天狗原山(激パウ&アドベンチャー)
- GPS
- 10:35
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 1,496m
- 下り
- 1,513m
コースタイム
天候 | 小雪のち晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
標高1700m辺りからは雪の量は十分、それ以下はまだ藪が気になるものの行動に支障はなし。 上部では昨晩からの新雪40cm以上、吹き溜まりでは倍ほどで激ラッセル。 |
写真
感想
この山を開拓したのはもう20年近く前、厳冬期の天狗原は期待を裏切らない、山スキーの総合力を試されるコースだ。
今日は予想通り安定の激ラッセル、激パウであった。若い山K、沢Gには実力を試される良いコースだろう。
今日はアドベンチャーも楽しんでもらおう、ハラハラドキドキしたことだろう。こんな素敵なコースをこれからの若者に託すことができて幸せであった。
若い人たちにもどんどん新たなコースを開拓して次の世代に伝えてほしい!
先生達の遠征に参加させてもらい、正月休みのいい締めくくりとなった。
天狗原山は2年前に登ったことがあるが先生と大魔人さんに難しいところはお任せとなってしまって出来上がった道を歩くだけだった。今回は自分達でルーファイを行ったが思っている地形と実際の地形が一致せずルート工作には苦労した。明るくなってもこんななのに前回は暗闇でもしっかりトレースを伸ばしていた先生たちは地形が頭に入っているんだろうなと思った。
登りでは激ラッセルで苦労した分滑りは最高だった。ポン179で至福の滑りを堪能ししっかり工作したルートでスイスイ高度を落す。最後は藪でちょい重斜面を滑って無事林道着地。最後まで雪が活きていたので滑りやすかった。パウダーの時期は天気は晴れ過ぎないほうがいい。
無事スノーシェッドに帰還しゆっくり帰り支度。皆さんありがとうございます!
今日は天狗原山ここも初めて行く地域。最初は林道歩き途中までトレースがあったのでありがたかった。林道からの取り付きが薮と急登で難儀でした。 今回のコースも巻がとても大事、僕は急なところしか歩けなかったミスると帰りが大変。
しばらく行くと先生が雪庇を崩して下に降りて行った、けっこう落差があったので帰りどうなるか心配でした。 すごく急な谷が出にきてほんとに登るのって感じなところを先生がスキーで登って行った、ビックリしました。僕もなんとか登れたけどコーエーさんが右の尾根から登っていたので僕もそっちいっとけばい良かったどう思った。
いゃ〜遠かったです、ピックったとき本当にうれしいかった。 帰りの滑走も試練だらけ、先生は地形が頭に入っているのでゴイゴイ落ちていくもうゴイゴイスーでした😁 ほんとにすごいです最後林道にびしゃりでした。 今日も巻の大事さを身にしみました、僕もできるようなりたいです。 僕の遠征は今日で終わりいっしょに遊んでくれたメンバーありがとうございました、また次回もよろしくお願いします。
武尊を11時に下山して5時間運転
17時頃ようやく道の駅小谷に着いて夕食&お風呂、この旅初の外食で4回ご飯おかわりして明日への活力を得た
2:30発なので1:30に起きて準備
今日の天狗原は先生のホームページを参考にして先シーズンの3月に浅海川周回した、アップダウンあったけど周回だし残雪期なので適当に歩いた記憶、でも今日は帰りの登り返しはよろしくない
林道からの取り付きは薮が濃く登路が限られる。遠くを見て登るラインを決めなきゃいけない
稜線に上がるとラッセルは軽減されるが風の影響のうねりで歩きにくい
この山ほんとに地形が複雑でルート工作の連続
自分も前に出てみるけどまだ体で帰りに滑れる斜度がわからないので苦労する
いちばんムズイところはコーエーさんと先生にバトンタッチ、簡単になったらまた自分たちがラッセル
今日も無事にピークに行けてパウダーを楽しんだ
自分はトレースを辿ってたけど何度も通って地形がわかってる先生は滑りやすいところを滑っていく
登りで薮で難儀したところも先生に着いていってオートクルーズで林道へ
今日もみなさんのおかげで充実した山行だった。無事に金沢に帰れて何より
今日で年末年始山行は一区切り、7連戦長いようであっという間だった
山でも山以外でも無駄のない日々でこれを続けていけば人生は充実するのかもなあと思いました
毎週の山行と同じようにいろんなことを教えていただいたことを出来る限り吸収して日々精進していきます。ご一緒していただいた方ありがとうございました.またよろしくお願いいたします。
今日は天狗原山。
コーエーさんは初めまして、とても気さくで話しやすい方と思いました。
テクニカルな山で、とっても地形が複雑。体力があれば誰でも登れる山ではありません。
複雑な地形の中藪や雪庇、尾根上のうねりなどから逃げて、「ギリギリ滑って帰れる斜度」で一本の線を引くのはGPSを持っていてもかなり難しい。
先生が20年くらい前に雑誌に発表されたルートだそうで、散々研究、試行錯誤されたたそう。
難しいポイントごとに先生に先行していただく。
地形か景色で覚えてるんだろうか、GPSでも埋め込まれているのか、複雑な中一切迷わずに滑って帰ってこれるトレースがラッセルで生み出されていく。
めちゃんこ帰りやすいトレースでした。
今日みたいなラッセルの状況で自分だったらこの山何時間かかるんだろう。。
頂上付近はスキートレースがワカンのものかと思うくらいの積雪量、今日もKはやばかった。
帰りは光もあるとんでもないゲキパウを堪能。
尾根上の雪庇を踏み抜いて急斜面に落ちかけるという面倒な状況になってしまったけど、トラさんに引っ張っていただいてなんとかトレースに復帰できた、俺は絶対離さないからなという男らしいお言葉、カッコええす、ありがとうございました。
道具がいろいろぶっ壊れすぎてメンテ・修理しないと、、
【総括】
12/29に誘っていただいてから結局6日間も参加させていただきました。
山スキーの大先輩方から、盗める技術は盗んでやろうという心持ちで、行くしかないと思って参加させていただき、結果、山行の流れ、装備や技術など見たり教えてもらったりでとても勉強になりました。
お世話になった皆様、ありがとうございました。
今年はいい年になりそうと思えるとても充実した年末年始となりました。
ラッセルの山の日に改めて思ったけど山スキー(冬山登山)は、クライミングや登山などと違ってハーケンや踏み跡、ボルト、チョーク跡などが一切なく、なおかつ日々コンディションが刻々と変化していくというありのままの自然と向き合える遊びです。
先生はいわば作者で自分は読者。作者はワンセンテンスに思いをこめて文章を書いているけど、読者はその何%を理解できているんだろう。
地形を覚えて、初めての一本の線を書いた人と当時と同じありのままの状態の山を一緒に登れるのはとても貴重な経験でした。
今更ですがさまざまな「初」がつくものの価値を初めて理解できた気がしました。
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