白馬連峰縦走 不帰ノ嶮 (栂池→八方)
- GPS
- 51:12
- 距離
- 25.3km
- 登り
- 2,321m
- 下り
- 2,308m
コースタイム
栂池自然園駅(11:00)・・・(12:15)天狗原(12:30)・・・白馬乗鞍岳(13:40)・・・白馬大池山荘(14:10)
【9/13(土)】
白馬大池山荘(07:20)・・・(09:20)小蓮華山(09:25)・・・(10:10)三国境(10:15)・・・(11:05)白馬岳(11:10)・・・(11:25)白馬山荘(11:50)・・・村営頂上宿舎(12:05)・・・(13:25)杓子岳(13:30)・・・鑓ヶ岳(14:30)・・・鑓温泉分岐(14:50)・・・天狗平(15:15)
【9/14(日)】
天狗平(06:00)・・・(06:20)天狗の頭・・・(06:55)天狗の大下り(07:05)・・・不帰キレット(07:40)・・・(08:15)不帰一峰(08:20)・・・(09:10)不帰二北峰(09:15)・・・不帰二南峰(09:40)・・・(10:40)唐松岳(10:50)・・・(11:10)唐松岳頂上山荘(11:20)・・・(12:00)丸山(12:05)・・・(13:00)第三ケルン(13:05)・・・八方池山(13:20)・・・八方池山荘(14:05)
天候 | 9/12(金)曇り時々晴れ間 9/13(土)晴れのちガス時々晴れ間のち雨(みぞれ?) 9/14(日)晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
【駐車場】八方第5駐車場、広い、50台は停められるかな。無料、トイレあり。 八方バスターミナルまで歩いて3分。(ちなみに第2駐車場はバスターミナルの目の前。) 【八方→栂池】9/12 9:30八方バスターミナル→9:50栂池高原。@520円 【栂池ゴンドラ・ロープウェイ】@1,920円+330円(15kg以上荷物料)=2,250円 【八方リフト・ゴンドラ】@1,550円+440円(15kg以上荷物料)=1,990円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【テン場】 ・白馬大池山荘:700円/人。水@無料(池の水を消毒、そのまま飲用した)。トイレ、ペーパー有り。 ・天狗山荘:1,000円/人。水@無料(雪田の融水、そのまま飲用した)。トイレ、ペーパー有り。 【ルート】 ・天狗の大下り〜唐松岳は破線ルート。 ・不帰二北峰は時間的にちょうど登り下りが交錯し、交互通行で待ち時間発生。 |
その他周辺情報 | 【温泉】ぽかぽかランド美麻@600円。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
予備電池
ガイド地図
コンパス
笛
ライター
ナイフ
保険証
飲料(1.5L(0.5L消費)/日)
ティッシュ
バンドエイド
タオル
携帯電話
雨具
防寒着
スパッツ
手袋
ストック
ビニール袋
替え衣類
シュラフ
ザックカバー
クマよけ鈴
食器
水筒
時計
日焼け止め
非常食
テント
テントマット
ランタン・マントル
コンロ
ガスカートリッジ
コッヘル(鍋)
ローソク
ラジオ
カメラ
ポリタンク
|
---|---|
備考 | 【服装】登り:(上着)ドライアンダー+半袖シャツ+アームカバー。(下)CWX+短パン。 下り:(上着)登り+レインウェア。(下)同登り。 夜:(上着)登り+フリース+ダウン。(下)登り+長ズボン。 テント内:シュラフ#3+保冷バック(足)+エマージェンシーシート。 フライシート凍る。テント内に干した濡れ物乾かず。 ※シュラフカバー、ニット帽、ニット手袋の必要性を感じた。 |
感想
今夏シーズンは週末のたびに天気が悪く、初テン泊。
9/12(金)
ゴンドラ・ロープウェイでちょっとラクして、栂池自然園からスタート。
北アルプスの登山道はよく整備されていて、足に優しく歩きやすいね。
天狗原の湿原は草紅葉が始まっていてイイ感じ。
ゴロゴロとした岩の道を登りきると、とても広い白馬乗鞍岳山頂。
大きなケルンの横に山頂標識、遠くに白馬岳が見える。
ほどなく白馬大池に、池の畔には花がまだまだ咲いていた。
白馬大池山荘のテン場は、下地が土でフラット、快適そのもの。
9/13(土)
今日は稜線を辿って三山縦走。
朝は晴れていたが、小蓮華山に着く頃にはガスが湧き長野側は展望利かない。一方、新潟・富山側はスッキリと日本海まで見渡せる。
三国境から延びる雪倉・朝日への稜線も魅力的。
白馬岳では「強力伝」に触れる。
白馬山荘のレストラン スカイプラザ白馬はクラシックが流れる落ち着いた処。ゆっくりしたいけど、今日の行程のまだ半分なので昼飯食べて、先を急ぐ。
白馬頂上宿舎のテン場を覗くと12時で満たん。
ここから先は人が減って静かになった。
杓子岳の山頂手前のガレ場は今回で唯一嫌な道だった。
杓子も鑓もガスで展望なく、スルー。
天狗山荘の手前からみぞれのような冷たい雨に降られ、雨の中テント設営。濡れ物は干しても朝まで乾くことはなかった。
夜は冷え込み、エマージェンシーシートをシュラフの上に掛けて寒さを凌いだ。
9/14(日)
4時起床、星がキレイだ、よく晴れている。
今日はメインイベント、飯をしっかり食べ、テント撤収。
久々の山の上のご来光が、心に染み入る。
フライシートがパリパリに凍り、少し重くなったザックを背負い、出発。
雲海の彼方には八ヶ岳と富士山、神々しい世界。
天狗の頭からは剱・立山・槍・穂高と見渡せる。とてもイイ天気だ!
不帰ノ嶮は登り下りの交差のピークが核心部の2北峰とちょうど重なった。
先頭の方が的確にテキパキとやり取りしてくれたおかげでスムーズに交差できた。感謝。
2峰、3峰と登り返しに息も絶え絶えに歩を進めると、人で賑やかな唐松岳に到着。この時間になるとガスが湧き展望はなし。
あとは八方池山荘のリフトまで下るのみ、がんばれえ。
膝が限界に達したところでゴール。
リフト・ゴンドラが本当にありがたかった。
総じて、天気に恵まれた事と、自分の脚力にマッチした行程により、満足できる山行だったといえる。
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