桜平から硫黄岳・赤岳 ◇硫黄岳山頂にカモシカ出現!◇
- GPS
- 11:22
- 距離
- 20.0km
- 登り
- 1,504m
- 下り
- 1,886m
コースタイム
- 山行
- 8:20
- 休憩
- 3:01
- 合計
- 11:21
天候 | 晴れのち雲の中 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<駐車場> 美濃戸口に駐車場(1日500円)ありますが、この日は4:30で既に満車でした。 <水場> オーレン小屋と行者小屋に水場あり。 稜線上にはなし。 <トイレ> ・各小屋にあります(おおむね100円)。 <コース状況> ●桜平〜硫黄岳 夏沢鉱泉までは車道を歩きます。 その先硫黄岳までは整備され歩きやすい道です。 ●硫黄岳〜赤岳 台座の頭までは歩きやすい道。 その先、奥ノ院までは鎖場・梯子あり、慎重に。 この日は渋滞し、コースタイムの3倍かかりました。 三叉峰〜地蔵の頭までも所々に鎖場あり、見た目より時間を取られます。 ラストの赤岳までの登りも鎖場ありますが、三点支持で鎖に頼らなくても 何とか登れます。 ●赤岳〜文三郎尾根〜行者小屋〜美濃戸口 分岐点までは鎖場と岩場が続きますので、スリップ注意。 文三郎尾根は階段の連続ですが、良く整備されています。 行者小屋から先は緩やかになりますが、石交じりの道で下りはそこそこ疲れます。 美濃戸から先はほぼ未舗装の車道歩きとなります。 |
写真
感想
4ヶ月ぶりの山行は八ヶ岳へ。
特に目指すは赤岳でしたが、この好天予報の3連休は美濃戸まで車で入れそうもなく、
考えたのは、その手前の美濃戸口で車を置き、タクシーで桜平に向かうという方法でした。
それでも予想を上回る入山者があり、美濃戸口までの道を間違え遅れたことも原因でしたが、
5時前には満車どころか、路肩駐車も既に多数!
我々も仕方なく数分戻った路肩スペースに駐車。
タクシー待合わせ時間に遅れた分、2,000円ほど上乗せされたタクシー代を払い、
登山口の桜平を予定より30分遅れてスタートしました。
今回の山行は、2年前の天狗岳行で数十年振りに登山に目覚めたサークルの後輩Fが同行。
今コースは標準タイムで9時間を超えるので、7時間が限度というFは、
体調によって硫黄岳より赤岳鉱泉へ下りるか
横岳を越え地蔵尾根を下るということで同行。
はじめのピークの硫黄岳までは何とか無事に到着しました。
この山頂で天狗岳方面の写真を撮っていると、背後からカミさんの呼ぶ声が。
振返ると数人のハイカーと1匹の動物が一緒に並んで記念撮影していました。
はじめはてっきり大きな犬を連れた人が一緒に撮影しているのかと思いきや、
よく見ると、あの天然記念物のニホンカモシカではないですか!
あわててそちらに近づき撮影しようとしたら、多く集まりすぎたハイカーに
ビックリしたのか、急に動き出しました。
北側の山腹にカモシカが移動すると、そこにはもう1頭のカモシカがいました。
つがいだったのですね。
この騒動に我々もテンションが上がり、Fも赤岳を目指すことにしました。
台座の頭から先は鎖場とハシゴの道で、北上してくるハイカーとの順番待ちで、
横岳奥ノ院のピークまで1時間近くかかってしまいました。
おまけにガスも湧き出し、一気にテンションダウン!
最終ピークの赤岳はただ踏むだけになりそうです。
Fも台座の頭までのダラダラとした登りが堪えたようで、
地蔵尾根で先に下りて行者小屋で待っていると言いだしましたが、
赤岳まではあと40分です。
赤岳山頂で待っているからとゆっくり登ってこい、と伝え、
先に山頂で待っていました。
そうすると思ったより早くFが山頂に到着。
どうやらダラダラした登りより、鎖場やガレ場を登る方が好きなようです。
激混みの赤岳山頂でランチを摂りながら晴れるのを待っていましたが、
その気配もなかったので仕方なく下りることに。
膝が鍛えられる文三郎尾根を行者小屋まで下りると、今まで雲に隠れていた赤岳から横岳の稜線が再び現れ、
うらめしい視線を送りながらここから2時間30分の長い下山道を美濃戸口へと足を進めました。
美濃戸口への最後の登り返しに喘ぎながらFも無事完歩!
かなり疲れたと思いますが、達成感があったのではないでしょうか?
Akaneko さん
八ヶ岳お疲れ様でした。
霜が舞い降りたり、澄んだ展望に
9月に入って一気に秋が進んだ感じですね。
人の多い山頂にカモシカ君、大サービスですね
天気が冴えなかった8月の反動でこの連休は
ここも大賑わいな感じですね
kankotoさん、こんばんは。
八ヶ岳山麓名物の虫たちも鳴りをひそめ、
これも秋が進んでいる感じです。
稜線でも草紅葉を楽しむことができましたし。
でも今回は何と言っても硫黄山頂でのカモシカ君との遭遇ですね。
初めは2ショット写真にも気軽に応じていたようで
その様子にビックリでした。
この3連休は久々の好天予報で、想像以上の人出で、
早朝の美濃戸口の賑い方は尋常ではありませんでした。
やはり八ヶ岳は人気のエリアですね
Akaneko さま♪
凄いですね、桜平から美濃戸口まで歩いてしまったのですね。
硫黄岳、横岳、赤岳、文三郎尾根、いがいと行者小屋からも変な
道が有りますね、あそこ苦手です。
皆様のパワーにびっくり♪
カモシカ君賑やかな硫黄岳山頂に来てしまいちょっと困って
いたみたい。 minnie
minnieさん、こんばんは。
そちらこそ鳳凰、お疲れさまでした。
主稜線の尾根歩きは鎖場あったりと変化に富んだ楽しい道でもありますが、
行者から先の道は確かに疲れました。
山頂のカモシカ君は初めはおとなしく写真撮影にも応じていたようですが、
最後は囲まれてしまって、パニくったようです。
でも人慣れしているカモシカを今回初めて見ました。
カモシカを見たくて硫黄岳へ、この後山頂に着いたものですが。。残念。もっと早く登り始めていれば会えたかもしれなかったんですね・・
mount0315さん、こんばんは。
コメ、ありがとうございます。
レコ拝見しました。
本当にあと1時間早ければ、でしたね。
我々はカモシカを特に意識していなかったのですが、
まさか山頂で遭遇するとは、本当にびっくりしました。
それも人慣れしているようで、つがいでした。
山腹では最近よく見かけるのですが、山頂では初めてでした。
八ヶ岳ではニホンカモシカはよく出没するので、
いつでもチャンスはあると思いますよ。
次回の山行で会えるといいですね。
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