後にこれを見たのです。拝めば、すべての神様のご加護が得られるような気がします。
山納めにふさわしい山行となりました😊
【年越しメシは長崎和牛ステーキ&彦崎製年越しそば】
山行後の〆の飯はステーキガストで食べることにしました。“期間(年末年始)限定”や“数量限定”の言葉に弱い我々は「長崎和牛厚切りサーロインステーキ」の「2名様用シェアセット」を注文しました。
ステーキが2枚出てくるのかと思いきや、400gの超どでかステーキ<写真34>が1枚出てきました。カレーライス皿よりも大きく、2人でシェアとはいえ、食べ応えがありました。ただし、(事前に聞かれず)焼き加減がほとんどレアの状態で持ってこられたので、切り分けてから、いちいち焼石で焼くのが少し面倒でした。4等級以上なのでやはり脂が多めで、よく焼かないと肉の味が出てきません。そのまま何もつけずに食べたり、4種類のソースをつけて食べたり、いろいろな味を楽しみました。ちなみに、写ってはいませんが、ご飯、カレー、パン、サラダ、デザート、スープは食べ飲み放題なので、もちろん、一通り味見しました。
さらに帰宅後、夜に年越しそば<写真35>を食べることにしました。スーパーで毎年購入しているそばで、1玉わずか16円ですがそばの風味が効いています。そういえば、この日訪問した稲荷山の北北東にある彦崎の会社で製造されたものでした。これに250円の海老天をのせてみました。「彦崎そば=年越しそば」はもはや我が家の定番です。
結局、2022年も落ち着く先はグルメでした😊
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