⛄憧れの雪の赤岳(ミキヤツ登山教室・赤岳鉱泉泊)
- GPS
- 08:15
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,253m
- 下り
- 1,238m
コースタイム
- 山行
- 5:21
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 6:51
※文三郎から登る方が、コースとりが難しいとのことです。
また、日が高くなると文三郎尾根の雪解けが始まるのでその点も注意して、雪が腐る前に早期下山を心がけた方がよいとのことでした。
ログを取り忘れたので頂きました。
但し、修正等も加えてあるとのことです。
天候 | 5日快晴 赤岳鉱泉くらいまでは穏やかな風、赤岳をみると暴風状況 6日快晴 穏やかな風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
|
ファイル |
(更新時刻:2023/01/18 10:27)
|
写真
感想
憧れの雪の赤岳に登ってきました\(^o^)/
八ヶ岳ブルーに穏やかな風、
零下12度以下という締まった雪にアイゼンがサクサクと刺さる音
富士山、アルプス連峰の大展望を楽しみながら、
もぉ〜完璧!(^^)!
ありがたや〜
登山を始めたころ、雪山なんて到底無理と思っていましたけど、八ヶ岳の主峰である急峻な赤岳に登頂できて感慨無量です
ご一緒いただいた皆様、楽しいひとときをどうもありがとうございました。
また、機会がありましたらご一緒してください(*'▽')ノ
[登山前日]
赤岳の雪山登山の前日は、ミキヤツ登山教室の講習を受け、とても楽しく充実した時間になりました。
夕刻にはアーベントロートの山々にうっとり、
夕飯は赤岳鉱泉名物のステーキディナーでお腹も満たされ、
赤岳鉱泉の快適な個室で山話
そして、部屋の窓から明日登る雪の赤岳が見えてわくわくドキドキしながら就寝と幸せ時間が過ごせました🎶
〔赤岳鉱泉宿泊〕
人気の赤岳鉱泉はいつも満員状態らしいです。
今回は平日で、また登山教室では個室利用なのでゆったりと「ベッド」で過ごせました(≧▽≦)
山小屋でベッドなんて初めて!
夕食は、赤岳鉱泉名物ステーキ💕、朝食もしっかりとした朝定食で大満足
食堂や売店も充実していて、トイレはちょっと遠いけどきれいです。
お湯は100円(食堂にポットが準備されています)
但し、冬は、お風呂、洗面所は使えません(水がでない)
ちなみに個室は4ベッド、8000円の追加料金なので、1人+2000円でかなり快適環境を得られます。
〔ミキヤツ登山教室〕※小淵沢駅まで送迎あり
雪山を始めてから、雪の赤岳にずーっと登りたいと思っていました!
でも、赤岳レベルを一緒に登ってくれる経験者の知り合いはいないし、さすがに一人で登るのは怖い。。。
そこで、雑誌「山と渓谷2022年1月号の雪の赤岳特集」で紹介されていたミキヤツ登山教室のお世話になりました(*'▽')
ミキヤツ登山教室では、前日に雪山登山のステップ講習があり、当日にロープで繋がりステップの練習をしながら登るものでした。
このステップが、目から鱗!
これからの登山が益々楽しくなりそうです。
どうもありがとうございました♪
[講習内容]
ミキヤツ登山教室のホームページにはかなり具体的に山の歩行についての考え方が掲載されていますので参考までに!
