猿倉から白馬岳日帰りピストン(痩せた大雪渓)
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,700m
- 下り
- 1,693m
コースタイム
天候 | 晴れのち雲 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全般的に落石注意 |
写真
感想
7月〜8月は不完全燃焼だったので、先週に引き続き北アルプス強化中。
9/6は天気図を見ると北アルプス北部は比較的天気が良さそうな感じ。
ならば去年は天候がイマイチで不完全燃焼&今年5月は雪渓を登りきれず
途中敗退した白馬岳のリベンジをしようと決断。
5月の敗因は色々あるけど、主因は雪渓の経験不足と日焼け対策不備。
大雪渓の登りに手間取りタイムオーバー。
さらに、サングラスをつけず日焼け止めも塗らずに登り、下山後1週間位
ひどい雪目になった。
今回はこの轍を踏まないよう、サングラス、日焼け止めを持って出発。
この日の猿倉はなかなかの盛況ぶり。
天気が比較的良いのもあって、学校の登山部やトレイルランナーの集まり
など、現地は人がいっぱいだった。
それに自分も混じって登り始める。
最初は数十分の林道歩き。白馬尻小屋の広場で雪渓登りの準備をする。
小屋から程なく雪渓歩きになるか思っていたけど、大分雪は溶けていた。
暫くの間は横の斜面に付いた道を歩く。
ザレていて歩きにくいし、落石もあるし、浮石も多いので要注意
白馬尻〜岩室跡間の1/3くらい登ったところで雪渓に入る。
やはり同じ大雪渓でも5月と9月ではまったく違う。
5月に上りきれなかった雪の斜面は岩場の九十九折に変わっていて、きつい
のは変わらないけれど、さくっと登ることができた。
そういえば、去年8月に来たときは途中にもうひとつ雪渓のトラバースが
あったけれど今回は完全に雪が溶けていて、その雪渓がどこにあったのか
解らなかった。
あと、今回はまずまず天気が良かったので杓子岳〜白馬岳の稜線や周囲の
花畑が見渡せて良い気分だった。
大雪渓で飛ばした分、後半は足が重たかったけれど10:30に稜線に出た。
5月は10:30に葱平を越えた辺りで苦闘していたので、大雪渓から上は季節に
よって大分所要時間が違うみたい。
(山と高原地図の所要時間は夏山前提なので当然といえば当然だけど)
頂上宿舎で少し休憩し、白馬山荘で荷物をデポして空身で山頂へ。
白馬岳への稜線はゆるやかな登り。
猿倉からの険しい登りが嘘のような穏やかさ。
白馬岳西側の清水岳〜欅平方面を眺めながらゆっくり登り山頂に到着。
風も穏やかで暖かい。
山頂北側は小蓮華山あたりまでは見えたけれど、その先は雲の中。
東側の白馬村、雨飾山方面は雲でよくわからなかった。
山頂南側の北アルプス南部の山々はきれいに見わたせた。
周囲の景色を堪能したので下山開始。
目的地候補は2つ。
・雷鳥坂を下り蓮華温泉で1泊して帰る
・猿倉に戻り日帰り
直前までどちらにするか迷っていた。
個人的には雷鳥坂へ行きたい気分だったのだけれど、日曜はやることがあり
1泊すると少々忙しくなるので日帰りすることにした。
猿倉から登ってくる人が沢山いたので迷惑をかけないよう慎重に降る。
それでも、途中の岩場で足を滑らせて落石を起こしそうになりヒヤリとした。
大雪渓からは人が減りペースアップしたけど、霧で視界が悪かった。
雪渓歩きが終わってからも、雪渓横の道端で休息している人がちらほらいて
気を使った。
ともあれ頂上から2時間で無事に白馬尻小屋まで戻ってきた。
大きな岩に書かれた「おつかれさん!」の文字を見て少しほっとした。
猿倉には14:30前に到着。
バスの出発が15時過ぎなのでちょうど良い時間だった。
雷鳥坂、蓮華温泉は行けなかったけど、天気が良くてラッキーでした。
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