仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳(北沢駒仙小屋のテント場から)


- GPS
- 27:25
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 2,411m
- 下り
- 2,414m
コースタイム
07:40北沢駒仙小屋のテント場→08:50五合目→09:30小仙丈ヶ岳(15分休憩)09:45→
10:30仙丈ヶ岳(昼ご飯 35分休憩)11:05→11:20仙丈小屋(25分休憩)11:45→
12:10馬ノ背ヒュッテ→13:20太平山荘→13:30北沢峠→13:35テント場
<8日>
05:50テント場→06:40仙水峠→07:50駒津峰(15分休憩)08:05→
09:00甲斐駒ヶ岳山頂(20分休憩)09:20→10:00駒津峰→10:25双児山→
11:00北沢峠→11:05テント場
天候 | 7日:快晴 8日:曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年11月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
・南アルプス林道のバスは11月8日で終了です。 この時期広い駐車場はガラガラです。(バスの始発は6時5分) ・北沢峠から小仙丈ヶ岳を経由して仙丈ヶ岳へ至るルートは雪もなく 危険箇所もなし ・仙丈ヶ岳から仙丈小屋、馬ノ背ヒュッテを経由するルートは沢沿いの道で 湧水などが凍結している部分があり、注意が必要。(アイゼンが必要な ほどではありませんでした) ・甲斐駒ヶ岳のルートの状態は夏と同じ。 ・北沢峠には綺麗な水洗トイレがあります。 ・北沢駒仙小屋の水場は使える状態になっていました。(小屋は11/4で終了) (沢沿いを少し歩くと何箇所か湧水もある) |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
11月8日で南アルプス林道のバスは終了ということで、今年ラストチャンス
となる北沢峠からの仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳を計画した。
(仙丈ヶ岳は初めて、甲斐駒ヶ岳は2回目)
2時に戸台口の駐車場へ到着。仮眠し、6時5分のバスに乗る。快晴で、バスの中
からの眺めも良く、期待が高まる。
7時に北沢峠へ到着し、まずは北沢駒仙小屋そばのテント場へ向かう。
早速テントを張り、身軽になり初日は仙丈ヶ岳へ出発!
(ベースキャンプ方式は快適です)
初日は適当な時間にテント場へ戻ってくれば良いので、のんびりと歩を進める。
登り始めてすぐに北岳の展望が得られ、お〜の声が。
(雪がついて美しさアップ!)
五合目を過ぎて少し登ると、森林限界となり眺め良いの道に。
小仙丈ヶ岳を過ぎると、前に女王のカール、後に甲斐駒ヶ岳、左に富士山と北岳を
筆頭に南アルプスの山々、右に中央アルプスから北アルプスまで連なり、絶景の
稜線を行く道となる。いや〜、来てよかった
仙丈ヶ岳山頂では甲斐駒ヶ岳を正面に見ながら、少し早めのお昼ご飯を食べる。
山頂は風があまりなく、この時期としては暖かく、快適。
のんびりと景色を楽しみ、下りは仙丈小屋を通る別ルートを選択する。
仙丈小屋はきれいな小屋で、冬期開放小屋もとても快適なスペースになっている。
(しかし、バスがないなか、ここまで来ることはないなあ)
小屋を覗いたり、うろうろと。。。
馬ノ背ヒュッテを過ぎると、沢沿いの道となる。結構な距離を甲斐駒ヶ岳を正面に
見ながら下っていくこととなり、甲斐駒好きの私としては、顔がほころびます。
太平山荘経由で北沢峠へ到着し、テント場へ戻る。この後は、沢沿いの道を散策
したり(岩魚がいた)、夜 南アルプス林道を満天の星を見ながら散歩したりして
過ごす。
18時に気温はちょうど0度となる。これは、この時期としては暖かいのかな?
翌日は5時15分に起床。5時50分に甲斐駒ヶ岳を目指してテント場を出発する。
この日は13時のバスに乗る予定のため、昨日ほどのんびりは出来ない。
仙水小屋を過ぎたあたりから山肌が朝日に照らされて赤く染まる。
仙水峠に到着すると、甲斐駒が大きく、反対側には早川尾根から鳳凰三山が
ひかえる。(地蔵岳のオベリスクもはっきり見える)
峠から道は一旦森林地帯に入り、駒津峰を目指しての急登となる。
駒津峰でルートは右に曲り、甲斐駒ヶ岳に取り付く。取り付いてすぐ、急な岩の
道となるが、久しぶりの岩登りで、喜々として山頂を目指す。
甲斐駒特有の花崗岩の真っ白い道に入って少し登ると、山頂に到着。
絶景!今まで見えなかった八ヶ岳、奥秩父の山々も見える。
富士山も裾のほうまで見えるようになった。
15分程山頂をあちこちぶらつき、下山開始。
駒津峰からは来た時とは別ルートとなる北沢峠へと真っ直ぐ向かう道を選択する。
昨日は甲斐駒ヶ岳へ向かって下っていくルートだったが、今日は仙丈ヶ岳へ
向かって下っていく。中央アルプスが思いのほか近く感じる。
双児山からは樹林帯に入り、標高差600メートル近くを北沢峠までいっきに
下っていく。
北沢峠に11時に到着できたため、テント撤収の後、長衛小屋でお昼ご飯を
食べることができた。スープカレー美味しかった。
今シーズン最後の北沢峠は天気に恵まれ、とても幸せな山歩きが出来ました。
youtaroさん、こんばんは。
ギリギリのタイミングで行かれましたね
北岳・間ノ岳は結構雪ありますが、甲斐駒・仙丈ヶ岳は
ほぼ無いですね。隣の山なのにこんなに違うのですね。
甲斐駒はこちらから登ったこと無いのですが、
こちらからも景色良いですね。
来年チャレンジです。
kankotoさん、こんばんは。
ほんとにギリギリセーフでした
雪もなく、穏やかな天候の中、山歩きを満喫
できました。
(9月に登った赤石岳の方が風があり寒かった)
登った充実感は黒戸尾根と思いますが、甲斐駒の
姿を楽しめるのは北沢峠からのルートと思います。
(駒津峰、双児山などの展望台もありますし)
北沢峠からの仙丈、甲斐駒は南アルプス独特の
樹林帯歩きが少なく(これがいいということも
ありますが。。。)ストレスなしです
来年は是非、チャレンジしてください。
中央アルプスもまだ登れそうですね。
それではまた。
youtaroさん、こんばんは。
今週あたりは天気崩れそうですので、ホント、ギリギリのタイミングですね。
それにしても、最近のyoutaroさん、すっかり
この山行も、とってもすばらしくて、もう羨まし〜です。
7日の
確かにそうですね。「登る!」の充実感は黒戸尾根からの登山でしょうが、甲斐駒の眺望を楽しめるのは、こちらの北沢峠からの登山ですね。
私もこのコースはとっても行きたいコースの一つです。
けっこうこのコースと同じように2日間で歩く方多いんですよね〜。 私も来年は必ずここ行ってきま〜す。
w-koboriさん、こんばんは。
kankotoさんのコメントにもありましたが
南アルプスの女王もいいですよ
また、このコースは南アルプスの中では標高差が
あまりないため、森林限界までが近く、北アルプスの
コースのようでもあると思います。
来年は是非、行って来てください。
「分県登山ガイド長野県」でもこのコースがそのまま
載っているメジャールートですが、晴れれば期待を
裏切りません!
それではまた。
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