葛城山〜城山〜発端丈山【伊豆三山】
- GPS
- 05:32
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 655m
- 下り
- 635m
コースタイム
- 山行
- 4:23
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 5:23
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
参道入口の駐車スペースは広いので、休日はこちらがおすすめ。 http://natukusa-fuyunami.way-nifty.com/top/2010/12/post-79fe.html 車利用で短時間で三座を歩くなら、大仁中央ICの西の泉正院から舗装車道を三座縦走路(ヤマレコの地名登録では林道峠広場)へ上がるのが良い。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
縦走路の背面登山口からパラグライダー基地まではほぼ直登、急斜面の連続。 常緑広葉樹が多く、落葉が積もっている所はないが、下りでは滑落に要注意。 葛城山頂から背面登山口へ下るならチェーンアイゼン装着がおすすめ。 私は終始灌木に掴まりながら下った。 |
写真
感想
『伊豆の国パノラマパーク』のRWは朝9時から運行開始なので、観光客が上がる前に葛城山へ登ろうと思い、夜開け頃に益山寺に着きました。
傾斜が急で狭い車道を上がった所に二台ほど停められ、知らなかったのですが、『無断駐車 厳禁』の表示がありました。
お寺に人がいるのかどうか、どの建物からも明かりは漏れていませんでした。
下山して、知らずに停めたことをお詫びをしようと思い、スタートしました。
ヤマプラには背面登山口⇔葛城山のルートは出ていませんが、どんな状況かは事前に調べていて、上りでは特に問題はありませんでした。
葛城山頂上一帯は公園のようになっており、獣害対策の電線を跨いで中に入りました。
登頂すれば山頂標識や三角点をまず最初に撮ることが多いのですが、碧テラスの水盤に映る逆さ富士を最初に撮りました。
風もほとんどなく、静寂に包まれた、優雅にして端麗な富士山でした。
7時40分でしたので、快晴ではあったものの、朝もやがまだ残っている感じでした。
まだ誰もいないRW山頂駅の北側の展望デッキから、かつらぎ茶寮〜富士見の足湯〜山頂展望台へと見て回り、百体地蔵尊〜ボードウォーク〜幸せの鐘〜最後は、さえずりの丘展望台へと周回しました。
葛城神社と下駄供養塚は、行きは南側、帰りは北側を歩きましたので、この二ヶ所は立入しませんでした。
”恋人の聖地”に象徴されるように、大勢の観光客に混ざって見て歩くには、男性の単独行には侘しいものがあるように思います。
まだ誰もいない快晴下で仰ぎ見る富士山は筆舌に尽くし難い絶景の極みでした。
前日の予報で、ヤマテンの富士山は朝6時以降はずっと晴れマーク、テンクラの葛城山の見晴予報は終日”とても良い”でしたので、目論見は大成功でした。
パラグライダーの飛行基地からは、葛城山からは桜の木の間から見えていた城山がよく見えました。
天城山も見えていましたが、逆光のうえ、靄が濃く掛かっていました。
城山へ行く途中で車道を横切りますが、そこに品川ナンバーの車が一台。
だが、車道⇔城山間では行き会いませんでしたが、戻って来た時には食事中でした。
車道入口にゲートがなかったかどうか聞くと、なかったとのことです。
城山の北側に泉正院という寺があり、こちらから上がられたようでした。
城山は西側は展望皆無ですが、東側は大きく開け、北西の富士山から南東の天城山までが見えました。
行くなら、夏場の木の葉が茂る時季より、すっかり落葉した今がいいと思います。
城山から益山寺分岐まで戻り、発端丈山までは歩きやすい縦走路でした。
発端丈山直下の斜面にはロープが張られていましたが、行きも帰りも使いませんでした。
葛城山では雲が掛かっていた南アルプスの白根三山はかなり明瞭に見えていました。
富士山は言わずもがな、時間的にもちょうどいい時間に眺められました。
毎日富士山を眺めながら過ごされる地元民と違い、山に登り、富士山が見えると嬉しくなります。
崇高にして端麗な富士山は日本人の心の拠り所だと思います。
帰路、御殿場付近から見上げる富士山は圧倒的な存在感ながら、威圧感を感じさせるものはなく、時空を超えた絶対的な神の領域であるかのようにさえ感じました。
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