バスない!アイゼン使えない!(小金沢山~黒岳~大蔵高丸)
- GPS
- 09:43
- 距離
- 26.9km
- 登り
- 1,765m
- 下り
- 2,041m
コースタイム
- 山行
- 9:05
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 9:38
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
帰り:甲斐大和駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・積雪は吹き溜まりで15〜20cm、概ね5〜10cm程度。 ・白谷ノ丸から湯ノ沢峠への下りが滑りやすく要注意 |
写真
感想
日本に帰国すると見たくなるのが富士山と雪景色。
昨年は丹沢主稜を縦走しましたが、今年選んだのは小金沢連嶺。
特に南下ルートは富士山を見ながら歩ける素晴らしい縦走路ですが、
いつも悩むのが下山ルート。
雪の状態次第で歩くスピードが読みにくく、また林道歩きが長い下山ルートが多いです。
今回は大菩薩嶺をスキップしてできるだけ南下し、可能であれば初狩駅を目指します。
塩山駅に着き、いつもの6時40分発のバスを待ちます。
ロータリーが改良工事中でバス乗場が変わっていましたが、そこで衝撃の貼紙が。
1/3までは年末年始スケジュールで、この日は午後1便のみ。
その時単独登山者が目に入り聞いてみると、同じバスを利用予定とのこと。
ちょうどタクシー乗り場に一台だけ停まっていたので、相乗りが成立して窮地脱出。
バスダイヤを調べたつもりでしたが、詰めが甘かったです。
雪は少なめでしたが、石丸峠手前で氷結してきたので、アイゼンを取り出します。
袋から取り出すとゴムの破片が見えて嫌な予感。
劣化でゴムが切れ、靴に取り付けるのが不可能な状態でした。
ならば片足だけでもと思うものの、見事両方ともゴムが破断。
シーズン最初はしっかりチェックが必要ですね。
この先急斜面や切れ落ちた所もないし、牛奥、湯ノ沢峠とエスケープもあるので、
何とかなるかと前進を決断します。
主稜線に到着すると、これまでの静けさから一変、風が強まります。
展望の良い天狗の頭で昼飯の予定でしたが、寒くて立ち止まるのは困難。
それでもこの日の天気は最高で、富士山をはじめ最高の景色を堪能できました。
改めて今回の縦走路を歩くと、白谷ヶ丸の眺望の素晴らしさは特筆ですね。
この日は結局、米背負峠まで縦走し、滝子山までは厳しいと判断し下山。
最後は走って、1時間に1本の中央線にギリ乗れました。
相次ぐハプニングに、何年山やっているんだろうと落ち込みましたが、
結果的には、天気に恵まれて目標通り富士山と雪を楽しめた一日となりました。
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