天塩岳(日本200):雨に濡れても道北へ、半袖隊長、眺望ないなら次を期す(゜-゜)
- GPS
- 07:04
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,081m
- 下り
- 1,061m
コースタイム
- 山行
- 6:24
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 7:03
☆今日のスマホ万歩計:機器不調により計測せず
★新EK度数:28.66=13.3+(1,030÷100)+(1,012÷100)÷2
→→→判定「●新EK24〜32未満 ふつう」
新EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100)÷2
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/diary/42284-detail-56974
天候 | 晴れ⇒曇り⇒雨⇒曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
★道道101号線を岩尾内湖(士別市)方面に向かい、朝日町茂志利で「天塩岳登山口」の道標に従って大きく右に折れ、天塩川沿いの道に入る。 ポンテシオ湖を過ぎると未舗装の林道区間(ゲートなし)となり、路面状況はまずまず良好だが、降雨後は水溜りが各所に出現する。 天塩岳ヒュッテのある登山口には、30台は駐車可能ではなかろうか? |
コース状況/ 危険箇所等 |
★際立った危険個所はないが、 ‥肋帖Э憩司岐後のガマ沢渡渉は、沢幅があり、踏み石は連続していないので、よく見極めてからルート選択すべし。 我が隊は、渡渉箇所の下流部を選択した。 ストック等があった方が、確実に靴を濡らさず渡れる。 急坂:旧道コースを見送り前天塩岳の道に入ると斜度が増し、苦しい登りが続くが、危険個所はない。 c地:前天塩山頂の巻き道を見送ると、大きめのザク石ばかりの急坂が現れるので、落石に注意。 は⇒輜:新道を旧道を結ぶ連絡路は意外な急坂で、木の根の露出箇所が多いので、特に降雨時の下りでの転倒・滑落には十分に注意して、焦らずに進むべし。 ★水場:昭文社地図には水場が記載されているが…気付かなかった。 ★残雪状況:なし。 ★泥濘状況:なし。 ☆半袖 タイム:最初から最後まで。 ★半袖 出会い指数:ゼロ(遭遇した登山者は2名のみ)。 ☆半袖 驚かれ指数:ゼロ。 |
その他周辺情報 | ★温泉:愛別協和温泉(日帰り500円) http://www.kyouwaonsen.jp/onsen/index.html ☆登山届:登山口(天塩岳ヒュッテ)にて登山ノートで届け出。 ★駐車場:登山口で30台程度可能。無料・非舗装。 ☆トイレ:登山口駐車場、天塩岳避難小屋(西天塩岳ヒュッテ)。 |
写真
感想
北海道山旅の実質四日目。
これまで”隹攣貝⇔亞戞並臉禹魁豊沼ノ原(大雪山)と歩いて来て、今日はやや北上して天塩岳を目指す。
でも、天気予報がよくない・・・午前中は曇りだが午後から雨で雷雨の可能性も。
前日の沼ノ原でも下りで雨に降られたので、1号隊員の意欲は萎えかかっている。
しかし、天塩岳は今回の山旅で唯一の200名山であり、山麓まで来ているのにスキップするわけには行かぬ。
しかし、せっかくここまで来ているのだから・・・無理してしまったのが、2011年のトムラウシでの悲しい大量遭難事故の原因だけに、無理するわけにはいかぬ。
「山は動かない」のだから。
でも、やっぱり、ここまで来ているのに・・・と、思いは複雑。
愛別協和温泉で迎えた朝・・・おっ!意外に晴れて青空が見えているではないか!
今晴れているから終日天気が持つと約束されている訳ではないことぐらい誰でも分かるのだが、それでも目の前で青空を見てしまうと・・・結果として、登山口に行きました。
天塩岳登山口には、我が隊より先に1台のクルマが駐車していた。
我々よりややご年配かと思しきご夫婦で、聞けば、我々と全く同一日程で千葉から北海道の山を登りに来られたと。
「新千歳空港⇒樽前山⇒後方羊蹄山⇒ニセコアンヌプリ⇒暑寒別岳⇒天塩岳⇒ニセイカウシュッペ山⇒旭川空港」の予定と聞いてビックリ。
オマケに、今朝は暑寒荘を早朝出発して今ここにいるとは・・・。
我が隊以上にアグレッシブ。
それに全て100・200・300名山だ。
もっとも、我が隊も前掲全ての山には登っているが、「XXX名山を狙わなくても、北海道で著名な山となると、そうなるんです」とは千葉さん(仮称)の弁。
千葉さんご夫婦とは前天塩岳まで相前後して歩いた。
その後は、我が隊が先行して先に下山、登山口駐車場からお先に失礼したが、翌日の旭川空港で再び遭遇。
避難小屋で雨を凌いだりして16時を過ぎて下山されたそうで、久しぶりに層雲峡温泉の宿でゆったりすると、それまでの疲労蓄積と雨に濡れた疲れで里心がついてしまい、翌日の天気予報がすこぶる悪かったこともあり、ニセカウ登山は取り止めて、旭山動物園などを観光していた由。
実は我が隊も、翌日は黒岳???との候補は上がったものの、結局は、クルマを北へ北へ走らせ、道の駅を巡り、美味いものを食い、温泉に入り・・・していたのと同じ。
千葉さん、また、来年、北海道でお会いしましょう・・・その前に東北でかな?
