大山剣ヶ峰 (自己責任コース)
- GPS
- 08:10
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 971m
- 下り
- 971m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前提 通行禁止です 天狗ヶ峰手前の崩壊は、天狗〜剣ヶ峰よりもオソロシイ 登りは良いが下りはグリップの効かせどころがない 砂すべりルートは危険と言うより、そもそも崩壊地の中を歩くコース |
その他周辺情報 | 宿泊した吉野旅館向かいの宮本旅館の蕎麦は、私の好みです |
写真
感想
ずっと以前から大山最高峰は登りたかったのですが、年々崩壊が進み、私の体力とバランス感覚も年々衰えてきます。毎年崩壊や遭難の情報は調べていましたが、今年は安定しているようにも見えます。自己責任とはいえ他人様に迷惑はかけられないので、天候の安定した日を狙いました。避難小屋に泊まりたかったのですが、道具を東京に置いて来てしまい、旅館宿泊の日帰りです 。
前日に大神山神社の登山口を確認(これは正解だった)、真っ暗な参道をヘッドランプで出発です。下宝珠越あたりで明るくなり、北壁や三鈷峰の不気味な姿が迫ります。朝一番の苦しい登りからユートピアの稜線に出ると、眼前に日本海が広がります。行く手には天狗ヶ峰や剣ヶ峰が屹立しています。小屋の宿泊客は剣ヶ峰には向かわない様で、本日一番手の露払いでした。
事前に聞いていた通り、天狗ヶ峰の手前が崩壊していました。靴幅の尾根を4歩、その先がザレた斜面で、行きはよいのですが帰りは斜面を降りた勢いをその尾根で受ける、という感じになります。帰りの降り方を想定しながら痩せ尾根を登り、天狗ヶ峰到着、槍ヶ峰から誰かやってきます。後で山頂で一緒になりましたが、毎週の様に登っておられるとのこと、地下足袋にヘルメットと手練れ者の様です。
慎重に一歩一歩歩いて山頂到着、天気も良く、風も爽やか、瀬戸内海(PS:これは見間違い)や隠岐の島も眺められました。360度の展望を堪能、思い残すことはありません(でも生きて帰るんだよ)。帰り道はより慎重に歩き、あまりの緊張に避難小屋で休憩したとき太ももが攣ってしまいました。
砂すべりは通行禁止です。そもそもガレ沢を下るので、私は時間が早かったので誰もいませんでしたが、前後に人がいたらどうするんでしょう。崩れてきたら逃げ場もないし、気持ちの良いコースではありません。
今回は天候に恵まれ素晴らしいコースを何とか歩けましたが、再び来ることはないと思います。生命保険+レスキュー保険、隠してあるエロ本とか処分して(私にはありません:キッパリ )身辺整理をしてから行きましょう。
同日に夏山登山道を弥山まで行きました。剣が峰まで行かれたんですね。すごい!数日前に三鈷峰まで行き、調子に乗って砂すべりを息子と二人で降りましたが、途中で3メートルほど落下し、コッヘルがぺしゃんこにつぶれて犠牲になってくれました。天気が悪かったら怖いでしょうね。お疲れ様でした。
okadamさん こんにちは
コメントありがとうございます。
あの日は遠くまで見えてとても良かったですね
剣ヶ峰は、すごいと言うか運だのみです。状態が悪かったら引き返すつもりでないととても行けません。
親子登山もいいですね。うちの息子どもは皆好きなことをやっていて、オヤジの趣味には付き合ってくれません
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