金岳〜粟野山 & 戸蓋山


- GPS
- 06:35
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 815m
- 下り
- 798m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
林道はすぐ先にゲートがあり、ゲートの奥は大きな落石があり、車両がゲートを開けて入る事はない。 戸蓋山は民家の敷地に停めさせていただいた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
金岳は多くのレコが上がっているので省略。 ロープは下りで降りられない所で使うつもりで持って行ったが、使用せず。 金岳p1への途中で、ヘルメットとチェーンアイゼンを装着。 ヘルメットは粟野峠で取り、チェーンアイゼンは粟野山から粟野峠へ戻るまで装着。 戸蓋山は、地形図の南側の等高線が密になっている所は北側も急峻で、非常に細いやせ尾根であり、まともには立って歩けなかった。 ここ以外は危険個所もルート不明瞭もなし(私感)。 |
写真
感想
『分県登山ガイド・埼玉県の山』の山を目指すうえで、金岳がネックとなっていた。
ハーネスやスリングは一度も使ったことがなく、表妙義の稜線を4回縦走した時もセレフビレイを取ることなく、鎖にぶら下がるだけだった。
金岳に関してはガイドツアーがあるようだが、危険な山だけにガイド料金は安くはないと思う。
更に、私の場合は年齢で拒否される可能性が高く、北鎌尾根や北方稜線の経験があると言っても、それは若い時の話である。
許諾されたとしても、当日は天候不良かも知れないし、あちこちに体調不良を抱え、ツアーの足を引っ張ることは避けられないと思う。
秩父の低山はまだ雪はないはずなので、無理はせず、行ける範囲で行くことにした。
P1は気付かずに通り過ぎ、P2は正面からは確実なスタンス&ホールドがなく、右側から灌木に掴まって這い上がった。
頂上は思いのほか、好展望だった。
P2の北側へ降りるのも急だったが、立木に掴まりながら降りた。
降りた鞍部からP3側にはとても登れそうにないピナクルがあり、2連のフィックスロープに掴まって後ろ向きで絶壁の基部まで下る。
P3を北側から上がろうかと思い、ずっと絶壁基部をトラバースしていたら、フィックスロープのないルンゼがあり、ここを上がればP3の北側へ行けるのかも知れないと思ったが、掴まる灌木がなく、上りではロープも使えず、ルンゼを上がるのは諦めた。
稜線の東側をトラバースしてやっと上がれた稜線はP4とP5の間だった。
P4側にピナクルがあり、その左側は急斜面だが踏み跡があるように見て取れた。
北側は左前方にP5が見えていたが、その地点から右下には多くの目印(色違いのピンテなど)が連続しており、それに従って辿り着いたのはP5の北側だった。
粟野峠にヘルメットとザックをデポし、チェーンアイゼンは付けたままで粟野山までピストンした。
粟野山からの展望はないと思っていたが、両神山や二子山が樹木に遮られることなく眺められた。
阿熊観光トイレから粟野峠への上りでは迷うことはなさそうだが、下りでは新井集落内で道が分からなくなり、民家の庭でタイヤ交換していた女性に聞いたら、作業を中断して少し坂道の上まで一緒に来て下さり、「この先を右に、さらに次の分岐も右に」と懇切丁寧に説明して下さった。
戸蓋山はグーグルアースで見ていた民家の空き地に停めた。
地主の了解を得ようと、玄関先で声を掛けたが不在だった。
戸蓋峠直下まではジグザグの植林帯で、直下から峠までは灌木の落葉が積もっていた。
峠付近はとても広いが、戸蓋山への途中で両側が切れ落ちた幅15〜30僂里笋使根で、転落すれば生還しそうにない険悪な細尾根だった。
行きは尾根の右側に降りて両手で尾根の石に掴まって横移動し、帰りは尾根上に膝をつき、四つん這いで最徐行した。
1.5m程度の短い区間だったから良かったものの、長い区間だったら撤退せざるを得なかった。
戸蓋山は登る人が非常に少ないのか、山頂以外に現在地を表示したものは何もなかった。
下山した時、車を停めた土地の家主がいらしたので、了解を得られないまま停めたことを詫びた。
ここに停めるなら、草地に水切り用の鋳鉄製の鉄板がある所より奥に停めて欲しいとのことだった。
県道279号の今神BSも広くなっているが、無断での路駐はバスの運行に支障が出るかも知れない。
帰路、両神温泉『薬師の湯』は平日にもかかわらず、多くの車が停まっていた。
私はコルセットの脱着が面倒なので、時間はたっぷりあったが温泉には入らなかった。
朝食以外に飲食したのはおにぎりと菓子パンを各一個、水は約700mlだった。
山行時も在宅時も日中はだいたいこんなもの。
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