ホームの山で居心地のいい散策周回
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,235m
- 下り
- 1,220m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
久しぶりに比良を歩いてきました。
居心地のいい山を散歩気分でノー天気に歩きたい、だったら比良へ! と車を走らせてしまいました(笑)
今日は「散歩」なので、アドベンチャー要素は排除してよく知ったルートを歩けば満足の一日が過ごせる・・・はずでした。
イン谷口から武奈ヶ岳、とだけイメージして現地に着きましたが、車を降りる段になって余計な思い付きが頭をよぎります。
・・・大津ワンゲル道を登ったことないな?
いつも下りるだけのあの道を登りたい!
八雲ヶ原からイブルキノコバ~広谷~細川越も下りでしか歩いていない。
ここも歩きたい!
ワンゲル道は以前に「ここ登るとしんどいだろうな」と思ったルートですが、どうせ山に登るなら汗かかなきゃ! と決めつけてスタートしました。
天候が回復して星が見えているだけでテンションが上がってしまっているので、勝手に勢いがついてしまっています(笑)
ワンゲル道の分岐には小さいけれど看板が出ています。
渡渉した先は注意して道を辿ればちゃんと進めますが、まだ暗い中、ヘッデンの届く範囲で道を判別するのに案外手間取ったりと登り出しで少々時間ロスしてしまいました。
薄明るくなるにつれてペースも軌道に乗り、予想通り(?)大汗かきながら標高を上げていきます。
最近新しくしたストックがさっそく活躍しています。
(ストック使わずに歩くようにしてたのに…)
岩と木の根を掴みながらよじ登る難所もどうやら越えて、釈迦岳山頂でアンドーナツの小休憩。
じっとしていても汗のにじむ夏は過ぎて、山で過ごすには最高の季節です。
ズボンもシャツも汗で濡れていますが、山でかく汗は不思議に不快じゃないんですね。
八雲ヶ原のテン場には誰の姿もなく、虫と鳥の声が聞こえるばかりです。
ツェルトかタープを張って一日過ごす贅沢にも憧れますが、どうも私の性格では次に進みたくなってしまいます。
イブルキノコバを経て広谷へ。
このルートも何度か歩いていますが、下りでしか通っていないんです。
広谷周辺ではちょっと地図を見返しながら沢を確認して進みます。
今年はさすがに水不足とは無縁の夏で、小さな沢にも水が潤沢に流れ、どこに立っても水音が止むことはありません。
風景の中に水の存在を感じるだけで心が平穏になるのは不思議です。
谷から左に折れてグイっとひと登りすると細川越の峠。
右に行くと釣瓶岳から蛇谷ヶ峰、左が武奈ヶ岳。
青かった空が白く変わり、周囲はガスに囲まれてきました。
北陵からの武奈山頂は久しぶりです。
2年前の縦走以来でいつもとは気分が変わってまたいいものです。
涼しい山頂でのんびりしたいところでしたが、このタイミングでポツポツ雨が落ち始め、遠方ではゴロゴロと不吉な響きが…
念の為に山頂部からは早目に離れたほうが良さそうだと再びザックを担いだのです。
西南稜からワサビ峠、中峠から奥の深谷のルートを楽しみにしていたのですが、ゴロゴロ言われると尾根を歩く勇気はちょっと出ない…
カミナリ様から見えないよう早いとこ森に隠れることにします。
コヤマノ岳からスキー場跡に出たとたん魔法のように雨は止み、ガスは晴れ、空は青く戻っていました!
(まだ微かに雷が聞こえていましたが)
でもそのおかげで八雲ヶ原では時間を取って食事にありつくことができました♫
…熱いラーメンがおいしいシーズンだ!