さて、肝心の天塩岳だが、二日前に緑岳をご一緒したsato_miuさんから「長いですよ〜、時間が掛かりますよ〜」とアドバイスを頂戴していた。
そして結果は・・・長かった〜〜〜。
前天塩岳まではそうも感じなかったが、早々に天気が崩れたこともあり、前天塩岳から天塩岳がいやに長く感じた。
CT60分のところを64分なので、実際にそうでもないのかもしれないが、雨がしょぼ降り始めた心理的な影響が強いからだろう。
避難小屋から連絡路分岐点までも長かった。
CT60分のところを67分なので、特に時間が掛かったわけでもないが、確りした雨に降られて、まだか・まだか・・・との思いが強かったからか。
結局は、CT6時間(北海道の山:山渓2010年版)のところを所要7時間(休憩込み)だったので、まずまずだったと思う。
しかし、この「北海道の山」で紹介されているCTは、一般化するには押しなべて速過ぎる印象だ。
著者の伊藤健次さんは拙者より10歳も若いし、健脚なんだろなぁ。
前天塩岳への中腹で眺望はなくなってしまったが、本州では高山でしか体験できぬ森林限界越えを味わい、石のザクザク道を歩き、そしてヘッピリ腰で渡渉し・・・そうそう、未舗装の林道を走るのも北海道の山旅の醍醐味の一つだしね。
そう考えてみると、やっぱり「北海道の山!!!」を十分に味わったということだ・・・雨に濡れても楽しかった。
残念ながら俯瞰することが出来なかった天塩岳は、近くのピヤシリ山やウェンシリ岳に登った時に拝むことにしよう。
下山後は、再び愛別協和温泉でひと風呂浴びてから、旭川駅前のビジネスホテルに移動。
北海道山旅の最後の晩餐だけに、北海道の地産品を味わいに繁華街(買物公園)へ。
さて、次に北海道に来るのはいつかな?
隊長
コメント
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結構、雨に降られてますね。しかも山頂はガスガスだったのに「雨に濡れても楽しかった。」ということは、北海道には何かがあるんでしょうね。山の魅力だけではなく、食べ物とか、植生の違いとか、雰囲気とか、北海道に来ているんだという充足感、開放感とか。
とにかく、北海道遠征が無事に終わり、何よりです。最高の天気に恵まれたわけではなかったようですが、何かとても大切なというか、目に見えない収穫というかがあったように感じました。
yamabeeryuさん、1号隊員さま、お疲れ様でした。
五泊六日でブラブラしている開放感ではないでしょうか?
計画している際はいつも、一週間もいれば、暇を持て余すことにならないかな?・・・なんてことを考えますが、いつもあっという間に過ぎてしまいます。
今回は雨に降られても予備日がない・・・との事情もあって、やや強行軍でしたが、雨は降っても風に降られなかったのは幸いでした。
次から次へ行きたい先が増えてしまって困ります
隊長
yamabeeryuさん、おはようございます
雨の中お疲れ様でした
ちょうど北海道に大雨注意報が出されたときに北海道にいられたんでしょうか?
「ここまで来たから…」「でも無理はいけない…」葛藤しますよね
渡渉が多い上になんだか橋が不安定そうですね
それにyamabeeryuさんがコースタイムが速すぎると感じるなんて…北海道の山は本州とは一味違うのでしょうか…
そして!下山後の食レコが北海道Verですね 羨ましい〜
次の北海道こそは晴れると良いですね
札幌周辺で集中豪雨になった前夜に帰京しました。
なので、翌朝、テレビニュースを見てビックリ。
当日はフライトスケジュールが大混乱したようです。
橋・・・というか、板を渡して留めてあるだけなので、歩くと上下に揺れるんですよ。
そして微妙に傾いていて・・・緊張しますよ
CTは、人(筆者)によって異なるのでしょうが、山渓ガイドは速いです、絶対に。
この天塩岳の場合、sato_miuさんには8〜9時間掛かりますよ・・・と言われていましたから(→CT6時間)。
食レコは最終日だったので少し張り込みました
隊長
隊長
& お疲れ様でした。
天気に恵まれない北海道でしたね。
1号隊員との(ずうっと一緒)が大変そう?!
(これは我が家の場合か )
hamurg
まあ、初日と二日目は雨に降られていないし、三・四日目も途中からの雨ですから、ヨシ!としましょう
運転して、 登って、 入って、また 運転して、 飲んで、する・・・の連続ですから、思い悩む前に一日が終わってます
隊長
隊長こんにちは。
牡蠣、ウニいくら丼、食べたいです。
35枚目の写真の右足かかとの上がり具合が です。
1号隊員の北海道旅行とは、ウニ・イクラを食べると同義のところがあります。
今回は海沿いを走ることがなかったので、最終日まで食べそびれておりましたが、最後の最後に満を持して・・・でした。
右足かかとの上がり具合・・・ふくらはぎが攣りそうになっていたのかもしれません
隊長
半袖隊長
北海道の旅、お疲れ様でした。
最後のお料理の美味しそうなこと・・・
下山後だとなおさら染み渡る美味しさでしょうね
奥様とも相変わらずラブラブでステキです。
我が家は共通の趣味が山ではありますが、
山にもいろいろあるわけで(苦笑)。
また今度いろいろ聞かせてください!!!
conroy
例年はもっと長距離ドライブになるのですが、今年は控えめに総距離550km程度でした。
まぁ、ガソリン代が高くなっているから、旅費を安く仕上げるために、ヨシとしますか(*^^)v
最後の晩餐に行った店は「厚岸漁業部 魚バカ祐一郎商店 旭川本店」と変わった名前の店。
繁華街の・・・と、あるビルの地下に恐る恐る下りて入ってみると、席の8割方は飲み客で埋まっており、ほっと安心しました。
http://tabelog.com/hokkaido/A0104/A010401/1024423/
そうです・・・山にもいろいろあるのですよ・・・表立ってはお話できないことが($・・)/~~~
今度、色々、聞いて下さいm(__)m
隊長
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