ミキヤツ登山教室HP登山の歩き方
http://mikiyatsu-web.com/page244.html
今回の講習内容を同行者の方が以下のとおりまとめてくれました🥰
■アイゼン
かかとの接触に注意。特に疲労時。かかとの間はこぶし1個分開ける
「片効き」斜面に足の外側(内側)だけエッジをかける状態は危険
■ピッケル
必ずヘッドを上から(下からは不可)、使用時はシャフトの下部(中部は不可)を握る。さもなければ氷や岩に食い込ませて体重を保持できない。
ブレードの向きは常に山側というわけではなく、山側の足のスリップに対応できる方向に向ける。
■アイゼンワーク
つま先を開いて蹴りこむのが一番簡単かつ有効。
蹴りこむ際の音に注意。爪ではなく靴を蹴りこまないように
蹴りこむ際は足を持ち上げるのではなく、膝から下で蹴りこむ
蹴りこむ際、爪の角度を意識する。
アイゼンワークに苦戦するのは、そもそもの歩き方が間違っている可能性
★ダメなサイン:後ろに倒れそう、足首がつまる、足を前に出すことができない
■登山の基本:一軸歩行(二軸ではない)
一本足で立つ + 進行方向へのふみだし + 体重移動
軸足を作り、全体重をかけることが重要。さもなければ蹴りこむ足が滑る
足を大きく開き上半身を左右に振ればわかりやすいが、実際は足を狭くすることで重心の移動を最小限にし、上る方向を一つのライン(一軸)にする。
「軸」とは「体軸」を意味する
■登山の基本は「フラット・フッティング(斜面に足裏全体を接地させること)」ではなく「足を水平に保つこと」
■斜度に応じた歩き方
40度〜 スリーオクロック、フロントポインティング
15度〜30度 サイドステップ
〜15度 ダックウォーク、フラットフィッティング
サイドステップ
骨盤を横に向けて斜めに上る。山側の足は常に斜面に対し平行または下向き。谷側の足は常に下向き。方向転換はダックウォークを挟む
スリーオクロック
山足の爪先、谷足の踵、ピッケルが常に一直線になる。山足→ピッケル→谷足の順に動かす。山足の移動は少しにして、谷足の移動で高度を稼ぐ。方向転換はダックウォークまたは両爪先を谷側に向けて転回する
■下り方
体重を下方に移動させることは危険。横を向き、山足に重心を残した状態でまず谷足を下げ、重心を移動。その後、山足をやや前に出すようにして引き寄せる。この動きにより、重心は下方ではなく、左右に移動することになりより安全。爪先の向きは下方に対し45度
■斜面の横移動
特に危険な時はフロントポインティング。一本足に乗れるように、右足と左腕、左足と右腕が一直線になるよう意識
危険が少なければべた足でよい。つま先は下方45度。足と重心を同時に移動させるのはやや危険
■足場が限定されている場合の下り方
常に谷足を後ろに下げて降りる。このため、一歩ごとに体の左右の向きを変える
■雪山の携行品
防寒着(ダウンまたは化繊。ビバークや待機時用。ハードシェルの上から羽織れる大きさが望ましい)
予備の手袋(メイン手袋と同等の性能)
お湯(最低500奸雪を解かすことで2〜3倍の水を得られる)
行動食(少し空腹の方が体は動く)
ヘッドライト
ゴーグル(基本的に上りでは使わない。万一曇らせて凍結した場合、使用不可になる。「ここぞというとき」のために温存する)
〔⛄私が今まで登った雪山備忘録〕
赤岳、西穂高独標、編笠山、東天狗岳、蓼科山、北横岳、縞枯山、高見石白駒池周辺、美ヶ原高原、
初冬の燕岳、浅間外輪黒斑山蛇骨岳、四阿山、谷川岳、上州武尊、平標山、一切経山、磐梯山、赤薙山、赤城山、那須岳、入笠山、荒船山、鹿俣山、小浅間山、宝篋山、雲竜渓谷、湯ノ丸山暴風撤退、GW至仏山暴風撤退、
〔⛄私がこれから登りたい雪山( ..)φメモ〕
木曽駒ケ岳、唐松岳、硫黄岳、金峰山、守門岳、日白山、会津駒ヶ岳、仙ノ倉、白毛門、那須朝日岳、仙丈ケ岳、甲武信ヶ岳、雲取山、蝶ヶ岳、爺ヶ岳、観音岳(南)
(軽め)飯縄山、庵滝、浅間隠山、飯盛山、霧ヶ峰、斑尾高原、志賀高原
(東北)安達太良山、蔵王(スノモン)、西吾妻(スノモン)、飯士山、
(遠征)伊吹山、雲仙山、伯耆大山、笹ヶ峰(石鎚山系)、久住山、白山、御在所、乗鞍岳、
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