記録ID: 508650
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ハイキング
六甲・摩耶・有馬
リハビリ in 加藤文太郎の愛した高取山!
2014年09月14日(日) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 2.9km
- 登り
- 326m
- 下り
- 319m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
10日前に 子供たちと「かくれんぼ」していて、滑ってどっかーん…机の角で肋骨を強打…診断の結果。一本折れて、一本ヒビ??? あわわ。 咳やくしゃみをしようものなら、飛び上がるほどの激痛が…はぁ…3連休の楽しみだった北アルプスのお山さん…パァーに(*_*; 先週の土日は、寝ても痛くて、内臓までチクチクと 疼痛がぁ・・・ 今週の3連休も家で療養かぁ。昨日も家でじぃーっと寝てました。 本日も家で療養中…ふと、加藤文太郎の「単独行」やら記念館に行った時の資料などを見ていたら…むらむらむら。 新田次郎さん著「孤高の人」の出だし…「高取山」に行きたくて行きたくて…行ってしまおう(笑) 「雪がちらついているのに意外なほど遠くがよく見えた。厚い雪雲の下面と神 戸市との間の空気層の間隙の先に淡路島が見えた。雪雲の底の平面は、鉛色をし た海と平行したまま遠のいて行って、水平線との間に、くっきりと一条、青空を 残して終わっていた。」 孤高の人より 加藤文太郎氏は、色々と考えることや悩み事などがあれば、この高取山に登っていたそうです。私も少年時代は、このお山が「遊び場」でした。 痛みもそろそろ少なくなってきたし、高取山(標高328m)のピクニックくらい、ゆっくりゆっくり亀の歩みで、何とかなるでしょう。 高取山は、別名(摂津富士)とも呼ばれています。そう!富士山なのです(笑) リハビリを兼ねて、このお山から再スタートです。 登頂できるかどうかは難しいと思いましたが、山道に入りますと 不思議と 痛みが少なくなりました(^_-)-☆。 本日は空気が澄み渡り、大峰山脈の主峰(弥山・八経ヶ岳)がうっすらと見えており最高の登山日和でした。 また、大阪の日本一高いビル アベノハルカス も 肉眼ではっきりと見えました。 加藤文太郎氏が よく登られた山、高取山で、しばらくボケーっとしていました。 でも、気が付けば・・・血が騒いで 少年時代に崖登りして遊んでいたバリエーションルートを下山路にしていました。 ゆっくりゆっくり慎重に。まるでアルプスの岩稜を 思い浮かべながら・・・ ほんのちょっぴり悔しいけれど・・・(´・ω・`) 短い時間でしたが、お山を楽しむ事が できました。 |
その他周辺情報 | 高取山の北の中腹に 日帰り温泉施設があります。 山中には、茶店が数件営業しています。 トイレ有。上水道有。 |
写真
新田次郎さんと加藤文太郎氏は、厳冬の富士山で実際に出会っているのです。午後3時過ぎ、5.5合目の小屋で…文太郎は、薄笑い(照れ隠し)をしながら、甘納豆をつまんで、そんな時間から氷の山頂へ向かったのです。口数は少なかったそうですが、アイスバーンをササっと登って 消えてしまったそうです。あの長いピッケルと思い鉄のアイゼンで・・・。
中学生だった頃、登山部で この階段を 砂の入ったキスリング背負って何十回も往復しました。 走馬灯のように…大昔の思い出が…
(現在は、この辺りでのトレーニングは禁止になっております)
(現在は、この辺りでのトレーニングは禁止になっております)
あれが、小学校3・4年生で夢中になった滝と上のゴルジュ?とそれに続く ロッククライミング本チャンルートです。
おっさんになっても 同じ事 やってますねー(笑)
でも、ここが私の沢登りやロッククライミングのルーツです。
おっさんになっても 同じ事 やってますねー(笑)
でも、ここが私の沢登りやロッククライミングのルーツです。
装備
備考 | 虫よけスプレー等 藪蚊の集団に襲われました。服の上から吸血しますっ(*_*; |
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感想
ケガをして北アルプスには 行くことはできなかったですが
のんびーりと 加藤文太郎氏が愛した高取山に 登れたので○とします(^^♪
本当に久しぶりでした。六甲全縦走では、通過地点ですから・・・
自分の少年時代(小学校3.4年生まで)は、ここで初日の出を迎え、ここで大晦日の夕陽を見ている子供でした。雨の日も雪の日も 暑い夏もここの崖でよく遊び、防空壕も残っていましたし格好の冒険秘密基地でした。バリエーションって言葉は知らなかった当時ですが、秘密の道を見つけては喜んでいた時分。
小さな沢の滝や小さなゴルジュが 修行場?だったのです。
一体何の修行してたんでしょうね(笑)
沢登りとかロッククライミングに雪山…全てこの高取山が「基本」を教えてくれたように思います。
子供の時も今も 規模は違えど 同じことして 遊んでいる自分に 何か笑えてしまった一日でした。
それにしても 厳冬期の富士山を天狗さんのように 走り抜ける文太郎氏とは・・・
2014/1/1 今年のお正月の富士山の様子…必死に動画を撮りましたが…。コレ、走れませーん(*_*;
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コメント
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ダメだよ。無茶しちゃ。
今は、じっと我慢じゃ。
また、はじけることが出来るようになるさ。
さらっさらに舞うザラメ雪?
目もまわしちゃいそうになりました。◎_◎
いやいや、野生化するためには 骨の一本や二本どーってこと・・・ ありますぅ(笑)
あっ、naminoriさん レコ完成 楽しみでーす(ちょっぴり うらやましいかな。いや、かなりでしょ?爆)
でも、久しぶりの高取山少年期バリエーションルートで ちょっとだけストレス発散できました(^^)/
おおっ!加藤文太郎さまの、お写真が・・
もったいなくも日記で文太郎さまの事書いてしまいました。
神戸市民として、山に魅入られたものとして忘れてはいけない人
ご自愛なすってjyunntarouさま足腰たたなくまるまで山を駆けましょう
masaike55さん。おはようございます。コメントもありがとうございました。
日記読ませて 頂きました。文太郎氏は、寡黙で次々に偉業を成し遂げられた「神」の領域の方ですね。厳冬の北アで単独10日間…現在のツールを使っても絶対に無理ですね。アルコールランプとコッヘルに油紙…鉄製の重いアイゼンに長いスキー板とピッケル…。
でも、文太郎氏の六甲始め、低山をくまなく歩き続けて地図に赤線を引いていく地道な努力があってこその偉業だと思っております。
masaike55さんの屏風川のレコ、とても参考になりました。ぜひとも訪れたい秘境です。
jyunntarouさん、こんにちは。
「加藤文太郎」「植村直己」、両名とも兵庫県輩出ですね。
えっ、「俺もって?」いやいや、かくれんぼで骨折してしまうようでは・・、まだまだですなぁ・・。
おはようございますDCTさん(^^)/
いやいや、両巨頭(加藤氏 植村氏)共に かくれんぼで 骨折する偉業は達成されておりません(どや!)・・・って悲しい話ですっ(笑)
教室は ある意味北鎌尾根より 厳しいッス(爆) DCTさん、二日連荘 よき山旅でしたね
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