駒ヶ岳ロープウェイ〜宝剣岳〜檜尾岳〜檜尾尾根
- GPS
- 12:00
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 791m
- 下り
- 2,576m
コースタイム
- 山行
- 4:42
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 6:06
- 山行
- 5:04
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 5:52
二日目の下山はトレースが薄く、新雪の部分のルートファインディングやラッセルが度々訪れて思ったより時間がかかった。
天候 | 1/5:ガスに包まれて真っ白,終日強風(25m/sぐらい), 避難小屋内-15度(夕方)、稜線体感-30℃程度(予報) 1/6:晴れのち薄曇り、太陽が出ると風は徐々に穏やかに |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
・バス \830,ロープウェイ \1370(片道)、※往復だとモンベルカードで割引あり ・下りのバス(檜尾橋〜バスセンタ \570)は、タイミングが悪かったのと、財布に一万円札しかなかったので遠慮して徒歩で下りました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
宝剣岳北稜、南陵ともになんとか鎖は出ているが、風邪による雪で消えたりたりする スタートからゴールまで積雪あり(車道は除雪されています。) |
写真
装備
個人装備 |
GARMIN fenix 6 Sapphire
OLIMPUS OM-D E-M10mkII<br />
寝袋
マット
防寒着
|
---|---|
備考 | ライター?(-15度下(恐らく両線の風に一日吹かれてもっと冷えていた)、スノーピークのパワーガスが、ストーブ付属の点火器で着火しなかったです。一晩懐で温めてやっと着火しました。ライターがあればできた?) |
感想
いつかのアルパイン登攀の事も考えてて、40Lザックで縦走と冬季避難小屋泊をテスト
初日は強風の稜線、これは覚悟していたが、残念なことに上部はガスにまかれて視界がなく、楽しいものではありませんでした。寒気の残りもあり強風と相まって寒く、休むチャンスもほとんどなくあまり飲食せずに進まざるを得ないのはつらかったです。
檜尾小屋は避難小屋を利用させていただいた。避難小屋は私一人だけでした。
両線の風に一日吹かれた為か、ガスが着火しなくなり、食事どころか、水を作れない事件が発生し、非常に寒い思いをしました。
また、エアマットもシールが弱くなったのか、地味に空気が抜けているようでした。
曇ると予測されていた、二日目は天気が良く予報通り風も穏やか。空木岳への縦走も考えたが、ガスが点かない問題と、ここまでの稜線の様子からルートファインディングに時間がかかる危険性、また、池山尾根の下山は過去の記憶では危険個所があって状態がわからないという懸念があり、予定通り檜尾尾根を下山。おかげで檜尾小屋で朝ゆっくりとすすことができました。
桧を尾根の下山は踏み後はあるものの、風が吹くところなどは踏み後が消えていてルートファインディングが必要でした。
眺望はともかく、寒気の残る極低温、強風下の稜線を一日歩く経験ができてよかったと思います。
今後、ストーブ不着火対策が必要と思いました。ガソリンストーブを持ってくるべきか(今回は軽量化のためパワーガスで対処したのがまずかった?)、ストーブに装備された着火装置ではなく、火種(ライタ)があれば着火したのか?どなかか対策があれば教えてください。。。
コメント
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初めまして、長野県の中山と申します。
3月に避難小屋泊で檜尾岳を計画していて、こちらの記録に辿り着きました。
私は今季に破風山避難・十石峠避難小屋・平標山ノ家の避難小屋を利用しました。
私も過去に寒さでガスコンロの着火装置で点火ができず、予備の100円ライターも使えず冷たい食事をした事があります。
この経験からガスコンロ・パワーガス・着火装置に加えてバックアップでライター・マッチ・固形燃料(25g×3個)をメスティンに入れて携帯しています。
いつも単独登山で食事は原則レトルトを温めるかお湯を沸かすだけです。食器を汚したくないのでの積雪期のメニューはハンバーグ(100g)・豚汁(240g)・お汁粉(150g・餅2切れ)・棒ラーメン(2食入×2袋)です。
特に固形燃料はガスコンロ+ガス缶に比べて軽くて(登山では軽さは正義)火種があれば必ず燃えます。使用後は銀カップだけ回収するだけで、荷物が減ります。また冬期の避難小屋には薪ストーブがある時には、湿った薪でも固形燃料は1個20分〜25分燃焼するので役立ち(破風山避難小屋で活躍)予備も含めて1泊2日の山行ならば6個(1袋3個入り)もあれば十分にお湯が沸かせます。もちろん購入先はDAISOです。
他にガソリンストーブもありますが、飲料水と同様に液体燃料が漏れる懸念が払拭できないので携帯しません。高額な山道具を汚したり破損すると雪山では命に関わるからです。
長々とコメントしましたが、私はガスコンロ+固形燃料、着火装置+ライター+マッチで積雪期を乗り越えています。
長文失礼しました。
やはり寒い日は着火しない事が起こるのですね。予備でアルコールストーブなどを考えていましたが、ガソリンと同様燃料管理が面倒だなと思っていたところ、固形燃料は思いつきませんでした!
固形燃料はレストランで小鍋を温める青色のものですよね。これで冬山でお湯を沸かしたり、雪を溶かして水を作る事が出来るものでしょうか?
気をつけて行ってきてください。
私も3月かそれ以降にサギダル尾根の計画が浮上しているので、ひょっとすると避難小屋でお会いする事もあるかもしれませんね。
ご無沙汰しております、長野県の中山です。
私は固形燃料1個で2合のメスティンで0.5L〜1Lのお湯を沸かしたり、雪水を作ります。1人分なので固形燃料で問題なく、冬山で固形燃料を使い始めて2〜3年目になります。
しかし、複数パーティーで食事当番になり大型のコッヘル・鍋でお湯を沸かす場合は固形燃料が多く必要になります。
特に冬山は荷物がかさ張り重くなるので、私は重量17kg未満ならばガスコンロ、20kg以上の場合は固形燃料のみで軽量化をします。
固形燃料は飲食店で出てくる青い物で、私はいつもDAISOで購入します。SeriaよりDAISOの固形燃料が燃焼時間が長く感じます。
大変有用なアドバイスありがとうございます。
寒いとところでもガソリンのように安定するんですね。
DAISOの固形でも、とても信頼されているということで、もう暖かくなってしまいましたが、私も一度試して見ようと思います。
ガソリンストーブ所有してますが重いし手間だしで、よっぽど重量余裕があるとき+信頼性がいるときしか使用できなく、困っていました。
ありがとうございます!
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