船形山 雨上がりの栗駒山
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- 距離
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- 登り
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- 下り
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コースタイム
天候 | 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
帰りは小荒沢林道経由、こちらの方がフラットで走りやすいし、距離も短い。 栗駒山は、走りやすい舗装路、駐車場も大きい。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険なところは無い。 栗駒山の東栗駒コースは、登山道というよりも、沢をつめていくような感じで、注意が必要。途中沢の渡渉もある。 |
その他周辺情報 | 栗駒山周辺は温泉がたくさんありますが、新湯温泉のくりこま荘に入りました。 |
写真
感想
朝早くホテルを出て、大滝キャンプ場を目指す。今日は前線の影響で、昼前には雨になるから、最短ルートの大滝コースを歩くことにした。色麻町から林道に入ると、いきなりの酷い道。これは参ったなと思いながら、一時間近くかかって大滝キャンプ場に到着。
支度をして歩き始める。最初は林道跡。直ぐにブナの森を行く。空は一部青空が見え、気持ちよく進んでいく。ただ先週の出雲から腰が痛くて、もう一つはっきりしない感が残っている。小野田コース分岐を過ぎると少し斜度が増し、濡れた岩交じりの道になる。時々笹かぶりになったりするが、問題なく稜線まで歩いて行くと、突然大きな岩があった。左手には山頂が見える。当然岩の上に登って周りを見ると色々な山が見えた。上空には雲が、眼下には雲海が。ちょっと不思議な景色を楽しめた。
山頂へは直ぐにたどり着く。誰もいない山頂に、強い風が舞う。避難小屋を覗いてさっさと下山する。来た道を降りるだけなので、気軽に歩いて行く。途中キャンプ場で会った人が登ってきた。その後、大阪から来たというおじさんも登ってくる。この人とは話し込みすぎて、20分近く話してしまった。僕が東日本大震災以降、毎年必ず3〜4回東北に来て、山へ登ったり、旅行しながら、なるべくお金を使うようにして、同時に被災地も回っているんだというと、おじさんも大阪に帰る前に色々寄って、お金を使うようにするよと言ってくれた。小さな事でも、忘れないようにすることが大事。被災地の復興も見れるしね。
キャンプ場まで後少しの所で、雨が落ちてきた。ちょっと早いんじゃないのなんて言いながら、無事に登山口に。帰りは船形山神社のほうに周る。こちらの林道の方がフラットで走りやすい。
その後雨の中を北へと車を走らせる。今日の宿は北上なのだが、時間はたっぷりある。久しぶりに鳴子温泉に行くのも良いななんて思いながら、向かっていたのだが。雨が止んできているような気がしたので、一応栗駒に向かうことにした。基本的には雨の日は山に登らないし、山が見えない中を登ることもしない。
順調に走っていくと、ガスを抜けた途端に、東栗駒山の稜線が見えた。もしかしたら登れる?いわかがみ平の駐車場には誰もいなかったが、とりあえず支度をして歩き出す。一応スマホで雨雲の動きを確認した。どうやら前線は過ぎ、雨は降らないようだ。
歩き出しから、水のなかの登山道、大きめの濡れた岩が続く道を、ひたすら登っていく。あまりこんな道は好きでない。段差の大きい所は、梯子もかかっていて、しばらくは同じような道を歩くことになる。
足を滑らさないように歩いて行くと、新湯沢に到着。こういうのって緊張するなと思いながら、斜里岳にも似ていて、懐かしさを覚えながら、進んでいくと渡渉地点へ。慎重に渡渉して、山道を歩いて行く。ここから東栗駒山へ。風が強い中を反時計周りに栗駒山へと向かって歩く。時々山頂がガスの合間から見えたりするので、晴れないかなと思いながら歩き続けた。登山道が階段になって、中央コース分岐まで来ると一息で山頂だった。
ここも風が強く、ガスの中なので、さっさと退散する。中央コースを歩いていると、徐々に日が差したりして、山頂や周りの景色がはっきり見え始めた。遠くに神室山も見えている。結構雄大な山なんだなと感心しながら、降りていった。ただ中央コース途中からは、石をコンクリートで固めた道になり、視界も利かない楽しくない道になってしまった。残念な思いを胸にひたすら歩く。確かに栗駒には東栗駒コースが良いのかも知れない。いろいろなエッセンスが詰まっていると思う。無事いわかがみ平に到着、車に乗って降りていく。
ガスったりしていたが、思っていたより雄大な栗駒を楽しめたと思う。今日も無事をありがとう。
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