下るルートをどうしようかと頭の中でいくつかシュミレーション。
奥の深谷源流沿いに金糞峠まで進んで青ガレを下りることにしました。
(下りにこのルートは使ったことがないんです)
森の雰囲気を楽しみながらの散歩道。
日帰りなのがもったいない気分でゆっくりゆっくり歩いていました。
この山ではやっぱり時間との競争はしたくないなあ…
またパラパラ降り出した雨にザックカバーだけ付けてやり、峠から青ガレに向かって下り始めました。
登りながら見る風景とは雰囲気が違うことに驚きです!
まるで最近にも崩落があったような土砂の積もり方が見えたりして緊張しながら足を進めます。
まだ雨が弱くてズルズル滑らないだけ助かりました(汗)
ダケ道を下る時に感じる道のりの長さを今回はまるで気にせず、いつの間にか下りてしまっていました。
多少の緊張を伴いながら一気に下る勾配に気を取られて飽きる暇もなかったし(笑)
この山を歩くのが好きなんだと今回あらためて納得できた一日でした。
ガスでも雨でもこの山では安心していられるのもありますし、自分が受け取りたいものを与えてくれる山だと思えます。
自然体で向き合える山として、長く付き合っていきたいものです。
おはようございます。
しっかり歩かれて、8の時のログが完成ですね。
敬老の日、広谷あたりを歩く予定です
金糞峠直下の様子も気になっています。
参考になりました。
伊吹山では、水を2L弱飲みましたが、ほんと涼しかったです。
24,35のお花は、おそらくオトギリソウだと思います。
薬草だそうです。
http://www.e-yakusou.com/yakusou/090.htm
弟切草…名前の由来になってます。
churaさん、ありがとうございます
オトギリソウ、間違いなさそうですね。
No.35は葉の幅が広く見えて、イワオトギリソウかと思ったんですが、高山植物がここに自生するのもおかしいですね
解説には、葉の幅は7~20ミリとありましたからその範囲内ですかね
花の名前はやっぱり苦手 で、またご存知の花を教えてくださいな
近隣の低山も歩きやすくなりましたね。
少し涼しくなって比良の季節がまたやってきましたね
私も昨日ひさしぶりに出かけましたが、いろんなルート取りが出来て
あらためて良いエリアだなーと感じました。
紅葉の季節に静かな山歩きをまた楽しみたいです
nityさん、ありがとうございます
もう自分の庭のつもりで気楽に出かけた比良ですが、何度も歩いているルートを逆に歩くだけで見覚えのない道に思えて戸惑うほどでした
比良の山域、まだまだ教えてもらうことがたくさんありそうです
monsieurさん、こんばんわ
熱いラーメンがおいしいシーズンになりましたね。
思った以上に比良の登山道もこの夏の大雨で荒れていますね。
いよいよ秋山シーズンです。比良に限らずいろんな山で楽しんでください。
masutyannさん、こんにちは!
普段日帰り山行の時は面倒でほとんどコンビニまかせなんです
気が向けばコンロを取り出しますが、湯を沸かすくらいです
必然的にラーメンの出番は多くなるわけで・・・
季節が移り、山の表情も変化します。
年中いつでも行った時の山の顔に出会うのが嬉しいことです。
masutyannさんのレコにもこれからお邪魔します
こんばんは
武奈、比良山系をホームの山、と言える
monsieurさんが、羨ましいです
私は行きたくても、時間の関係でなかなか行けない ですね
地形その他(ビビり? )でなかなか敷居が高いです。
でも行きたい山 武奈ヶ岳、比良山系です
satukiさん、こんにちは
比良は、初めて歩いた時から力を抜いて過ごせる山でした。
初心者で、1000mを超えるのにビビリながら登っていたころから、この山にはやんわり包んでくれている感覚があって、変な緊張をせずにいろいろ教えてもらったものでした。
坊村やイン谷からのメインの登山道もいい道で、歩く人が多いのも頷けるのですが、静かに歩ける道がたくさんあって、どの道にもどっさりいいものが隠れています
機会を見つけてまた歩いてみてくださいな
山に浸れるとっておきのルート をお教えしますよ
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